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人の間の、引力の虹【その2】



「ウリヤンド。お前からみて、“奴”をどう評価する?」


 意識が過去に向かっていたウリヤンドを、隊長の真面目な声が呼び戻した。そぞろに眺めていた書面から顔を上げて、彼はいつになく真面目な表情の隊長を見遣る。


「奴とは誰のことですか?」

「エイワーズだ」


 告げられた名は、ある意味ウリヤンドの予想の範囲ではあった。今回の事件を経て、最も変化があったのは、第三班長エイワーズであった。

 彼が前線で負傷した後、傷痍復帰兵として第25隊に赴任したのは6年前。イース達と同じく士官学校出の彼は、軍団派遣の守備隊兵としては十二分な能力を発揮しつつ、2回の異動期を希望して居残ってきた。

 彼自身も前線の軍団兵であるよりは守備隊兵としての自分を好んでいるようだが、軍団所属兵である以上異動は避けられない。そろそろ第25隊を離れなくてはならない時期だ。それは彼自身も覚悟していたことであろう。

 だが、今回の事件において、彼は軍団兵としての自信を大きく喪失していた。一隊を任されながら、対処を誤った。何故フェフ副長を手元から放したのか。組ませる相手を何故もう少し考慮しなかったのか。何故見失った副長を、ああなる前に確保できなかったのか。

 自分の指揮がもたらした結果を、エイワーズは誰よりも悔やんでいた。


「……経歴も確かな軍団兵に向かって、地元兵ごときがおこがましいかも知れませんが……エイワーズ班長は“平時”の人です。イース班長やラーグ班長のようなとっさの判断力とも、ティールやハーガルのような洞察に富んだ行動力とも、フェフ副長のような素直な応用力とも縁遠い。“戦時の指揮官”向きの人材ではないのでしょうね。その代わりに、平時の指導力や対応力には大層優れています。今回の処置は当然としても、第25隊所長として、失うには惜しい人材だと思っていますよ」

「お前の観察眼も“平時”向きじゃねえな。だが、そこがいい。それがお前さんの強みだ。

 そうさな……エイワーズの人事処遇はとりあえず保留しておけ。近いうちに奴自身が結論を出すだろう――その時の準備をしておけ」

「わかりました。“所属替え”の手続きは、私もケーン事務官も初めてじゃありませんので、支障ないでしょう」

「おいおい、俺はそこまで言っちゃいねえよ、勝手に結論づけるな」

「言っていないだけで、考えていることは同じでしょうに」



 フェフ副長負傷の責任をとる、という形で、エイワーズ班長は現在一時的に班長職を解かれている。班長代理としてティールが第三班に異動し、エイワーズは町の詰め所でストライフ兵営長の補佐に専念している。

 重傷ではないものの満身創痍で救出されたフェフ副長に、エイワーズは慚愧(ざんき)の念も露わに落ち込んだ。そして事態が落ち着くや否や、自ら隊長に降格を申し出たのだった。


「班長を辞めたからといって、フェフの傷が治るわけじゃねえ。何の意図があって降格したい? 自戒か? 自己満足か?」


 追い詰められたかのような硬い表情のエイワーズに、隊長は容赦なかった。安易な逃げを許さない、強固な瞳に打ち据えられる。


「……逃げであることは、わたしが一番分かっています。しかし、どこかでけじめを付けたいのです。お願いです、わたしに時間を下さい」

「お前が犯す過ちは、そうやって逃げることだ。なあ、エイワーズ。お前は無能なわけじゃねえ、仮にも軍団では部下を率いた経験だってあったんだ。その結果から逃げた先がここ(・・)で、そこからも逃げるつもりか?」


 容赦ない隊長の台詞に、エイワーズの古傷が抉られる。彼は7年前、西方戦線での哨戒任務中に部下と共に待ち伏せに遭い、配下の半数を失い自らも大怪我を負って前線を退いた。傷痍復帰の際に守備隊を希望したのは、再び部下を率いて命のやり取りをすることへの怖れがあったからだ。再び前線に戻る自信の持てないままに迎えたこの時期に、同じく自分の采配によって仲間を負傷させてしまったことに、彼は誰よりも傷つき悄然としていた。


「エイワーズ。軍団兵は好むと好まざると、『他人の生命』を左右する立場の者だ。自分の行動一つで、誰かの生命が影響を受ける。その覚悟がない者は、軍団兵である資格はねえ。

 ――よく考えろ。自分が望み得たいものがなんであるかを、な?

 皆、そうやって進む道を決めてきた。お前はフェフとも、イース達とも、ティール達とも、また違う。同じである必要はねえんだよ。一度選んだ道だけが進むべき道という訳じゃねえ。人間はな、間違えて振り返ることを許されるんだよ」


 そんな言葉と共に、隊長はエイワーズの望みを受けて、当面――軍本部からの異動辞令の提示があるまで、もしくは冬至(ユール)までの期間で、彼の班長職を解いた。その対応にフェフが一番動揺していたが、悔恨と安堵感を前面に押し出して力なく笑い謝るエイワーズの姿に、フェフを始めとする隊の皆は何もいうことなく、その処置を受け入れたのだった。



「エイワーズ班長は、第25隊に残ることを望むと思いますよ。彼は前線に立ち、他人を差配するには心が優しすぎます。だからといって、いたずらに命を散らすなど勿体ない。許可していただけるならば、兵営長代理の権限でさっさと『軍団兵から地元兵への転属』手続きを進めさせていただきますよ?」

「お前さんも、意外と“地元兵”らしくない奴だよなぁ……」

「残念ながら『名家』なんてところに生まれついた人間なんて、皆こんなものですよ。他人を冷静かつ冷酷に見極め、その才覚を測り、他人を意のままに動かすように育てられるのですから。強い態度でなくとも、人は動かせます。私が『人当たりの良さ』を褒められることは、私の最大の武器を評価して貰っていることですからね」


 いつものように柔和な表情を浮かべながら紡ぐ言葉は、醸し出す雰囲気とは裏腹に重く厳しい。貴族とはまた異なった意味で、古くから土地に根を張り人々を背負ってきた者達に連なる者として、ウリヤンドもまたその覚悟を持つ者であった。


「それに……隊長は先ほど“地元兵”らしくない、とおっしゃいましたが、それは心外です。

 『守備隊』は守りの部隊。『地元兵』はその大地に帰属し支える兵。私達第25隊は、皆ここアラグレンの、ひいてはオガムの大地を守り支える者達です。私に言わせれば、派遣される軍団兵は我らの“武器”に過ぎませんよ」

「はっ、言うじゃねえか、面白れえ。なるほど、オガムの地元兵には必ずその土地の名家出身者が名を連ねる訳だ」

「そういうことですよ。オガム併合時からの伝統です。ルーニック国上層部はそれを受け入れたのですから、今更苦情は聞きませんよ」

「……そうだな。その仕組みを推し進めた奴は、めっぽう性格が悪くてひねくれた奴だからなぁ……本望だろうさ」


 話の内容はどこか物騒ではあったが、隊長は満足げな表情で笑った。ウリヤンドも穏やかに笑みを返す。

 ここはオガムの地だ。ルーニック国への帰属意識は当然あるが、それ以上に父祖から受け継ぐ思いを繋ぐこの土地(オガム)に生きる人間としての帰属意識は高い。国の施政者達もそれを認め、共に人間が作り上げてゆくこの国(ルーニック)の一員として、歩みを同じくする者として、手を携えて未来へと橋渡してゆくのだ。

 思惑よりも先に架かる、人と人との絆の橋。一つ、また一つと色を重ねるように、引かれ合う二つの大地とそこに生きる人々の絆を結び、証しを照らす、天空にきらめく雨上がりの引力の虹。ひとときは消えても再び現れる、果てのないその橋のふもとに自分たちは立つのだ。


「ともかく。私は第25隊所長、今は兵営長代理として“戦力”の大幅な減少は避けたいところですからね。エイワーズは所長や兵営長にもなり得る人材です。第一、隊員の処遇で不始末をしでかしたらケーン事務官が怖いですし、ソーン補佐官さんにも何と言われるやら。いいですか、隊長? 隊の安定のためにも、私の邪魔はしないで下さいね」

「邪魔はしねえから、俺の仕事もなくしてくれや」

「貴方は“隊長”なんです! 貴方が一番働かなくてどうするんですか!」


 見た目以上に芯の強かったウリヤンド所長は、予想外に“ソーン補佐官さんの代わり”まで務められるようだ、と、ときおり隊長執務室から響く所長の毅然とした大声を、兵営の皆は感慨深く聞きながら日常を送る。

 還元の火祭り(サムハイン)を目前に控えた変容の季節、補佐官さんの居ない冬が訪れる。



* * * 



 フェフが眠れない夜を迎えるのは珍しいことではない。心にかかることがあると、夜の静寂(しじま)に包まれたくなる。昔から暗闇は怖くなかった。誰もいない空間に一人いる方が安心できた。

 その夜もフェフは寝付けないまま深夜を過ぎ、やがて諦めて寝台から抜け出した。二階の居住区にある副長待遇の一人部屋から静かに出でて、一階に降りる。普段、団欒を過ごす食堂は静かに冷えて、シンとした静寂に包まれていた。わずかに火の温もりが残る暖炉の前に座り込み、フェフはじっと膝を抱えた。


『私のようになってはいけない』


 ソーン補佐官さんがフェフに告げた、血を吐くようなその願い。今のフェフがそう(・・)でないというのなら――補佐官さんは一体()だというのだろう。

 目の前で行使された、自分と同じ異能の力。明らかに自分たち【ドルヴィ】のものとは異なる、謎めいた力。ドルヴィ達の異能の力はそれぞれに異なるが、幹を同じくする枝のように互いに同じ波長を感じる力だ。また、あの『黒の神官』が行使した【神力】も、根元は異なるが親しい波長を感じた。

 だがソーン補佐官さんから感じたものは、明らかに異なった。それが何であるのかまでは分からないが『異なるもの』であることが全身で感じられた。

 何故、彼はそこまでフェフに構うのだろう。どうして耐えきれない悔恨と哀憐の瞳で自分を見つめるのか。どうして充足感に満たされた慈愛あふれる柔らかな笑みで自分を見つめるのか。フェフは知りたかった。自分自身を知るために、どうしても知りたかった。


「……誰っ! ……ってフェフ副長でしたか……ああ、怖かった……もう、驚かせないで下さいよぉ」


 思考の迷路に入り込んでいたフェフの意識を戻したのは、夜番のため巡回していた第一班のクワートだった。実は恐がりの彼は、暗闇にうずくまる人影に決死の覚悟で近づいたのだが、見慣れた人物の姿に涙を流さんばかりに安堵した。その情けないまでの表情に、フェフも申し訳なさを感じて苦笑いする。


「ただでさえ還元の火祭り(サムハイン)の前後は、不可思議なことが起きるって言い伝えもあるんですから……もう、怖いんですからね! オレ、無茶苦茶恐がりなんですからね! さっきだって窓の外に変な光を見たような気がして、もうオレ、泣きそうだったんですからね!」

「ごめん、驚かせるつもりじゃなかったんだけど。さすがに外に出るのは寒いと思って」

「食堂の片隅にうずくまってる方が怖いですってば」


 隊の皆は、フェフが時折深夜に出歩くことを知っているので、クワートもその行動自体を咎めようとは思わない。ただ、自分が夜番担当の時は止めて欲しいと切実に願うだけだ。

 せめてものお詫びというわけではないが、残りの巡回にフェフは同行して兵営内を回る。厨房脇の廊下に出れば、夜でも閉められていない明かり取りの窓から小暗い水場の施設がぼんやりと浮き上がって見えた。


「……っ!! フェ、フェフ副長! あれ……!!」


 突然、前を行くクワートが恐怖にまみれた声を上げる。その視線と指さす先には水場を望む窓。後退る彼を脇に置いてフェフも窓の外に視線を向けた。そこには――。


「ふ、副長……あれ、ゆ、幽霊? な、なんなんだぁ……」


 腰を抜かさんばかりに震える涙声のクワートのことなど、フェフは即座に失念していた。その姿を、()を見た瞬間、フェフは踵を返して玄関口に走り出し外に出る。


『……補佐官さんっ』


 窓の外に見えたのは、あの日見た蛋白石(オパール)色に輝く遊色。顔は見えない、ただ地を掃くほどに長い遊色の髪の、背の高いぼんやりとした後ろ姿だけしか見えない。

 だがフェフには、それが懐かしい彼の姿にしか見えなかった。

 全力で駆け、その姿を見た水場までたどり着く。だがそこには既に乳白色の輝きはなく、ただ星月夜がもたらす夜の光だけが、露の降りた地面を照らしていた。


「クワートっ?! さっきの、どこに消えた?!」


 明かり取りの窓から、恐怖半分困惑半分の表情でフェフに向き合っていたクワートに、フェフは思わず詰め寄った。()はどこに――。


「え、えっ? 副長がそっちに走っていった時に、すぅっと姿が消えて……って、やっぱり幽霊ぃ~? いやだーっ ティールさん、助けて~っ」


 何故かここにはいないティールに助けを求めてしまったクワートだったが、そんな彼を捨て置いて、フェフは再び兵営に戻る。今度は一気に三階まで階段を駆け上がった。

 兵営の三階には、客間と執務室の他、隊長および補佐官さんの居室がある。フェフは躊躇うこともなく、また遠慮することもなく、隊長の居室の扉を開けて部屋に押し入った。


「補佐官さんっ!!」

「……なんだよ、フェフ。寝込みを襲うとは、いい根性してるじゃねえか。それとも寝ぼけたか? ここは俺の部屋であって、奴の部屋は隣だぞ?」


 突然飛び込んできたフェフだったが、さすがに隊長は即座に目覚めて寝台から身を起こし、不機嫌な声で応対した。私物というものが一切ない殺風景な隊長の部屋には、他に人の気配はない。半分だけ開け放たれた窓から、星月夜の弱く柔らかな光が床に線を描いているだけだった。


「……いない……? 戻ってきたんじゃ……なかった……?」


 意気込みが強かっただけに、フェフの脱力感は大きかった。絶対に彼だと思ったのに。


「――ソーンの奴はしばらく顔を見せねえよ。それにしたって、お前。何で奴を探すのに、俺の部屋に押しかけるんだ?」

「……戻るなら、隊長のところだと思ったんです……。隊長? 隠してませんよね??」

「はた迷惑な奴だな。納得いかねえなら、奴の部屋も見てくるがいいさ」


 フェフが突然やってきた理由を問い質すこともなく、隊長は寝台から出てフェフの肩を押して部屋から出る。そして隣室の戸を無造作に開いた。そこはソーン補佐官の居室。使い込まれた書き物机の存在の他は、隊長の部屋と同じように殺風景な、だが確実に彼の名残を感じさせる部屋。だがそこにも人の姿も気配もなかった。ただ静寂だけがフェフを迎えた。

 深夜の騒動に、階下から何名かが様子を伺いにやってくる。そんな彼らを片手で追い払って、隊長は部屋の前で膝を落として呆然としていたフェフを自室に連れ込んだ。


「――フェフ。お前の所為じゃない。お前が気に病む必要はない。あれはあいつの誤りでしかない。大丈夫だ、心配ない。あいつは何処にも行けない、行かない」


 あの日と同じ台詞を口にしながら、隊長はうつむくフェフの頭をぽんぽんと撫でる。


「だがな、フェフ。俺も、あいつも、いつまでもお前たちとは一緒にいられない。お前たちは、みっともなく足掻(あが)きながら、何度も後悔しながら、自分の力で、自分の意志で、進む道を決めねばならない。俺やあいつに頼るな、(すが)るな、捕らえるな」


 フェフを撫でる隊長の手は、いつもとは違い温もりがなかった。その拒絶にも似た冷たさに、フェフの気持ちはやがて凪いでいった。


「……落ち着いたか。だったら、もう自分の部屋に戻れ。明朝は、皆に騒がせた詫びをしろよ?」

「…………はい、隊長。申し訳ありませんでした」


 ようやく隊長の顔を見上げることが出来るようになって、フェフはその優しさを感じさせる隊長の瞳に潜む影に気付いた。冷酷で残忍な、何かを見定める瞳。自分に向けられたその強さは、あの日の補佐官さんに向けたものに似て――。


「隊長……一つだけ、一つだけ教えて下さい」

「嫌だな」

「『スーリザス』とは何ですか?」


 あの日。その言葉が放たれた瞬間、補佐官さんの慟哭が心に響いた。あれほどまでに彼から平穏を奪った、たった一言。それが指し示すものは、一体何なのか。


「――――名だよ」

「え?」


 答えは返ってこないだろうと思って投げかけた問いだったが、思いもかけず隊長は口を開いた。フェフが見上げる先で、隊長は遠くを見つめる瞳で視線を外に向ける。


それ(・・)は、あいつの元々の名だ。あいつにとって、悔恨と自嘲の証。捨て去ったつもりで……いつまでたっても縛られている。強く、愚かで、矛盾の塊のような、誰よりも人間らしい自分を認めようとしない、あいつの妄執の証だ。

 ――フェフ。お前には、親が与えた名がある。捨てる必要のない、皆が呼ぶ名がある。だから、お前はあいつのようにはならねえよ」


 再びフェフに向けた瞳には、今度は影がなかった。そうして再び、頭をぽんぽんと叩く。優しく二回。温かさの感じられる、大きな手のひら。


「……ま、見ての通り、それ(・・)はあいつの弱点だ。だから、嫌がらせしたいなら、その名で呼んでやれ」


 『効果覿面(こうかてきめん)だぞ?』と、人の悪い、どこまでも悪辣だが悪意を感じさせない笑みで、隊長はフェフの髪をかき混ぜながら言った。その言葉には真剣さはなかったが、フェフをからかい弄ぶ気持ちにあふれていた。

 そんな隊長の態度に、フェフはいつものように手堅く反撃しながら、心にわだかまる思いを――熾火のように赤く熱を放つ淡い寂寥(せきりょう)を、じっと抱いてその場を後にした。その背を、隊長の強い瞳が追う。――その瞳が、遊色を秘めた闇色に光っていたことを、フェフは知らなかった。




ウリヤンド所長メインの回。

先の監査の際には活躍の機会が与えられませんでしたが、彼とて第25隊の役付きさん。

一筋縄ではいかない性格です。町の詰め所は、この人とケーン事務官のおかげで“支障なし”なのです。

あと、ようやく補佐官さんの本名登場。

作者が学生時代、この名(の由来となるもの)を知った時に、この話は生み出されました。




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