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45話――viva non rock②

 ゲーム本編での彼女は、実力は中程度ながら不屈の魂とノブレスオブリージュで、主人公と鎬を削るライバルキャラだ。

 親友であり戦友で……自分の心が折れた時は自力で立て直し、主人公の心が折れた時は全力で応援する大人気キャラ。

 少なくとも、こういう頭の軽い感じの喋り方をする子では無かった。


(確かにこの世界、『ホントにあの世界?』って思うシーンは多々あるけど……)


 こっちの世界で出会ったゲームキャラは、イザベル(シアン)とガースリー、ランスの三人。ランスは転生者だからおいておいて、前者二人はそこそこゲームと同じ性格だった。

 しかしジーナは、まるで別人。


「でもイザベル様に早く会いたかったんですのよ!」


「そう。じゃあ洗ってあげるから、一旦出ましょう」


「え!? か、身体を洗ってくださるんですの!?」


 パシッと私の手を取り、顔がくっつきそうなほど身を乗り出すジーナ。私は彼女の頭を撫でてから、ざばっと湯船から立ち上がる。

 すると、シアンから足を軽く叩かれた。


「前くらい隠しなさいな」


「はいはい」


 私は頭に乗せていたタオルで前を隠すと、ジーナの背を押して洗い場へ。そして固形石鹸を手で泡立ててから、彼女の背に手を乗せた。


「ふふふっ! イザベル様にまさか背中を洗っていただけるなんて!」


「良いのよ、後で私の背中も流してね」


 それにしても……綺麗な背中ねぇ。スタイルも良いし、うちに持って帰りたいわ。ゲーム本編と性格が違うって言っても、学園が始まるまでまだ時間があるし……こんなものなのかもしれない。

 なんて呑気に思っていると、ふと彼女の背中に違和感を覚えた。


(……傷は無い。体や骨の歪みも無い。でも変な……それこそ、一度作った物をバラしてから組み直したような)


 完全に直感。でも一度そう思ってしまうと、もうそうとしか思えない。

 そう、そう。綺麗過ぎる・・・・・、傷やシミが一つも無いだけじゃない。常に回復魔法を何度も浴びたかのように、完全に新品なんだ。

 まるで、赤ちゃんの肌のように。


「……ねぇ、ジーナ。その……お父様とは、最近どう?」


 最初に思いつくのは、虐待。私はジーナに問いかけながらカーリーにアイコンタクトをすると……彼女は何故か腰と頭に手を当ててセクシーポーズを取った。いや違うから、あんたのツルペタボディが見たいわけじゃないから!

 すぐに首を振って彼女の背中を見るように視線で誘導すると、やっとわかってくれたのか魔法っぽい物を発動する。

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