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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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ダルクヘイムは終了しました②

 ◆◆◆


 黒い竜が要塞の正面にある荒れ地へ降り立った。


 竜──とはいっても、あくまで何となくそう見えるだけなのだが。


 大量の黒い液体が竜の形を取っているだけで、本来あるべき竜種の力強さ、叡智、威風、そういったものは全くない。


 ただひたすらおぞましさだけがそこにあった。


 竜の背には少年──ハインが立っている。


 背上から睥睨するように要塞守備兵たちを見回すと、かろやかに竜の背から飛び降りた。


 ・

 ・

 ・


 一際体格の良い男が前に出ると、他の兵たちを制すように片手を挙げた。


 大鬼種の騎士で、側頭部から伸びる黒味を帯びた角が凶暴な風貌をより際立たせている。


 男はハインの姿を見据え、「何者だ」と怒号混じりに問いかけるが返事はない。


 見た目は人間にしか見えないがしかし、男は少年から得も知れぬ不気味な感を覚えた。


 それは例えるならば "目" だ。


 空高くから見下ろす大きな大きな目。


 途方もない存在から見下ろされ、観察されている様に感じる。


「まさか、貴様……勇者か……?」


 唸るように再度問いかける。


 しかしそれでもハインは答えない。


 大鬼の騎士を無視して僅かに顎を上げただけだった。


 その仕草に苛立ちを覚えたのか、大鬼種の騎士が再度問いかけようとした瞬間、ハインが言葉を発する。


「頭が」


 唐突な呟きと同時に手をふりあげる──そして。


「高い」と呟くと同時にその手が振り下ろされた。


 同時に凄まじい衝撃が荒れ地に広がり、魔族の守備兵たちの多くが一瞬で地に叩きつけられる。


「ぐあああああッ……!」


 数え切れないほどの断末魔が大気を震わせ、殺到していた兵の半数以上が血の染みに変わっていった。


 骨の砕ける音と、潰された内臓が泥土と混ざり合う不快な音が響き渡る。


 散り飛ぶ肉片がぬらぬらと地面にこびりつき、体液と血が蒸気を立てながら広がる。


 大鬼の騎士は辛うじて膝を突くに留まり、呻くように息を詰まらせていた。


 しかし重厚そうに見えた鎧は所々にヒビが入り、あろうことか種の誇りでもある角も一本へし折れてしまっていた。


 顔色は蒼白を通り越して、まるで生気を失った死人のようだ。


 脂汗が肌から噴き出し、鎧の下へ小川のように伝い落ちてゆく。


 周囲には辛うじて“ぐちゃぐちゃ”にならずに済んだ兵士もわずかにいたが、誰もが体のどこかを酷く損傷していた。


 呻き声はあちこちで上がっていたが、もはや立ち上がれる者は誰一人いない。


「ほう、無傷か」


 ハインは大鬼の騎士を見下ろしながら、わずかに満足げに頷く。


「やるではないか」


 その声を聞いても、騎士は呼吸を保つのが精一杯のようだ。


「視たところ、ガッデムの奴の膝くらいには及んでいそうだな──差は明らかだが。奴なら走る事は無理でも歩く事くらいは出来る」


 ハインは一方的にそう評すると、地に手をつく騎士の凶悪な面構えを眺め、嗤うように続ける。


「見た目も凶悪そうに見える……よし、お前は合格」


 そう言い放つと、ハインは自分が乗っていた黒い竜へと視線を向けた。


「オーマ!」


 その名を呼ぶと、黒竜の全身がぐにゃぐにゃと揺らめき始める。


 鱗の継ぎ目から液体のような闇があふれ出し、それが地面に滴るよりも早く、見る見るうちに人型へと形を変えていった。


 漆黒の髪と、露出の多い黒い鎧に身を包んだ少女にも見えるその姿──この場の誰もが知っているその名前は。


「シャ……ル、キ、様……ッ!」


 大鬼の騎士が、血を吐くように言葉を漏らす。


 その声にハインが僅かに首をかしげ、「シャルキ? ああ、この皮の名前か」と呟く。


「ついこの間、帝都へ向かってきていたのを見つけてな」


 ハインは、あくまで退屈しのぎだったとでも言うように肩をすくめる。


「まあオーマにくれてやったのだが、なんだ劣等……貴様の知り合いだったか?」


 そう続けた直後、ハインはわずかに驚いた。


「おっ?」


大鬼の騎士の全身から赤黒いオーラが立ち上っている。


そして──怒りと悲しみの混じった咆哮。


「シャルキ様に……何をしたァッ!」


 絶叫と共に騎士──アマデウスはハインから放たれる圧に懸命に抗いながら立ち上がろうとする。


 アマデウスの胸の裡に秘められた師団長シャルキへの淡い想い──その想いが復讐の炎となって轟とうねり、彼の全身に力をみなぎらせているのだ。


 ハインはアマデウスの必死の立ち上がりを見下ろしながら、「俺はよく知らんな」 などと答える。


 淡々とした声だった。


「オーマ! 何をしたか教えてやれ。首は残せよ」


 指示を受けたオーマは、肩口ほどの黒い髪を揺らし、地面に片膝をつくアマデウスの前へ歩み寄る。


 荒れ地に落ちた死体や血溜まりを踏み越えながら、その唇に笑みを滲ませていた。


 口元に浮かべる笑みはまるで娼婦のそれの様に妖しく、艶めかしい。


 本来のシャルキならば決して浮かべた事のない卑しい笑みであった。


 そしてオーマはアマデウスの胸元へとゆっくり手を伸ばし、あろうことか唇を重ねたではないか。


「ん……ぐ……」


 逃げる暇すらないアマデウスは瞳を見開き、自身でも浅ましいとは思いながらも一瞬胸をときめかせてしまう。


 が、それも本当に文字通りの一瞬の事だった。


 オーマの口から溢れた黒い泥のような液体が、アマデウスの口内へどろどろと流れ込んでいく。


「う、あ……が……ッ」


 呻き声もその液体に喉を塞がれて途切れがちになる。


 黒い液体が全身を浸食するのを感じ、アマデウスは先ほどまで燃え盛っていた怒りの炎が急速に冷たい恐怖へマスキングされていくのを悟った。


 筋肉の強張りも、心臓の高鳴りも、すべてが沼に沈むように冷たく冷たく冷え込んでいく。


 ──胸が、手が、足が……熱い、なんだ、どうなっている……熱いのに冷たい……寒い、お、俺は……俺は、シャル、キ……さ、ま……


 ◆◆◆


 周囲の魔族の戦士たちは、その光景を見てがちがちと歯を鳴らす以外に何もできなかった。


 それを横目で眺めながら、ハインは言葉を投げかける。


「そういえば、お前たちは俺を勇者かどうか尋ねていたな」


 生き残りの魔族の一人が視線をハインへ向けた。


「この勇敢な戦士に免じて答えてやろう」


 ハインは半ば嘲るように口端を吊り上げる。


「俺は勇者ではなく、ただの人間だ」


 そして続ける。


「しかし、奇妙な話だ」


 言いながら、戦士たちを一瞥する。


「なぜお前たちは俺をそんな目で見る? お前たち魔族は俺たち人間を食料か何かとしか思っていないのだろう?」


 その問いに、誰も声を発さない。


「知っているぞ、お前達が人間をどのように扱ってきたか。文献によれば、例えば南方方面軍とやらは人間の死体を再利用して不死の軍団とやらを作り上げたそうじゃないか。根本的にお前達は人間を下に見ているのだ。だからそういう扱いを平気でする。終わったあとでも、性懲りなくちょっかいを出し続けてきたのは人間を舐め切っていたからだろう? 魔王が勇者に敗れたとはいえ、それは特殊な例だと現実を見ようとしなかった。それが今はどうだ、いざ自分たちが狩られるモノになったらそんなにも怯えて……少々情けないんじゃないか?」


 勇壮で冷酷、そして強靭無比な魔族の戦士たちは何も答えられない。


 ハインはつまらなそうに鼻を鳴らし、オーマの方を向く。


「なあ、勇敢な戦士よ。恐怖に呑まれず、俺を討とうとした勇士よ──お前はどう思う?」


 ハインはそう言って、オーマが持つ()()()()()()()に問いかけた。


 生前の精悍さは見る影もない。


 両目があった場所からはとめどなく黒い泥が涌き出で、口からもそれが垂れ流されている。


 胴体は首から溶け千切れ、オーマの足元に広がる黒い沼のようなものに呑み込まれていた。


「誰も何も答えない。残念だ、人間の如き劣等生物とは交わす言葉もないか。……ならばよし、オーマ、速やかに()()をしろ。この後は要塞の中を物色だ、もう一つ二つ、見どころのある首を見繕いたいからな。あと、椅子」


 ハインがそういうと、オーマは自身の右腕を切り離して一脚の黒い椅子を創り、ハインの後ろにそれを設置する。


 そうしてハインは脚を組み、オーマが()()をするのを退屈そうに眺めていた。


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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
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だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
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そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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人であると思っている人の魔王?が魔族を滅ぼしていく……恐ろしい……!
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