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Become Monster Online~ゲームで強くなるために異世界で進化素材を集めることにした~  作者: 亜掛千夜
第三章

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第五五話 アジト潜入

 制圧が完了したら、周囲の物資をあさるよりも前にしゃちたんとまずは合流を果たす。

 ブラットとHIMAが、猫海賊団らしき影がないか確認しながら空から先導する。

 操舵性を上げていたおかげで岩に囲まれた狭い海路や低い海底を通るときも、ぶつかったり座礁したりすることなく、スムーズに幻の岩壁があるネズミの隠れ家まで船を誘導することができた。


 それから三人でこの場所について何か情報はないかと、周囲の物資をあさりながら隠れ家を探っていけば、隅の方でゴミのように捨てられていた冊子に興味深いことが書かれていた。



「パラサイト・シーマウスマン……嫌な名前のモンスターだなぁ」

「他のモンスター海賊たちのアジト近くに隠れ住んで、そこから物資を少しずつかすめ取って生きる元海賊の盗賊モンスターたちだって」



 その冊子は猫たちのときと同じような調査資料だった。

 それによればここにいたネズミたちは他種族のモンスターを当てにして、わざわざ危険なアジト近くに巣を作るのだという。

 

 ちなみにボスはパラサイト・シービッグマウスマンというらしいが、このモンスターが持つ幻術魔法系のスキルを使って入り口を隠していたらしい。

 そのスキルを使うには魔力ではなく体内脂肪を消費するようで、一度かけるとげっそりと痩せてしまう。

 だがそのスキルの効果は一週間しか持たないので、また脂肪を貯えなければ入り口が丸見えになってしまう。


 そのためボスは大量の食糧を常に必要とし、猫海賊団から奪ってくる食料だけでは足らないので手下たちに魚も採りにいかせていた。

 その帰り道の手下二体を、ブラットとHIMAが目ざとく見つけたというわけである。



「この冊子に載ってる絵によると、あのボスの太り方して今日で四日目か五日目くらいだったみたいだ。

 あの入り口の幻術が解けるまで、まだ猶予はあると思う」

「ギリギリでここを見つけなくて助かったね。あと数時間でアジトに行って帰って来いって状態だったら、ちょっとここを使うのも無理があっただろうし」



 あの幻術がなければ直ぐにバレそうな入り口が、しばらく持つとわかっただけでも大きい。

 大した物資はなかったものの元海賊だったという設定からか、船ではなく資材が入ったシップコアが発見できたので、ここの制圧だけでも多少は潤った。



「けど本丸がまだ残ってる。隠し通路もどこに、どんなふうに繋がってるか気になるし、このまま探索しに行こう」

「うん」「だね」



 荷物を整理してから、さっそくアジトの方へと向かっていく。

 ネズミたちが使っていた通路は一本道で迷いようもなく、あっという間に地図に描かれたドクロマークの真下に辿り着く。



「たぶんこの辺のどっかから上に行けるはずなんだけど…………あ、ここかな?」

「ちゃんと潰せるような仕掛けがしてある。いざとなったらオレたちが使ってもいいかも」



 唐突に壁に嵌めこまれた木板があったので、それをHIMAが外すと上に行く石の階段があった。

 そしてその薄暗い階段の上をよく見てみると、ギッシリ石が乗せられたネットが張られ、入ってすぐのところに天井から垂れていたロープを引くことで、それらを落として出入り口を封鎖できるようなギミックまでついていた。



「ここまでできるなら、もはやモンスターじゃなくて人間って言っていいんじゃないの?」

「けど私たちプレイヤーだってトラッパーとか罠系のスキルを覚える人たちは、現実に作れなくてもできちゃうみたいだからね。

 モンスターもスキルさえあれば、プレイヤーたちみたいに応用はできなくても、こういうのをつくるだけならできる──ってことなんじゃない? 設定的に」

「最後は何かメタいけど、まあそういうことなんだろうなぁ」



 以前に鈴木小太郎が言っていたように、BMOのモンスターたちが零世界のモンスターを参考に作られているというのなら、ゲームではない零世界でもこういった罠を張れるモンスターがいるのかもしれない。

 そんなことがブラットの頭を不意によぎり、ここでそのことに気が付けてよかったと内心安堵する。

 モンスターなりに狡猾で頭を使うものもいることはわかっていたが、そういう能力によって人間のように高度な罠を張るかもしれないという思考は持っていなかったからだ。

 そんなものはないと思っているより、あると思って行動していたほうが本当に罠があったとき、かかったときの対処は随分と変わってくるはずだ。



(BMOでこういうことに気づけるってのは本当に助かるね……。もっとこっちもやりこまなきゃ)



 ブラットは気持ちを新たに、二人に少し遅れて石の階段を上っていった。


 階段の最上段には天井に穴が開いており、木の板がその上にかぶせられているだけだった。

 こんな杜撰な隠し方で猫海賊たちは気が付かないものなんだろうかと疑問に思いながら、HIMAが板に耳を当てて向こう側に誰かいないか確認していく。



「物音は一切しないから、たぶん何もいないと思う」

「じゃあ、そろそろ私も準備するね──【光色迷彩】」



 しゃちたんはオーロラのように常にキラキラと輝いているため、敵地に乗り込むとなると非常に目立つ存在だ。

 だがセーラスライムの種族スキル【光色迷彩】で、自分のまとう光の色を周囲に溶け込ませ、まるで光学迷彩でも着こんでいるかのように身を隠すことができた。

 ただしMPが少しずつ減っていくので永続的にできるわけではないが、要所要所で使うだけでもかなり違う。


 しゃちたんが限りなく見え難くなったのを確認してから、HIMAが木板をずらして頭だけを出し周囲をうかがう。

 暗く見えづらいが敵対生物はこの場に存在していない。HIMAが完全に木板をどけて上に出て、ライターのような小さな火を指先に灯して改めて確認していく。



「ここは倉庫……? それともゴミ捨て場?」



 そこはホコリまみれで、クモの巣があちこち張られている。

 随分と年季の入った木箱が雑に積まれ、中身を見てみれば空き瓶や空き缶、汚れた衣服などが詰め込まれて放置されていた。

 HIMAが見ている間にブラットたちも上に来て、軽くこの場を探索していく。



「ネズミたちらしき足跡はあるけど、猫たちのはない。

 猫たちは使ってない昔のゴミ捨て場か何かだったのかもしれないな」

「そこを改造してネズミたちが出入り口にしたのかもね」



 木箱を倒さないよう気を付けながら、ネズミたちの足跡をたどってこの部屋の出口を見つけた。

 出口と言っても扉もなく木箱でほとんど塞がれていて、ここはただの穴倉といったような場所だったようだ。


 ゴミ捨て場から出た先は、人が通れるほどのアリの巣とでも形容できそうな洞窟が左右に続いており、左側の通路の先には小さな明かりが見えた。



「あっちには猫たちがいそうだし、とりあえず右から行ってみようか」



 右に続く通路を行き途中に見つかる穴倉を確認していくも、どれもこれも入るときに見たようなガラクタばかり。

 やはりこちらはもう使われていないのか、どこも猫たちが長期間入った形跡も一切ない。

 こっちはハズレだなと大した期待も持てなかったが、それでも念のために一番奥まで探索をした。



「なんか外が見えてきたね」

「敵がいるかもしれないから気を付けよう」



 ガラクタの入った穴倉すら無くなり、ただ真っすぐ歩いていると、やがてぽっかりと横穴が開いた場所までやって来た。

 外に頭だけ出し周囲を確認するも、モンスターの気配は一切ない。

 だが何故かそこにはポツンと縦に細長い流線形ボディの、ブラットたちの物より小さな船が鎖に繋がれ海の上をぷかぷかと漂っていた。


 船の上にも敵がいないとわかったので、鎖を手繰り寄せてその船をあさってみることに。



「乗れるってことは少なくともプレイヤーの船ではないな」

「あ、なんかここにシューターが持ってたような笛が置いてあるよ。

 猫のマークもついてるし、やっぱこれって猫海賊団の船なんだと思う」

「金色、銀色、銅色とか、なんか豪華な色のまであるね」



 船室兼操舵室には宝箱の類はなかったが、舵輪の部分にジャラジャラと猫マークの付いたホイッスルがひっかけられていた。

 しゃちたんが言ったようにいくつか色の種類があり、金が一つ、銀が三つ、銅が五つ、普通の白いホイッスルが十個の合計十九個もあった。



「これって私らが吹いたらどうなるのかな? 味方として来てくれる? それとも敵として来るのかな?」

「そもそも使えないってこともあるかもしれないし、余裕のあるときに白いので実験してみてもいいかもしれない」

「こんなとこで笛なんて鳴らした日には、あっという間に取り囲まれちゃうだろうしねぇ」



 だが珍しそうなアイテムなので、ちゃっかり貰っていく。

 あとはシップコアがこれにもないかと床板を調べていくと、やはりこの船のコアもちゃんとあった。



「もしかしてさ。この船やここまでの通路からして、猫海賊団の大ボスが逃げるためのものだったりするのかもな」

「あ~~、真正面からゴリ押しできるプレイヤーとかに攻められたときとかに、こっからボスだけ逃げるとか? なんだかありえそうな話だね」

「とすると私たちが貰った笛は、逃走中でも護衛に仲間を呼べるようにってことだったのかもね。

 この船じゃ精々ボスともう一、二体くらいしか乗り込めないだろうし」

「かもしれない。ってことで、この船は壊しちゃおう。どうせあってもオレたちは使えないし」



 イベントの仕様上、自分たち以外の船を奪っても、一度コアに登録した持ち主たち以外は操縦できないように設定されている。


 そのため放置してここに浮かべていても、いざというときブラットたちが使えるということもなく、逆に敵側の移動手段が増えている状態でしかないので潰しておくに限る。

 それに資材も手に入るので一石二鳥だ。そう思って船からコアを取って破壊し、その残骸も回収しておいた。


 その後どうせ来た道を戻ることになるので、一度船に戻って先ほどのコアやホイッスルは船室に預けておいた。

 これでもし大量のお宝を見つけても、ここでカバンの枠を開けた分だけ多くの物を持って帰れるはずだ。


 荷物整理をし直すとまた階段を上ってアジトに侵入し、今度は明かりが見える方角へと進んでいく。

 脱出路だったとしても長年脅威はなかったのか、まったくと言っていいほど使われていない場所しかなく、見回りのモンスターすらいないままに突き当りまで辿り着いた。


 突き当りからは上に行く梯子があり、そこを登ってハッチを小さく開けて【光色迷彩】状態のしゃちたんが周囲を確認。



「大丈夫。誰もいないよ」



 にゅるんと小さなハッチの隙間を通って、周囲を警戒しながらブラットたちも上に呼び込む。

 無事三人が揃ったところで、さらにアジト内の探索を続けていく。


 さすがに上ではネコ系のモンスターたちがうろついていたが、どれも一体か二体程度で、隠れてやり過ごすか、それが無理なら曲がり角で待ち伏せして騒がれる前に始末する。

 しゃちたんが触手を伸ばして口と動きを封じて、ブラットとHIMAが魔刃と短槍で仕留める。だいたいはそれで何とかなった。

 BMOでは死体も残らずデータの粒子となって消え、どこに隠そうかなんてことを考える必要もない。そのことに零世界と違って楽だなとブラットは密かに思った。


 できるだけ騒がず知られないよう静かにアジト内を探索していると、やがて重そうな扉とそこを守るように立っている、重そうな大剣を持った筋肉質な人型白猫──マッスル・ワーキャットが二体いるのを発見した。



「あそこに、お宝がありそうじゃない?」

「まさにお宝部屋って感じの場所だ。絶対あそこになんかある」

「でもさすがに、気づかれずにあいつら倒すのは難しそうじゃない?」

「だけど強行突破で行ったら、お宝を満足に漁れないだろうし……どうしよっか」

「なんとかおびき寄せられないかな……。こうなんか、猫だし魚とかおいてたら寄ってこないか?」

「「それはさすがに……」」



 無いだろうとは思いつつも、どうせばれるのなら色々やってみようと、ポータルの島で加工してもらった焼き魚をアイテムスロットから取り出し、ブラットたちが隠れている角の前にそっとおいてみた。


 焼き魚の香りがいくように手で軽く仰いだりもしていると、マッスル・ワーキャットたちが何だかソワソワしながら鼻を動かし、周囲に視線を巡らせはじめる。

 そして匂いの元である焼き魚を見つけると、目を輝かせてこちらに近寄ってきた。



(((あいつら馬鹿だ!)))



 この手が使えるのなら話は早い。焼き魚を追加で用意して、他のモンスターたちの気配のない方におびき寄せていく。

 魚が置かれるたびにそちらにフラフラと寄ってくるのだから、どれだけ腹が空いていたんだとブラットたちですら呆れてしまうほど簡単に。



「「「──!!」」」

「ニャッ──」「ムグッ」



 他に誰もいない部屋を道中見つけていたので、その中央に魚を設置し二体が夢中になっている間に奇襲を仕掛ける。

 ブラットとHIMAは最大火力の一撃を、隙だらけの背中にお見舞いする。

 しゃちたんは体当たりでもう一体の頭に張り付き、一時的に声を上げられないようにした。


 大ダメージで瀕死状態の一体を直ぐに追撃でしとめ、しゃちたんに張り付かれた状態でDOTダメージを受けながら藻掻いていたもう一体も協力して倒しきる。



「よし、気が付かれてないみたいだ」



 部屋の外をうかがっても敵に気づかれた様子はなく、静かなものだ。

 警戒はしながら宝部屋と思わしき場所に戻ってくると、追加で門番が──なんてこともなく、守り手のいない扉だけが残されていた。


 扉自体にカギはなく、押すと簡単に内側に開く。

 その中には予想通り換金率の高いアイテムやイベントのポイントオーブ、見たことのないアイテムや装備品の数々が積まれていた。


 三人はその光景に心の中でガッツポーズをとりながらも、はしゃぐことなく急いで宝の回収作業に入っていく。

 またいつあの門番たちが追加でやってこないとも限らないのだから。



「とりあえず有用そうなのはジャンジャン持ってこう。

 カバンに入りきらないならオレのほうに持ってきてくれ、課金で拡張してるからたくさん入るぞ」

「なんか沢山持ててる気がするなぁとは思ってたけど、やっぱり持ち物系の課金してたんだ」

「一度払えばずっとだし、いいかなってね。HIMAも多少は拡張してるだろ?」

「まあね。やっぱりいざというときのために、たくさん持てるに越したことはないし」

「課金かぁ。私もかなりはまっちゃったし、ちょっとくらいやってみようかなぁ」



 小声で話しながらもしっかりと手を動かし、欲しいものを選別していった。




 周囲の物音には気を付けながら目ぼしい物を収集し終わり、そろそろいいだろうとブラットたちが帰り支度をはじめていると、不意にガッコン──という音がして入ってきた扉ではなく、先ほどまでただの壁だった場所が急に開いた。



「「「……は?」」」「……ニャーン?」



 そこには立派な海賊帽に眼帯を着けた、いかにもこのアジトの主ですと言わんばかりの風体の、二メートルは軽く超えた体格の人型猫が立っていた。


 突然のことにブラットたちは目が点になり、向こうも誰かがいるとは思っていなかったのか「はぁ?」と言った表情を浮かべていた。

 明らかにお宝を物色していたであろうブラットたちと、その部屋の宝を眺め悦に浸ろうとやって来た猫たちの首領ドン


 当然笑って許してくれるわけもなく、腰に差していた大きな剣──カットラスを抜き放ち大声を上げる。



「ニャゴルゥゥゥラァアアアアア!!!」



 日本語に訳すとしたら、「なんだてめぇらぁ!」といったところだろうか。ブチ切れ状態である。

 その声に呼応するかのように、扉の外も慌ただしく猫たちの鳴き声があちこちから響き渡る。

 こんな限られた部屋の中でボスに加えて、その他大勢の敵を相手にするのは不可能だ。

 これは無理だとボスではなく扉に向かって三人が駆けだそうとするが、期待を裏切るように屈強な体つきの大きな人型猫が三体もそこからなだれ込んで出入り口を封鎖する。

 まさに前も後ろも囲まれた状態だ。



「二人とも!」

「「──っ」」



 そこでブラットは手持ちスロットから黒い筒状の物を取り出し、二人に呼びかける。

 それが何かは事前に知っていたので、すぐに意図を理解してHIMAは目と耳を、しゃちたんは目だけを塞いだ。


 それとほぼ同時にブラットが黒い筒を床に投げつけると、「バンッ」という大きな破裂音と同時に強い光が周囲を包みこむ。



「「「「「「ニャグゥルルルゥゥゥ!?」」」」」



 ブラットが投げた物、それはすなわち閃光玉ならぬ閃光筒。ゴーレム海賊団の船からHIMAがかっぱらってきたアイテムの一つだ。

 ダメージは大したことはないが、目と耳を一時的に潰され首領も含め猫たちはその場に崩れ落ちる。

 その隙にブラットたちは扉に向かって走り、そこいた邪魔な猫たちを蹴飛ばし来た道を全力で駆け抜ける。



「ブラット、耳は大丈夫っ?」

「ポーション直ぐに飲んだから平気!」



 閃光の範囲外にいた猫たちが追ってくるが、狭い通路を雷壁で塞いで足止めをする。

 その間にしゃちたんが、こういうときのためにと持ってきていたゴブリン船で見つけた油壺を取り出し、後方の床に中身をまき散らしながら進んでいく。

 雷壁が消えて追いかけてきた猫たちが、油で滑って転んでもたついている間にさらに距離を稼ぐ。

 そして油が切れたら今度はHIMAが【焔槍】で点火し、導火線のように油を伝って通路が炎に飲み込まれ、さらに後続の足止めに成功する。


 そうして何とかネズミたちが開拓した隠し通路の入り口まで無事に戻り、階段を駆け下りるとギミックを使って通用口を完全に石で潰して船に急ぐ。



「ここにいても見つかるだろうし早く逃げよう!」

「「賛成!」」



 急いできたので、あちこちにここまでの道のりの痕跡が残されている。

 あれだけ執拗に追いかけてきた猫たちなら、必ずこの場を突き止めるだろう。

 その前にできるだけ距離を稼いで逃げ切ってしまおうと、ブラットたちは全速力で船を動かしネズミたちの隠れ家を後にした。

次は土曜更新です!

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[良い点] 設定も描写もしっかりしてて面白い
[一言] 「すらかるよ」「「あらほらさっさー」」 ……なんとなく思い浮かんだものでして、ついw
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