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Become Monster Online~ゲームで強くなるために異世界で進化素材を集めることにした~  作者: 亜掛千夜
第二章

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第四四話 不吉の予兆

 今回はハイエアウルフやヤツハネガラスたちと戦った場所とは真逆、ブラットが通るのは初となる北門から出て戦闘に参加していく。

 今回やってきているワーム系の雑魚たちの名称は──ツイストワーム。

 遠くから見れば薄汚れた白いタオルをじっただけのような姿だが、その実態は成人男性の腰ほどの太さもある胴体に、ほとんど牙で覆われた異様な頭部を付けた全長二メートルほどのモンスター。

 そんなものが大量にうねうねと蠢いている姿は、かなり気持ちが悪い。


 その光景にブラットは一瞬吐き気を催しそうになるが、グッと奥歯を噛んで堪え周囲の状況を確認していく。

 奴らの基本的な戦い方は地中を水中のように潜って泳いでは、足元から飛びだして人間たちの足や体に食いつきまた潜って逃げていくというもの。


 だが囮のように地上に出たまま攻撃を仕掛けてくる個体も相当数いるので、とてもではないが地中にだけ集中できる状況でもなかった。



「さっそく新技が役立ちそうだな、【針触覚】──」



 突入すると同時にBMOで種族レベル30を超えた際に覚えた、【針触覚1】というスキルを発動する。

 すると手首に空いた穴から毒針──ではなく、それよりも細長い針が飛び出し、そこを通じてより微細な周囲の臭いや空気の振動が感じ取れるようになった。

 スキルレベルがまだ1で効果範囲は周囲一メートルほどな上に、本物の触覚持ちが使う感知能力には一段劣るが、それでも感覚器官が拡張されたことで付近の微かな地面の揺れすら手に取るように分かるようになっている。


 戦場に踏み込めばさっそく地中を泳ぐツイストワームによる地面の揺れを感知して、飛び出してくるだろう所に当たりを付けて【魔刃】を振り抜いていく。



「そことそこっ」



 【月光銀の腕輪】の効果で魔力抑え目の魔刃でも雑魚相手なら、業物の刀で切ったかのような切れ味で飛び出してきた二体のツイストワームの頭部を切り飛ばせた。



「今、あいつらが出てくる前に気づいて攻撃したか?」

「ああ、この針が触覚の役割を担ってくれてるんだ」

「ああ、虫系の奴らが頭から生やしてるやつか」



 蟲系の人類もいるので、これだけでどういう機能を持ったスキルなのかガンツは理解した。



「なら足元から出てくる奴はブラットとデンに任せて、俺とボンドは地表に出てる奴ら、ワーリーとトッドはその支援を頼む」



 デンも小人族で目線が低く地中からの攻撃に対応しやすいというのに加え、目と反射神経がいいので飛び出してからでも対応できるので、ブラットと同じく地中対策に適している。

 二人に任せたことで地中から飛び出し、ガンツ隊に襲い掛かってくるツイストワームはことごとく排除されていく。

 ガンツとボンドは鬱陶しい奇襲を気にする必要がなくなり正面の敵に集中して戦うことができ、後方二人組も伸び伸びと仲間たちへ支援の手を伸ばすことができた。


 抜群の安定感を保ったまま暴れ続けていると、ワーム陣営も手をこまねいてはいられないと本能で察したのか、こちらに集中的に敵を送り出してくるようになってきた。

 その分四苦八苦しながら死力を尽くして戦っていた別の隊が楽になり、本来なら死んでいてもおかしくないような未熟な戦士たちの命も間接的に救う形となった。


 そうやって目立っていたせいで、はたまたおかげか、今回の群れのボスもガンツたちを脅威と認識したのだろう。

 進行方向にいるツイストワームたちを跳ね飛ばすようにして、一体の大きなワームが突進してくるのが視界に入った。



「今回のリーダーはスリーヘッドワームか。特別な能力はないが、弾力のある体に丈夫な表皮で攻撃が通りにくいうえに、力が強く噛まれたらごっそり体を持っていかれるから気を付けろよ、ブラット」

「ああ、あいつなら知ってるから大丈夫だ」

「お? そうか、なら安心だな」



 知っているのはBMOでではあるが、あのスリーヘッドワームというモンスターはちゃんと予習済みだ。

 全長五メートル弱で三体のワームが尾の部分で連結しあっているという、まさに三つの頭で一体のモンスター。


 さらにガンツの情報に補足するのなら、まずこのモンスターは沼地のような柔らかな土の中に入るのは得意だが、この辺りのような踏みしめられた硬い地面は苦手としているので、地中に潜って飛び掛かってくるようなことはしてこない。

 また攻撃の予備動作は緩慢だが、攻撃速度はかなり速い。


 なので攻略のポイントとしては攻撃に入ってから躱すのではなく、予備動作の間に回避に入ることを意識すればそれほど難しい相手ではない。

 ……ただし三つの意思で三つの胴体と頭が自由に動き回るので、それら全てをちゃんと見ておかなければあっけなく攻撃をくらうはめになるだろうが。



「うらぁああっ!」

「──ビギッ」



 ボンドは戦鎚をバットのようにフルスイングして、飛び掛かってきたスリーヘッドワームの中央──頭Aを殴打する。

 彼の巨体から繰り出される重い一撃に頭Aの勢いが完全に止まったところで、ガンツの槍がズラリと並ぶ牙の付け根──歯茎を狙って素早く連続で突き刺した。



「グゥィィィイイッ!?」



 頭Aは悶えるように跳ね上がるも、その間に正面から見て左──頭Bは突進攻撃、右の頭Cは長い体全体で薙ぎ払い攻撃を仕掛けてきた。

 このメンバーで正面から受け止められるほどの膂力があるのはボンドくらいしかいないので、BとCの攻撃は全員回避を選択。

 ガンツたちはしっかりとちゃんと予備動作を見ていたので、攻撃が来る前に範囲外に危なげなく逃げていく。

 そしてブラットはといえば──。



「──【蓄電】」

「おまっ!?」



 次の一手の布石となる【蓄電1】を発動しつつ職業【逃亡者】などで得た逃げスキルを駆使し、Cの薙ぎ払いを躱し頭Bの突っ込みをすり抜けるような経路で前向きに逃げていく。

 相手の攻撃に飛び込んでいくようにしか見えないブラットにガンツたちが驚きの声を上げる中、余裕綽々と躱して見せると、お目当てのAの方へとそのまま突っ込んでいく。


 突然やってきたブラットにAが噛みつこうとするが、攻撃に入るまでが遅いのでタイミングを合わせやすい。

 これまたすり抜けるように前向きに逃げ相手の横を通り過ぎてから、すかさず右手の甲に魔刃を生やして裏拳で突き刺していく。


 しかし皮膚が分厚く完全に突き刺さらなかったが、これも予習済みだ。

 ジャストなタイミングで発動するように仕掛けておいた【テールフリック】が放たれ、その勢いのままブラットの体が横に回転。

 その回転を利用して、杭を打つかのように左手で右手を殴って中途半端に刺さったままだった魔刃を奥深くまで突き刺した。そして──。



「【雷撃】!!」

「ギビゥビィィゥゥィイィビグィゥゥィィビビィ──」「「ビギィィ!?」」



 下級雷術師で最後に覚えた次の雷撃系攻撃の威力を割り増しする【蓄電1】が乗った、下級雷術師最初のスキル【雷撃2】を右手の甲から魔刃を這うように頭Aの中に流し込んでいく。


 口から煙をあげながら肉が焼ける香りを漂わせ地面にAが崩れ落ちたので、すかさず【根源なる捕食】で頭をえぐり取るように食らい、さらにブラットの過回復分に対して中級合成獣でようやく解放された二つ目のスキル【貯め食い1】が発動した。

 蟲族の根源を食らったことによる補助効果で回避、感知能力も強化される。


 頭Aが機能停止したせいで、残りのBとCにとっては邪魔な重りが付いたようなものだ。

 どちらからともなく頭Aがついていた胴体を食らって身を軽くする。



「だっはっは! おめぇマジで寝てる間にも強くなってやがんの」

「お前なぁ、やりにいくならやるって言っとけってんだ」

「急に飛び込んでいくから驚いたぜ」

「まったくだ」「…………」



 頭Aを倒して戻ってきたブラットにボンドは笑い、ガンツにワーリー、トッドは呆れた顔をして、デンは視線だけでたしなめてきた。



「悪い悪い。けどあと二つになったぞ。もう一個も貰っていいか」

「はぁ……勝手に持ってけ。残り一つの頭は俺たちが引き付けておく」

「助かるよ。それじゃあ、くるぞ──【蓄電】」

「「ビギイイイァアアアアアアッ!!!!」」



 身軽になった二つの頭がブラットに怒りの咆哮を浴びせかけ、器用に胴体をくねらせて突っ込んでくる。

 ブラットは右方向、ガンツたちは左方向と二手に分かれるように躱していくが、ブラットの場合はわざと腕輪を付けていない左腕をCに食べさせるようにギリギリで逃げていく。


 食べられる瞬間に切り離した左腕を狙い通りCが食べ、ブラットは捕食系スキルで貯めておいた過回復分を消費して任意のタイミングで回復できるスキル【貯め食い】の効果で、直ぐに腕を再生させ【暴走細胞】を発動。

 ブラットの腕を一本丸のみにしたCの動きが止まり、それに引っ張られるようにBも若干動きが鈍くなる。胴体が繋がり合っているせいで、Bの方にも効果が伝播したのだ。


 口が半開きのまま一時的に拘束されたCの口内にブラットは腕を突っ込んで【雷撃2】を発動し、防御の薄い体内に向かって【蓄電】で威力の増した雷撃を容赦なく流し込む。



「【根源なる捕食】!」



 そして無慈悲に高威力の特効攻撃で消費した過回復分をさらに取り戻しつつ、Cの頭も捕食した。その際に邪魔しようと雑魚が足元から飛び出してきたが、慌てず【狼爪斬】で蹴り殺す。

 残りのBも【暴走細胞】と【雷撃】がCを通して影響を与えていたせいで動きが悪く、おまけに今や邪魔な死体を一体くっつけているせいでさらに足を引っ張られ、思うように動くことができずガンツたちにいいように攻撃をくらわされ……。



「くらえや!」



 トッドの強化バフで威力の増したガンツの突きで口内から上顎をめった刺し。



「死ねやおらぁああああ!!」



 追加できたボンドの大技で下あごを潰されて、それらの傷口に向かってワーリーの魔法が乗った弓矢とデンのナイフがお見舞いされてBの頭部はぐちゃぐちゃの状態で事切れた。



「ふぅ……、まさかこいつをこんなにあっさりやれちまうとはな」

「いつもなら、あのブヨブヨの体のせいで苦労してたからな。ブラット様様だぜ」



 ガンツとワーリーが軽口を言い合っている間に周囲から勝鬨が上がる。

 ボンドは先の大技でもヒビ一つ入っていない戦鎚をうっとりと見つめていた。かなり気にいってくれたようだ。

 雑魚ワームたちもリーダーを失って一斉に波が引くように、北東に向かって去って行く。


 そんなどさくさに紛れてブラットはスリーヘッドワームの分厚い表皮を吸収していき、また進化に一歩近づいたような感覚を味わっていると、また鐘の音が鳴り響く。


 カカカンカ──カカン──カン。カカカンカ──カカン──カン。カカカンカ──カカン──カン。



「え? また?」

「なんだぁ? 昨日痛い目にあったばかりだってーのに、カラス野郎どもがまた来やがったか」

「南側にカラスが小規模か。こっちに戦力が集まってると見て反対側からけしかけてきたか?

 そうだったんなら、予想以上に早く終わって泡食ってるかもしれねぇな」



 ボンドは面倒くさそうに鼻を鳴らし、ガンツは馬鹿めと笑うが、トッドは逆に不気味なものをそこに感じていた。



「いやしかし……奴らはヤツハネの穴をつくように周りのモンスターたちの勢力が縄張りを削りにきて、今は人類へ襲撃どころじゃないと昨夜聞いたんだが……」

「俺もしばらく来ないと踏んでたんだがなぁ。あいつら一体なにがしたいんだ?」

「来るなら始末する、それだけだ。行くぞ」



 ワーリーもトッドに同調しだしたが、今はそんな場合じゃないとデンが諫めガンツたちは移動を開始する。今は北門近くにいるので、真逆まで行かなければならないのだから。

 それに他の隊もどんどんと南に移動しはじめているので、ここで呑気にしていては邪魔でしかない。


 だが、トッドやワーリーの疑問は正鵠を射ていた。

 実際にカラス陣営のモンスターたちは、あの三体のヤツハネガラスたちが担当していた区域へとカエル陣営が襲撃をはじめ、そちらに対応するために子飼いのモンスターを送ったせいで手薄になったところを狼陣営にも襲われだした。

 なのでそちらにも──とモンスターを送ったせいで、今度は隙ありとシカ陣営まででばってきている。


 さらにカラス陣営に面している四つ目の勢力──スライム陣営だけは来られないようにと、ボスまでもが自ら動いてにらみを効かせての大混乱中。

 ワーム陣営は人類側とはシカ陣営を挟んだ向こう側にあり、本来なら回り込むところをカラス陣営への襲撃で手薄になった部分を突っ切れそうだったからこそ、今回の襲撃に踏み切ったという経緯もあった。


 そんなモンスター同士での大騒動中のまさに渦中にあるカラス陣営が、わざわざ小規模とはいえ人類へ派兵するなど本来はありえないこと。

 だがしかし、実際に襲撃は来ている。ブラットたちは疑問を抱えながらも南門へと急ぐが──その道中、また鐘が鳴り響く。



 カカカンカ──カカンカカカカカカン──カン。 カカカンカ──カカンカカカカカカン──カン。 カカカンカ──カカンカカカカカカン──カン。

 その音は、どの陣営かを示す中央の節が前より長くなっていた。

 その意味は、八つ目の『その他』の陣営もやってきたというもの。



「その他だと? それも同じ方向から? カラスどもがどっかで新しい種族を手中に収めたから、大胆なことができるようになったってことか?」

「ここで考えるより、とりあえず行ってみたほうが早いぜ、ガンツ」

「それもそうだな、ワーリー。急ぐぞ!」



 なんだか胸騒ぎがするガンツは、隊を引き連れ走る速度を一気に上げた。



「おいおい、こりゃあどういうことだよ……」



 もしものときの予備部隊たちが真っ先に戦いに臨んでいたのだが……、敵が小規模だと言うのに完全に劣勢状態。

 本来なら小規模程度の襲撃になら、充分対応できるだけはいたはずなのにである。

 だというのに、いつもよりもずっと多くの死体が……特に戦歴の浅い若い戦士のものが多く、あちこちに転がっていた。



「シニスタークロウがこれほどだと!?」



 シニスタークロウ。一メートルほどの体高に真っ赤な目、全身ボサボサの羽毛をガリガリの体にまとったカラスのモンスター。

 本来であればこのモンスターたちの強さは、先ほど戦ったスリーヘッドワームとほぼ同格か少し弱い程度。つまりいつもは雑魚を率いる側のモンスター。

 そんなシニスタークロウが百羽以上も飛び交って、人類へ猛攻をしかけていた。


 いつも数千数万の群れが襲い掛かってきているのだから数としては少なく、確かに規模としては小さいのだろう。

 しかし一つの隊が一丸となって当たらなくてはいけない雑魚たちのリーダーが、群れでやってきている。それはもはや小規模のレベルを超えている。大規模の鐘を鳴らしていてもいいほどだ。


 だが、それだけで終わりではない。

 カラスたちのさらに上に、指揮棒を持った幽霊が五体浮かんでいた。

 それを見つけた瞬間、ガンツたち──そして周りの年代を重ねた戦士たち全員の顔色が一斉に悪くなっていく。



「お、おい、トッド。……あのモンスターは」

「あ……ああ、間違いないよ、ガンツ……。

 ファントムコマンダー……下級指揮官タイプの幽霊系モンスターだ」

「──まさか」

「なんであんなのがいやがる! そんなはずねぇだろが!」

「ボンドの言う通りだ! あいつらの親玉は英雄ヘイムダルが倒したはずだろう!」



 寡黙で感情を表に出さないデンや、どちらかと言えば楽観的なボンドやワーリーまで取り乱している様子にブラットは戸惑いながらも、とりあえずこちらに飛んで来たシニスタークロウの対処に入る。

 大人たちが取り乱して直ぐに動かないのだから、ブラットが一人で動くしかない。


 【蓄電】を発動させ逃げスキルで背後を取ってから【魔刃断頭】を左右の手で二連続で叩きこみ、傷口に流し込むように【雷撃】をお見舞いして地面に落とし、それを【根源なる捕食】でとどめを刺す。見惚れるほど鮮やかな手並みである。

 シニスタークロウもまたBMOで既に予習済みだったというのも大きいのだろう。通常の動作パターンは頭に入っている今のブラットには、そう大した敵でもない。ない……のだが、それでも油断していい相手ではない。



「ガンツ! なにをぼさっとしてるんだ! 今は目の前の戦いに集中しろ!!」

「──っ!? そうだ、今はとにかくやるしかない!」



 自分たちよりずっと幼い子供に怒鳴られて、ようやくガンツも今の状況を飲み込んだ。

 周りのガンツたちと同年代の戦士たちにも、その声は届き動揺の波は少しずつだが収まっていった。


 それからブラットの快進撃もあり、シニスタークロウは次々と調子を取り戻した戦士たちに討ち取られていく。

 シニスタークロウの数が十を切ったころには、上で優雅に指揮棒を振っていた幽霊たちもどこかに逃げ去って、少々手痛い打撃は受けたが今回も人類側の勝利で幕を閉じた。


 ……だが、それでもガンツや近い年代の大人たちには拭い去れない苦い記憶が、ずっと脳裏から離れることはなかった。



「また……、また、あの悪夢がはじまるっていうのかよ……」

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