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Become Monster Online~ゲームで強くなるために異世界で進化素材を集めることにした~  作者: 亜掛千夜
第二章

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第二一話 初入国

 群れを任されていた緑オオカミが死んだことで、残っていた雑魚オオカミたちは一斉に森の方へと走り去っていく。



「ガンツ隊がハイエアウルフを討ち取ったぞー!」

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」」」」」」

(うるさっ!? これがホントの勝鬨ってやつなのか)



 去っていくオオカミたちを後ろから仕留めていく者たちをブラットが横目に見ていると、近くにいたボンドが声をかけきた。



「助かったぜ、ボウ──あー、名前は何てったっけ?」

「ブラットだ」

「俺の名はボンドだ。今回はさすがにヤバかった。ありがとよ、ブラット」

「気にするな」



 手の大きさが違いすぎて握手というのには微妙な形にはなっていたが、互いに笑いあいながらがっしりと握手を交わした。



「ところで逃げてったオオカミは狩りに行かなくていいのか?」

「深追いすれば、別の厄介なやつを呼び寄せることになるからな。

 ほら、他の追っかけてった奴らも戻ってきただろう?」

「ほんとだ。けど別の厄介なやつって?」

「あの森は俺たちだけじゃねぇ、いろんなモンスターたちが覇権を争っているからな」



 ブラットの疑問に答えたのは、こちらまでやってきたガンツだ。

 彼の話の続きを簡単にまとめてしまうと、モンスターたちは人類の国──いわば人類側の縄張りを奪おうとしているが、魔物たち同士でも縄張りを取り合っている状態。

 だからこそ縄張りのボスたちは互いに牽制しあって出てくることはできないが、深追いすればするほどそれらの本能を刺激して別のより強力な配下モンスター、もっと最悪なケースだとボス本体と戦う羽目になりかねないという。



「じゃあ、さっきのオオカミ……ハイエアウルフだっけ?

 あいつもボスの子飼いの戦力でしかないってことか?」

「もっと深くまで行けばアイツよりもつえーのがゴロゴロ待っているだろうよ」

「うへぇ……」



 最終目標であるベグ・カウというモンスターを倒すには、そういったモノたちも倒さねばならないのだろうと思わず辟易した声が出てしまう。

 そんな素直な反応を見せるブラットに対しガンツは苦笑した。



「ところで、お前。これからどうするんだ?」

「ブラットな。できれば、そっちの国に入れてもらえると助かるんだが」

「ブラットか。俺はガンツだ、よろしくな。

 しかしそうか、そりゃあそうだよな。分かった、全部俺に任せておけ。なんとでもしてやる」

「随分とあっさり受け入れてくれるんだな。自分で言うのもなんだが、いきなり現れたオレなんかをさ」

「……たまにそういうこともあるからな」

「たまにあるのかよ……」



 ゲームだと思うのなら、そういう設定なのか。もしくは、これまでここにやってたプレイヤーたちのことを指しているか。そのどちらかだろうとブラットは納得しておくことにした。



「んじゃあ、回収作業は他に任せて俺たちは先に帰るか。……どうした? ブラット」

「いやなんか……、こいつが気になって」



 そう言いながら頭部がほとんど残っていない緑オオカミに近づき、本能に導かれるように剥き出しになっていた首の骨の部分に触れた──その瞬間。



「うわっ」

「なんだあ?」



 緑オオカミの骨がドロッと溶けるように液状化し、触れた手の先からブラットに吸い込まれるように体に吸収されていく。

 驚いて引こうとしていた手は動かず、結局オオカミの残った骨全てをその体の中へと納めてしまった。

 体を支えていた骨がなくなったことで、緑オオカミの毛皮と肉が地面にくにゃっと軟体動物のように潰れた。



(これは進化素材……てのとはちょっと違う気がするなぁ。

 それよりは、そこに行くまでの経験値的な?)



 一次進化の際に体に取り込んだ素材たちとは違い、なんとなく浸透具合とでもいうのか、ブラットには非常に浅い部分をコーティングされたかのような感覚しかなかった。



(つまり、こういう細かい稼ぎも今後必要になってくるって思っておいた方がいいかな。

 その癖、雑魚すぎるオオカミたちには何にも感じないってことは、最低でもこのクラスは狩る必要があると)



 また最終的に進化のトリガーとなる〝素材〟も必要になってくるので、のんびりしていたら進化などいつまで経ってもできやしない。

 そのくせ一度も死ぬことができないのだから、ゲームとして見るならなかなかの鬼畜仕様である。



(でも全然ゲームっぽくないんだよねぇ。ガンツもボンドも他の三人も……)



 狼たちの死体は人類の糧にするため、できるだけ回収して帰る必要があるが、今回のMVPであるガンツ隊は荷運びに来た者たちの護衛や警戒任務が免除になるらしく、さっさとブラットも含めた六人で〝国〟と呼ばれている場所へと帰っていく。

 とはいえ大して遠くはない。戦っている最中は気が付かなったが、目視でちゃんと見える範囲に、お世辞にも綺麗とは言えない修復の跡が目立つ外壁が見えていた。


 その短い道中でブラットはガンツたちと会話をしてみるが、やはり無意識下に感じるAIっぽさがまったく感じられない。

 本当に自分の意思で考えて行動している、〝人間〟そのものである。

 これはもう本当に異世界というやつなのかもしれないと、ブラットは外壁に近づくまで冷や汗が背を伝うのを気づかれないようにするのが大変だった。


 外壁の上と入り口にそれぞれ武装した男女が詰めていて、見知らぬブラットを見た入り口を外敵から守っているタワーシールドを持った獣に近い形態のタヌキ獣人の中年男性が小走りで駆け寄ってきた。



「ガンツ、その……ソイツはなんだ? 国民じゃないよな?」

「ああ、だがその強さは俺が保証する。このナリで俺たちと同等に戦場で戦える期待の新人だ」

「なんだって!?」

「えっと、どうも」

「うーん、言われてみると貫禄があるようなないような?」



 『どっちだよ』とブラットが内心ツッコミを入れている間に、ガンツが出会った経緯と緑オオカミことハイエアウルフにとどめを刺したことを伝えると、最初の困惑顔から一転キラキラとした視線を向けられる。



「そうか! 君は外からきたのか!」

「え? あ、ああ。そうだ」

「よく来てくれた! 上には俺が話を付けに行こう。ガンツの名前を出してもいいんだよな?」

「ああ、コイツを国民に受け入れないなんて人類の損失だ。必要があるならどれだけ出してくれても構わない」



 ガンツがそう言い切ると、タヌキ獣人の男は全力で外壁の入り口まで戻り説明してから、そのまま国の中へと走り去ってしまった。



「なぁ、ガンツってここでは凄い人なのか?」

「はんっ、ただなげーこと生き残ってるだけのおっさん戦士だよ」

「くっくっく、確かにガンツは俺たちと同じ五級戦士ってのは変わらねーが、特五級の分隊長様だ。

 その上これまで積み重ねてきた実績もあるからな。人類最後の砦たる我が国は強さを重視するが、これまでどれだけ人類のために貢献してきたかでも評価は変わる。

 ガンツなら、そこいらの四級戦士より発言が通りやすいのさ」



 中年エルフのワーリーがブラットの肩をポンと叩きながら、この国でのガンツの扱いについて教えてくれた。

 だが聞き馴染みのない『級』という階級が気になって、ガンツのことより思わずそちらの話題が口からこぼれる。



「五級?四級? 同じ戦士にも階級を付けてるのか?」

「あーそっからか。まずあそこにいたのは──」



 あの場でブラットと共に戦っていたほとんどは、今説明しているワーリーたちと同じ五級と、それよりも一段劣る六級の戦士たち。

 戦闘後の肉や素材などの回収は新人扱いの七級と、戦士ですらない戦士希望の八級と呼ばれる者たちが駆り出される。

 ちなみにパーティ単位での五~一〇人の分隊の隊長、つまりガンツの場合は同じ五級でも特五級という四級の下位扱いの認識になるのだとか。



(つまりガンツたちより上はもっといて、一番数多くいる戦力がガンツやボンドたち相当か、それより一段劣る程度ってことね。

 これはベグ・カウ攻略の希望が見えてきたかも?)



 だがそこまで聞いた後に、四級以上になってくると人数が極端に減ってしまうと聞いて少し落胆する。



「四級や三級の何人かは俺たちのすぐ後ろで控えていて、俺たち全員がやばそうなら出てくる。

 二級以上は人類の防波堤として、有事の際以外は国の中で待機、もしくは重要施設の防衛って感じだ」

「ちなみに一級ってのはガンツと比べてどれくらい強いんだ?」

「ガンツじゃ手も足も出せずに終わるだろうな。特に最上位に君臨する我が国の姫様と比べたら雲泥の差だ。

 あの人だけは他の一級とも格が違うから、特一級なんて言われてるしな」

「姫様? ってことは、ここは王政……、王様がいるのか?」

「いないな。ただその強さへの尊称みたいなもんだ。実質一番の権力者とも言えなくもないしな。

 我らが姫様、人類最強の守り手さ」



 今のガンツとも一対一なら戦えば勝てるだろう──といったレベルが、今のブラットのおおよその強さだ。

 そのガンツが手も足も出ない一級クラスの戦士となると、間違いなく一次進化したブラットも敵わないと思っていい。



(BMOの上位層プレイヤーくらいの強さがあれば、戦力としてかなり期待できる。

 ベグ・カウを攻略するときは、是非その姫様にも手伝ってほしいな)



 ワーリーの説明を聞いている間にブラットは補修の跡が目立つ外壁の内側、人類最後の国へと足を踏み入れた。

 その光景はといえば全体的に石材が使われた町並みで、道はところどころ欠けていたり、建物も補修の跡が年季を感じさせる古さを露わにしているが、衛生面はそこまで悪くはなかった。



(よかった。大昔だと糞尿垂れ流し~みたいなとこもあったみたいだから心配してたんだけど、これくらいなら全然大丈夫だ。

 もしかしたらそのへんは前任者たちの誰かが、整備しておいてくれたのかもしれないね)



 人の通りは少なく、お世辞にも賑わっているとは言えないが、それでも国としての形は成している。

 こちらの世界の拠点となる場所だけに、これはブラットにとって朗報ともいえた。


 ──と、方々を見渡してボケっとしていると、コツンとガンツに頭を叩かれた。



「道端で立ち止まるんじゃねぇよ。さっさと配給券を貰いに行くぞ」

「配給券?」

「ああ、そうだ。働けば配給券がそれに応じた枚数貰える。今回は俺たちが大金星だったから期待していいぞ」



 ここで、またしても新事実が発覚した。なんとこの国では貨幣は発行されておらず、その代わりに配給券が働きに応じて国から配られる。

 国民はそれを消費して食料や衣類、雑貨、住居や嗜好品、質のいい武器や防具などを手に入れることができるから、この国で何かを手に入れようとするなら絶対に必要になるとガンツは言う。

 これも限られた物資で国がやり繰りするために考えられた仕組みなんだ、とも。



「ほら、これがお前の分だ。受け取れ」



 外壁付近にあった派手な旗が立てられたボックス型の建物の剥き出しになった窓口にいる年老いた女性に、あれこれガンツがブラットのことを説明していき、きっちり増えた人数も含めて配給券を全員分手に入れることができた。


 配給券は何かの動物の皮をなめして着色したものに、この国の言語で『配給券』と焼き印が押された板ガムのような形をした簡素なもので、隊長であったガンツが一番多く、ブラットはボンドたちと同枚数それぞれに配っていく。

 受け取った配給券は二十枚程度で白が半分以上、次に青と黒が数枚、緑と赤が一枚ずつ入っていた。



「ありがとう。でも、これで物資を管理をしてるなら、急に増えたオレの分を増やして大丈夫なのか?」

「お前が戦っていたところは、あの場にいた全員が目にしているし、その力量も疑う余地はなかった。

 まだ上まで完全に話はいっていないだろうが、これだけ周知の事実になってんなら問題にはならん。帳尻は他で合わせるだろうさ」

「そういうもんか。んで、この色の違いって何か意味があるんだよな?」

「大ありだよ、ブラットくん。白は食料、黒は生活雑貨、青は武器や防具や衣服、緑は嗜好品と交換できる。

 今手元にはないが黄色は魔道具と、紫は住居と交換できる……んだが、そっちは俺たち程度の戦士じゃあ滅多に貰えないから気にするな」



 純人……つまり色葉の世界の人と同じ姿かたちをしたマッチョな中年魔法使いトッドが、丁寧に配給券について説明してくれる。

 それに相槌をうちながら配給券を物珍し気に確認しつつ耳を傾けていたのだが、一種類だけ手元にあるのに説明されていない色があることに気が付いた。



「あれ? それじゃあ赤は何と交換してもらえるんだ?」

「赤は……まぁ、まだ君には早いが大人になったときのために貯めておくといい。

 ガンツやボンドは貰ったらすぐに使い切って、よくないない騒ぐからな」

「んん? オレはまだ使えないってことか? 一体何なんだよ、この赤の券はさ」



 おそらく年齢的な意味で自分はまだ使えない。それでいてすぐ使いたくなるもので、常習性がありそう。赤は警戒色。これらを加味した結果、やばいお薬か何かなんじゃないかとブラットは警戒する。

 ここがゲームの世界であったとしても、異世界であったとしても、ドラッグは不味いだろうと。


 しかしそれは、その心中を完全に察してはいないのだろうが、何か勘違いをしているだろうことに気が付いたガンツが否定した。ブラットが想像していた斜め上の解答で。



「赤はあれだ。お国の言い方で言うなら生殖許可券、簡単に言っちまえば子作り券だな。

 戦士たるもの、次代の戦士の種を死ぬ前にちゃんと仕込んでおかなきゃなんねぇのさ。これも仕事みたいなもんよ」

「こづっ!? そんなものまで規制されてるの!?」



 色葉はそっち方面についてはさほど興味がなく、電子化が完全に進んだ世の中で兄や父の部屋でエッチな本を偶然~なんてことも起きるはずもなく、純粋培養で最低限の性知識しかもっていない。

 故にいきなりの性の話についていけず、思わず口調が素に戻ってしまう。

 そのことに「ん?」とガンツたちに一瞬疑問の表情が浮かぶが、大して気にせず話を続けだす。



「ったりめーだ。そこいらでポコポコ産んでたら物資も場所も持たねぇよ。

 それに選別もきっちりできなくなる可能性まであるからな」

「選別?」

「ああ、国に必要な子供かどうかを判断しなくちゃいけねぇからな」

「………………それって……どういう。必要じゃないと判断された子はどうなる?」

「あー……そうか。お前もそっち側だからな、気にして当然か。俺が悪かったよ」

「……? いや、だからどうなるの?」

「どうなるもなにも……、国で養うに値しない子供は追放だ。

 当然だろう、優秀な子を次代に繋げていかなくちゃ俺たちの国はやっていけないんだからな」



 つまりはこういうことである。

 この国ではある程度生殖行為を制限しつつ国民に子を産ませ、その中から国益になる子供だけを選出してあとは国外に放棄する。

 右も左も分からない能力なしと判断された子供が、いきなりモンスターひしめく外の世界で生きていられるわけはなく、ただ殺しているのと大差ないように自分の生きてきた国の常識を持つブラットには思えてしまう。

 思い返せば小太郎がそんなことを言っていたような気がするが、現実と認識しだしてから言われると生々しさが全く違う。

 これも一つのカルチャーショックと言えるのかもしれない。



「そういえば、わた──オレもそっち側ってガンツが言ってたけど、それはどういうことだ?」

「なんでって、そりゃあ、お前は国外追放された子の生き残りってことだろ?

 能力なしが外で偶然にしろ必然にしろ力を付けて、俺たちに節穴めって言いに来たってことじゃないのか?」

「いや、そんな意図はなかったんだが……」

「そうなのか? たまにいるんだがな」

「もしかしてその場で殺さず追放なんてしてるのは、外で力を付けてくるかもしれないから?」

「そうだ。じゃなきゃ、わざわざモンスター共にエサをくれてやるようなことはしねぇよ。

 追い出される奴にとっても最後のチャンスってことでもある。

 けどブラット、お前は普通の生き残りじゃねーよな?

 外では得られないはずの知識を持っていて、なによりそんな上等な服を身につけてやってくるってことは……、〝神の恵み箱〟を授かっているんじゃないか?」



 ガンツの言う〝神の恵み箱〟とは、ブラットが事前に得ている情報通りならBMOでいうところの〝手持ちスロット〟のことだ。

 一瞬それをここでガンツたちに教えるべきかどうか悩んだものの、隠し続ける方が面倒だと認めることにする。

 ブラットはそういう設定で通るように前任者たちがレールを敷いてくれていることを信じて、どこからともなくビンに入ったポーションを手に取りだした。



「ああ、授かってる。知識もそのとき一緒にな」

「そうかっ! やっぱりお前はそうなのか!」

「マジかよ……、それは期待しちまうねぇ」

「まさか俺の生きている間に出会えたかもしれないってことか? 運がいいぜ」

「それならあの強さも納得だ」

「歴史の分岐点に我々は立っているかもしれないということか……。おぉ、神よ……」



 ガンツ、やや無口な小人族のデン、エルフのワーリー、ゾウ獣人のボンド、純人のトッドが順にそんなことを口にする。



「歴史の分岐点? そんな大げさな」

「お前は知らないかもしれんが、実際にその力を授かった者たちの多くは歴史に名を刻んでる。

 人類がまだ生き残れてるのは、その英雄や賢者たちのおかげと言ってもいい」

「たまーに何がしたかったのか、よく分かんねーままに死んじまった変なやつらもいるらしーけどな。

 ブラットはそんなことにはならねーって信じてるぜ、がっはっは!」

「は……はは、善処するよ……」



 零世界にブラットとして色葉を招き入れた鈴木小太郎のミッションを達成し望みを叶えた者は〝英雄〟や〝賢者〟として名を刻まれて、そうでないものはただの変人扱い。

 はてさて自分はどっちになることやらと、ブラットは思わず大きなため息を吐きそうになるのを静かに堪えた。

次は金曜更新予定です。

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完成すれば環境最強だけど超大器晩成なビルドの主人公がゲーム内転生とかで外れ扱いされる作品はたくさんあるけどこういうじっくり育成する余裕がない貧しさの演出はやっぱ納得感があっていい
[一言] メトロイ〇ドレッドのエ〇ー撃破シーンを連想してしまった<<吸い込まれるように体に吸収
[気になる点] てっきり某野原ひろしみたいに「あくまでゲームで設定なんだ」と自分に言い聞かせるレベルだと思ってたら想像以上に『設定』だと思ってたみたいですね。これは初のしっかりした負傷なんかで恐慌状態…
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