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その3 リエスディア、弟と会う。

お父様とお母様とイェティウスが

快黎おばさまと帰って来ました。


「お帰りなさい、お父様、お母様。」

私は嬉しくて二人に飛び付いた。

「ただいま、リエスディア。」

お父様が抱き上げてるお母様とイェティウスを下ろしながら言いました。

「リエスディア、ただいま、イェティウスだよ。」

お母様が赤ちゃんな弟を見せました。

金の髪をしています。

いいなぁ、私もお父様みたいな金の髪が良かった。

まあ、いいや、黒い髪も好きだし。

弟は嬉しいです。

可愛がってあげるね。

「イェティウス、これからよろしくね。」

私は小さい手をそっと握りました。


「快黎おばさま、いらっしゃいませ。」

グーレラーシャの礼をして出迎えた。

「リエスディアちゃん?大きくなったね。」

快黎おばさまは前に向こうの世界で会ったことがあります。


「おお、ウェット、やっと帰ってきたかー。」

ラース様がやって来ました。

「ラース様、リエスディアがお世話になりました。」

お父様がそういいながら私を抱き上げました。

ラース様がいいのに。

「お前、娘にまで独占欲出してどうする。」

ラース様が頭を抱えた。

「久しぶりだから抱えただけですよ。」

お父様が言った。

そうですね、一週間ぶりです、お父様は。

「ったく、まあ、いい、律ちゃん、赤ちゃん見せてくれ。」

ラース様が言った。

「あー、抱いてやってください。」

お母様がイェティウスをラース様に渡しました。

いいなぁ、イェティウス、ラース様に抱かれて。

「うちの孫と同年だな♪賢そうだ。」

ラース様が言った。

そういえばそうですね。


「リエスディアちゃん、しっかりしてるね。」

快黎おばさまが言った。


お父様に下ろしてもらって

快黎おばさまが見たがってる

遺跡を大型通信機で映像を出した。


「そう、そこに行きたいんだ。」

快黎おばさまが微笑んだ。


やっぱり、ポピュラーな遺跡からいくんだね。

「快黎ちゃん、最新の遺跡はここだからね。」

いつのまにかお母様が来てる。

お父様大丈夫なのかな?

「そっちもまわる予定だから。」

快黎おばさまが言った。

「じゃあ、オレと行くか?ラーガラースのそばだし送っていくぞ。」

ラース様が言った。

「本当ですか?」

快黎おばさまは嬉しそうに言った。


「私も行きたいです。」

ラース様と一緒にいたい。

「リディ、もっとおっきくなってからな。」

そういってラース様は私の頭を撫でました。


早く大きくなりたい。

ラース様の隣に立ちたい。

私、子供だけど。

ラース様の事が大好きなんです。

だから、帰らないでほしい。

お婿に来てくれたら。

いつも一緒にいられるのかな?

お母様がいつもお父様に抱き上げられてる

みたいな事してくれるのかな?

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