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その2 律、二人目産みました。

明正和次元で実家で出産。

極楽極楽...ま、王宮も

上げ膳据え膳だけどさ。

ある意味。


「ウェティウス様、いい加減帰んなよ。」

私は言った。

子供を抱いてる私をいつものごとく

抱き上げてます。

「律、私はそなたがいないとダメな男だ。」

堂々と言いやがりました。

「イェティウスも元気だしさ。」

イェティウスは今抱いてる長男、リエスディアの弟です。

「わかっている、リエスディア事も心配しているのだな。」

ウェティウス様がお父様の顔をした。

「うん、まだ、9才だしさ。」

頭が良いって言っても小学生の年令だよ。

「ラース様が来て嬉しいと言ってたぞ。」

ウェティウス様が複雑な顔をした。

「あの子、ラース様の事大好きだからね。」

私が言った。

ジジコンなのかな、まさかねぇ。

「まあ、ラース様がいれば寂しくないだろう。」

ウェティウス様が寂しそうに言った。

何だかんだ言ってリエスディアの事可愛がってるからね。


「律ちゃん、イェティウス君、ウェティウスさん元気?」

快黎ちゃんが来た。

あ、優黎(ユウリ)お姉ちゃんだ珍しい。

優黎お姉ちゃんは快黎ちゃんのお姉ちゃんで

本業は守護戦士で今は...政治科通ってたかな?

「こんにちは、律ちゃん。」

優黎お姉ちゃんが言った。

優黎お姉ちゃんは快黎ちゃんと違って

戦闘能力あります。

「お姉ちゃん、赤ちゃんだよ。」

快黎ちゃんが言った。

「うん、可愛いね。」

優黎お姉ちゃんが微笑んだ。

二人は出産祝いをもってきてくれたんだよ。


「快黎嬢の姉上様か?」

ウェティウス様が言った。

「うん、優黎お姉ちゃんだよ。」

私は言った。

「はじめまして、五十嵐優黎ともうします、ウェティウス陛下。」

優黎お姉ちゃんが綺麗な礼をした。

「ウェティウス・グーレラーシャだ、よろしく頼む。」

ウェティウス様が言った。

「私の時より丁寧だね。」

快黎ちゃんが言った。

「快黎嬢はなんと言うか気安い感じがしてな、もっと丁寧な方が良いか?」

ウェティウス様がイェティウスの頭を撫でながら言った。


あー、この子肝座ってるわ。

泣かないもん。

リエスディアは慣れない時

武人の殺気とか闘気で泣いてたよ。


「別にいいよ、今度遺跡みにパーウェーナいくからね。」

快黎ちゃんがウキウキ言った。

「では、律、もてなしせねばならんな。」

ウェティウス様が言った。

「別に大丈夫だよ。」

快黎ちゃんが言った。

「いや、そなたは律の大事な友だ、私にとっても明正和次元の知り合いの中で特に親しいしな、律、帰ろう。」

ウェティウス様が嬉しそうに微笑んだ。

考えたね。


まあ、私もそろそろ、リエスディアに会いたいし。


「ええ?いいよ、別に慌てなくて。」

快黎ちゃんが言った。

「そうだよね、もっとゆっくりしていきなよ。」

優黎お姉ちゃんが言った。


「でも、お母さんも妊娠してるし。」

まだ初期なんだけどね、超したの兄弟だよ。

「ええ?(ミツ)おばさん妊娠したんだ、めでたいね、お姉ちゃん♪」

快黎ちゃんが言った。

「うん、だから帰ろうかな、お母さんは心配だけど私、役にたたないしさ。」

私がいると邪魔くさいし...。

義母上様(ハハウエサマ)には王宮管理補佐官(侍女、侍従)を送り込むことにしよう。」

ウェティウス様が嬉しそうに私を抱き込んだ。


「お姉ちゃん、あれは親亀の上に子亀が乗ってその上に孫亀って感じだね。」

ウェティウス様に抱かれてる私とイェティウスをみて快黎ちゃんが言った。

「...力持ちなんだね。」

優黎ちゃんが関心したように言った。


「律。」

ウェティウス様は私の首筋にキスをした。


あー、二人が甘いすぎのもの食べ過ぎたみたいな顔してるよ。

ウェティウス様、人前であんまりエロい事

しないでください。

ああ、グーレラーシャ傭兵国。

約一年ぶりー。

リエスディアの現物に会えるのは嬉しいよ。

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