表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【本編書籍化】ゲーム世界転生〈ダン活〉EX番外編~ハンナちゃんストーリー~  作者: ニシキギ・カエデ
第四章 ハンナの大変化する日常編!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

173/207

#172 Bランク戦が終わって打ち上げです!




 えっと、結果から言うとですね。


「さーて皆、ジョッキは持ったかーー!! 初のBランク戦、そして勝利おめでとう! これでギルド〈エデン〉はBランクギルドに昇格した! みんなよく頑張ったな! もう最高だ! これ以上の言葉はいらない! というわけで〈エデン〉のBランク昇格をとっても祝ってカンパーイ!!」


「「「「カンパーイ!!」」」」


 カンパーイです!


 はい。〈カッターオブパイレーツ〉さんとのBランク戦、無事勝利です!


 私たちがステゴロ男子さんを倒した時にはですね、リーナさんとラナ殿下も協力してもう1人の方を〈白の玉座〉と『宝剣』のコンボで屠ってしまったらしいです。

 結構離れていたのに、瞬殺だったらしいです。さすがはラナ殿下です。


 その後は〈カッターオブパイレーツ〉さんが逆転を狙って本拠地に攻めてきたりもしました。

 いえ、正確には本拠地を見て「あれどうやって攻めるの!?」と戸惑っている間にリーナさんの指示で包囲が完了して殲滅されてしまいました。それで決着です。


 えっと、うん。ほんと、この本拠地ってどうやったら攻略出来るんだろうね。

 ゼフィルス君なら知っているのかな? なんか聞かない方が幸せな気がするよ。


 そんなことを考えながらラクリッテちゃんと「強いよね~」「はい、強いです~」と先ほどの感想を言い合っていると、ゼフィルス君がやって来ました。


「ハンナ、ラクリッテ、お疲れ様~」


「あ! ゼフィルス君、いらっしゃ~い」


「ぜ、ゼフィルスさん! お、お疲れ様です!」


「お~う、ラクリッテはもう少し気を抜いてもいいぞ?」


「は、はい!」


 ラクリッテちゃんはまだ偉い人の前だと緊張しぃなところがあって上手くしゃべれません。私や仲の良い子とは普通にしゃべれるんですけどね。


 それからお疲れ様とお互いを労っているうちに、話は今回活躍した私が中心になっていました。


「ハンナちゃん凄かったんですよ~。アイテムをこう迷いなく投げ込んだり、使ったこと無い大砲をドーンドーン命中させたりして。Bランクの戦闘職さんを倒しちゃったんですから!」


「えへへ~。普段錬金砲を撃ってたから慣れてただけだよ~」


「すげぇなハンナ!?」


 ラクリッテちゃんが凄く持ち上げてきます。ありがとうラクリッテちゃん!

 本当はシャロンさんとラクリッテちゃんが逃げ場をなくしてくれたおかげで倒すことが出来たのですが。それも込みでラクリッテちゃんが私が如何に凄かったかを力説してくれたのです。

 おかげでゼフィルス君に良いところを見せることが出来ました!


 ゼフィルス君、なんだかとても驚きと感心していましたからね。生産職が戦闘職を倒したということがよほど衝撃だったみたいです。


 なるほど~、こうやってアピールするとゼフィルス君の関心が向くんですね。

 今度機会があれば、またやってみましょう!

 そのためにはコテちゃんのさらなるパワーアップが必要ですね!


 コテちゃんは今回私がうっかりフレンドリーファイアを食らわせてしまったおかげで、だいぶダメージを受けてしまっています。

 ごめんなさいと同時にありがとうコテちゃん。コテちゃんは絶対修理して、パワーアップさせてあげるからね!


 ゴーレムが受けたダメージは自然回復しません。回復させるにはアイテムが要ります。

 打ち上げが終わると、私はコテちゃんを修理してあげました。

 単純に回復アイテムゴーレム用を使っただけですけどね。


 さて改造です。コテちゃんをパワーアップさせます!

 と思ったのですが、これ以上のパワーアップにはゼフィルス君の言う〈加工台〉が必要みたいなのですが、これがどこにもありませんでした。

 聞いても売店や〈総商会〉の人も知らなかったのです。

 ゼフィルス君、本当にどこ情報なのかな?


 コテちゃんのパワーアップは一旦中止せざるを得ませんでした。

 その理由はもう一つあります。


「今日からテスト期間に入ります。期間中はダンジョンの入ダンは出来なくなりますので注意してください」


 アイス先生がそう教壇の前に立って連絡してくれます。

 そう、もうすぐ2学期が終わるので、2学期の期末テストを受けなくてはいけないのです! ひ、ひゃあ!? ついにこの時が来てしまいました!?


「〈錬金術課〉は一クラスしか無いとは言え、あまり怠惰な点数を取った方は悪い意味で注目されてしまいますからね。注意してください」


 アイス先生がクールにそう連絡事項をクラスに伝えます。

〈錬金術課〉は人数が少ない分、覚えられやすいという問題があります。

〈戦闘課〉だとあまりにクラス数が多すぎて個人の点数というよりも、所属クラスで覚えられるためどんな点数をとってもあまり気にされませんが、〈錬金術課〉はあまり酷い点数だとしっかり覚えられてしまいます。要注意です。


 つ、ついにテスト期間が来てしまいました。





 後書き失礼いたします。祝、続巻発売決定! 大企画のお知らせ!


 昨日、続巻について大事な発表がありました!

 小説第8巻とコミックス3巻とタペストリー第二弾の同日発売です!

 同日発売の大企画で書き下ろしや特典SSが計12点も!

 ヤバいくらい書きました。


 発売日は2024年2月15日!


 詳しくはどうぞ活動報告をご覧ください!

挿絵(By みてみん)


 よろしくお願いいたします!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム世界転生〈ダン活〉1巻2022年3月10日発売!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ