左手と背中もアピール中。
【用語】
『精神疾患』
:当該個体の生存を拒む精神状態。直接的間接的自殺のこと。自殺未遂や未遂失敗が直接の代表格。摂食障害や投薬障害が間接の代表格。
なお自殺とは全て自殺未遂の失敗を指す。
余談として。
生存可否は自然環境に依拠する部分で考察し社会環境に依拠しない部分のみで判定。特定の文化的禁忌を守れなかったから自殺未遂に失敗しても、それは精神疾患ではない。牛肉を間違ってたべたから死んじゃう病とか処女を守れなかったから死んじゃう病など無いのである。
ただし先進国文化圏にしかない精神医学会では論拠も定義も無いままに文化的規範の逸脱をもって疾患と定める病気を患っている。処女を守れなかったから死んじゃう病はアリだが牛肉を間違ってたべたから死んじゃう病はナシとか意味不明。先進国文化圏にしかいない精神科医がキチガイ揃いってそーいう。
個の確立とかいう宗教上の都合で創った代物が社会生活と矛盾するために自立孤立共存依存等々をスイッチングしようとして錯乱してさせているのが既にキチガイなんですがそれは……もちろん「想像規範と現実環境の矛盾に堪えかねた自殺」は精神疾患ではなく合法的で社会的必要性はない殺人。
なお合法的で社会的必要性がある殺人は戦争や治安維持の為に行われ続ける暴力措置などを指す。
余談として。
依存と共存。
同じこと。
違いを探すとすれば
――――――――――安定と不安定。
依って在る。
共に在る。
前者は相手を必要としている。
後者は相手が居なくてもいい。
与えるか受けるか。
いずれどちらでも。
利害打算に拠る関係は確かにそこにある。
何故為り何時無くなるかが判る。
怖いことなどなにもない。
在るから無くなる。
壊せるから造れる。
認証の話。
好意愛情に拠る関係は確める方法がない。
何時為り何故無くなるか解らぬ。
恐怖以外の何者でもない。
そもそも在るのか。
壊せたか創れたか。
信仰の話。
君はどちらだ?
何れか、だ。
どちらも違うと狂うかね?
――――――――――社会心理学基礎課程教本。
『人間で在るということ。
社会に在るということ。』
「認め証てる貴男が貴女がたに信じられ仰がれてるんですがそれは」
「オマエもな」
《とある国際連合統治軍大尉にウザ絡みしている陸上自衛隊三尉の会話》
【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室/青龍の貴族】
俺の右手が凄い。
「右掌が美ょぅι゛ょで美童女美少女美女交代制」
魔女っ娘が胸を張る。
「幼い小は成長して大を兼ねるからフルコンプ」
俺の為に創られた料理。
「貴男の為に産まれてきたまであるんですけど」
もちろん、うちの娘らにも対応。
「全て年齢だけじゃなく全ての種族の女に対応」
俺が気にしないから遠慮させずに皆で食う。
「大中小同時ってxPは好きじゃないって言ったくせに16Pかよしないとは言ってなかった順番〃女とはタイマン基本で応用ダメ出来るだけxは仮定の数字とする」
OSのことだとは思わない。
比喩表現の食うではない。
文字通り、食卓は皆で囲む。
まあ軍人じゃないからね。
兵士と将校なら一緒に食わんが。
面倒くさいと言うなかれ。
一緒に食べると親しくなるから。
戦野なら理由付けが可能。
「ふん!仲が良いからじゃないんだからね!誤解しないでよね!」
――――――――――ほっとこう――――――――――
とっても簡単な問題。
兵士が殺し合いをする理由はなんだ?
殺すなら作業員でもいいが。
殺し合うのは兵士だけ。
殺される危険があるのにな。
それは
――――――――――将校が命じるから。
従わせてるんじゃないぞ。
そんなん後ろから撃たれるだけ。
督戦隊なんて戦力の無駄。
買ってるんじゃないから。
他人はともかく自分を売るかよ。
ただでさえ損しかしない戦争なんだぜ。
説得出来る訳が無いだろ。
出来ても少数、時間懸り過ぎ
オマエだけで殺れって言われる。
銃を持つ相手に権力は無意味。
死ねば金なんか意味がない。
大義ごときは論破に五分。
仲間の為、なんて世迷いことを吹いたら、みんなで敵前逃亡するわ。
・・・・・・・・・・第一次世界大戦後半の全陣営みたいに。
それを推して殺し合わずに殺し合わせる。
権威しかない。
――――――――――人が見倣う意味すら知らず。
詐術なんだが。
貴方にでも出来る人を殺し合わせる手順。
実証済み。
その第一歩、の踏み出しかた。
――――――――――そのレシピ――――――――――
権威には顔が必須条件。
だから人で創る。
将校だ。
・・・・・・・・・・まあ、あるべき姿、としては。
全てが同志じゃ組織に成らない。
組織犯罪ならなんでも出来る。
上官に命令されて仕方なく。
その将校。
兵士と生死を供にしない。
誤解をされたら指揮系統の崩壊。
勝てないどころか負ける。
戦犯に成るまでが役目。
殺らされました、と言えるよう。
階級が上なら見下ろそう。
後ろから撃たれる刻に胸を張れ。
撃たれぬ姿、だから従う。
従って良い相手だと感じさせる。
理解させる時間などない。
ならばこそ根拠無しに差別する。
見下して皆に観せ憑ける。
将校教育の基本なんだが。
上にしか従わない。
上とは格差のこと。
だから常に差をアピール。
将校は兵士より上だと権威付け。
問わせない。
考えさせない。
その隙を与えない。
食事は一番、解らせ易い。
理屈じゃ伝わらないことだから。
そも理屈じゃ間違ってる。
リピート!
殺せが基本で死ねもアリ。
「たいちょーには縁がないファンタジーだと兵士目線の将校が部隊を崩壊させたり兵士に生還を命じ敵前逃亡されたり憲兵の前に同じ目線の兵士に殺されたりしませんからねファンタジーだと」
流石マメシバは判っていながらファンタジーを楽しんでいらっしゃる。
ファンタジー愛好者は一生戦うことはないから安心していい。
リアルに居場所が無いから開戦も敗戦も銃後で終わる。
戦勝したときだけ前に出てくれぱいいさ。
「子どもを戦場に送ったり女がいない男とか気持ち悪いって一般常識は捨て去るからこそサブカルチャーアニメリスペクトのハリウッド巨大ロボット物なんか敵襲があれば今まで出張ってた子どもをシェルターに放り込んでムキムキマッチョマンが出撃して二人心合わせてロボット操縦」
・・・・・・・・・・まあ、マッチョな兵士はファンタジーだよな。
「そのままで居てください」
――――――――――そっとしておこう。
特殊嗜好の御伽噺は、ともかく。
だから民間人、ゲストを尊重するのは許される、いや、推奨される。
兵士は将校が大切にする者を守る為に死ねる。
護るべき協力者は御姫様扱いしましょう。
実際うちの娘たちは元々の立場が御姫様寄りだが。
護らなくて良い相手には、一切構わない様に。
迫害すると、その作業は必要かと勘違いされます。
虐待迫害冷遇する手間暇を使うなら初見で殺せ。
ただ居るだけで管理リソースが割かれるのだから。
「国際連合統治軍軍政マニュアルより」
うちの娘たちが俺と一緒に、ごはんを食べる、二番目に大切な理由。
「一緒に居たいから居るが一番目」
そら食べない誰かと食卓一緒は嫌だ。
皆で食うのも楽しい。
でないとダメ、なんてことは無いが。
独りとはまた違う味。
ここじゃ一人にしてはおけないし。
子どもだから常にか。
老人と子どもは勝手に殺されるから困る。
俺の周りに居ればどうにでもするのに。
町内会ならそれで通るんだけどなぁ。
異世界でも、まあ、軍政司令部と軍政部隊の中では、大丈夫。
ちゃんと俺の視界を外れない。
互いを邪魔しない。
互いに譲らない。
互いに争わず。
あとちょっとか。
――――――――――後は競うように為れれば一人前。
さて、今朝は?
俺の視線上を外れ無いように。
俺の手が届く範囲になるべく。
俺の身体に出来るだけ触って。
取り澄ました表情だから、そりゃ弄るわ。
他の娘たちへ視える様にして。
他の娘たちに魅せつける様に。
他の娘たちが観てると知らせ。
この程度。
縄張り争いかな?
マーキングかな?
爪研ぎなのかな?
負けない戦い、敗け戦。
勝ちにいこうぜ!
なんだって善いんです。
意味なんか要らん。
価値なんて無意味。
コストなぞ度外視。
勝つことは楽しいこと。
――――――――――無茶してもいいんだよ。
「毎日何回一度辺り何度も無茶苦茶にされてるんですしねぇ」
抑えつけてあげるから我が儘でいいのに。
家族同然のシスターズやColorful。
誰に仕える使用人か不明瞭なメイド五人衆他の方々。
一番、歳上の、しっかり者の、エルフっ娘。
彼女に注目する皆。
「他の女、たち、に抜駆けさせるか料理以外は譲らないって燃えてますから」
その前でず~~~~~~~~っと、お姉さんが、大人に、だらしなく甘えている。
それを周りの歳下の娘たちが注視している。
その自覚を無理強いされてるエルフっ娘。
止められない。
開き直れない。
忘れられない。
生き恥である。
それを無理強いしているのが俺だと想い知らされつづけている
・・・・・・・・・・なんて愉しい娘なんだろうか♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎
「ありとあらゆる自分を全て委ねるのが一番難しいってそれ一番言われてるから」
なお好かれていれば迷子にならない。
皆、常に傍にいます。
子どもが迷子になるのは嫌われてるからなんだよ。
誰がとは言わずと知れてる。
知ろうとしないから、更に一筋すら赦さぬ毛嫌い。
いや無関心されてる、明確に無認識。
「好きの反対って昔から」
親って嫌われるよ。
好かれないといけないから嫌われる。
最期は諦められるけど。
子って嫌われるよ。
以下同文。
まあ親子って言葉の意味が半世紀くらいで全く違うんだが。
解っているくせに無視された辺りで判れ認めろ諦めて二度と子どもに関わるな
・・・・・・・・・・れたら人間としてまとも、ならそうはならんか。
だから軍政部隊一同、現地協力者の為なら慶んで死ねる。
「たいちょーの女だから、と思われ」
皆をじゃなくて皆で。
俺に飲ませて食わせるだけじゃない。
合間〃に各々も飲食。
だから頼れ委ね任せ好かれる俺の傍は常に娘どもたち。
だから俺用の料理飲み物ながら、子どもたちにも対応。
ちびっ娘たち以外、15歳以上。
成長期は終わってる。
なら大人向けメニュー中心で良いわな。
ちびっ娘たち向けのアレンジも併設。
魔女っ娘の料理なんだから当たり前。
気遣いとは斯くありたい。
皆で食べる、食べられる、ずっと。
・・・・・・・・・・俺に配慮させない、料理担当、魔女っ娘の配慮。
料理担当の刻。
匠の技と嗅覚視覚聴覚を楽しませる、魔女っ娘。
そして今、刻。
一生懸命とガンバりますと健気さの、魔女っ娘。
主菜担当とは、アーンである。
魔女っ娘は小皿で受けて俺の口元へ運ぶ役割。
役割?
ふーふーもします。
必ず熱いので必ずします。
冷製は副菜、お嬢の役目。
スープも副菜扱いですが、煮え滾っております。
北邦の春先ってだけではなく、料理は熱いモノ。
「いやいやふーふーじゃなければ口移しですから、冷たくなければ冷製レベルならセーフ」
熱いままってのは無理。
ちびっ娘たちは猫舌だから。
熱いまま食うのはあり。
ちびっ娘たちは口元に運ぶ。
でもふーふーはします。
熱さを失わない程度の意味。
香りを飛ばして食欲を誘うのだと思い付きました、俺が。
いやいやいやいや。
娘どもが大人にアーンって、逆じゃないですか。
娘どもは大人の真似をして大きく成るものです。
娘どもたちのゴッコ遊びに付き合ってあげたら。
――――――――――気持ちは判る。
必要ないからこそ、敢えて食べさせるのって楽しいよね。
必要な物なら与えるの内に入らない。
必要な故に食べさせるのは痛ましいだけ全く楽しくない。
必要が無いからこそ敢えてに出来る。
必要と不要の差はマイナスとプラスと考えて間違いなし。
うちの娘どもたちは、後者。
要らないからやりたい。
やるにせよ。
されるにせよ。
俺の都合だけで言えば。
自分で飲み食いした方が楽
――――――――――言えるか!
いやそれを言ったら風呂も着替えも料理は魔女っ娘の方が旨いが、俺の生活は類例ばかり。
娘どもたちへ覚られたら辛い。
自立とは、他人を突き放すこと。
それに堪えられない娘ばかり。
しかも耐えちゃう娘ばかりとは。
さっさと俺が自分の手で飲んだ刻、何が起こりやがりましたか?
「鬼!悪魔!!人非人!!!自分で自分のことをするなんて!!!!彼女たちにどんな怨みがあるんですか!!!!!」
はい。
・・・・・・・・・・反省してます。
二度と身の回りのことを自分でやろうなんてしません。
求められた刻だけに教えます。
求められるように仕向けます。
求められてると信じさせます。
危険さえ防げば効率なんかどうでも良いことなんだよ。
――――――――――その結果コレ。
「予定決定回避不可能」




