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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第二十章「北伐」

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988/1003

Take2/撮影収録に非ずして。

【用語】


『Cogito, ergo sum』

:我思う故に我あり。キリスト教他「契約神」の根本原理。契約には主体が必要。認知症患者との契約が成り立たない理由。つまり我/魂/個人が無いとキリスト教は困るのである「契約無効」って言われたら「(契約)」が無かったことになるから。「棄教(解約)」ならマシです。「(契約)」が否定されるなら無視されていないからセーフ。科学的に「人格/人間」というものは否定されて半世紀くらい経ってるんですが宗教的にアウト。だからAiとかいう与太が売られる下地。それを無視しなければ「(契約)」を認めることになる。否定肯定いずれにしても宗教的には同じ意味。

だから「(契約)」の都合でしかない。仏教では「われは考えるゆえに有る」を「有害思想」とし「滅却すべし」と謳いあげるし明治の大英帝国キライな知識人は「それだけ?!」と猫以下扱いしている。Aiに至ってはプログラムではなく包括したシステムとして研究が進んでいるが、絶対に商品化出来ない社会デザインとして。

多神教なんかは御利益と奉納を押し売りし合っており生贄よこせ嫁よこせどころか「戦争に勝ったら社殿を建ててやる」と宣言した挙げ句に負けたからって神社焼き討ちするの止めようか「契約って……」な世界観。


「たいちょーって」

うん?


「肢体が目当てですよね?」

うん。


「おい

―――――――――女と付き合うのはセックスしたいからなんですね?」

そう。


「・・・・・・・・・・即答?」


聴こえないフリをしてリピートさせるのも良い大人なのに処女らしい愉しい表情だったが今後もっともっと恥ずしめよう。


「やめ、って言わないけど回答〃」


よくある質問だから。

いやいや最初は戸惑ったよ?


「こっちがな」


青空は青いですか?

って訊かれるようなもんだ。


「意味は解るけど」


禅問答か哲学命題かと。

ただ、繰り返すうちに解った。

女にはそこ()()が重要なんだな、と。


「男なら思い付きもしませんね」


アピールポイント。

一番重要。


「男はそういう者だっていう?」


男に興味は無いな。

()()それ。


セックスが()()

女とセックスする為()()

セックス前段階()()()女を口説く。


()からは肢体以外に何一つ欲しくない、断言してるし今後もあまねく世界に知らしめたい、説明の手間を省く為。


「長いわ!断言すな!間を空けて隠せない本音を隠す形だけ造れや様式美!プロポーズする女がだんちょーだけって解かんだね!」


その心は?


「キリスト教徒は認められないですが精神ならいつもいくらでも操作も再構築もできてますしねキリスト教の教義には反しますが」


じゃなく。


即答(断る)されるから絶対に結婚したくても絶対に言わね~よ!断る(断言)されても繰り返せる(傷付く機能が無い)のはだんちょーだけ!プロポーズ断った流れからままデート続けて次回の約束取り付けるとか!だからシングルマザー製造工場!」


まあまあ。

マメシバの趣味嗜好による社会貢献は無関係。

利用はする。

人類全体に利益を与えられる才能ソレはソレ。


「肢体を求めつつ」

肢体をこそ、欲し。


女にはってところに注目しろ。

会話。

知性。

便利。

他色々。

コレは女であることと無関係。


「なにもかもとか」


一人から全て得ようなんて考えてないからな。

誰でも良し。

第一、付加価値なんか認めて欲しくなかろう。

己に無関係。

産まれた刻には身一つで自分の物はそれだけ。


「そら、まあ、誰にも代わられない自分だけの()()()の為に在る価値をその()()()に認めて欲しい、認めさせてやる、のは、当たり前、ではありますが」


もちろん、価値はあるぞ、俺には。

マメシバの性格とか。

マメシバの知性とか。

マメシバの性別とか。


「天から与えられたモノを認められるのは最高ですけどね」


後から得た物は?


「他人にだって得られますから、どうだと言うんだって話」


努力も才能と言うが。


「無意味と解っている作業を無意味に繰り返させるのは確立され繰り返された人格破壊技術」


外科的に人を機械にするのがロボトミー。


訓練(学習)で人を機械にするのは学校。学歴で壊れた人間の残骸を人型機械として評価する」


マジゾンビ(奴隷)

――――――――――そら隠すわ。


「恥を隠すと姿が見えなくなるからって諦められないから諦めさせる」


結婚を創った奴の気持ちがわからない、とは言わんよ。

悪趣味だが。

唯一人が認めざるを得ないように強いてしまえ、って。

変質者気質。

信仰と慣習、強迫観念で人格なんか幾らでも、創れる。

愛じゃない。


「錬成失敗して侮蔑と諦観に悔恨を抱え絶望した男に獅噛着いてるクリーチャー、まあ、魅力的な女には関係無い世界ですけど」


ゾンビとゾンビの共同墓地。

結婚が普及し始めた頃に死んだ方がマシ(人生の墓場)って言われる訳だよ。

・・・・・・・・・・ま、女を知らずに生きるなら、それもよかろ。


「そこそこ」


男をこれから知らされるマメシバ君。


ガン見(視姦)すんなら三日前に予告しようか拝啓で始まり草々で終わる奴」


視姦じゃないよ姦淫に至るプロセス。


「いいから!」


合意が成立した嬉しいな。

なんならプレイ内容を事前に相談して宣誓書を造る?


「羞恥プレイの嗜好を無理矢理に事前告白させるプレイを繰り返し強いられて記録の上で声に出して宣誓させまでさせ後生までリプレイを第三者を交えて繰り返すってそこまで上級者じゃないんで」


まだ。


「だーかーらー!」


なんでも叶えようじゃないか。


「肢体目当てなら何で繰り返すんですか!同じ女を口説くのを!セックスしてからの方が口説き易いって言ってますよね!口説いたから肢体を使えるんなら何故に続くか口説くのを?」


女を知らないな。


「女ですから女に興味ありません!」


女の肢体は毎回〃全く違う好さが現せるのだよ。


「マンネリとか飽きるとか不感症なんてノーテク早漏短小EDの言い訳だってことなのは解りました」


繰り返しすと常に新しく、より好くなるのだよ。


「日々刻々成長期(女性は十代前半)成長完了(女性は十五歳前後)全盛期(女性は十代後半)をいろんなもので扱いて鍛えて磨かせてる男はちがいますねぇ~~~~~~~」


《日本国議会与党連合常任幹事会事務局資料より抜粋》




【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室/青龍の貴族】


俺はカメラ(マメシバの瞳)目線。


「フラれることが気にならないからって好き放題かよ♪︎」

「「「「「「「「「「「「「「?」」」」」」」」」」」」」」


便利だな。

一見、読心器。

発声する前。

声帯周りの準備振動や緊張停止。

それを検知し再構築。

言葉で考えた部分だけ読み取れる。

表情のパターンで感情を推測すれば精度向上。


誰にでも使えはしないが。

声帯周りだけでも筋腱の緊張収縮パターンに差があるし。

地球言語に限るも個々人の滑舌によるパターン差がある。


今のところ使えるのはサンプル指定されて一ヶ月以上たった者だけ。

サンプルのデータ化はバイタルチェッカーや監視記録装置が実行中。

解析は有り余る通信回線で日本列島のハードウェアへ送信し判定中。

プログラムが機械的に誤差を判定し修正するのはオペレーターだけ。


つまりマメシバ。

システムを理解しているから。

サンプル()を理解しているから。


親しくなるのはこれからなんだが一生涯。

――――――――――だからいのか。


元カノじゃバイアス掛かりすぎるからな。

・・・・・・・・・・大丈夫かなあ。


「こっちみんな♪︎」

「「「「「「「「「「「「「「う~」」」」」」」」」」」」」」


多い多い。

だから此処は敢えてマメシバだけを魅てると魅せ浸ける。


「ちょ!」

「「「「「「「「「「「「「「!」」」」」」」」」」」」」」


盛り上がってまいりました!


「キミだけを魅ているアピールしながら他の女を魅ているアピールを皆一人〃にしてからのアピールゆっくり切り替え別なキミだけを魅ているをアピールし直す嵌め技やめ~や!!!!!!口説かれてる刻はムカつくし追い口説きに闇堕ちするから日常茶飯事!」


さて。

魔女っ娘の口の話だったね。

本人以外、ちっちゃい唇に注目。


「「「「「「「「「「「「「「~」」」」」」」」」」」」」」

「?」


お嬢が見守る。

だいたい一割。

保護者の目線。


「羨ま九割」

「「「「「「「「「「「「「...」」」」」」」」」」」」」


さあ御注目。

オカンエルフ。

ネエチャンお嬢。

応援Colorful。

メイド五人衆にメイド長サポート。


器に注ぐ。

口に含み。

息を飲む。

魔女っ娘まで。


「――――――――――」

魔女っ娘の瞳。


「・・・・・・・・・・」

魔女っ娘の唇。


「♪︎」


意識を取り戻しキョロキョロ。


「意識はありますが意志が跳んでた」


俺を視て、もう一口必要、と判断。

タイミングを測ってる。

早く含むと飲み過ぎちゃうからね。


俺が嗜む異世界の酒。

常温から人肌が適温。

だから魔女っ娘お嬢が飲ませてくれます。


交代でね。

今朝は魔女っ娘が食前酒。

まさに一口しか容量がない。

お嬢だって同じだが。


エルフっ娘やColorfulも、そんなに大きくない。


「だから御口に入らないってリテイク蒸し返すのやめましょうか」


一口サイズでも食事の刻だけなら足りる。


人肌ぬくもりは丁度いい。

現代以前の酒は基本常温。


ビールはエール。

北邦だからラガーもあるが。


飲む刻は常温です。

冷蔵技術が無いからね。


氷系、っていうのか冷やす魔法、っていうか魔法は希少だし。


帝国が魔法使いを管理下に置いてからは特に。

つまりエルフっ娘以外の産まれる前から、だ。

氷室や雪解け冷水は、特権階級の中でも贅沢。


西の山ドワーフ酒。

高地の寒さ。

貯まった氷河。

海の暖流から遠く。


だから冷やして飲む酒も在るには有るが、多くはない。

そりゃ寒い涼しい土地なら、温かい酒が飲みたいよね。

そんな訳。


娘どもの体温が高い?


違うね。

体温を感じ易いが正解。

体熱を発する内臓。

それを包む脂肪層が薄いだけ。


まあ娘どもと縁が無いと判らないことだが。


「ロリペドショタは子供と縁が無いんですよ幸いなことに最初から最期まで知らない知れない知ることはないから聴きかじり妄想が間違ってるのは少女に少年時代すら縁が全く無いと女の乳房が成長期終了後の全盛期におっきくなると発言する場が無いから書き散らして相手の表情から恥をかけずに人、かな、な生を終えるのと同じだからロリータホイホイがペドじゃないアンマッチ不可避」


人類?の少数派はさておき。


「逆の極々少数派の御意見」


だから酒は適温。

体温くらいで丁度好い。

常温は内臓に善。


口噛み酒に非ず。

ドワーフ酒は蒸留酒。

香草を加えたリキュール。


魔女っ娘が料理に常用するハーブを頂き物のドワーフ酒に漬け込んでいる。


「それ奴隷市場で見付けた奴(異世界精力増強魔法草)では」


魔女っ娘が定期的に取り寄せてるとか。


「~~~~~~~~~~~」


残滓も残さず舐めとる。

マメシバとの会話に言葉が要らないことが幸い。

酒は会話の肴が出来る。


気を確かに(夢中になるな)目標(口移し)を忘れるんじゃない目的()を果たせ!」


魔女っ娘も酒、強いよ?

まあ(浄水剤)に弱いのは病気扱い(すぐ死ぬ)の世界だが。

水が豊富なこの邦でも?


「中でも強すぎな酒でさえ耐えきるでしょうね、酒は」


なら良いじゃん。


「まあ成長期にエナドリドーピング繰り返してもたいちょーが一生居るからむしろ正気の時間が増えるかもしれませんね」


クリーチャーかな?


(十歳ょぅι゛ょ)をピクンピクンさせてるから間違ってない」


まあごくごく飲ませるもんじやないよな。


「ドワーフ酒風味のたいちょー汁」


俺の手料理かな?


「生一本なら日常飲料ですから彼女たちの」


アルコールをなるべく飲まない様に、直前で含む魔女っ娘。

アルコールをなるべく飲ませないように丁寧に舐めとる俺。

「アルコールじゃないものに吸い付いてしまう口と舌

――――――――――なんて正しい使い途」


常日頃のスキンシップとは、意味が違う。


「まあスキン(肢体胎内粘膜)混淆(シップ)ではありますが」


給仕以外の刻。

親愛の表現なんだから特別感がある。


「性愛行為です」

ちびっ娘たちならノーカンなんだが。


「数えきれんわ」

おっきい娘が順番待ちし始めるから。

まあいいかと。


「だからデイ&ナイトフルタイムルーチンになるんです」


今はスキンシップじゃない。

料理を楽しむ為の酒。

うちの娘たちは、お手伝い。


日常生活なんか手が足りて余ってるのに口まで動員したから分担が大変。


28本の手。

14口。

30個の眼があっちこっちを探してる。


――――――――やることないかな(もう必死)――――――――


「眼に舌と歯以外は動かさせない覚悟」




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