「死ね」と「殺す」の違いについて。
【用語】
『死ぬ』
:生きられる者が自己都合で生きないこと。つまり何一つ問題が無い者にしか行えない。自殺未遂に失敗する者は統計を操作しても年間数万人余りだが、ほぼ全て外的な要素に強いられているで「死ぬ」の内に入らない。解釈次第では事故死だが順当に考えれば誰かに殺されているだけ。
近現代、日本ローカルの用例としては「殺された」「殺す」の言い換えに頻用され、殺した責任者の責任逃れの為に使われている。本来は霞ヶ関用語だが上に下が習って一般化したあたりスターリニズムって怖い。
なお先進国一般では「戦って死ね」と説く軍隊は無く「戦って殺せ」が一般的なのだが国際連合軍事指導者の場合「生きて帰れても帰らず殺されるまで殺し続けろ文句があるなら殺しに来い」つまりは「戦って死ね」とガチで命じるので従っている兵士は「自己都合で生きてない」故に「死ね」が成立しているけど何処の文化だコレ。
「己ごとき下賎が、国を愛せるなどと、思い上がるな」
――――――――――日比谷焼き打ち事件(1905年~)に際し「日本を愛する国士」を撲殺した戒厳軍兵士の言葉。
さて。
貧困には二種類あります。
絶対的な貧困。
相対的な貧困。
絶対的の意味は生存に差し支えるレベル。
なお生活保護は少し上。
生活に差し支えないレベル。
まあ余談に過ぎません。
相対的の意味は周囲から脱落したレベル。
周囲とは社会じゃありません。
眼に映る範囲のこと。
つまり世界ってことですから。
人間にとっての世界は、その程度。
それは貧困層も富裕層も変わりません。
では、そこからの脱落、とは何か。
判りにくいですが。
脱落とは見上げている、ということ。
見下しても見下されない。
気がつかれない。
だからアピール、しなくていいのに。
普通の人には判りませんから説明しましょう。
相対的貧困とは、何ぞや?
これは必ずしも物質的窮乏を意味しません。
精神的疎外。
知的疎外。
肉体的疎外。
それはいずれ物質的窮乏を呼び深めますが。
一見すると貧困層に観えない。
観せない様にしている。
客観的には様々。
何処にでも発生することが出来ます。
むしろ富裕層底辺の辺りに発生しやすい。
資産。
教育。
地位。
上と下が観える場所に居るからこそ比べる。
底が限界で転落の実感しかない中流階級。
差別意識が最も強いのは、成り上がり者です。
特権階級は下層階級を認識出来ませんからね。
ナチス支持者も転落を畏れる中流階級でした。
実際に転落する以前、可能性に耐えられない。
だから自ら実際に没落するのは歴史上の定型。
馬鹿は何も考えず為さずに居れば良いものを。
辛いですね。
近くに魅える届かない上、間近の下層は明日の我が身。
見上げられることは全くないことが忘れられやしない。
見下されていることを感じてしまえる馴れらやしない。
そうですね。
一貫していないでしょう?
客観ではなく主観ですから。
不安定ではなく矛盾してる。
主観世界で繰り返される自傷を解決したくて客観世界に原因を求めないと生きていけない。
・・・・・・・・・・治療の前段階で迷子。
典型的なアノミー、統合失調症です。
程度の軽重は、無意味。
絶対的な貧困は社会に必要無い方々。
ツイて無かったね、と。
相対的な貧困は社会に有害な輩です。
精神疾患の隔離が必要。
ツキが無いなら、残しましょう。
次は当たるかもしれません。
残弾は多い方が佳い。
治療が終わらないなら危険です。
治療方法が無いのですけど。
殺した方が安全です。
その差、ではなく、違いは何か。
絶対的貧困は解決できる。
足りない物が判ってますから。
相対的貧困は解決できません。
何も不足していないから。
不安神経症ですよ。
存在していない可能性を解決することは不可能です。
発生している問題ならばなんだって対処できますが。
だからどうするという話。
絶対的であれ相対的であれ貧困層は非生産者です。
何も生み出せない。
生み出したフリをすることはあれど。
何も役に立たない。
需給バランス操作には使えますけど。
今のところはです。
ならば十分。
先進社会の生産力ならば、どちらも要らない。
養われていれば善い。
過剰生産の廃棄担当。
なのに余計なことをするなら削除が必要です。
絶対的貧困層は無力ですから放っておきます。
余剰生産が続く限り役に立つ。
相対的貧困層は有害に為り得ます。
役に立つほど力はない。
じゃまになるほど活動的。
解決は不可能ですが解消は容易い。
相対的貧困そのものではなく。
相対的な貧困層、その者を消し続けましょう。
社会そのものを、破壊されないようにね。
システムにエラーは付き者でしょう?
デバッグそのものがシステムなんです。
より良い社会を創る作業じゃありません。
単なるゴミ掃除です。
保守管理と実験建設は別のことですから。
有用な皆さんは使われる。
無用な方々は使われない。
有害な連中は潰し続ける。
だからこうするという話。
《与野党選挙対策委員会/異世界転移後二回目の国政選挙・最初の参議院選挙合同説明会/東京都千代田区永田町1-11-23》
【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室/青龍の貴族】
俺、いつか娘どもたちの世話をしてやるんだ!
「明日は来たら今日だから」
いつまでも来ない、ってか。
抱いて。
着せて。
「脱がして孕ませれば完了」
終わってない終わらせない。
しかし未だに抱かれて着せられていますが娘ども、しかも、たち全員に大人が。
「ハレムってそういうもん」
俺が果たさないことは、さて置く。
持って来ても仕方がない。
仕方が在っても無いことにしよう。
棚に置いとけ崩れるまで。
出来る刻が来たらやればいいのだ。
やりたくないなら来ない。
ああ残念だなぁで済むことだけど。
やりたいことは来させる。
抱き付きたがる娘たちに覚えさせ。
君は、抱きしめられる側。
「おあずけって基本プレイ」
着せたがる娘たちへは先に着せる。
大人が足りない協力しろ。
「脱ぐより恥ずかしいソレ」
子どもたちの尊敬は譲れないのだ。
子ども相手と言うなかれ。
「尊厳を壊して愉しんでる」
上回って当たり前だが、足りない。
当然に強く優れて魅せる。
「男はそうじゃないとね♪︎」
魅せれば費かえる相手を増やせる。
なにを目指すべきなのか。
「ロックオンされてますよ」
これは難しいからアピールせんと。
地球人類の力じゃなくて。
「男と女に立場は要らない」
俺が立派で格好佳いと知らしめる。
事実はどうでもいいから。
「惚れた男が理想のタイプ」
娘どもたち。
大きくなったら、誰みたいになりたい?
「大きくなるまで待てるわけ無いのに日々刻々焦らせて拗らせるたいちょーは見本じゃなくて彼女らの基準ですよ?美快善悪全ての感覚を調整不可逆破壊して貴男に好かれる為の自己錬成を生涯続ける恋愛の原則」
・・・・・・・・・・まだ間に合う。
壊せたら創れる間違い無い。
俺みたいに立派な大人へ。
「愛される為には別じゃなくちゃいけないんですよ?自己愛上等だからこそ他人が大好きな貴男」
格好イイとは俺のことさ。
俺は俺が大好き過ぎです。
粉飾改竄擬装で上等。
見栄を張れなきゃ人生終了
――――――――――さて、本題だ。
俺の役目。
最大のものは?
知らんがな。
最低はわかる。
食べさせる
・・・・・・・・・・料理してあげるのではなく。
いやいや料理はかなわない。
いやいや俺も巧いんだけど。
魔女っ娘の方が上手で旨い。
スキルではなくセンスの話。
だから任せて毎回美味しい。
任せないのは文明への冒涜。
誰が赦そうと俺が許さない。
だから料理は魔女っ娘任せ。
食べさせる。
・・・・・・・・・・食べさせられるではなく。
創って貰って食べさせて、それは何サイクル?
食べさせるのは出来るって思うじゃん?
日本だと普通に料理だけじゃなくてアーンまでしてたからね、最初から最後まではしないけどさ、人数が多いから。
近所のガキどもは、うちの娘たちと同年代。
だってのに。
この点だけは、上手くいかない不思議だな。
「異世界美ょぅι゛ょ美童女美少女美女と日本で拾ってる娘たちを同列にするから脱落できないんですよ皆が」
俺は魅る。
皆は魅せる。
若さじゃない。
種族でもない。
演じられる。
演じる。
俺は観客。
皆、役者。
先ず。
一人〃が容姿の好さをフルスイング。
初手。
これで投了させられるのに次がある。
――――――――全力を尽くせる悦び――――――――
才能があるとはそういうこと。
小銭稼ぎなぞ後の跡。
他人の評価なぞ取るに足らず。
ただ発揮することだ。
才能を使うとは自体で終わる。
次は。
一人〃が然るべき位置に変わり始め。
マジ。
打ち合わせをせずに最適解に従って。
――――――――考えれば、そうなる――――――――
「考えてることが全員全く同じですから」
はて?
思考を読む機能は俺にしか使えない技術の筈では。
この部屋にいる娘たちの意志を読み取ってると誇示するマメシバ。
ハッタリじゃないし目的よりも手段が気になる。
何以?
「考えてることが全員全く同じですから♪︎」
つまり皆に尋ねれば判るってことだな。
「言わずにいる言いたいことを言わせるとこうなるんですよ?」
俺を観ている皆の眼が頷いているような。
――――――――――よし!ゆっくり時間をとって言わせよう大きな声で皆の前で記録して。
「皆、逃げて!心理的に!そこワクワクしない!全力で抗った方が悦びますよドSは!」
皆が退いてるじゃねーか。
ゆっくりと涼しくなった。
人体の防御力は土嚢なみ。
断熱性も、それに等しい。
それが離れたからだろう。
ゆっくりゆっくりゆっくりと。
半歩離れて二歩戻るって。
それはめり込むいつもと同じ。
エルフっ娘が皆を離した。
肢体を擦りつけてから。
皆から無言のブーイング。
そーいう欲張りなところはとても善いと思います。
皆も見倣って自分勝手にならないとダメだぞ。
御褒美にエルフっ娘を離れ際にナデナデ。
うん。
澄まし顔じゃなくて固まったな。
耳がくるくる。
うん。
やたら熱かったのは俺自身の体温が閉じ込められたから、であったのかも。
美ょぅι゛ょ美童女美少女かまくら的な断熱材に密閉されたら熱くもなる。
彼女たちから熱を吸っていたんじゃなければ常に愛用していても大丈夫。
娘ども布団はいつめのことだが、ここ一ヶ月余りは数が多すぎ手探りだったからな。
「リアル手探り、手以外も多用」
メイド五人衆がゆっくりと、下がった。
ゆっくり、に意思が示され大変宜しい。
ヒールで歩き難い訳じゃなさそうだ。
「短い脚を長く観せかける偽装厚底や足首を細く観せかける背伸び偽造と違いますから」
そういう見栄も好きですけどね。
明るい場所で暴く悦び。
下手な偽装は可哀想だからヤメ。
いや真っ裸を魅てる相手に誤魔化すのは無駄というか腕脚が長く基本が八頭身なんだけどね、皆さん。
それは容姿から選ばれたメイドさんたち全員だが。
全員の真っ裸は魅ていないけれども。
メイド五人衆以外露出ゼロの普通のメイド服だが。
マメシバ・ブランドではない異世界王城メイド服。
肌は基本的に隠され、布地は上質だから薄く丈夫。
動きを飾るリボンやフリルが要所〃に付いている。
飾りは眼を惹きたい処にこそ付け、処を隠さない。
特権階級の女たちは相手を限る為に肌を晒さない。
だから代わりにボディラインはアピールしている。
そんな異世界の文化は、今、出入りし始めた俺付きじゃない、軍政司令部付きのメイドさんたちに現れてた。




