自由なくして不自由なし!
【用語】
『精神年齢十二歳』
:考えるべきは「なぜ」「十一歳」ではなく「十三歳」でもないのか?――――――――――異世界転移後の合衆国大統領の祖父による名言。言葉の意味を知らない上に考えない輩から特定民族を侮辱する用語として流布された。一般的な先進国の法学では12歳以下を刑事責任無能力者と見なす。そも軍人一般が戦争責任という発想を侮蔑しているなかで軍人を家業としている者の忌避感は凄まじかった。一億人の異民族を占領する無茶苦茶な命令自体が忌避されているくらい。だからこそ民族学に最大限の予算と人材を集めた。これにより対象の異民族を「解らないことが判った」レベルまでの大きな成果。そう考えれば個別的戦争犯罪はともかく戦争責任を問うのは「罪の概念が違う」から無理、というしかなくなる。それを民族学と無縁で、殺し合う為に必死で学んだ軍人とは違ってこれまでもこれからも世界を知らない連邦政府の政治家にも判る、判った気分になるような例え話で使われたフレーズ。極一般的な法学概念なら伝わるよね、ってやつ。ただし判らない輩の方が声は大きいんだよね「わからない」って叫ぶ前に訊ねろや。さておき米軍が異民族を理解しようとした最初で最後の試みの成果。「解らない」と「判る」のは学門の大前提。米軍唯一の戦後処理成功の奇跡はこうして生まれた。もちろん合衆国は最期まで自国民すら理解しようとしないことにすら気がつかずに終わった。やれば出来る子やらない子、ってこと。
女は年齢じゃない。
「カミングアウト!」
自分の秘密を誰かに押し付けて負担を擦り着け、自分だけが楽になる悪趣味はね~よ。
「性癖の開示とか迷惑ですよねぇ♪︎」
他人に認めさせようとしたら、そりゃ殺される。
「全てを捧げた女には教え込んで貰わないと困りますよ察するのが理想ではありますが隠されるとありとあらゆる欲望をドーピングして独り占めするのに手間取りますから――――――――――あの娘たちの努力が遂にオッパイ星人を立派なぺドフィリアへクラスチェンジ!」
その筋の輩は言葉のチョイスが古いが違うから。
「いやしかし十代後半の女盛りも好きですよね?まさか新世界と対消滅とか256歳国際標準Gカップ1/3美巨乳を泣かせたら赦しませんよ!本人たちが涙を流さず絶望している姿なんか想像しちゃったじゃないですか殺したら号泣するから殺せないけどどうしましょうこの野郎」
俺が娘どもを泣かせるもんか。
「子供という概念が無い世界一般では女の子は無く女を日夜同衾一緒にお風呂で胎内外隅々を洗ってあげるんじゃなく愛撫で好きな大人じゃなく愛する男にマイナス距離を許されて一番重要なこと以外を色々されつくされながら素面に戻ってリフレインさせられながら愛しいオマエを一生護ってやるとか常に日頃皆に聴こえるようにマイナス距離から日々公言されてる娘が後に退くと思うなよ!」
低めを掬い上げてもシングルヒットにしかならないから。
「長打力より出塁率!」
いや高めをアッパーでホームランかフェンスに当ててエンタイトル、クッションボール狙いだから。
「なるほど高めを警戒させて低めに集めてフォアボール」
ナンパと営業の基本ではなく。
「一挙両得って友釣り狙い?」
人妻を口説いてたら娘が釣れたとかそーいうのではなく。
「母娘丼かよ」
彼女なら母娘孫の三代丼かな?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・孫娘が三沢のファルコンドライバーですけど」
ヤれなくても抱きたいよね。
「普通に歳相応で若さを諦められないけど非合法はイヤなファンタジスタのファンタスティックロリババアじゃなくてBBAですよあれ!!!そっちに目覚めるのは50年早いから!!!!ペドにしてからロリにして最後はBBA専かオールラウンダーにする為に六歳十歳十二歳十五歳十代後半二十代256歳までがバトル・ロワイアルしてるのにジャンプしすぎてワープだから!!!!!!!」
女は年齢じゃない。
「盛りを過ぎても女盛りを一蹴する美女もいます此処に」
盛りをどう過ごしてしまったのかだいたい判る処女なだけじゃなかったファーストキ
「それ以上いけない年齢だけじゃないけど年齢は大事だし肢体が資本だから!」
十代の頃の貴様に顔と肢体が佳ければどれだけの素晴らしい人生があるのか教えてやりたい。
「――――――――――タイムマシンが出来るまで親の呪いが棄てた十代後半ごと人格をブッ壊される期待はありませんが人並みを飛び抜けた魅力的の女だけに女盛りを過ぎても圧倒的に大丈夫として
・・・・・・・・・・年齢には限度があるって」
彼女、魅てみ。
「――――――――――精気に溢れてるのは流石に昭和時代のクリーチャー共産主義者なら自国民の退役軍人会のデモ隊にも戦車隊を突入させる天安門を半世紀は先取りした祖父を持つソビエトを滅ぼす為に全人類滅ぼすのが必要なら喜んで皆が滅びるよねフツーフツーってガンギマリ戦って死ねを公言してるんですよアレ」
殺せ、殺されろ、じゃないのか
・・・・・・・・・・明治以降の日本人かな?
「そこ?がっかりポイント?殺して殺されるのを観たくないから死ぬ死ね詐欺と違って戦って殺して殺される前に死ねですよ在日米軍兵士は必ず手榴弾常備で生きて帰るとか戦争舐めんなって命令されてYes,Ma´amって相手が女であることを明示して応えるヤバい奴ら」
鎌倉時代の産まれかな?
「江戸時代まではそんなもん」
自決用じゃなくて最期は敵ごと自爆するためか。
・・・・・・・・・・そりゃ海兵隊隊員が困るわな。
「自爆に足る敵がいませんから
――――――――――今は」
生きられるからこそ死ねる。
「生きられないなら死んだだけ」
誰も感心しないわな。
「不自由だから自由に価値があるんですよわかりますよね、逆もまた然り。法、倫理、道徳の罰で脅されない自由に居るからこそ不自由に為れる
――――――――――誰を誰でも替えが効くからこそ、たった一人を選べるんです」
俺の話もうよくない?
――――――――――娘どもたちが皆イヤイヤしてる。
「BBAがBBAもBBAだけのいずれかで殺し殺されるじゃなく死にます」
君たち。
――――――――――女であることが素晴らしいと知れ。
「男にとって」
男一般なんか知らん。俺にとって女一般が最高。
「日々刻々、思い知らせてるくせに」
女に産まれ女に成る。
「俺が育てたと」
育て方しらねーよ見分け方は上手いけど。
「性別だけで終わったマイノリティと女に成れたマジョリティ。マイノリティはそっとしておいてあげましょう。関わってくるウザいの以外はスルー推奨」
なら、解るだろう。あの女を抱いたら嬉しいって。
「・・・・・・・・・・わかんねーよ判らせるのは半世紀後ですけどね今は二十代中心でイキましょーか生理がある範囲ってコイツ六歳児に口説かれてたよ母娘孫三代丼やらかせると思ったら大間違いですよ不老不死エルフ不老ハーフエルフなら普通にありそうですけど必ずやBBA専にして断固阻止!!!!!!ふぁいとおー!がんば!われわれわぁ~団結した女ほどぉ~怖いものはないとぉ~ゴールテープを切る直前まではぁ~おもいしらせるのだぁ~!」
気になるところは様々あれど何故ちっちゃい娘たちに呼びかけてるのかエルフっ娘とColorfulが相談してるぞなにか。
《とある国際連合統治軍大尉と国際連合軍三尉の会話/21世紀第一次国際連合武力制裁記録未整理資料/北海道大学国際連合寄託図書館所蔵》
【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室/青龍の貴族】
俺は観ながら考える
さて、まだ、間を取ろう。
神父なら退屈はさせない。
俺の印象を薄くしないと。
決して考えたりしてない。
飽きて帰らないかなとか。
観ながら観せて視てる。
視てるゲスト。
――――――――――監視カメラ目線だよ。
観せてるマメシバ。
――――――――――ドや顔オマエがかよ。
観てるのは娘どもたち。
・・・・・・・・・・悲しみを怒りに換えそう頼もしい。
自分だけが優遇されないことに怒り感じられたら成長の証
――――――――――ネコ並みに到達。
敢えてマメシバに再注目。
・・・・・・・・・・嫌われるのはマメシバで!
子どもたちを窺う様も、マメシバに示さずに伝わる。
猫と女と子どもは注目されないのが嫌い。
関心は自分に向いて当然。
魅力的な女は特に。
ならば向けようと反応、そこから好きに持って来い。
伝えなくても伝わるのがポイント。
――――――――――考えが読まれるって便利。
周りは皆、娘どもたち。
シスターズ。
Colorful。
メイド五人衆。
メイド長。
そりゃ大人に注目。
異世界からの侵略者でもあるしね。
俺はと言えば娘どもと女を行ったり来たりを演じて観せる。
コイツに限らず。
子どもに限らず。
女にも、限らず。
コイツと女と娘どもたちは特に、褒められたがり。
称賛。
賛美。
褒称。
そはなんぞ?
言葉なんかじゃない。
――――――――――気持ち――――――――――
つまりは態度である。
態度に出ない気持ちなんかない。
露な気持ちの向け方には一工夫。
関心を逸らすのは女を誘うため。
逸らしてますよ、と大アピール。
隠し事には価値が生まれる。
隠せば事物に値札が付ける。
別に誰が相手でも使えます。
他に欲しい者なんかないし。
隠し事も出来るよ?
相手に知りたくないと思わせる。
ただそれだけで視えなく出来る。
――――――――――むしろしてないが。
マメシバが標的だしね。
目の前にいる唯一の女。
「だけと言わなければ善いと思ってるんじゃねーぞ」
三佐はほらアレだから。
元カノは今更口説かん。
聖都のおねいさんずは
――――――――――今後の再会に期待。
誰でもいいけど一人しかいないから。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
先ずはマメシバ。
はてさて三ヶ月以内に口説けるやら。
俺とは対照的だ。
男は勝手に惹かれて集まる。
臆病者は遠回しに断る。
男を手玉に取る様に観える。
スペックが高いからスキルが無い。
他者からの認知が存在を規定した。
間合いへ入ったのがヌシの不覚よ。
そら一生モノのトラウマを与えて布団にくるまりジタバタさせないとならない使命感。
「たいちょーの部屋のたいちょーの布団にくるまりたいちょーの視界で24時間ジタバタしてやりますから」
だから何故に同棲が前提なのか。
「流石たいちょー男女を契約で縛る法律が掠りもしない」
人身売買か奴隷制度か婚姻かな。
「男を生涯独り占めするのに必要な魅力が無かったら暴力に頼るって負け犬の発想
――――――――――女であれば、不要です」
自覚を忘れた女が多いのは俺が目覚めさせれは良いんだけど、それはそれとして。
手間をかけられないのか?
手間をかけない様にするか?
気に入る前から口説き始めている。
かけられない無価値。
かけない値打ち。
負荷を懸けることで届くのか?
負荷を懸けないから伸びるか?
貴女はどちらかな。
オマエは間違いなくあちら。
ヤれば出来る!
・・・・・・・・・・敢えてしないこと。
「泣いてる子もいるんですよ!」
そら哭かすわ。
女ならばだが。
「日本原産の魔法使いに謝れ!」
青いチューリップじゃあるまいに。
「黒薔薇に三十年物の桜とか」
存在しえないものの比喩だからな。
「全部、実在するようになりましたから!」
解釈によって換えられる実在非実在。
ハリウッド映画のナードは今いないだけで昔の女だのガールフレンドだの元妻だのがあたりまえだからな?
「偉そう」
上官上官、俺上官。
・・・・・・・・・・国際連合軍の中ではね?
「偉いからって偉そうにするのはどうかと思います!」
人類の大きな一歩。
――――――――――階級が通じた日。
「女に階級が通じる訳ないでしょ~~~~~~が」
そりゃそうだな。
――――――――――通じたら口説けなくなる。
「女だったら無視出来ますから大丈夫!」




