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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第二十章「北伐」

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ブックメーカー/underwriter.

登場人物&設定


※本編は人物紹介の下から始まります。

※すでに描写されている範囲で簡単に記述します

※少しでも読みやすくなれば、という試みですのでご意見募集いたします


本作では一人称で描写される登場人物の固有名詞を使いません。

他の登場人物も複数ある役職名やアダナ等で呼ばれます。

文節の大半は一人称となりそれが次々と入れ替わります。

よって、以下の特徴で誰視点であるのか、ご確認ください。

・一人称部分の視点変更時には一行目を【】で区切ります。

・【語る人間の居場所/誰視点】とします。

・「誰視点か」の部分は「青龍の貴族」「魔女っ娘」など代表的な呼称(役職名やアダナ)を入れます。

・次の行、もしくは数行以内に「俺」「私」などの特徴となる一人称を入れます。


以下設定を参考に誰視点か確認いただければ幸いです。

(書き分けろ!と言われたら返す言葉もございません)


【登場人物/一人称】


『俺』

地球側呼称《司令官/閣下/大尉/大尉殿/たいちょー/主様》

現地呼称《青龍の貴族/ご主人様/ご領主様/我が君》

?歳/男性

:地球人。国際連合軍大尉(陸上自衛隊三尉)。太守府軍政司令官。基本訓練以外は事務一筋。軍政官なので公務中は陸上自衛隊制服(常服)着用。プライベートでは同居している異世界に合わせた格好。元々訓練以外で戦闘服を着たことがない。

現在、子守に集中しており娘どもたちの人生観を地球とも日本とも異世界とも異なる形に加工中。


『あたし』

地球側呼称《エルフっ子/エルフっ娘》

現地側呼称《ねえ様》

256歳/女性

:異世界人。エルフ。『あの娘』の保護者。シスターズの姉貴分。ロングストレートなシルバーブロンドに緑の瞳、白い肌。長身(数値不明)。革を主体とした騎士服にブーツに剣が常備。現代日本のファッションを試すことが多い、が、自爆する。でも一人を魅せるために挑戦は続いている。

現在機能停止中ながら記憶(トラウマ)は蓄積されている様子で戻せない。


『わたし』

地球側呼称《魔女っ子/魔女っ娘/幼女/ちびっ娘》

現地側呼称《あの娘》

10歳/女性

:異世界人。赤い目をした魔法使い。太守府現地代表。ロングストレートのブロンドに赤い瞳、白い肌。身長は130cm以下。主に魔法使いローブを着る。お嬢やマメシバの着せ替え人形にされることが多い。

現在、愛する男の為の御料理と愛する男しか認識していない。


『わたくし』

地球側呼称《お嬢/童女/ちびっ娘》

現地側呼称《妹分/ちい姉さま/お嬢様/愛娘》

12歳/女性

:異世界人。大商人の愛娘。ロングウェーブのクリームブロンドに蒼い瞳、白い肌。身長は130cm以下。装飾の多いドレスが普段着。マメシバブランドのギミック満載な服を好む。

現在、自分が産まれて来た理由に耽溺しており戻りたくない。




月が綺麗ですね(愛しています)


死んでもいいです(貴男に殺されたい)



・被験者

地球側:国際連合統治軍大尉/標準日本語

異世界側:国際連合現地協力者(魔法使い・エルフ・異世界人)/国際連合統治軍軍属(ハーフエルフ×5)/国際連合現地雇用者(異世界人×5)/帝国公用語・大陸北東部言語


《UNESCO調査団による魔法翻訳実験No(検閲削除)より》




【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室】


(大人)が今やるべきはColorfulの教育。


学習じゃないぞ。

あれは訓練、躾、調教。

拷問とも言います。


実例。

捕虜に穴を掘らせる。

掘った穴を埋めさせる。

繰り返し。

繰り返し。

繰り返し。

・・・・・・・・・・人間なら、すぐに狂います。


だから()()()()()()奴をみわけるのに使う。


強制収容所の運営とか。

審議会の委員とか。

霞ヶ関とか。


そういう所(スターリニズム)に向いた輩は受験で選別出来ます。


実際には何にも使えず無意味だと誰もが認める学校とやらの授業が、なぜ繰り返され続けてるのか

・・・・・・・・・・判るよね?


本当は軍隊のやり方なんだけど。

・・・・・・・・・・第一次世界大戦ね。


機関銃陣地に向けて数十万人を突撃させた実績あり。

ゲームのユニットの様にHPゼロまで殺され続ける。

もちろん最期は兵士たちが叛乱を起こして戦争終了。

それまで続けられたのが訓練(機械化)の効果なんだろうけど。


馬鹿が馬鹿をやらかす原因だな。

――――――――――双方の参謀本部。


現代では徐々に機械化されている。

自動機銃。

地雷。

無人兵器。

器械化した人間より機械の方が上。


人間は指揮官しか必要ない。

――――――――――いずれは。


銃撃。

砲撃。

爆撃。

ミサイル誘導。


()()なぞという無知故のギャグはさておき。


戦闘とは知能なぞ必要が無い、機械的な手順で済むことばかり。


目標目的を入力し、それに対する出力が、ある。

出力は機械。

入力だけ人。

・・・・・・・・・・(将校)、仕事無くならない?


失業出来ないかもしれないなんて、そんな暗い未来の可能性は、さて置こう。


今、俺の目の前には無い、地獄。

――――――――――学習――――――――――


思考力を奪い人間や動物を器械にするために、やる。

後期中等教育、高校より前のカリキュラムはそれだ。

それを継続するのが受験勉強となれば人間の壊し方。


趣味嗜好(倒錯症患者)以外じゃ出来んよ。

もちろん俺は正常なので。

教育とは教えて育てること。


だからこそ、教育的態勢の、俺。

決して玩んでいるだけではない。

あくまでも教育の一環なのだよ。


それが、これ。

一見するとサンドイッチの具。


()に、お嬢。

――――――――――ちっちゃい。

後ろ(背中)のエルフっ娘。

――――――――――おっきい。

真ん中が俺。

――――――――――成人男性。


バランスがサンドイッチと言うにはアレだがクローズサンド以外にも具とパンのバランスが破綻してる奴いろいろあるよね、まあ位置関係がサンド(挟む)


皆が視ている。


お嬢の、ちっちゃい肢体の背後に俺。

俺の、でっかい身体の背に乗るエルフっ娘。

三人ともはみ出して、部屋の真ん中ベッドの上。


高みに在って、誰もが誰かの視線を塞がず。

・・・・・・・・・・今はね。


観え易い。

観せている。

視る訳もあり。

魅せる側には都合が良い。


保護者としての俺を。

――――――――――うちの娘たち。

雇用主としての俺を。

――――――――――メイドさんたち。

大人、としての俺を。

・・・・・・・・・・全員、十代。


永遠の十代(エルフっ娘)も居るが。


エルフっ娘と暮らせば解る。

エルフは肢体も心も老衰出来ない。


老いずに成れない

・・・・・・・・・・終われない。


肢体(ハードウェア)(ソフトウェア)は不可分。

AI(人工知能)研究の基本概念。

それを言ったら、ブーメラン。

身体の成長に心の成長を追い付かせない仕組み(現代先進国)

知能を暴走させる(狂気)為に最適化されてやがる。

フランケンシュタイン製造制度。


だから、大丈夫。

心と肢体が連動する異世界(非先進国)


エルフっ娘。

Colorful(ハーフエルフ)

メイドさんたち。

メイド長。

十代半ばから後半、成長期終了。

ならば、言うほど娘どもじゃない。

真の娘どもは、ちびっ娘たちだけ。


・・・・・・・・・・・・・・反応が、娘どもなんだが、子どもじゃない。


(大人)の意図を推し量る。

――――――――――子どもだね

自分の欲を隠せない。

――――――――――娘どもだね。

隠せないのに抑える。

・・・・・・・・・・アウトだね。


やっぱり。

俺が決めた問題点。

まずは、Colorful。


だからこその二人。

皆のオカン、エルフっ娘。

皆の指導者、お嬢。


普段から常に皆を先導し憧れられて叱咤する、頼れるも厳しいメルクマール。


誰オマエ?

――――――――甘えるだけの肉塊(娘どもの自然な姿)――――――――


二人とも機能を失って二つの肉塊に成っている。


これこそゴール。

目標地点。

理想郷。


人間として相応しい姿。

エルフとしても正しい。

異世界人ならなおさら。

ハーフエルフとしても。


俺が決めたら反対しないのを利用して決めた。


魅るべきは俺じゃない。

俺を視れば眼にはいる。

娘どもの大人への甘え。


さ、二人を見倣って!

・・・・・・・・・・・・・・・甘え方から教える、って悲しくなるな。


魅力のある娘の魅力を愛でる。

視線は魔女っ娘を追いながら。

視線を追わせて、観せながら。

観せて魅て魅力を自覚させる。


他に何も感じられなくなっている二人(お嬢エルフっ娘)以外、瞳を皿のようにして凝視。


いや、常に視線を固定しちゃいないが。

全員が公式な役割に撤してる。

様に観せている頑張っている。

チラチラ視てる、ってレベルじゃない。


我慢は肢体に悪いのに。


気にしていない頑張って露骨にアピール。

眼を逸らしても聴いてる聴いてる香ってる

だんだんと、互いを忘れて自分だけの感覚へ。


魔女っ娘なら、それで好い。

――――――――――お嬢やエルフっ娘(甘えるだけの肉塊)と同じ終着点。


Colorful。

――――――――――愛玩奴隷。

メイドさんたち(メイド五人衆)

――――――――――被雇用者

メイド長。

――――――――――中間管理職。


娘ども()()()()()()、っていう邪魔くさい義務感。


そんなんじゃ立派な社会人(社畜)になってしまいます。

善き市民(自発的奴隷)どもがどれだけ社会を破綻させたことか。

ちょうど今、破綻後建て直し中が俺の国ですけどね。


それ(社会破綻)は別に良いが、それ(みんな)に付き合うようじゃ生き残れない。


自分だけの利益を無条件に優先しか出来なくするのが、君たちへの課題。


独りの欲が満たされる。

独りの損が除かれる。

独りの集積が皆になる。


譲り合っても、何も増えないぞ?


最大多数の最大幸福。

――――――――――我慢と自制を積み重ねると?

最大多数の最大不幸。


優れているからこそ、目指させることが出来る。

――――――――――成功するとは限らないけど。

オマエらはなんどだって繰り返しゃいいんだよ。


ならば、やる気の元は?

我慢出来なくなる様に。

何を勝ち獲らせようか?


――――――――――(大人)――――――――――


(大人)に認めて欲しいのは、娘どもの当然。

・・・・・・・・・・世の中には自称大人、単に老いただけの子供も生きているが。


驚くべきことではあるけれど。

単に歳を経るだけで価値が在るよう偽装できる。


俺は()()()()()が大得意。

その辺りを含めて教育。

高度に発達させた詐欺。

事実に在らざるも真実也。


いつもの手口で、必ず通じる。

その程度が出来ないなら頸を括らないといかん。


出来損ないは先進国だけ。

異世界(非先進国)にはいないはず。

不良品(精神異常)を造ったりしない。


造って無いのに出来てしまうことはあるが。

それは粗悪品(落伍者)なので余り問題にならない。

しばらくすれば廃棄処分されるから大丈夫。


大人って概念が無ければ?

立派であるべき、と思われない。

立派と扱うべき、なんて論外だ。

大人って概念があるなら?


エンターテイメントは演者と観客で成り立つ。

・・・・・・・・・・三文芝居がガキに通じる訳。


子どもの御付き合いで成り立つ大人。

つまりはバレてる見透かされてる。

子どもの大半が合わせてくれるだけ。


異世界には大人って概念はない。

どうする?

――――――――――欺瞞としての大人に耐性がない。


手品を知らなけりゃ奇跡に魅せる。

――――――――――俺、実は子ども騙しが大得意。


舞台は観客がいてこそ成り立つ。

小説が読者を前提にするように。

加害者には被害者が必要なのだ。


後で嘘だと言ったりしない。


善いことを教えてあげる。

人間ってね。

嘘を吐くのが嫌いなんだ。

・・・・・・・・・・それが好きなのは、三佐だけ。


俺の様に立派な大人を最期まで演じることが得意なイミテーションが、産まれてくるんじゃねーよって面罵している粗悪品に躓かず踏み躙って嗤える立派な大人、に子どもをしむけないとならないのである。


だから良い悪いではないが。

だから見本()を観せないと。

だから佳く視て良く魅せて。


ダイヤモンドは原石のママなら二束三文。

カットしてこそ美しい。

審美眼があればこそカット出来ると言う。


つまり俺。


人工品(imitation)だからこそ天然物(natural)をカットするに相応しい。


つまり大人。

大人は立派だ、と叩き込む。

立派じゃないなら、大人に非ず。

そんな有害物は殺しなさい。

むしろ殺してあげないと気の毒。

まあそこは大人に任せとけ。

もちろん廃物利用はエコロジー。

上手な使い潰し方は上級者。


つまりオマエ。

・・・・・・・・・・マメシバ聴いてるか?


「聴いてますよ()()()()()()()()()()()()()一般的世界(歴史的多数派)耽溺してる(自意識消失)中のロリペタ金髪碧眼ロングウェーブ白肌12歳児とロングストレートシルバーブロンドグリーンアイズ巨乳白肌十代後半巨乳ボディの256歳児並みに」


甘える機能しか残して無いから聴こえてる訳ないじゃん。


「喘ぎや吐息まで翻訳されるんだから、スゴい」


そりゃコミュニケーションとしては単語より意味が重いからな。


「聞こえて無い辺り、受け手の認識に左右されるんでしょうが」


啼き声と息継ぎにしか聴こえないからな。


「男に対する本音がダダ漏れで停められないあたり、たいちょーが知ったら大変なことになりますよ?」


苦情や抗議や涙目は栄養。


「文字起こしして読ませたら全て解決(皆が妊娠)しそう」


一人一人、皆の前で本人が朗読だな。


「・・・・・・・・・・ちょっと考えさせてください」


所詮、早いか遅いかに過ぎないのに

――――――――――まあ、いい。


最初のカードは?

Colorful(平和主義者)に最適な敵。


――――――――――ラスボス――――――――――



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