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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第二十章「北伐」

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ヤれば判る/判れば解る。

【登場人物三人称】

地球側呼称《頭目/お母さん》

現地側呼称《頭目》

?歳/女性

:太守府の有力都市、港街の裏を取り仕切る盗賊ギルドのボス。昔エルフと恋に落ち、ハーフエルフの愛娘がいる。


【用語】

『フレンズ』

10歳前後/女性/複数

:第67話〈世界の流儀〉から登場。港街の有力者から「青龍の貴族の嗜好に在った性玩具」として献上された良家の子女13人。政略の駒として大切に育てられた自慢の箱入り娘が急転直下奴隷扱い。どんな因果を含められたかだいたいわかるが、怯えきっていながら笑顔を強要されて登場。が、普通の性癖を巨乳よりにもつ現代日本人である主人公には普通に客として扱われ、親には釘を刺された。その後、魔女っ娘のお友達扱いされ宴でも優遇され、社交界で確たる地位を築く。で、地元の港街に滞在するインドネシアの優しいお爺さんから様々な正義を吹き込まれて実家の権力を掌握。盗賊ギルド頭目の後ろ盾で、互いの結びつきを深めながら同じ階層の童女たちへ浸透を続けている。一言で言えば、いろいろあってファンクラブ化した。

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※第二章「東征/魔法戦争」第67話〈異世界の流儀〉から登場。


正答が決まっているから科学(実証哲学)なんですよ。


そこにはありません。

意見も。

選択も。

多数決も。

決定すら不要ですね。


単に()()するだけですから。




【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室】


俺は料理を見学中。

「♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎♪︎-ж.-*жж-〇〇 жж.①ж. .」

・・・・・・・・・・お嬢をわしゃわしゃ、それはそれ。


プチプチ(エアーキャップ)を潰す感じ。

これをいつもの手慰みと言います。


「!♪︎!♪︎♪︎!!♪︎♪︎♪︎!!!♪︎♪︎♪︎♪︎!!!!~~~~~~~/×※(//)」

――――――――エルフっ娘でふかふか、これはこれ。


敷いても抱いても載せてもヨシ!

エアークッションじゃ比較にならん。


お嬢が12歳。

エルフっ娘が十代後半相当。


脂肪の付き方は、日本人の同年輩と変わらない。


筋肉や腱を保護して最高値を出すための脂肪。

一目で解る、垂れてない。

動き回っても、胸以外揺れないんだ。

――――――――――これが十代(女性の全盛期)


筋肉や腱に付着してしまい負担になった脂肪。

一目で判る、垂れている。

動き回ると、胸だけは揺れないんだ(小さく寄せ固めてる)

・・・・・・・・・・これが二十代(女性の老衰期)


お嬢や魔女っ娘は、これからだし。

エルフっ娘やColorfulの場合、付き方以外の素材が違うが。

そして料理油は油脂なんだなコレ。

・・・・・・・・・・もちろん魔女っ娘料理の話。


マルチタスクは得意です。


好い匂い。

・・・・・・・・・・お嬢のは良い薫り。

――――――――――エルフっ娘のは佳い香り。


違いがわかる?


研ぎ清まされ憑り混まれる香り。

――――――――――挟まれてますが。


健康的で摂り込んでしまう薫り。

――――――――――包み込んでますが。


欲望に合わせて召し上がる匂い。

・・・・・・・・・・包みこまれてますが。


そう。


ひとつ。

ふたつ。

たくさん。


人間の意識基盤はネットワーク構造なので仮想コアを沢山創れる。

・・・・・・意識/認識は脳機能じゃないから念のため。


簡単には人工(artificial)(intelli)(gence)について言語不機能者寄場(Wikipedia)以外で調べてみよう。

――――――――――ググると言語機能障碍者の鳴き声が読めます。


無価値に値札を貼るために専門業者が無能力者専用に作製した宣伝文に釣られた認識機能障碍者たちがカット&ペーストって言葉じゃなくて音なんですがソレをまんまタイピング。


もちろん(人間)には関係ないが。


関係あるのは自衛隊。

関係深いのは娘どもたち。

関係無いのは国連軍。


まあ関係なんてON/OFF自在なんですが。


ON。

ON。

OFF。

今はON当面は。

――――――――――魔女っ娘以下軍政司令部付現地糧食班、只今命名。


匂い。

仕草。

意図。


全力で、味わう

――――――――――勝敗はともあれ食事は既に始まってる、いつのまにか。


楽しむ。


マルチコアの一つが一番リソースを使っている。

いつもまたいに、一方的に責め潰し続けるのではないからな。

丁々発止のリアルタイム・バトル・ロワイアル。


楽しい。


君、創る者。

俺、食べる者。

君ら、アピる者。


料理とは?


共同作業。

対峙。

真剣勝負。


あらゆる創作に等しい。

――――――――――例えば、読者がいない小説が成り立たないように。


「それは確かにドSがいないとドMは成り立ちませんけど産まれて初めて二人の共同作業が繰り返し繰り返しのそれか」


だから魔女っ娘料理には俺が不可欠なのであるかなり自慢ですよなんとか独占体制にもちこまないと持ち込めそう。


「毎々日々複数回独占体勢を繰り返し繰り返して毎回複数回舌足らずの譫言で生涯の誓いを繰り返し繰り返し叫ばせてますけどね」


メインタスクは、魔女っ娘料理。

まず食事は匂いから始まります。

味の前に形の前に音の前に匂い。


近所の爺婆ガキどもを捕り子にした俺が言うんだから間違いない。

・・・・・・・・・・爺婆はガキと同じだ。


軍政司令官私室。

厨房付き。

正確には別室だったが。

壁は開閉可能にしてある。

魔女っ娘の料理中姿を楽しむ為。


料理する姿も自慢って、この娘くらいだよな。


煮込んだり。

焼いたり。

浸けたり。

日をかける作業の途中経過はメイドさん任せ。


食事の刻は、全て魔女っ娘。

食事は料理中からが始まり。

食事の極意、それが、ココ。


料理中から食べ始めらる辺り、魔女っ娘とは気が合うと出会ったときから思っていました。


美味しいなぁ。


微妙に知らない香り。

異世界の食材だからな。

香辛料や香草の香り。

発酵食品は基本、NG。

逆パンデミックの元。


侵略者が言う、お互い様。


日本からだって味噌醤油納豆なんか、持ち込めないしね。

・・・・・・・・・・いや、麹なら塩分で死んでるけど。


生きてる微生物は特に禁止。

その培養基など、論外。

パンデミックは不許可です。


それを言ったら、人体は菌やウィルスそのものを構造に組み込んでるんだが。


舐められる。

噛まれる。

吸われてる。


体液の混淆くらいは、まあ、大丈夫?


殺菌能力が高いからか。

消化器系統からはセーフ。

常在菌は感染し難いか。

体から離れたらすぐ死ぬ。


だからこそ独自に存在出来る、発酵食品由来の微生物は、危ない。


食ってみれば判る、とか言いそう。

喰ってみれば解る、っていわれた。

食ってもよし、は、うちの娘たち。


俺とマメシバが視てる範囲で、希望のある時、いつもです。


だって全部、口に入れたがるんだもの。

――――――――――そりゃ、娘どもだから仕方ない。


俺を齧るくらいなら、かまわんけれど。

・・・・・・・・・・かまわないから、齧られる。

発酵食品や微生物食品以外なら、OK。

――――――――――少量ずつ味見程度に限ってだよ。


軍政部隊の糧食在庫は、それなりの種類。

・・・・・・・・・・好奇心を満たす為なら十分。


魔女っ娘は料理に使っているが。


何しろ初日しか食ってない戦闘糧食。

駐留数日で異世界食品の摂取が許可。

あくまでも、軍政部隊(地球人類)が食べるだけ。

異世界種族の地球産食品飲食は禁止。

つまりは与えない、ということだが。

うちの娘たちだけは、許可、となる。


正確には?

シスターズ。

Colorful。

メイド長。

メイド五人衆。

盗賊ギルド頭目。

頭目の大切な愛娘。

港街のフレンズ。

・・・・・・・・・・うちの娘たちだけじゃなかった。


俺が立ち会っている刻、って制限はあるから、ほぼ、うちの娘なんだけどね。


とはいえ食べても良いよ、であって食べないか、じゃない。


俺たち軍政部隊の主食は魔女っ娘料理。

魔女っ娘も使う程度でそのものじゃない。

だいたい調理済みか半調理品だからね。


料理には、余り使わない、わな。

――――――――――故に?

手元に、地球産食品の在庫は多い。


国際連合関係者以外異世界にいない。

そんな皆は、地球産食品しか食わん。


例外は俺らや聖都駐屯軍くらいだな。

それでも、現地調達は前提じゃない。


たかだか十数万人分。

全部、日本から持ち込み済み。


一般部隊には持ち込み制限があまりない。

駐屯地から出ずに異世界種族と接しない。

防疫体制で地球から異世界を汚染しない。


俺たち軍政部隊が例外。

他は普通に厳重です。


非発酵どころか無機物だって危ないからね。


水が変わっただけで寝込む。

微生物も毒物も無いのに。

様々な免疫反応が表出。


よくある、よくある。


統一範囲の基準で管理された先進国内部の移動でさえ、だ。

ましてや観光客は疎か、部外者すら通過しない地球の大半。

微生物を消毒して毒物が無いと確認して、水を飲むとする。


だだそれだけで、寝込めます。


発熱。

咳、くしゃみ。

嘔吐に下痢にエトセトラ。


とにかく体内から何かを追い出そう、ってのが免疫反応。


病気の原因。

大半は自身。

免疫の暴走。


何の影響力もない花粉やウィルスが体内に入っただけで、人が死ぬ理由。


病死ってのは自爆テロのこと。

原因物質や微生物、ウィルス。

何もしていないことが大半だ。


何かされるかもしれないから街ごと村ごと燃やしてしまえ。


体内世界の魔女狩り。

どこの排外主義者かと。

パニックで自爆する辺り。


結末まで同じって、ミクロとマクロでさぁ。


例外も居る。

暢気なのか。

自信家かな。


これもまた、ミクロとマクロで同じこと。


だから一部で実験中。

地元食材を食べる任務。

まだまだ全体の1%。


特に選抜された無神経。

PKOなどの経験者。


諸事情で海外経験多様。

複数の海外地域経験。


以外に外国人は少ない

定住者ないし駐留者。

彼らは日本列島に適応。

環境変転頻度が低い。


必要なのは、その真逆。


繰り返し、繰り返し。

固定環境に順化してる。

長期間離脱経験あり。

また元の環境にもどる。

繰り返し、繰り返し。


その変化に耐え得た者。

じゃ、話にならない。


耐える必要が無かった。

そんな適性の保持者。


環境の影響を受け難い。

環境の要素を廃せる。


そこで何かを食べると。


影響有無の因果応報。

仮説を決めて暫定対応。

因果関係は後で特定。

多少の誤差は許容範囲。

・・・・・・・・・・つまり俺らが、その範囲。


まあ、一緒に居るだけで実験、なんだろうが。


手離す訳にはいかないなぁ。



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