差別の起源/Half-Elves Discrimination
【用語】
『シスターズ』:エルフっ子、お嬢、魔女っ子の血縁がない三姉妹をひとまとめにした呼称。
『Colorful』:ハーフエルフの最高級愛玩奴隷たち。髪の色がいろいろなために神父により命名。前領主(帝国太守)が奴隷商人に発注し、引渡し前に戦争開始。占領軍の太守資産接収に伴い軍政司令官に引き渡された。軍属として雇用契約を結んでいるので日本の労働法が適用される。
『ハーフエルフ』:エルフと人間の間に生まれた混血種族。エルフに似た美しい容姿と不老、不妊、それ以外は人並みの種族。異世界全体として迫害される。
見下すモノから見上げる者を。
見下ろすモノから降り立つ者を。
探してなければ創り出せ。
《プランC/覚書》
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/HMMWV車外】
とかくこの世はままならぬ。
え、俺だけですか?いまさらですか?
まあ、今回、ままならないのは部隊編成である。俺は一応、軍政、黒旗団の混合部隊指揮官になっている。一応、だけどね。
アムネスティの民間人も、監督下だ。
でまあ、部隊を二つに分けた。
俺がいる戦闘部隊、曹長が率いる輸送部隊。そして軍政司令部隷下の軽装甲軌道車両1台とトラック4台のうち、トラック一台だけ戦闘部隊に回すつもりだった。
軍政部隊から戦闘部隊に加わるのは、俺と神父の二人だけ。主力は元カノ率いる黒旗団。黒旗団のHMMWV2台に分乗すりゃ十分。
弾薬燃料をトラック一台分、念のために回しただけだ。
兵士はさかない。
ドワーフは全員運転が出来るし、俺が操縦してもいいから、本当にトラックと積み荷だけ回したつもりだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、オブザーバーに歴史家が付いて来たのは、仕方がない。
この子は「成人してますから!」唯一、俺の指揮監督下にないからだ。
その時点で思惑がハズれたのは言うまい。
だが、トラックが二台来た。
そして、輸送部隊に戻す予定の佐藤、芝が待機。
なぜか。
いや、選抜歩兵として実戦経験がある二人は頼もしい。実際に敵に向けて銃を撃った事がある、数少ない自衛官。
俺はない。撃たせたことはある。今後もなくていいです。よろしくお願いします。だが、今は、違う。頼もしいから、輸送部隊の戦力向上に回したいのだが
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうもいかなくなった。
白、朱、翠、碧、橙。
「F!C!E!D!C!」
指差し確認やめんかセクハラ神父!!
「「「「「我が君」」」」」
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/青龍の土竜前】
あたしは、なんとなく、納得。
あの娘がColorfulに頷いている。「ご主人様」は、あの娘の呼び方だからColorfulたちが遠慮したのね。
そして妹分みたいに「ご領主様」じゃあColorfulたちには違和感がある、と。
あくまでも、彼女たちColorfulは、自分たちを愛玩奴隷だと思っている。
誰の?
もちろん、青龍の貴族、その人、彼の所有物。
まあ、青龍の貴族自身は家臣のつもり、なのはわかるけれど。でも奴隷市場で、売買引き渡し証書に署名した。
青龍が尊重するこちらの世界では、明らかにColorfulは彼の物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っていう、口実。
もちろん、青龍相手に証書なんか意味がない。
青龍が取り消せば、それでおしまい。なにも必要とせず、何もかも焼き払える青龍。力はもちろん、言葉も紙も何ものでも彼を縛りようが、ない。
彼は彼自身でしか縛れない。
だから、決して、あたしたちは裏切られない。当たり前よね。
青龍の貴族は、自分がしたいようにしているだけだもの。彼が自分自身を裏切らない限り、誰も彼に裏切られない。
あたしたちの世界の決まり事に口をださない。
それですら青龍が、青龍の貴族がそうしたいからしているだけ。
目につくものが不愉快でも、弱者に自分たちのやり方を強いるのはもっと不愉快。
・・・・・・・・・・・・・・別に、おかしな感覚じゃない。
彼がColorfulたちの願いを、彼女たちを踏みにじる?
青龍の貴族にそんな趣味はない。
これ以上、信じられるものがあるかしら。
Colorfulは、青龍の貴族、その側に居たいだけ。
本人たちも、何故なのかわかってないでしょう。
愛玩奴隷としての訓練だけを重ね、性技に熟練し、なのに、ううん、だからこそ情緒が幼いままのColorful。妹たちのほうが、その部分は大人かも。
だからこそ、あの娘は、妹分もColorfulに共感して、その想いを当たり前に受け入れてる。
あたしは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・共感と、反発。青龍の貴族が、無表情に困惑するばかりじゃなければ、自分を抑えられなかったかも。
――――――――――――――――――――――――――――――エルフ、ってことが、幼さを生んでいる、とか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかね。
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/HMMWV車外】
俺は曹長に感謝と確認。
Colorfulたちは事務専従の軍属。
いまだって、コスプレっぽい婦人自衛官制服(マメシバ・ブランドで、一見シャープなデザインで、内実かなりセクシーになっている奴)を着ている。
スカートでわかる通り、戦闘員じゃない。だからこそ、彼女たちは本隊に置いてきたし、先行する輸送部隊に組み込んだのだが。
よーく思い出すと、今回の作戦、威力偵察で俺が先行するときも、なんか、涙ぐんでいたような気がする。
・・・・・・・・・・・・怖かったんだろうな。不覚にも、全然気がつかなかったが。
人見知りなのか、俺かシスターズにしかなじんでなかったし。
Colorful達はあまり要望を言わない。基本的にシスターズが面倒を見ていた気がする。今回の配置変更も、自分たちで曹長に伝えることができたとは思えない。
曹長から配慮してくれたんだろう。
シスターズだけじゃなくて、俺たち側でこの子達用に窓口ができるのは助かる。
相変わらず部隊全体に目が届く下士官。
よ!いぶし銀!!
こんごともよろしく!!!
だがしかし、気になるのは輸送部隊戦力の薄さだ。
アムネスティが、おねーちゃんたち十名にサポート要員十六名。装備品を積んだトラック四台、炊事車二台。これを太守府まで移送するのが役目。
ウチの、軍政部隊の切り札、佐藤に芝をこっちに回して大丈夫か?曹長込で兵が9人しかいないけど。役人と坊さんは非戦闘員。優先順位は低いが護衛対象だし。
まあ、アムネスティガールズはチヌークで送るからいいとして。
民間人18人。
ただ、こちらにColorfulを置くなら仕方がない配置ではある。
異世界全域の被差別種族、立ってるだけでリンチにかけられるハーフエルフ。不妊の特性をもち故に永遠の少数種族。だから故に多数派から八つ当たりされ続ける位置づけ。
Colorfulたちがこちらに同行する以上、現状の戦闘部隊ではまずい。現地住民との接触が危険で、護衛にも現地住民を使えない。
異世界の習慣に影響しない地球人兵士は元カノとマメシバ三尉だけ。二人は黒旗団の指揮中枢だから、護衛に回せない。
なんっちゃって兵士な俺に誰かを護れるわけがない。
そこんとこどうなの??
『明日になれば地元の治安部隊が支援してくれますから、輸送部隊の警護人数は足ります』
と、曹長。
参事会の衛兵に盗賊ギルドの愚連隊、か。国連軍への協力ならば、まあ、大丈夫かな。沿道の住民さえ抑えてもらえれば、帝国のスパイやらなんやらは、曹長たちで対処できるだろう。
『それに、司令官と離れてしまうことに彼女たちが不安がっていましたから』
それな・・・・・・・・・・・・・・・・Colorfulたちには、俺が安心毛布なのか?やっぱり、被差別種族ってのは、俺達が想像出来ないような恐怖があるのだな。
俺はそーいうところをうろついた経験がないからわからないが。解りたくはないが。判らないとまずいのかな~~~~~~~~~~~~~~~以後要検討。
エルフっ子には、積極的に、からかい目線なドワーフ。
だが、Colorfulを見ようとしない。
つまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・愉快ではないらしい。
あの屈託もない、なさ過ぎて、拾った人魚を踊り食いに見立ててしまうほどにこだわらないオッサンズ(ドワーフ)が、だ。
習慣ってのは、やっかいなものだ。
まあ、KKKのメンバーだって、ネオナチの支持者だって、とりあえず混乱が起きると華僑を殺す東南アジア各国の地元民だって・・・・・・・・・それ以外では、温和で誠実だったりするしな。
有色人種差別を掲げてるオジサンが、日本の旅行者には何にも感じていないと言っていた時は、びっくりした。
人にもよるんだろうし、隣に住んだら殺されるかもしれないが。
まあ、それはよくある、よくある。
だがしかし、エルフは襲われないのにハーフエルフは襲われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は見比べた。
Colorfulとエルフっ子。
エルフっ子を、じーっっっっっっっと、見る。
相変わらずわからん。
どう違うんだ???
どこでハーフかそうじゃないか見分けている??
見分けられなきゃ差別が成り立たないのに。
見た目17~18くらいのエルフっ子。実年齢256歳。引き締まった肢体にぴったりとした革鎧。ここでボンテージを想像してすみません。
いえ、ボディラインがね?
いやいや、弓と一緒に剣を背にかけ戦闘時には手に持つ。まあ、定石通り腰に剣を履くとあれだ、深く考えずに訊いたのを後悔しました。一昨日のことです忘れてください。
耳まで真っ赤になり、うつむきながら、チラチラ見上げつつ、エルフっ子が言うことには
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・剣を腰から抜くと、胸が邪魔なんだそうで。
「ギルティギルティSexual Harassment!!!!!!!!!!」
「女の子が嫌がってなければOKです!むしろ相手次第では嬉しいですよ?」
「WHY!都市伝説ジャナカッタダト!」
神父とマメシバ三尉が騒ぐ騒ぐ。
俺はフリーズしながら、弓を使う時も大変だろうな、と現実逃避しましたよそれはもう。真面目な話、いや、最初から真面目な話だと強調しておく。強調した時点でおかしい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、あれだけのサイズだと、防具で抑えたら窒息するだろうというのはわかる。
故に呼吸を楽にする為に、特注して鎧側を調整。
肩が凝るって話しはあるが、窒息死とはこれ如何に。ゆったりサイズにしてもいいかと言えば、それも無理。
中世の素材は耐久性も低いし、重いし固い。
キツくないゆったり感のある革鎧で、まともな防御力を出そうとすれば、重量と固さで動きにくいどころじやない。
創作ファンタジーによくある、胸の形になった衣装の合理性を異世界で確認した。
まあ、そこまで苦労するサイズの、しかも日常的に戦場に行く女性は少ないからね。決して一般的ではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、そこから話を離す。
「NO!ずっとカタリましょーYO」
「はいじょ!」
Wasshoi!Wasshoi!Wasshoi!Wasshoi!Wasshoi!
ドワーフに運ばれていった。
神父は、ほんと―――――――――――――――――に現地になじんでいるよな。
エルフっ子は殴るし、ドワーフは簀巻きにするし、シスターズの小さい方には威嚇されるし、Colorfulには涙ぐまれる。
エルフとハーフエルフの違い。
どこで現地住民は見分けているのか??
まあ、エルフとハーフエルフの差はサイズではないだろう。エルフっ子しか知らないが、エルフがみんな大きい訳じゃないそうだ。
うん、訊いたよ?Colorfulを見つけた日に、直接。デリカシーが無かったと、訊いてから気がついた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・たいへん失礼しました。
魔女っ子達の視線が痛かった。出来心、いや、それじゃ邪な意図になる。つまり、考えなしについ訊いた結果。
エルフっ子いわく、成長がもっと早く止まるエルフもいる、とか。
言葉を濁していたが、エルフ女性の成長が止まるのは、生理がきた後ならいつでもあり得るらしい。でないと種族存亡だしね、理屈だな。
・・・・・・申し訳ありません反省しています。
なら、ハーフエルフとエルフの違いはなにか?現地住民が一目で看取る以上、外見のはずだ。
エルフっ子のシャープな鼻梁は鋭さを感じる。
だが、時々、いや、しばしば動く長耳があるから、キツい感じはしない。第一印象から比べれば、さらに、表情が緩くなったような気がする。
わずか半月でエルフっ子の表情を見分けられるようになるとは、俺も慣れたものだ。
ストレートな銀髪は艶があり、緑の瞳には情感が浮かぶ。
Colorfulの5人は?
髪と瞳の色が同じだな。幼い順に、橙、朱、翠、碧、白。みな十代前半、13~15歳。エルフっ子から聴取した異世界奴隷事情によれば、愛玩奴隷ならこれくらいで初めて売りに出される。
ちなみに労働奴隷の初売りは十代後半だそうだ。
平均寿命が短い中世では、一人前の一歩手前である十代の前半後半に意味があるのかもしれないな。俺から見れば、おなじだが。
白、碧、翠、朱、橙。ようするに美少女だ。
どうやって見分けてるんだ?エルフとハーフエルフ?
俺は再び向き直った。
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/青龍の土竜前】
あたしを見つめる、青龍の貴族
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――え?
なんで??????
あたしは、身動きがとれない。髪を整える事も出来ない、マメシバ卿にいただいた鏡も使えない、第一、無骨な革鎧姿。
どうしようどうしようどうしよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「綺麗だな」
!!!!!!!!!!
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/HMMWV車外】
俺は5分以上見つめてやっと解った。
エルフとハーフエルフの違い。
Colorful、例えば橙。5人の中で一番、耳が丸く、エルフっぽくない、言うなればハーフっぽい、らしい。
俺たち地球人から見れば絶世の美少女の一人、で終わり。
だが、エルフっ子を見れば判る。
歪。
真円を手で創ろうとした、と言えば伝わるだろうか。
自然が生んだ完全な球体をエルフっ子だとすれば、最高の芸術家が手作業で真円を創りだそうとしたのが橙、ハーフエルフだ。
「真の芸術とは完全を目指し、それに達しないこと」
とのたまわったのは誰だったか。
エルフとハーフエルフ。100%がわかるからこそ、99%の区別できる。エルフっ子の完全な造形と比べたから、ハーフエルフを見た時に『歪』と感じたんだ。
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/青龍の土竜前】
あたしは気がついた。青龍の貴族、その眼に浮かぶモノ。
「見比べてる、の」
Colorfulと、あたし。まあ、別に、他の女と比べられて、嫌ではないけれど。一応、自分だけを見て欲しくは、あるわね。
・・・・・・・・・いつもとは言わないけれど。
「女を見ると自然にお前が思い浮かぶからな」
だから、比較になる、と。
・・・・・・・・・・・・・・つまり――――――――――――――――――――――――――あたしは、固まった。
つまりそれは『女』の基準が、って、ことで、つまり、いつでも
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、ダメ。あたし、エルフとの比較は、Colorfulを傷つける。
話の流れに青くなるColorful。
ハーフエルフはエルフと比較される。エルフを見たこともない連中から、青龍の貴族のように見比べてもいないのに、思い込みで比較される。
いや、貶める為にエルフという言葉が使われているんだから、比較ですらない。
あたしは決して負けないけど、Colorfulは皆、一人一人魅力があるのに。
「お、おそれおおい、です」
一斉に首をたれるColorful。
「違いはあっても差は無いがな」
あっさり。
青龍の貴族の結論。
「硬質な美しさに比べ、歪が隙にも見えれば、愛らしくもあるし、誰にも真似が及ばない」
Colorfulの表情は、見えない。でも、息をのみ、驚愕と歓喜の気配が満ちる。
ふーん。
・・・・・・上げて落とすんだ・・・・・
・・・・・・慢心してたけどね・・・・・
・・・・・・傲慢だったけどね・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そもそも、人間から見たら、あたしは異種族だものね。
・・・・・・・・・ハーフの方が近いくらいだものね。
・・・・・・子供が出来ないっても、青龍は・・・・あれ????????????
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【太守領辺境村/集落外周柵入り口付近/軍政黒旗団混成部隊指揮所/HMMWV車外】
つまりこういうことなのだろう。
俺たちにはよ~~~~~~~~~~~~~~く見ないと、直接見比べないと、まったくわからないエルフっ子とハーフエルフの違い。
この世界、俺たちから見て異世界の造形美、その究極がエルフっ子だ。
だからこそ、異世界で生まれ育ってきた人々には、そのかすかな、本当に有るかないかの、歪、な感触が感じ取れるんだろう。
なるほどな~そこで見分けていたのか。
謎は全てとけた!!
半月ちかくエルフっ子を見てれば解るよね、うん。おれも成長したな。
「な~~~~~~~~~~にいちゃいちゃしてるんですか軍政司令官閣下?」
俺を現実に引き戻す黒い声。その名は、元カノ。エルフっ子やColorfulの百面相も不思議だったが、不愉快ではなかった。
だというのに、不快窮まるお仕事にいざなう、怖い音波。
「よろしい。任せた」
曹長に。通信終わり。慌てて仕事に切り替える。佐藤、芝にはColorfulの護衛を命じ、元カノに状況を尋ねた。元カノも、俺を仕事に戻せればよし、と割り切ったようだ。
危ない危ない。まあ、自分だけ仕事させられたら怒るわな。仕事が戦争じゃなけりゃ、一緒にサボれ、と誘うところだが。




