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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十九章「帰郷作戦」

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874/1003

帝国に死を!/歴史しか躾られなかった大人たち。



【用語】


『フレンズ』

10歳前後/女性

:港街の有力者から「青龍の貴族の嗜好に在った性玩具」として献上された良家の子女13人。政略の駒として大切に育てられた自慢の箱入り娘が急転直下奴隷扱い。どんな因果を含められたかだいたいわかるが、怯えきっていながら笑顔を強要されて登場。が、普通の性癖を巨乳寄りにもつ現代日本人である主人公には普通に遊びに来た子どもとして扱われ、親には釘を刺された。その後、魔女っ娘(権力者の愛人)のお友達扱いされ園遊会でも優遇され、社交界で確たる地位を築く。で、地元の港街に滞在するインドネシアの優しいお爺さんから様々な正義を吹き込まれて実家の権力を掌握。盗賊ギルド頭目の後ろ盾で、互いの結びつきを深めながら同じ階層の童女たちへ浸透を続けている。

一言で言えば、いろいろあってファンクラブ化した。

新規会員勧誘中。

※第二章「東征/魔法戦争」第67話〈異世界の流儀〉から登場。




戦というのは、とても簡単なものです。

ただ前に進めば宜しい。


《太守領農村部に置ける槍の使い方実習》




【異世界大陸北東部/帝国辺境領/回復予定領/割譲可能領/作戦周辺領/低要度・高危険度区域/斥候周回範囲/???】


――――――――――紅瞳――――――――――


「わぁ♪︎」


童女の高い声。

息をのむ一堂。

童女以外の皆。


退いてる退いてる魔法使いも。


異世界帝国は今絶賛没落中。

いや、衰えたんじゃないけど。


賛美が絶えて、早や三ヶ月。

敗けを美辞麗句で飾る習慣はない。


領土の半分を一ヶ月で喪失。

異世界からの侵略者にいきなり襲われ。


元凶たる青龍にも奪われていない処に注目あれ。


それも失ったのは最も豊かな沿岸部。

それでなお自讚に励む騎竜民族に非ず。

それはそれは悔しがり世界の奪還計画中。


失われた旧帝国領の過半を誰も占領していない。


単に帝国の統治が及ばなくなっただけ。

帝国軍が青龍により壊滅。

帝国関係者が青龍の元へ連行。

帝国名義の資産は接収済。

代わりの進駐赴任支配はほとんど無い。


それは異世界大陸東の沿岸部。


だから当該地域では反帝国感情が極大化している。

なにがだからかと言えば強い者が没落したからだ。

だからまだ中であって没落し終わってはいないが。


それは自然な感情とは言える。


強い者。

豊かな者。

賢い者。

優れた者。


利用出来ない脅威が消えて嬉しいな。


劣った者。

愚か者。

貧乏人。

弱者。


彼らは特に帝国と関わりが無かった。


だからこそ恨みが深い。

無価値だから無視せれた。

それはつまり嫉みなのだが。


そんな輩を表に立ててる反帝国感情。


豊かな沿岸部の多数派住民。

帝国の世界征服事業の負担先。

莫大な費用物質に労役、他。

めでたく収奪から解放された。


それが無くなれば恨みが無くなる訳じゃない。


恨んで利益が出る訳じゃないが。

帝国の人や資産は全て青龍の所有。

まさに復讐は何にもなりません。


そんなことを考えるのが素人の浅はかさ。


怨みの原因は金や命じゃない。

――――――――――屈辱だ。


暴力で跪かさるたことではない。

内陸深奥部の野蛮人からの支配。

経済文化全て抱いて来た優越感。


その全否定。

・・・・・・・・・・騎竜民族は気付いていなかった。


だから征服後、便利使いされた。

沿岸部の人々に鬱屈していく怨み。

いずれ世界が一つになれば歴史。


そうなる前に世界はブッ壊されてしまった。

――――――――――だから吹き出した反帝国行動。


それは帝国自体には向かえ無い。

そも没落中でも帝国は強い。

内陸部に撤退しているだけ。


沿岸部住民の手は届かない。

手を出せたとして返り討ち。


その帝国と戦っている青龍。

端から対帝国に領民は要ら無い。


何も意味がないからこそ何かしたがる。

・・・・・・・・・・地球は日本で言う八つ当たり。


しかし帝国に属する全ては青龍の戦利品。


帝国貴族騎士。

その家族(氏族)

兵卒一人まで。


手を出せば青龍の資産に手を出した扱い。


出した結果、判ったこと。

幾つもの都市が滅ぼされた。

帝国に手が出せないなら。

――――――――――その関係者を吊るす。


帝国の協力者。

帝国の御用商人。

帝国支配の小役人。


帝国を戦利品と見なす青龍が帝国と見なさない者。

・・・・・・・・・・その中に含まれるかどうか。


気にしても仕方がない、ともいえる。

青龍の論理は誰にも判らない。

だが魔法使いと帝国を同一視しない。

それだけは領民にも解ること。

それこそ不思議なことではあるけど。


魔法使い至上が帝国の国是。


魔法使いは赤い瞳。

赤い瞳は魔法を使える。


赤い瞳は奇跡も使えるが。

若い世代は余り知らない。


地域差はある。


帝国の本貫は大陸深奥部。

最初から魔法しか知らない。


初期に征服された内陸部。

征服後数世代経れば忘れる。


中期に征服された沿岸部。

知識階級以外は忘れている。


最後に征服された辺境部。

大人たちはまだ憶えている。


太守領が帝国統治下に入ったのは十年前。

――――――――――辺境部。


連行。

処刑。

説明無し。

それが帝国流。


諸王国時代には、有り得なかった。

王侯貴族騎士と領民たちのパワーバランス。

領民は無力だが、たちには力がある。

いや王侯貴族騎士に言うほど力が無かった。


暴動を恐れ。

反乱を恐れ。

逃散を恐れ。

見透かされて徒党を組まれた。


帝国は青龍の様に問答無用。

連れ去り殺し拷問して放置。

街一つ焼き払い全員吊るす。

失われた税収は周辺から奪う。


羊を守る。

羊を捌く。

羊と話さぬ。

だから、だ。


魔法至上を唱える帝国が奇跡を司る神殿を根絶。


当たり前のことだが民に理由など伝えない。

単純に神殿を接収して巫女神官を連行する。


以降、公然と奇跡を語る者は居なくなった。


口を滑らさぬコツは普段から話さないこと。

いきおい奇跡に関わる知識は共有されない。


語られぬ記憶。

隠された書物。

見知らぬフリ。


帝国は何も禁止してはいない。

大人たちは覚えている。


だが不用意な子供に語らない。

帝国は聴いているから。


フリをしていると本当になる。

真似は外身に留まらず。


知らない()()は、知らない()()へ。

今は在れど過去は無い。


忘れてしまえば最初から同じ。

()()()()()()()()()()


そんなものとはなにか?


誰も問わずば諾否におよばず。

本当に訊いていたのか。

それさえ誰にも判りはしない。


確認出来ない者は無い。

スターリニスト(霞ヶ関)が好きな理屈。

だから書類は行方不明。


記録と記憶を操作出来れば創造主になれると言ったのは誰だったか

・・・・・・・・・・オーウェルでした。


いきおい、神殿と奇跡の赤い瞳は御伽噺にすらならなくなった。


赤い瞳は魔法使いです。

理屈など無い。


そんな世界の魔法使い。

支配者である。


帝国がそう決めたから。

世界帝国がだ。


さもなくば帝国の手先。

使われている。

単なる兵器では無しに。


殺すなど余技。

飛び伝え知り解らせる。

情報から認知。


共同幻想その担い手、いや、担い主。

唯一無二のインフラストラクチャー。


帝国、それ、そのもの。

それこそが紅瞳の意味。

だから帝国とイコール。

実際には反帝国勢力にも魔法使いは大勢いたのだが。


従来の魔法使いは大方、神殿の出身だ。


物心着く前に神殿に納められ。

育てられ遊び学び暮らし。

適性に因り奇跡や魔法を学び。

巫女神官魔法使いに成る。


皆が世間から祝福されてスタート。

帝国勃興前の赤い瞳。


奇跡より即効性があり影響が少ない魔法。

目の前の街は灼けても季節は変わらない。


魔法より判り難いのに影響が大きな奇跡。

冬の寒さを和らげて火を灯すのは火打石。


奇跡は神殿で世界の為に。

魔法は俗界で人々の為に。


誰からも奉納される巫女神官。

誰かから糧を受ける魔法使い。


だから魔法使いは宮仕えも多かった。

術を極める思考方法で学者文官ご意見番に成る者もいたが。

前線に立ち、敵を殺す者も多かった。


そんな彼ら魔法使いたちが、対帝国戦争の前線に立った。

元々が武官だった者は魔法使い同士の戦いに慣れている。

戦い自体は帝国以前、諸王国時代の方が多かったくらい。


帝国が魔法使い至上主義を掲げてなお。


いや、むしろ既存の魔法使いは反帝国に走った。

帝国のドクトリンが神殿の存在と矛盾するから。


馴染み深い場所や仲間を滅ぼしたがる者は少ない。


例えば今、仕えている立場に不満があれど。

いや、だからこそ過去の想い出を護る為に戦う。

人は今日より明日より、昨日に生きている。


それを理解されずに反帝国勢力に背後から刺された反帝国魔法使い。


末期こそ誰の背も刺すことなく反帝国でまとまれたが。


その頃には出生時点から魔法使いとして訓練された帝国魔法兵が投入。


だから帝国謹製偽装反帝国が山のように反帝国を刈った。


魔法使い無しに帝国とは戦えない。

その現実を利用すれば魔法使いをスパイに出来る。

勝敗の着いた後の犠牲を減らせた。


間違い無いこと。


竜と魔法を前面に立てた帝国。

その帝国に数十年も抗えた諸王国。

剣と根性だけならば瞬殺されるだけ。


戦いになった刻、必ず反帝国魔法使いがいた。

そんなことは帝国の歴史書にしか書いていないが。

帝国の場合、歴史とは言わないかもしれない。


明確に判明していること以外、全て不明で片付ける。

複数の証言が在る場合は辻褄が合うことだけ採用。


非採用の記録も、記録だけは残す。

こういうデタラメがあった、と注釈を付けて。


例えば兵五千で圧勝したとする。

敵側が兵二十万を号していたら。

その刻、竜も魔法も無いものとする。


兵五千で二十万を打ち破った

・・・・・・・・・・馬鹿扱い。


口にしただけで以後、帝国内で誰も口を利いてもらえなくなる?

・・・・・・・・・・そんな甘い扱いなどうけない。


そんなことを真面目に受け留める馬鹿は処刑されて忘れられる。

味方に居る馬鹿は一番の敵であり、真っ先に始末すべきだから。


帝国には、精神異常で無罪、はない。


罪の有り無しではなく、益と害で生かして殺す。

霞を食べているのでなければ機能不全は有害だ。


では妄想患者が飛び付く偉大な勝利。


事実は数えれば判る。

戦果確認は報奨ではなく次のため。


帝国には専任担当がいる。

戦場跡をこそ飛竜で偵察するほど。


もちろん数えることが出来ない場合もある。


数える余裕が無いなら圧勝してないが。

例えば辛勝撤退で確認不可能ならば。


答、不明。

推定、敵勢力は兵二万程度。

二十万は宣伝か誤認か不明。

自軍の損害から敵の損耗を推測


判らないことは判らないとしか記さない。

――――――――――というところか。


歴史、史書ではなく記録と資料なのだろう。

だからこそ過去の事実は、帝国以外に遺り難い(のこりがたい)


この辺りは歴史書しか知らない地球人類には解り難い。


そんなUNESCOによる異世界蒐集作戦。

蒐集ってところで御察し。


個々の人が書き残した文書を略奪買収。

存命の高齢異世界種族に自白剤投与は基本。

長命種や不老不死種を探して連行する。


帝国資料確保は失敗気味。

殿の魔法使いたちが、自爆して隠すからだ。



「治療薬は病気になった時に患者にしか売れない。予防薬は病気が無くならない限り誰にでも売れる。予防なら効果が有ったのか無かったのか誰にも判らない」

……とある詐欺師の名言です。


コロナが、やっと風邪になって半年。

インフルエンザ扱いはヒドイですが。


また効果が無いと認めたワクチン購入。

使いきれずに後進国に捨てた(援助した)ばかりなのに。


こーいう、理由(笑)。




わたしは馬鹿を侮辱するのは義務と心得ます。


だから新型(笑)コロナに関わる詐欺を多いに推奨するわけです。

まあ詐欺と言うのは語弊がありますが。

なに分、犯罪になっていませんからね。

Cocoaみたいな技術オンチの爺婆向けIT(笑)詐欺。

効果が無いと明示された「わくちん」正直な詐欺。

嗤ってるだけで別に困って無いけど給付金詐欺。


大いに結構!

騙されたことを認めない為に被害届けが出ないから犯罪しゃないよね(笑)。


いや犯罪(違法)かどうかなんて、どーでも良いんですが。

法律ごときが大切な馬鹿はニュルンベルク法について熱く語って欲しいけど、まあ、虫けらには無理ですね。


法律の概念を調べもせずに順法?

知能の意味を調べもしないAI(笑)!


とりあえず頭が悪い奴ら(霞ヶ関)に持たせると皆を貧乏にするために費やしますからね。


()()()()()詐欺らねば。


しかしコレは頂けません。


アメリカに置いて新型(笑)コロナを爆発的に流行させた「死因にコロナって書き加えたら補助金支給」とか。


日本に置いて新型(笑)コロナを持続させている「コロナ患者を診たら(見つけたら)診療報酬上乗せ」とバカ高いコロナ重症化予防薬(原理不明)の健康保険負担部分。


そりゃ「万が一に備えて」って言い訳して患者を造るわな。

「私がやったのではなく、みんなにやれっていわれたんです(やってる)」

という組織犯罪の典型的構図。

なるほど通勤通学時間帯ほどマスク(馬鹿)が多いわけだ。


頭おかしいのかオマエ

……控え目な表現。


直接、目の前のキチガイに言ったら返事がありませんでしたが。


いや、まったく、不思議です。

精神疾患だからでしょうか。

いや、反応はするもの。


週明けも生きてたら、どうしよう。

いや、行動的ゾンビなだけか。

なら最初から生きて無い。


謎は深まるばかりでございます。


なに分、知らん馬鹿を罵倒するのは手間です。

だから「オマエは馬鹿なんだぞ」ってアピール。

その為に外出せざるを得ず、貴重な時間を費やします。

ので更新が遅れるという説明でした。

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