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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十九章「帰郷作戦」

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868/1003

防具と武具は別腹。

【用語】


『ワールシュタットの戦い』

:時代格差が百年あると何が起きるのかという実例。具体的には一方的虐殺。モンゴル帝国の軍隊VS全欧州連合の戦い。なお欧州側は民兵と武芸者寄せ集めであり「決戦」だと思っていた。ちなみにモンゴル帝国軍は常備軍の徴兵と志願混合で専門訓練を積んでおり「珍しく原住民が抵抗してきた」という認識。はい、瞬殺。なお包囲殲滅で王侯貴族を皆殺しにしたモンゴル側の方が人数は少なかった模様。モンゴル帝国軍は兵力を分散させて最後まで集結しなかった。だって狩だから。ついでに翌日から東欧の三ヶ国ないし地域の軍っていうか集団と連戦して数日以内に殲滅。その後モンゴル帝国軍は国内問題により、そのまま転進文字通り。別に拘るような勝利でもないから打ち捨てられました。以降のモンゴル帝国は徐々に統治コストを計算しだして領土拡大を中止。ヨーロッパに定期的略奪に(いつもの)来るだけとなります。




世間知らずの世迷いゴト。

それが歴史(聖典)だ。


識字率の変遷を考えると判るよな。

記録(メモ)は人口の99%には無関係だ。

むしろ極例外の少数派の主観だな。


ただでさえ見える範囲(10m圏内)以外を認識出来る奴が居ないのに。


間抜けがソレを信じ込む。

それが聖典(歴史)だ。


たまたま偶然()()()()合理性とは関係なしに()()()()()()から惰性で()()()()()の現在()()慣習(迷信)を言葉の意味合いの違いすら()()()()()に過去の落書き(記録)に今自分だけの知見を当て嵌めて(抉じ付けて)「昔からそうだった」とまあ馬鹿にだけ通じる理由で教義(狂気)にする。


仮に「そうだった」として()()()()()()と言う話。

昔からそうだったから、これからもそうする理由?

宇宙開闢以来ずっと間違っていたなら糺せばいい。


そも()()()()()()()()訳だか。

そうしてしまえば考えずに、済む。

それで不自由をいわせなかった、だけ。


聴かなければ存在しない反対意見。


前例は常に正しい。

正しいことは前例。

前例にしてしまえ。

・・・・・・・・・・・・・・・書類の中に(霞を喰って)生きるのは霞ヶ関(スターリニスト)だけにしろ。


ソースがある。

はいはい。

おたふくかブルドックか。

Wikipedia(馬鹿の巣窟)じゃあるまいに。


天孫降臨。

アダムとイブ。

与太話(ファンタジー)だと解るのは何故だ?


――――――――読んで考えたからだ――――――――


史料に書いてあるからじゃない。

史料には事実と書いてあるし。

むしろ聖書(史料)には逆の記述()()()()


書き残されている一次史料(当時の証言)が事実ならば?

宇宙が創り変えられたことになるな。


裁判の判決が正しいなら法律が間違っていることになる。

それと同じこった。


事実は知るものでも教えられるものではない。

判って解るものだ。


歴史家に唯一必要で絶無な資質だな。

難しいことじゃない。


史料なんか読まずに三十秒考えればいい。

辻褄が合うか合わぬか。


知識すら要らないな。

・・・・・・・・・・弄ぶ(検証)するなら要るか。


まあ、向き不向きはあるだろう。

向いて無いなら無理は要らない。


訓練(学校)で壊されるばかりじゃない。

思考能力が無い動物は居るから。


自分は人間(考える動物)でいなければいけない。


そんな理由なんか無いだろう?

――――――――――今のところは。




【異世界大陸北東部/帝国辺境領/回復予定領/割譲可能領/作戦周辺領/低要度・高危険度区域/斥候周回範囲/???】


怪しい彼女のより怪しい装い。

上陸前に着替えた、訳ではない。


旅人は着替えなど持たないものだ。

甲板で乾杯している前から着た切り。


着ぐるみではなかった。

着ぐるみを知っていたら喜んで纏いそうだが。


真新しい革鎧。

ボディサイズにピッタリ。

つまり特注品。

値は張るが妥当なところ?


実際、肢体が柔らかい女向けの鎧は、オーダーメイド\カスタムメイドが多い。

さもないと「鎧のせいで怪我をした」などということになるからだ。


挟まる。

捻る。

絡まる。

その意味で加工しやすい革鎧以外を付ける女は少ない。


ブリガンダインの硬化処理した革や補強材の金属は加工が大変。

チェインメイルは、ほぼ金属となれば言うまでもないだろう。


プレートアーマーは、そもそも飾りで実用性が、まったくない。

そも板金鎧は地球人類史ですら屋内装飾品かセレモニー用。


モンゴル帝国勃興期のような異世界。

ワールシュタットの戦いが日々是日常。


モンゴル帝国的にワンサイド・ゲーム。

珍しく敵が出てきた。

いつも通り蹴散らした。

ルーチン・ワーク。


ヨーロッパ的には全欧総力の最終戦争(ハルマゲドン)

敵に気付かれなかった。

全力とも最終とすら。

完敗した上、打ち棄てられた。


いつでも拾える勝ちごとき。

皇帝崩御の前に気にも留められず。


戦争は内政でしかない覇権帝国の気分次第。

圧倒的強者と弱者の間には断絶すら成り立たない。


そんな地球ですらプレートアーマーは普及しなかった。

こんな異世界であれば、そんな遊びの余地がなかった。


異世界帝国の異世界征服。

それは消化試合だ。


皇帝が誰であれ予定は決定。


モンゴル並みの騎馬軍団。

戦場清掃が不要になる竜。

組織化された魔法使い。


対する諸王国は中世の東西南北ヨーロッパレベル。

即効性がない神殿の奇跡と個人参加の魔法使いら。


隔絶した火力と質量。


飾りとしても普及しなかった。

飾るほどに諦めが良くなかった。

飾りに走る余裕を与えてもらえなかった。


飾る余地が生まれたのは、地球の同類たちが兵器に意味を見出だせなくなったからなのだろう。


投げ棄てられた敗者の群れ。

ヨーロッパ諸文明全力。

今、忙しいからと放置され。

敗北すら出来なかった。


飾るくらいにしか使い途がない、戦う意義すらない絶望が産み落としたのが鑑賞用の武具防具。


異世界には残っていない文化ではある。

異世界では日々是虐殺で絶望する余裕無し。

飾る前に鋳潰して鏃や剣先槍先の材料。


・・・・・・・・・・・・・一応、地球人類史的な意味で板金鎧は存在はしたということ。


そして女の旅装ならば、革鎧は良くある。


旅行専用の装い。

それ自体が一般的ではないけれど。


特権階級以外なら普段着のまま旅をする。

男女ともに集団で移動するのが一般的。

そもそも旅行ではなく移住の場合か。


行商人も余程の短距離以外、集団。

まあ体力勝負の行商に女はいないが。

旅行の専門家だが特定の形はない。


そもそも産まれた村街を一歩も出ないで過ごすのが、異世界人の九割以上。

旅装の前に旅行が無い。


特権階級でも王宮や城館を終生出ないことは多いが、幽閉されている訳でもない。

立場が生む不自由もあるが。


そして余り布を身体に巻き足を固めるのではない、専用に仕立てられた服。

そもそもそれが例外的。


それでも旅装といえるジャンルが成立したのは、奇跡だろう。


まあ異世界人だけではなく、人類の九割以上には判らない世界たが。


歴史を書き残せるのは人口の1%以下でしかない例外的極少数派。

その中の百人に一人くらいの暇人が城から一歩も出ないで記す。


元々、大半の人間にとっての宇宙は一人で見聞き出来る範囲。

歴史資料という奴が、辻褄が合わないデタラメばかりな理由。


・・・・・・・・・・いやまあ記録者の問題ではなく発掘発見した()()()の間抜けが無能なのだが。


そんな異世界の歴史に1ページ。

上流階級の女の旅装としての革鎧。

由来は特権階級の形を真似た物。


上に倣うは下の心得。


特権階級の女は普段着で旅行する。

生活ごと移動するイメージ。

その御付きは最低でも準特権階級。

メイド執事も相応の階級出。

場合によっては特権階級そのもの。


その、御付きの女が旅行中の主に付き従う刻の、装束。


それが革鎧なのは戦うからではない。

戦うのは御付きの騎士たちの役目だ。

戦装束に観えて盾でしかない奉公人。


革鎧で女体の脆弱さを補強している。

だがメイド執事の役としてはオマケ。

要は革鎧が丈夫で動きやすいからだ。


旅行中に屋根があるとは限らない。

屋根を造る必要があるかもしれない。

宿場が整備された道のみとはいかない。


世界帝国成立後、街道の整備は終わっているが。

何処にでも何処からでも征けるようにしておく。


生活ごと移動、と言っても優先順位は変わるモノ。

特権階級の生活に必要な人、物、伝手が揃わない。


一方で滞在先までの移動中は社交を、ほぼしない。

メイド執事の装飾品としての要度はかなり下がる。


誇示することより、癒すこと。


旅行中の物資は限られる。

城ごと移動は出来ない。


権力も物理法則には従う。

旅先で買える保証なし。


それに備えることとは別。

故に荷物は貴人が優先。


消耗品のリソースは全部。

随行員は最小限にする。


装束の汚れは落とせるが。

破損は洗浄より手間だ。


丈夫で汚れ難いのが必須。

動き易く洗い易い必要。


斯くして旅行中のメイドや侍女の格好は革鎧ひとつで済ませることが多い。


元々は帝国の仕様。

拡大する領域に統治役を派遣し続けなければならない。


諸王国時代の様に固定ルートで避暑避寒の宮廷移動ではない。

行軍と進軍の区別が付かず到着も到達も無いままに敵国が崩壊。


地球の軍事力に惨敗出来る武力のオーパーツ。


リアル中世準拠異世界に勃興した帝国。

それはモンゴルVSヨーロッパ並みの無効試合。

しかも異世界帝国は停止しないで海岸線に到達。

戦闘と掃討と治安維持の区別が誰にもつかない。


魔法使いがいくら計画通りと北叟(ほくそ)笑もうとオーバーキル。


戦争で一番、難しいのは、戦闘ではなく占領。

統治者たる太守や代理や兼任たちは任地が曖昧なまま右往左往。


その妻女が移動する時の付き人たちの衣装が革鎧。

――――――――――な訳がない。


前線が次々と後方になる中でさえ、帝国の軍政官は女が多かった。

・・・・・・・・・・男は軒並み最前線。


つまり世界帝国期の、今の異世界の様式。


特権階級の女性の旅装が一つ。

革鎧を纏う女は旅行グッズ。

旅行の主体ではない。

お間違え無く。


――――――――本来であれば――――――――


淑女と言い得る総人口の半分()の更に比率で測れない絶対数の例外だけの嗜み。


本来であれば革鎧の女は淑女に跪く者。

ならば跪く相手がいない怪しい彼女は?


コスプレイヤーの様なモノだろう。


仕える相手がいないメイドや執事なら異世界転移後の日本列島にも居る。


異世界に住まう人々。

極限られた旅行する人々。

更に少数派な女たち。

特権階級には、ほど遠い。

上流階級には、属す。


その中でだけは帝国風旅装としての革鎧が定着していた。

だからこそ船乗りには気にされなかった。


豊かな港街で貴賤問わない船客を相手にしている。

革鎧で身を固めた女が少ないのは女の旅人が少ないから。

旅人が乗り降りする港街で、とおりすの女が革鎧。


それは当たり前で、女の旅人の珍しさに隠れてしまった。


真新しいことも。

女盛りであることも。

太ももの上になる剣帯にも。




言葉の意味が判らないのに吹聴する輩は鳴き声が大きいものです。

オウムか九官鳥の様に誰かの音を模倣しているだけなんですけどね。


例えば放射線と放射性物質の区別が付かない輩。

ま、当時の官房長官みたいな確信犯じゃありますまいが。


放射性物質が放射線を出す。

それだけ。


放射線のレベルが高くなると死にます。


だから線量が低ければ良い?

当時、失笑していました(笑)。


核攻撃と原発事故の区別が付かないのかと

……な訳がないですね。


原発事故直後に吹聴されたウソです。


放射性物質を余さず熱変換()()()とする核兵器。

放射性物質を徐々に熱変換()()()()()とする原発。


自然発生以上の放射線が出ていれば?

そこに放射性物質が()()()()


マイクロシーベルトもなにもありません。

そこに有るなら十万年はあり続けます。


放射性物質は原則、生体内から排出されません。


すると生態系の中で自然に濃縮されていくんですね(笑)!

食物連鎖の頂点に向けて、どんどん登って行きます。


もちろん体内で平均的に分散してくれません。

内臓にも放射性物質を蓄積し易いところがありますから。


斯くして!


自然界に撒き散らされた低レベル放射性物質は人体が繰り返し繰り返し収集蓄積して地球、ってか東日本近辺を浄化するんですね♪︎


人間という放射性物質除去装置によって。

まあ寿命以前に、すぐに死にますけど。

火葬しても放射性物質は消えませんから。


すぐに再循環するから大丈夫?

あれ?

宮崎作品かな?


でっかくて目がたくさんある長生きの虫にはなれないでしょうが。


ま、数十年数世代単位で繰り返し繰り返し放射線障害を十万年ほど繰り返しますね。

ある海域や気象域の中を放射線物質が循環し続けることになります。

ガン保険が成り立たなくなる日も近いでしょう。


……だから、あの時、原子力政策関係者を吊るして置けば良かったのに。

どうせ日本の原子力関係者なぞ放射能の意味も理解できずに鳴いていたオウム。

ウィルスの概念すら考えることも出来ない九官鳥ウィルス学者と同じ動物。

絞めて潰さないと役に立ちません。


わたしたちが代わりに被害者面すれば、言い訳もし易いでしょう?


そんな訳で、わたしもコロナ馬鹿の被害者アピールに余念がありません。


いや糾弾してるだけで防げなかったら同罪だよね?

……勘の良い人は大好きです。


でも、効くんですよ。


だから週末の天候がどうあれ、外出して素顔を晒さなければ!

な訳で更新スケジュールが混乱いたします。



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