ビジネスマナー/ネズミを獲るネコの育て方。
【用語】
『US1』
:海上自衛隊救難機。今や絶滅した飛行艇の生き残り。戦後日本兵器開発では良い面の結晶。レッドリストで成功するあたりが如何にも現代日本。自衛隊が運用すれば高性能。自衛隊以外にはユーザーが居ない。Wikipediaレベルのデータがあれば理由は明白。部品の数が多すぎて整備性に生産性が論外。生産に関わる企業が多すぎてライセンス生産の可能性なし。兵器として考えれば最低最悪な高度工芸品。これ国家予算をみんなで分けあった結果なんだろうな。ランドクルーザーやトカレフを見習う以前の大問題は機種ごとスルー。こんなモンを海外に売ろうとして恥を曝したアホがいるのが脅威。よく売ろうと思い付いて許可をとり実行したな。頭が悪い奴らの考えは複雑怪奇。残念ながら海外に自衛隊は無い。カタログを観て興味を惹いて鼻で嗤われてご活躍を祈られるのが定番。オスプレイやF35だって売れたんだからと言われましょうがあれは指定暴力団か半グレかってくらいの押し売りがカツアゲ被害の常連である日本やサウジアラビアを脅すから成り立っているので善良な被害者が別人を脅しても心中しかできない。アメリカの最新兵器は贈賄用の美術品とイコールなので総会屋の同人誌並みの無価値しかない。スペックを諳じて語るオタクはコストパフォーマンスって百回清書。売れなかったお陰でブランド・イメージに傷が付かずに済んで良かった良かった、まだ売り込み中?売れやしないから大丈夫、安心して。後継機開発計画がちゃんと頓挫しており、現有機は冷戦の影響で自衛隊縛りはあれど使えるから、まあ。
最優秀例がこれモンなので国産兵器のロマンチックでアメージングかつファンタスティックな世界が実在。
なお本作品では水陸両用のUS1は自衛隊が運用しているだけに緒戦の上陸戦、以後の水路沿い進撃、向後の兵站線維持に大活躍である。
そこで穴堀と穴埋めを繰り返していなさい、ってかんじ。
報告。
連絡。
相談。
これで成否がきまったりはしないなら、なんの為かしら。
組織を壊す為に必須よね。
分業と権限委譲こそ組織。
組織が成り立たないわよ。
その程度のことすら判らないから組織化なんて出来ない。
報告が必要なのは権限が曖昧だから。
連絡が必要なのは見通しが無いから。
相談が必要なのは役割が適当だから。
まあ無能の責任転嫁には相応しいわね。
ホウ。
レン。
ソウ。
昔から言われているのは何故でしょう?
誰もやらないからよ。
そんな馬鹿って少ないし。
やらされたら役目にならない。
だから極端に頭が悪い奴ら以外は、だ~れもやらない、し実現しない。
上は報告なんか視ない。
上に連絡なんか邪魔。
上へ相談なんかすんな。
だから繰り返しくりかえしクリカエシ報告連絡相談を唱えるアホが居るわけ。
他に出来ることない。
出来る内に入らないか。
だからこそ意味があると。
ナニかした気分になることで何もしないでいてくれたら、殺す手間が省けるじゃない。
【異世界大陸東南部/空の上/青龍の水飛竜/若い参事】
僕がいる場所。
居させられている、ところ。
見下ろす場所。
見下ろすことも、出来る処
支配する場所。
従わせられている、ところ。
高さを考えなければ見知った場所だ。
言われて見れば判る。
ざっと太守領から船で一、二週間ほどかかる、南の邦。
上から観ればこれか。
空を飛ぶ倉の中。
金属の様な枠組み、その中。
細かい揺れの中。
樹脂の様な縁取り、その中。
咆哮と翼音の中。
空を征く飛竜、その腹の中。
窓ではあろう枠から覗けば交易路上。
行き方次第で違うもの。
何故こんな処に居るのかと言えば、誰のせいなのやら。
行くと応えたからだが。
問われたから。
――――――――――どうする――――――――――
そう問われた。
青龍の貴族は命じない。
示唆もなし。
必要をハッキリと示す。
皆の前にて。
意志でも希望でもない。
決定を示す。
説かず。
伝えず。
知らせない。
必要ならば、訊けばいい。
解りはしない。
解らせるつもりもない。
解らせるなど思い付かない。
判る者にだけ判ればいい。
計画と手順。
必須と推奨。
必要最低限。
支配する気がないらしい。
告げさせる奴は多い。
伝えられたがる奴も。
談合を求める奴すら。
要らない奴ら。
それらがあるということは?
無能が仕切っている、ということ。
それすら自覚できないほど。
居るものだが。
無視されて当たり前な程度の不必要な者は必ずやる。
その無意味さを楽しむことすら出来ずに足掻きぬく。
役立たずを再三再四、残らず皆に示し続けるものさ。
青龍は違うようだ。
判らせるのは無駄だから。
此方だけを視て話す。
僕に判ると解られている。
困ったことに付け入る隙が視付からん。
だから、どうする。
応える必要はない。
答えるだけでいい。
代わりは幾らでもいる。
海運問屋なら幾つでもある。
海運商人なら幾らもいる。
海商ギルドも在るくらいだ。
僕を視て言う。
やれぬは通らぬ。
おまえも出来る。
やらぬかやるか。
誰かが要るがどうする。
そも要る時が少ない。
出来る奴も少ないが。
まったく
――――――――――やる気にさせてくれる。
敢えて周りへ聴かせ。
・・・・・・・・・・言い訳の余地がないな。
命じられたから。
――――――――――命じられずとも。
逆らえないから。
・・・・・・・・・・逆らわなかった。
致し方無し。
――――――――――仕方が在るから。
代わる者はいるだろう。
だが一番巧いのは僕だ。
だから最初に声をかけた。
代わりの術もあるだろう。
だが一番望ましい手段だ。
だから最初に選択した。
いや選択されたわけか。
十万人を運ぶ。
――――――――――じゃね~よ!!!!!!!!!!!!!!
思い起こすまでもないわな。
僕、僕らがやるはずだった。
基々の計画はある。
元々は帝国のもの。
そも聖都破壊は帝国の都合。
どんな都合かは知らないが。
労役を課す。
労役を解く。
太守領からは十万人。
熟練の職人と、その徒弟。
建物を図る者から建てる者たち。
十万単位で暮らせるよう。
道具を造る者それを使う者たち。
指す者。
伝える者。
従う者
何よりも大半は人の群れ。
農夫は働き盛りばかりだ。
女は現地で集まる。
自分を売れる僅かな機会。
男ばかりだからだ。
労役では敢えてそうする。
村に帰らせる為に。
農婦まで連れていかない。
逃散を許さない為。
人は土地に付きはしない。
村人は人に付く。
村とは人々のこと。
労役先に村を作られたら。
皆帰りたがらない。
たがらない。
だからどうした。
帝国ならば、そう考える。
だが強いる手間はわかる。
帝国は帳簿に強い。
たがらせた方が楽に済む。
村の分断を強いる。
労役に行く者と、村を守り残る者。
帰る場所と待つ者たちを造って置く。
異郷から帰りたがらせる様に。
帰さねば困るから。
騎士貴族王族たちが、だ。
領民は血肉に同じ。
我が身が離れる痛みに耐えられぬ。
帝国はもっと簡単。
領民は家畜家産に等しい。
大切に費やすモノ。
絞めて喰って増やして失くさない。
僕ら程ではないが。
商人はその上前を跳ねる。
領民とは金のこと。
金にならない時期に遊休財貨を貸出すのは当たり前。
仕舞って置いても増えないからな。
仕舞って置くだけで経費がかかる。
仮にタダで置けるにしても?
――――――――――得られる利子が得られぬ損失。
それは勘定の話だ。
だからこそ領地をまもる。
帝国貴族の役割り。
労役は労役、領地は領民。
そう割切っている。
労役から戻さねばならぬ。
農婦は為の仕掛け。
もちろんだけにはしない。
耕地を維持する役。
農閑期の手入れをする役。
それだけならば良かった。
間違いなく出来ていたが。
だから春先に破綻。
今年の収穫は絶望的。
作付けに応じた収穫。
まあ誰も餓えない。
少ない人数の少ない作付け。
少ない収穫を少なく費やす。
税を抜けば生きていける。
生きては、と言うか。
楽に暮らせる、楽しめる。
遊んでる農地がもったいない、とは商いの発想。
・・・・・・・・・・誰も困らないとは思わなかった。
村、町、街、都市。
治める費えは無税で足る。
ご領主様の基金だ。
帝国没収資産の信用手形。
運用は僕らが担っている。
邦を賄うのが、これ程に安く易いとは!
なにもかも好きやれ。
誰が青龍に挑む?
――――――――――騎士も兵も要らない。
誰が青龍を煩わす?
・・・・・・・・・・裁きも無しに和解仲裁。
誰もが青龍の物なら?
――――――――――税を集める手間暇要らぬ。
村々町々街々都市与えられた基金々他。
増えない。
減らない。
変わらない。
在る限りなにもかもツケ売り掛け払い。
それも参事会に任せて管理はおろか何もしない。
勘に触ったかもしれないと邦ごと皆殺しにする青龍。
財貨を預け任せたと憶えているやらいないやら。
だから僕は困らない。
十万人の農夫が居ない。
そのうち増えるだろう。
都市から農地へ向かう。
空いた農地を惜しむ者たちが勝手にやる。
今年の秋は収穫が見込めない。
昨年の秋は豊作で売物はある。
ご領主様の倉は任されたしな。
農夫が帰れないからどうだって言うのか。
職人が足りずに街の復興が遅れる。
壊された街には住む人数が少ない。
半壊した港街ですら建物が余った。
僕も、僕らも、青龍も、誰一人困らないじゃないか。
それで終わって欲しかった。
それで終わらず僕に向いた。
それで終わりと決められた。
十万人を運ぶのは僕ら海運商人たち。
いや、どうするどうやると僕に訊く。
つまりはやれと青龍以外に言われた。
ふざけやがって
・・・・・・・・・・・・・・・と投げ出せばられない、やれるから。
帝国の計画なら一万人までは構わなかった。
船倉まで詰込み甲板に張り付かせても善し。
波に浚われようが息が詰まろうが構わない。
かまうカマウ構う。
青龍の貴族の女が怒らないし泣かなくとも悲しむ。
――――――――――邦が滅びる、僕らがだ。
ならば、殺さない様に努めること。
一人辺りの隙間を拡げ飲食を用意。
囲わず繋がず縛らずに抑える人数。
手配り部分の者には選り良い待遇。
つまりは金だ
――――――――――全て言い値。
帝国時代は経費しか認められなかったのにな。
秋の収穫は入荷の時期。
仕入れに出る船に農夫を乗せる。
冬の整理。
邦内の商いが最盛期で船は休む。
春の出荷。
積み出した小麦の帰りに農夫を乗せる予定ではあったのだか。
空き船を使って安くあげる。
ただし手間暇はかかる。
それだけではない。
船は遅れる。
船員は疲れる。
船倉は傷む。
少なからぬ金が飛ぶ予定。
もちろん帝国は払わない。
船主船員にとっても労役。
昨冬から何年間も続く筈の赤字。
それが無くなり船を出せる。
青龍には感謝しかない。
そして今度は、言い値で払う、と。
皆が蒼くなるってもんだ。
そりゃ儲かるだろうけどな。
青龍に吹っ掛けても面白くはない。
世界から視れば、無意味だろう。
財貨を右手から左手に移すだけ。
だからこそ言い値は確かだ。
泡銭を手には出来るだろう。
吹っ掛けても構わないから。
それはナニを意味することになる?
隠せもせぬ。
嘘は利かぬ。
赦しもせぬ。
利を得らねば侮辱になる。
与えられた金を断るが故。
利を貪れば敵意に等しい。
侮りを観せたと観える故。
財貨を敬遠する青龍は侮蔑を嫌う。
受け取り過ぎれば殺される。
受け取らないと殺される。
適切な利益率はどのくらいなんだ?
自分だけではなく氏族ごと。
氏族だけではなく邦丸ごと。
船主船員のみならず、邦中の皆が見張り。
巻き込むかも知れなければ、その前に殺す。
運んで帰るだけなら、船乗りには出来る。
強い支配者に阿るだけならば経験が豊富。
答えが判らない問いの誤答を恐れて、皆が皆を恐れて見張り殺しかねない。
まったく。
今は積み出し準備に我を忘れているが。
後からだ。
これも僕に任されていることになった。
皆からだ。
青龍以外から強いられる憶えはないが。
これだよ。
どうすればいいんだ、なんて決まっている。
騙せないなら正直に。
勝てないならば従え。
赦されないなら媚びる必要はない。
――――――――――胸を張れ――――――――――
何もかも所有して何をしても敵わない相手に向き合う羽目になり、生かして置いて貰える方法。
いつもの。
作品に関係が余り無いのでスルーOK。
あなたは何故マスクをしたのでしょうか?
あなたは何故マスクをしてるいのですか?
あなたは何時マスクをはずすのですか?
あなたは何故マスクをしないのですか?
さてもさても不思議なこと。
人間ってのは利己的には成れないようです。
だから他人を不幸にするのは止めてください。
奴隷は奴隷が造り維持して増やす。
虐殺は加害者と被害者の共同作業。
責任転嫁の為なら命を惜しまない。
これらの警句
……外出すると身に沁みます。
コイツら、なんで生きてんだろ?
デカイだけのバカな企業でマヌケが吹いたノルマに挑んで犯罪に走るアホ。
よくあるよくある実例多数。
小はパワハラ、大は違法販売。
これらは事実。
……殺すと脅された訳じゃなし。
コイツら、なんで仕事すんだろ。
訊いてみたんですけどね。
生活の為、だそうです。
言い訳ですね。
嗤って無視して嘲って、その指示を文書にしろって嘯きながら何もされない。
実際の話。
……それで普通に仕事してる。
解雇されない、出世しない、昇給しないが不都合もなし。
生活の為って言えば赦される?
わけねーだろ。
そこまでの言い訳が必要かな?
要らんでしょ。
であれば、少なからぬ人々は、何故に不都合を我慢するんですかね?
みんなに合わせる。
それで得なんかないのに。
それで損もしないのに。
みんながマスクをしている。
独りノーマスクで深呼吸。
気持ちが良いだけ困らない。
馬鹿が観えるのは不愉快。
とはいえ、それはそれだけ、です。
謎。
あなたは何故3月13日までマスクをするんですか?
とでも訊ねてみましょうかね(笑)。
全員が不祥事の当事者になっている今日この頃。
部外者として問いかけする責任があります!
そんな訳で三年前から政府の要請でマスクレスなまま、うろちょろしてみます。
だから更新が遅れるでしょう。
ではでは。




