無知は力なり/two minutes' hate.
【用語】
『認識番号』
:捕虜待遇条約第十七条
「捕虜は質問を受けた際には氏名生年月日階級個人認識番号部隊識別番号を答えなければならない」
訊かれなければ申告しなくていい。なお虚偽を申告した場合スパイ扱いとなり条約外となる。当たり前だが兵科兵種戦力分布が伝わるので部隊名を答える必要はない。しかし階級が判るだけでも部隊規模が解るので、捕虜一人の価値はかなり大きい。ワザワザ拷問にかけてまで得られる情報は拷問しなくても解ると言っていい。正規軍同士の戦いを規定したジュネーブ条約が成立している理由。人道や倫理ではなく、捕虜を護ったほうが利益になるからだ。非正規武装集団が条約外なのも同じ理由。階級は愚か指揮系統すらまとまりがない。クメールなルージュさんたちは季節天候気分で変動する十数人で師団を名乗っていたし部隊番号が四桁だったり地元の人間も知らない方面軍だったりした。そりゃ捕虜をとったら指を落として口以外を柘榴にして一万くらい数え忘れてから生きてたらモルヒネ射って看病させていた捕虜に代わりは居るけどどうするかなって質問するよね。スパイ扱いだともっと丁寧に治療を目的としない医師団によって情報を物理的に摘出してもらえます。
好きな男は世界一良い男。
・・・・・・・・・・そりゃそうでしょーけど。
「?」
彼を罵る女が居たら?
「斬る――――――――――許してくれたら」
彼を褒める女が居たら?
「斬る・・・・・・・・・・赦してくれたら」
恋は盲目と申すんですが自分が惚れた男は世界の半分に好かれると判断するのは早計ですよ彼の男が全ての女を愛してるのは確かですけど悪趣味なことにって悪口じゃないですから斬らない突かない殴らない!
「趣味が悪いのは確かね――――――――――敵ばかり」
人類の半分が恋敵とこれからの恋敵だって考える前に選ばれたから選ぶとは限らないんですよ?
「疑問符」
言葉の綾です。
「今の私は恋仇ではありません―――――――――――この眼を視て言える?」
なんで童女ょぅι゛ょの円らで無垢な女にされてる瞳を見詰めさせてどうしようって言うんですか認識番号AC56-856713しかこたえませんからね!
「嘘は聴こえるのよ?」
※ジュネーブ条約体系(傷病兵保護条約、第16条。難船者保護条約、第19条。捕虜待遇条約、第17条。)
に基づく。
※ACは航空自衛隊事務官のコード。
※ドワーフ刀もM6銃剣も黒騎士の魔剣も良く斬れます。
【聖都南方/青龍の城郭/縄張り東海側/波打ち際から8m/青龍の女騎士団半円陣中央/青龍の貴族背中/エルフっ娘】
あたしの所作。
皆が応じる。
目論見とおり。
青龍の女騎士団。
あたしを視てる。
筒先が下がった。
構えが解かれる。
あらあら?
・・・・・・・・あたしが青龍を殺していいの?
あたしの足下に青龍。
ぜんぜん伏してない。
えーと。
・・・・・・・・・・いいんだ、殺しても。
青龍の女将軍は、死を気にも留めてない。
腹立たしほどに、彼と同じ。
ここら辺が典型的な青龍よね。
刀にも殺意にも気が付いてる。
それを無視せずに気にしない。
気にされたいのは彼にだけ。
だから殺される。
――――――――――彼を視てる女たちに。
だから殺されない。
・・・・・・・・・・彼が視てる女だから。
マメシバ卿は最初から、上役の死を悼む構え。
あたしの刀、その太刀筋に被らない様。
自分の肢体はそらして邪魔しない。
青龍の女将軍を斬りやすい様に。
貴女が女である以上、無関係は無理よ。
判っているから彼を視て。
・・・・・・・・・・助けて貰える、自分なら。
解ってないから彼を視て。
――――――――――余計に殺意を昂らせる。
そして、彼女たちが心配してくれているのが伝わる。
・・・・・・・・・・あたしを。
誰一人として二人の女を心配はしてないわね。
ううん無関心じゃなくて、敵意は昂らせるんだけど。
ううん、殺意ではなくなり厄介者を見る視線かしら。
彼女たちが心配していることも判る。
チラチラと妹分たちを視てるものね。
親しい人が殺されるのが嫌いな妹分。
親しくなくても死が苦痛な、あの娘。
足元の背後に居る二人が、観てしまう。
その前に居る|二人《元カノ&マメシバを殺す、あたしを。
観せたくはないわよね
・・・・・・・・・・・・・あたしが二人を斬るのは気にしないの?
支配の根源に関わるでしょう?
――――――――――そんなことより、って感じね。
なるほど。
支配者としての感覚しかないんだ。
だから支配を維持したりはしない。
青龍であることは揺らげないから。
まあまあ。
なんであれ、狙い通りかしら?
――――――――青龍の女騎士たちから殺意は消えた。
意外ではない予想外。
・・・・・・・・・やっぱり、あたしたちと青龍の感性はおんなじ。
善悪。
美醜。
可否。
力が隔絶して無知と知は異質に過ぎるのに根元が近い。
あたしでも青龍の女騎士団、その動きを停められた。
戸惑い。
躊躇い。
一歩退く。
これで簡単になったわ。
二人の女。
五十七人の女。
二人の女と一人の女の睨み合い。
それが同時に五十七対おきていた。
どの組み合わせが暴発してもおかしくはなかった。
彼が一人一人の女を視てたから。
二人の女が彼だけに向き合うから。
今あたしが刀を振りかざしていることに皆が注目。
青龍の女騎士たちは気がついた。
皆が同じように自分を抑える。
一人一人が周りを見回した。
場の空気が変わっていく。
五十七人の女。
それが、女騎士たちへ。
そして青龍の女騎士団になる。
これで残るは、あたしと二人の女。
目の前。
青龍の女将軍。
彼の女だった。
あたしの恋仇。
斬っちゃおうかしら
――――――――――だめだめ。
腹立ち紛れは最悪の対応。
殺したら勝てなくなるわ。
あたしの実力でもないし。
それで彼を独り占めできるならなんでもする。
だけど彼が望んでないことは何も出来ない。
だから、あたしにもなんとかできる。
貴男が見守ってくれるから。
この場で全員を従えてるんだものね。
彼が命じる
――――――――――自分の女が生きること。
それはマメシバ卿にも言える訳で
・・・・・・・・・・斬りたくなってきたのが、怪しい。
まだ、大丈夫。
だから今のうち。
でも、ダメよ。
すべての女を殺してしまいたいのは本音。
――――――――――それじゃ貴男に相応しくない。
あたしは彼に選ばれたい。
あたしこそと認められたい。
あたしこそ彼の女なんだから。
だからコレも、その為。
青龍は優しい
・・・・・・・・・・彼らは強いから。
だからこそ、あたしたちは殺されなかった。
――――――――――彼に出会えた。
青龍から視て一人一人を殺す価値なんか無い。
――――――――――彼のモノに為れた。
殺しても殺してるつもりがあるのかどうか。
――――――――――彼に護られて。
気遣かわれてる
・・・・・・・・・あたしが弱いから。
女として争えても、力では勝負にならない。
一人二人、ことによったらそれ以上を殺しても無駄。
最後に生きてるのは青龍だと解ってるから。
彼は視てるだけ
――――――――――愉しんでいる。
視る価値があるってこと。
あたしにだけじゃない。
誰に対してもこれよ。
意地悪は、独りだけ。
・・・・・・・・・・だから青龍相手に振る舞えばいい。
嫌いな女への殺意より、護るべき領民へ意識が向く。
本当、貴方たちには、かなわないわね。
そんな強者の余裕を使って、弱者が自分を推し通す。
あたし、たちには青龍が認めている。
身の安全が確信出来ないなら、青龍も殺していい。
危険を感じるなら、ではないのが青龍。
味方ではないなら。
敵以外と断定できないなら。
見分けられないなら。
殺す。
でも、今は違う、わよね。
寸鉄帯びずに正座する二人。
二人に太刀を振りかざす剣士。
周りは頼れる青龍の女騎士たち。
絶対に身を護る為じゃない。
あたしが斬れば、痴情沙汰。
・・・・・・・・・・・・・・・・・あたしたちが、っていうべきかしら?
青龍の女騎士一人一人。
青龍の女将軍。
マメシバ卿。
あたし。
独りの男が原因だから、
支配者が支配者を殺す
――――――――――自然なこと。
責務であれ。
私闘であれ。
誤りであれ。
青龍の中でしきたりがある
――――――――――在るとだけは、判る。
それが何か。
どんな仕草か。
どんな型か。
どんな機会か。
いずれ判る。
でも、内容は結局、解らないわ
・・・・・・・・・・青龍じゃないんだから、解るようになれる、なんて思わない。
でも、内容を判るくらいはする。
彼の女なんだからね。
彼の邪魔にならぬ様。
彼の役にたちたいし。
一生添い遂げるんだから、絶対に必要。
知るだけ知らなきゃ無視も出来ない。
そんなものになんか従わないけど。
あたしが従うのは、貴男だけ。
しきたりを知るのは従えられ無い為。
知っていればこそ、避けられる。
推し通ることが出来ない弱者の知恵。
でも、それもついで。
本当についでよ。
あたしの都合だけ。
ごめんなさいね。
あたしは彼の役に立ちたいだけ。
自分の女を玩ぶ。
自分の役には使わない。
自分の快楽の為だけに使う。
だから、あたしは、我が儘に振る舞う。
あたしをあやす為。
あたしを弄ぶ為。
あたしを悦ばす為。
そのついでなら、あたし、たちを使ってくれるから。
あたしも、大概よね。
でも自分を赦しちゃう。
妹たちに及ばぬ由縁。
自分の欲しいこと。
彼が望むこと。
選ぶ余地すらないことを同列に置いてるんだから!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダメだなぁ。
一番の歳上が、一番に甘えてる。
嫌われないから、図々しい。
結局は自分が一番なのかしらね
彼の興味。
世界を統べる者が世界とどうかかわるか?
青龍を率いる者が知りたがる。
あたし。
青龍の女騎士たち。
支配される側。
支配する側。
男を巡る女と女。
強弱上下を超えた関わり。
あたしが仕掛ける。
彼が喜ぶ。
誰が誰を殺しても女と女の殺し合いよね。
でも、あたしが殺ると、一つだけ意味が変わる。
殺す手順が決まってないから、殺さなくてもいい。
貴男には出来ない。
自分を抱え込まない幸福。
だから貴男の為になる。
あたしが無いから。
青龍なら許されない。
知らないから、間違えても赦される。
弱者が争いにでることで誰も殺されない。
貴男に隷属するから、好きに出来る。
自分が劣位に居るって、良いものよね。
青龍の女騎士たちは気が付かない。
青龍の女将軍もマメシバ卿も同じ。
青龍の公女だって視てるでしょう。
あたしを見透かす貴男なら、あたし越しに視えるんじゃないかしら。
視えない?
観えはする?
魅せてあげる?
ほら♪
領民の女、たちって仕えるでしょう?
今日一番笑ったこと。
2022年7月25日。
コロナワクチンの副作用で死亡した人に対して初めて補償金支払いの方針が決定。
……コントじゃないよ?
なお「ワクチン接種後の死亡報告数」も厚生労働省HPで公開されてますが。
ああ!
素晴らしきかな情報公開社会!
ワクチンは効果がありませって最初からずっと厚生労働省が公示しているくらいです。
悲しいかな誰も読まないググらない。
そりゃ厚生労働省も胸を張りますよ。
「無意味でリスクはあると表示されているワクチンを強制されずに自分の意思で射った揚げ句に死んだのは自己責任ですが寛大な我々は頭が可哀想な愚民の一人を選んで貴重な税金を恵んであげることにしました」
なお幸運な乞食は90歳だそうで保障金額がこれ以上少なくなる貴重な人材は居ないんじゃないですかね?
財務省もニッコリ舌打ちしながら予算を通してくれますよマイナンバーポイントで(笑)。
そろそろコロナ対策も終わりですから利用実績が必要だったんでしょうね(笑)。
マンハッタン計画みたいなものです。
原爆を落とす前に日本が降伏したら関係者のクビが翔ぶじゃないですか!
原爆。
道路工事。
コロナ対策。
官僚主義の三題咄。
ワクチンって言葉の意味を知ってる?
……知っててやってる人殺し。
どんな無害なウィルスだって人為的瞬間的大量投入されたら免疫反応が起きるよね。
どっかで頭が悪い医者が「万が一副作用があっても公的保障があるから大丈夫!」っHPに書いてあるのを身近な虫けらが演説してました。
いえ、わたしはすぐ、5分ほどかけて当該制度の実働実績を確認しましたけどね。
昔後書きに書いた通り……当のコロナ馬鹿の目の前まで移動して嗤いました。
頭が悪いって……なんで息しているんでしょうね。
当人に尋ねても判らない様ですが。
判らないのに生きていられるって。
仕方がないから教えてあげないと。
だからコロナ馬鹿を伝わるように嗤ってあげないとなりません。
何故に産まれてしまったのかというところから自覚させないと。
人間の義務ですね。
虫けらなんですから。
導いて挙げなきゃ。
……めんどくさい。
そんな訳で更新スケジュールがみだれますのでお知らせしました。




