表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十六章「園遊会」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

709/1003

Girl's Talk♪︎

【用語】


『友釣り』

:自負心。攻撃性。独占欲。この三点を利用して獲物を誘き寄せる狩猟方法。やり方は簡単で獲物に対抗しえる、あるいは凌駕する囮を魅せつけるだけ。スペックが高い個体ほど効果的……獲物としても囮としても。獲物に相応しくない低スペックの雑魚は逃げ出す為に、狩猟方法としての効率が高い。ただし獲物も囮も全体の中で極少数派なので満腹感を求めるユーザーには向かない。質も量も、という向きには底引き網がお勧め。



「子守?」

『などと供述しており』

「いつも?」

『いつもの』

「ナンパ」

『キメK・CはともかくガチSもいますから』

()()したの?」

『Sには()()ないんじゃないんですか?』

「?」

『JCはおろかJKすらペット(犬猫子供)扱いなんですからJSは

・・・・・・・・・・Sってなんですか』

オトモダチ(スパイ)

『内通者情報源工作員シンパダブルその他のことじゃありません』

「女連れナンパの話は?」

『女()()連れは良手です』

「ペアに加わるのは危険」

『暴力は女に向かいますから』

「男は女を殴り」

『女は女を刺す』

()()なら安全」

『に観えますね』

「興味も惹ける」

『全員の興味を』

「一途な男って需要がないのよね」

『誰にも相手にされないからってこっちくんなです』

「世界に見下された気分になるわ」

『一途に()()のがあるべき摂理です』

「女が居ない男に惹かれる女はいない」

『選ばれるっていうのは()()ですから』

「世にありふれているからこそ定番」

『いくらでも女が手に入る男が何故だか他の女に目もくれず自分一人を溺愛するっていうフィクションが静かなブームですけど』

()()()()でリテイク」

恋愛を本屋(ハーレクインの)さんに探しに行く(キャッチコピー)アレな中高年のソレですし』

「・・・・・・・・・・うわぁ」

リアル(こちら)は物理的キャットファイト寸前だから健全だなぁって』




【聖都南方/青龍の城郭/縄張り東側/海岸線砂浜/青龍の女騎士団半円陣中央/彼の左側海面/お嬢】


わたくしのほうがあいされていることをうたがいえないのにひびからだにおしえていただているのはうれしいですがそのわたくしをつかってほかのおんなたちをしつけるのはちがうともうしあげればわたくしがのぞむわたくしのつかいかたをかなえてくださいただいますぐに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちがいますわ!!!!!!


貴男が欲しいカタチ(わたくし)

――――――――――わたくしは、まっさきに、冷静さを取り戻しました。


(貴男の女たち)の中では。


だからこその醜態(妬心)

貴男に尽くすべき刻を浪費してまで

・・・・・・・・また近々わたくしの恥ずかしい痴態を、ご領主様に抉られましょう。


わたくし (の半分以上)は愛する貴男の役に立ちます!

(もう半分は役立たず)を愉しまれていることを認めません。

・・・・・・・・認めろ、と命じられるまで頑張ります、 (毎日三回くらいまで) (しか身を投げ出して) (赦しを乞わないくらい)


やらなくてもよい、と言って欲しくないから、仰らない。

・・・・・・・・・わたくしの浅はかな恥ずべき醜さを、必死に隠して暴かれましょう。


貴男の一番に貴男だけに便利な貴男に最も使われますように

・・・・・・・・・・斯くあれかしと、言われずとも。


承知しておりますわ。

貴男に求めて頂けるのが、便利なわたくしではないこと。

貴男には道具なんか要らない。


――――――――――何も要らない―――――――――


青龍は、所有している世界も、捨ててないだけ。

・・・・・・・・・・何もかも持ってる、それだけ。


ご領主様が女に何もかも与えるから悪いんです。

わたくし()が欲しいものばかり力尽くで与え続け。

だから(わたくし)が貴男に自分を押し付けるんですから。


貴男に奪われたのはただの女(わたくし)

貴男に甘えて強請って護られて、悦ばされるだけの、女。


強者が弱者の愛し方。


結構なことですわ。

文句など申しません。

(言わされなければ)


自分が何ほどの者ではない。

・・・・・・・・・・承知しております。

日々常に想い知らされ躾られております。


これは不満では御座いません。

なにもかもが、ワガママですわ。

(貴男様が望んだとおり)


女が男の愛し方。


与えて魅せます!

捧げて魅せます!


わたくしが、便利だと要ると必要だ (は無理でも)使えると楽しまれる (だけ)ではなく、悦ばせて魅せますわ!


貴男が奪った女には、それだけの価値が在るのです。


わたくし、勝手ながらを繰り返し。

――――――――――貴男の女、たちを見回します。


皆、判るわよね?

貴男を一番、悦ばせるには?

皆、解るわよね?


ご領主様の、女、たち。

貴女たちが悦びに浸ること。


ねえ様が茫然としたままなのは、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (楽しからずとも)仕方がないわ。


ええ、ねえ様が願ったわけではなく、欲し続けてることが与えられただけですもの。

・・・・・・・・・・わたくしにも視えるようにワザと。


ご領主様に押し付けて誇示されていた大きな部位を、両掌で乱暴に握りしめられ上掛け(パーカー)に握り潰し込められた挙句、皆に見えるように後ろから捻じ伏せられるなんて!


いつもとちがってまだごりょうしゅさまのおんなになっていないセイリュウのおんなたちのまえでこじされるなんてまるでとくべつなあつかいですわよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。


――――――――落ちつきましょう――――――――


そう思えれば大丈夫。

・・・・・・・・・・・あの娘は幸せな表情を隠すように突っ伏してますわね。


誰だか判らないけど、あの娘と判る

――――――――――ぜったいに誰にも、愛する男には特に、観られたくない表情。


両手で顔を隠して。

海水で顔を洗って。

(しょ)っぱさに驚いて。


毎日なんども朝に夕なに夜気を失うまで、繰り返し観られてると知らしめられながら視て頂いてますのに

――――――――――気持ちは解ります (同時以上に同じ仕打ち) (を強いられ続ける) (わたくしたち)


助けてはあげられません。

・・・・・・・・・・肢体がまだ鎮まらない。


ただ今ご領主様に力づくで蕩けさせられた肢体を落ち着かせるのに必死だけど失敗して、緩み切った表情だけ整えようと取り繕い方に間違って。


いっそ誇示してればいいのよ。

ご領主様が、せっかく魅せつけてくださったんだから。

自分の女、たち、の愉しみ方。


もちろん青龍の女騎士団長が、わたくしの前で、ご領主様に身を預けて観せた刻の、憎々しい恍惚感を垂れ流した視線なんか、あまり関係ありませんわ。


肢体の均整(グラマラス)ならColorfulの方が、そも、ねえ様が一番なんですから。


幸か不幸か小さく華奢な肢体を欲する、ご領主様でも眼をられる凹凸。


もちろん、ご領主様はおっきいのも嗜まれますが

――――――――――わたくし、と、あの娘の肢体が好みだとは、常々思い知らされてます。


ほんの数歳で大きく豊かになってしまう我が身を恨みますわ。


わたくしは少し距離を

・・・・・・・・・・・・・・・・・とりました

ご領主様との、距離を。


ずっと頬擦りしてたら、もっとダメになります。

ダメになりたいけど、それじゃ機会を逃すだけ。


ご領主様の一番になれば、早くならなきゃ、がまんできない

・・・・・・・・・・あの娘は?


正気に戻ったのかしら。


半ば海に浸かったまま

水が腰当たり。

ぽ~~~~~~として、ご領主様を視て、その手を視て、感触を思い起こして

――――――――――あわてて振り払い、周りを見回して気を逸らして、ご領主様を、視て

・・・・・・・・・・繰り返し。


普段とは違う処を掴まれたのね。

もちろん初めてな訳がありません。


ご領主様に解された(ほぐされた)ことがない処、などありませんもの。


わたくしを奪われて三日と置かず

・・・・・・・・・・あの娘は、当夜。

この肢体にも

・・・・・・・・・・あの娘の肢体にも。


さりながら頻度の差がありますわ。

ご領主様の愉しみ方。


焦らして。

急かして。

とどめて

――――――――――留め、止め、トドメ。


常なら(せな)、内腿、胸の下、他の女と被らぬことを魅せながら。


周りを責めて。

要を外して。

恥ずかしめて。


我を忘れて、思い出させる。


いつもの、わたくしのように。

今、あの娘みたいに。

――――――――――落ち着いた?


なら?


御客様(おねいさんず)(もてなす)わよ。

ご領主様が望むまま。

恋仇(女たち)を遠ざけるるから。

わたくしたちの我儘(わがまま)(まま)


「はゃ?」

・・・・・・・・・・・・・・・じゃないでしょ!!


わたくしがいないと何もできない貴女は大好きだけど。

・・・・・・・・・・・ご領主様の欲する貴女が即応しないでどうするの。


貴女を出し抜いたなんて、青龍の方々に思われるのは御免よ!

わたくしの方が使えるところをみていただくんだからね!

貴女が恥をかけば、わたくしの差配が悪いんだから!


さっさと甘えてきなさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!


そこ!

わたくしはColorfulに目配せ

――――――――――ご領主様が貴女たちを欲しがってるわ。

自由になさい。

――――――――――()()()




【国際連合統治軍第13集積地/駐屯地東外縁/海岸砂浜射撃場(プライベートビーチ)/青龍の貴族】


冷たい波にビックリしている、ちびっ娘たち。

手で海水をかける御約束。


防水パーカーは水分を含まない。

水の抵抗は多少増えるが重くはならない。

大気中の衣服と同じように暖かい。


だから春の涼しさから肢体を守れる。


水辺で遭難した時に、服を脱いではいけない。

それと同じこと。


だから安心して水遊び。


律儀に言われた通り、海水が目に入らないように閉じた眼のエルフっ娘。

顔を手でぬぐっても、化粧が無いと問題もない。


指揮管制用端末を抱えたままのNo1。


軍用品は当たり前に、完全防水です。

いわゆる生活防水は、単なる商品名。

完全防水は海水中で利用に問題なし。


汚水中でも使えるけれど使いたくはない。


だから海水浴中に抱え込まなくても

――――――――――両腕を抱え込み隙を無くしたその不覚。


自分より強い相手になら気楽に突撃

・・・・・・・・・・覚悟してれば一撃では死なない。


死なず怪我せず躱し逃げて誤魔化す

――――――――――殴りかかられる男のマナ~ですよ、マナ~。


隙が欲しい?

負けるのが嫌?

避けられん?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・殴られて死んでしまえ。


俺は、No1の肩を抱きながらニギニギするのは15分以内でセクハラの頃合いは帰りがけかな、以外のことも考えていた。


Come In!


・・・・・・・・・・だからナンパは子守だ!

おっかなびっくりColorfulは、両手で誘う

――――――――――全員で抱きついて(Fly)きた(High)俺に(Sky)





コロナや風邪と同じ症状(一般的免疫反応)がコロナと違って確実に発症する花粉が辛くて更新が遅れる今日この頃。



例によって「風邪や花粉症だと思ってるとコロナの時があるから診察を!」というバカトークを頭が悪いけど医師免許だけ持ってる虫けらが言っていました。


……「花粉症だと思ってられる」で?

何か問題があるんですかね?


それは花粉症です。


風邪や花粉症と寸分たがわぬ症状。

……コロナが原因?


どうやって証明するの?


「感染してれば原因」

ならビフィズス菌をガンの原因と言い張ることもできちゃいますけど。


ビフィズス菌に感染してからガンに成る人は大勢います。

ならずに胃腸が丈夫になった人の方が多いですけれど(笑)。


よし!

何もウソは言ってないな?


例によって例のごとく。


共通項と因果関係を混同してるだけ。

「祈ったら雨が降った」

よりもなお悪い。


せめて前後関係から因果関係を推測する程度、小学生以下の知見をってウィルスにタイムスタンプはないから感染時期なんか特定できませんね。


「お守りを持っていない人間が百歳で死んだ」

お守りを持っていなかったから。

「無症状コロナ感染者が百歳で入浴中死んだ」

コロナ死亡者一人追加。


迷信以下です。


「余りにも特徴のない症状(風邪一般/免疫反応)が感染者に起ったり起らなかったりする」

何が原因?


敢えて確認したければ人体実験するしかないですね。

そこまでしなくとも、考察する価値もないですが。

毎年スルーされていた()()()()()()


RNA型ウィルスに新種が出ない年は有り得ませんから。

まったく。

頭が悪い奴ってのは。


そんなこんな今日この頃。

花粉の中でも外出ですよコロナ対策を嘲る為に!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ