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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十六章「園遊会」

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704/1003

安全な監獄。

【用語】


『陸上自衛隊幹部候補生学校』

:九州は久留米に在る陸上自衛隊の将校を育成する部隊。「俺(一般大学卒)」と「元カノ(防衛大学校卒)」は9ヶ月過ごした。マメシバ(防衛医科大学卒)は二ヶ月くらい。あまり近くない高良大社まで体力の限界まで走破を繰り返したりするがラリーの様に規定時間を守って行動し、早くても遅くてもいけない。体力の限界に向かいながら毎度同じコース同じ時間帯の時々の状況を観察し整理して憶えて把握することが主眼。同じ趣旨で完全武装で行軍を繰り返したり100km前後の道のりを仲間を担いで行軍したりしながら必ず周りを観察し続けたり。すでに成長期を終わっている兵士ばかりなので肉体づくりは考慮されず、自他の稼働限界と認知限界を把握することだけが目的となる。そしてその教育目的は達成者にしか開示されない。でも国家機密でもないので知られるところでは知られているけど問題ではない。



()()()()()

こちら側へようこそ♪



「自由」

ってね。

「独房から監獄の運動場に()()

ことなの。


人によっては「運動場に()()」なんて言うわ。

――――――――――監獄の中から中へ()()



でも、人類の八割は監獄に()()()()()()の。


ゲートを越えて。

波涛を抜けて。

命を賭けて。


大勢が殺された。


それでも、犯罪者にすがり付いてでも、監獄に入りたかった。

自分が無理なら、大切な人だけでも独房に入れてあげたい。


産まれ付きの罪人だけが監獄の中から外に憧れる

・・・・・・・・・・扉の鍵は確かめない。

地雷原(現実世界)で好きな方向に歩きたくないもの。



だから親切な()()()が、美しい野生動物(異世界の子どもたち)動物園(国際連合統治軍)見世物(協力者)()()()()()んじゃない。


――――――――――?

機雷域に飛び込むのは、罪人じゃなくて狂人。


・・・・・・・・・・飼い主(彼氏)を喚びなさい。





【国際連合統治軍第13集積地/駐屯地東外縁/海岸砂浜射撃場(プライベートビーチ)/青龍の貴族】


将校()の基本。


鯉を捌くなら、まな板を確認してから。

恋を裁くなら、双方を尋問してから。

狩りをするなら、狩場を仕込んでから。


――――――――――(将校)将校()――――――――――


戦争?

国防?

有事?


おいおいおい、特別職国家公務員に何をヤらせるキデスカ?

・・・・・・・・・何を殺るかは命令と解釈に由ります。


殺す。

壊す。

奪う。


俺たち自衛官の仕事が何に集約されるのかは、議員さんたちに訊きましょう。

――――――――――それを自分()()決めないのが職業倫理(自衛官)


それ以外は、お任せあれ♪︎

いやホントマジ!

ちゃんと学校にいかされましたよ?


国を守るとは言っていない。


日々変化する二度とない戦場を把握するだけの簡単な訓練。

行って観て知って確かめ判かりながら解らずとも行動する。


つまりナンパの基本ですね。


ナベ(校長)さん観ててくれ!

久留米(幹部候補生学校)の経験は活用されてますよ?


いやここまでくれば軽いけどね。

さんざん往復した高良大社並みに馴染んでいます。


目標把握。


緑の瞳。

紅い瞳。

青い瞳。


今日は特に(第一目標)緑の瞳(エルフっ娘)

・・・・・・・・・・・・・・殺る気があってよろしい。


白い瞳

朱い瞳

翠い瞳

碧い瞳

橙い瞳


いつも常にの第二目標(うちの娘たち)

――――――――――緊張状態(デフコン4)


黒い瞳。

黒い瞳。

黒い瞳。

全部、女、で57対、全部、女。


大切なことなので二回考えましたが第三目標(おねいさんず)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・状態(コンディション)把握(・グリーン)


つまり?


Defense(戦争) Readiness(準備) Condition(状態)の、4!


これ凄いことですよ?


デフコン1(戦争状態)じゃない!

デフコン2(全面核戦争準備完了)でもない!

デフコン3(通常戦争準備完了)でもない!。

・・・・・・・・・・・・・デフコン5(戦争準備状態)でもないですが。


昨日五月十五日はデフコン1(銃撃戦)でしたからナンパの世界で言えばエントリーミス(ガキども参戦)

それがデフコン4(戦争待機状態)ってことは、ナンパの世界で言えばスターティングポジション!


勝ったな。

ここで風呂入ってきてはいけない。


勝てると勝ったのおお違い。

口説けると口説くほどに違う。


いつでも誘えてお互いにしたいときにすぐに思い付く関係の一つが築けてこその勝利です。


そのための幹部教育(士官学校)


ウェストポイント。

サンドハースト。

サン・シール。


久留米。


刻一刻と変化する不変の戦場を管理する。

変ると知ってさえいれば変わらぬも同じ。

先を知ることができないのは人間だけだ。


今日は?


戦場を把握。

標的を把握。

空間を把握。

時間を把握。


では?


海岸。

駐屯地東端。

射撃場の一つ。


駐屯地外に出る(戦闘作戦/戦闘配置)前に、銃器の動作確認(試射)をする場所。


ここはレクリエーション・スポットでもある。

駐留している隊員兵士はなるべく駐屯地から出ない。


異世界文化不干渉原則を守る為。

異世界人をなるべく殺さない為。


――――――――――接触しない――――――――――


だから娯楽は駐屯地内部で済ませる。

遠足などもっての他であるそうな。


だから、砂浜は良く整備されてる。


試射の薬莢は必ず回収し、あとからチェック。

レクリエーション時も、後片付けとチェック。


そして、砂浜の出来自体が良い。


異世界には海水浴の文化ぎ無いだけに、人里離れた砂浜に誰も来やしない。


十万を越える軍隊の攻防戦。

百万を越える労役徴収民の生活。


世界征服を実行したからこそ、衛生概念に優れた帝国の仕切り。

――――――――――海の汚染は生じなかった。


どれだけの、歴史的オーパーツと言えるような突然変異の英雄文明が、敵ではなく風土病に倒れ滅んだか。


後世、帝国は公衆衛生で世界を征服しかけた

――――――――――って書かれるんじゃないかな。


動物(人間)が居るだけで生じる塵芥汚物は焼却処分。

完全燃焼に近い高熱は煙害を生じにくい。

魔法や竜の火炎放射に限った話じゃなくてね。


帝国は炉の使い方が巧みだ。


自然環境(海風陸風)を利用して動力不要で高温高圧を保つ。

しかも周りの森林資源を枯渇させたりもしない。

高炉の燃料には乾かした人体が多用されたから。


帝国は人人体の使い方が巧みだ。


遺跡扱いしているが、大都市だったんだよな。

聖都に人が溢れて居たのは半年前。

数万の異世界人種族が玉砕した場所とは何か。


まるで痕跡が判らないから、墓場に見えない。


白骨街道だって、パッと見わからん。

白い舗装資材が人骨だということ。

綺麗に焼いて骨だけにし丁寧に砕く。


必要無い部分を燃料にしながら、必要な部分を取り出す。


火加減の知識も凄い。

生体の燃焼知識も凄い。


知識を伝承に依らずマニュアル化してあるのが何より凄い。

しかも風路の開閉だけで炉を操るってんだから人間技じゃない。

いったいどれだけ

・・・・・・・・・・は、さて置き。


海岸砂浜射撃場(プライベートビーチ)


駐屯地内の外周迎撃システム。

二番目に強力な自動装置の管制下。

それが此処、海岸線の砂浜だ。


――――――――――うちの娘たちの安全な砂場。


海側は地球人視点で要警戒。

上陸しやすいなだらかな地形。

遠浅で溺れ難く波は穏やか。

水中ギリギリなら遮蔽物不要。

・・・・・・・・・・やり方次第でな。


だから波打ち際から100m以遠は機雷源。


管制/感応機雷。

管制装置の指示一つで爆破。

音や水圧水圧変化、接触で自爆。


破片は燃焼熔解し水圧で圧殺する対人用

――――――――――隙間ない水中では破片は殺傷の邪魔。


それでも水の質量はそれだけで防弾効果がある。

なんと水中で発砲して銃弾を回収するくらい。

その上に水の遮蔽効果なら熱感知や視覚も遮る。

・・・・・・・・・・ある程度は。


だから海岸線の自動機関砲群は砲サイズ。


ボフォース(Bofors)57mm(57mm L/70)Mk3。

有効射程1万8千m。

発射速度、毎分220発。


ボフォース(Bofors)40mm機関砲(40 mm L/70)Mk3。

有効射程1万m。

発射速度、毎分330発


水塊ごと味方以外を撃ち砕く。


IFF(味方識別装置)の基本的構造。

敵と味方を識別すると言ったな?

・・・・・・・・・・あれは嘘だ。

味方以外を標的にする装置なんだ。


外海から海岸線に近づけば体感出来ます。


最初で最期のおもてなし。

1万5千m付近。


全長570mm/重量6kg/マッハ3の砲弾が、一ヶ所につき毎秒3~4発で、お出迎え。


俺と違っていやらしくない3P砲弾は調整弾頭。

爆発タイミングや破片散布パターンを設定する。

しかも一弾一弾、砲台砲身ごとに、自動最適化。


突破するなら飽和攻撃、に対するFH70(155mm野戦砲)化学弾頭(塩素ガス)や榴弾へ切り替え。


生き残れたら次。

1万m付近。


全長364mm/重量/1kg未満/マッハ3の機関砲弾が一ヶ所につき毎秒5~6発で、お出迎え。


もちろん火器管制は砲台単位、司令部管制可能。

艦載砲と同じ自動砲台の中で、弾帯が自動切換。

基本は徹甲弾ですが、件の3P砲弾も標準装備。


3P弾頭は弾片の飛散タイミングと範囲密度を弾頭毎に設定可能。


生き残れたら次。

海岸線から4~500mから始まる機雷堰。

水圧を産み出すために沈滞してある機雷群。

張り巡らされたセンサーケーブルは蜘蛛糸。


海水の動き。

――――――――――パターンとの比較。

水中の音。

――――――――――大気中より響き良し

管制システム

――――――――――味方以外を探知通知。


もちろん、ケーブルや機雷本体に触れた場合も含めて、ドッカンである。


衝撃波は水面にはほとんど現れずに、水中で解放。

空気より濃密な海水により全周から爆圧を受ける。

・・・・・・・・・・意外に生きてるかもしれん。


ボフォース機関砲弾/連射砲弾を潜り抜けて機雷に触れる(さわれる)なら、機雷程度では死なない気もする。


そしてそれは帝国軍ではない?

―――――――――――――内陸発祥帝国軍(騎竜民族)は基本的に海をスルーするからな。


IFF(味方識別機能)を信じる友軍なら、きっと理解出来る

・・・・・・・・・機雷は敵味方を識別していないこと。


こちら側。

生きることを決定されてる。

あちら側。

産まれてきたから殺される。


敵を全て殺せば平和になる。

はい、ウソ。

味方以外を殺し尽くせば平和と言える。

現代戦の基礎知識。


現代軍事システムは()()()()()造られた。





コロナ検査が省略されると聴いて「発病者だけが患者認定されればマシになるだろう」と思ってしまった昨日の自分へ警告したい。


医師の所見だけでコロナ認定される=風邪ひいてればコロナ。

……だけじゃなかった。


「コロナじゃない」と言って責任を問われるよりは、コロナにしておいた方が無難という風潮。

なにしろ「自分はコロナだ!」と陰性結果が出ても主張する奴は山ほどいましたもんね。

ブームが起きるとよくあることで、精神疾患というほどでもありません。


コロナ患者と思しき人に接触していたらコロナ。

※症状は特に確認しないし診察もしない


おぃ!


検査が為されていた時は

「同居の家族が陽性でも検査結果は陰性」

「症状が出ても陰性」

なんてざらでしたが。


無症状感染が多い=感染力がゼロに等しい。

そりゃ感染しなくてあたりまえ。


だから滅びず半年かけて家族にうつったりするんですが。

それで誰かが困ることもないですけど。


「検査のたびに結果が変る」

「そも感染者って適当な機関隔離された後で感染検査されないし」

な適当()()()()()


もっと悪くなろうとは仕掛けた阿保共にも意外な結果。

人間の自己防衛本能を甘く見るから。


……責任を取らされる立場の人間は、社会や他人がどうなるかではなく自分の保身だけを考える。


何処まで行くのかな?

悪くなるのかな?


などとおもっていると、同町圧力は一頃より収まってるんですよね。

半年に一回くらいは、電車内でマスク無しで普通にしていると絡む馬鹿が居ましたが。


もちろん「頭が悪いんだから黙っててくださいね」と親切に躾してあげましたが。



すっかり影を潜めてしまい、律儀に馬鹿の真似を(マスク着用)している人たちも、わたしのマスクレスなんか気にしない。



これじゃ「頭が悪い奴に絡まれる頻度」が8ヶ月に一回からさらに改善。

そう考えれば、悪くなってもいないような?


その辺りを体感しつつ、コロナ対策の邪魔をするために一生懸命外出します。


花粉が辛いのにマスクできない。

一昨年は普通にマスクしていたのに。


コロナ対策してるなんて思われたら人間として恥ずかしいですからね。


という訳で外出しながらの執筆速度も乱れがち。

行進ペースに影響することをお知らせします。

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