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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十六章「園遊会」

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第一幕(opening image)

【用語】

『圧力鍋』

:最初は蒸気圧式高圧調理器として出現。工作精度が未熟で密閉技術が不完全な時代は動力機で高圧を発生して漏洩圧を圧倒するほどの高圧を付加することで調理していた。地球人類文明だと蒸気機関実用以後なので産業革命以後のおはなし。蒸気機関を料理に採用するというあたり発明者がフランス人らしい。異世界に置いて、蒸気式調理器(巨大)と同じ目的の道具が地球より500年以上早く出現しているのは密閉工作技術が地球より進んでいるためであり、ドワーフが原因。もちろん蒸気機関は無いですが、だからこそ構造は現代の圧力鍋に似ている。ただしエネルギー効率こそ上がれど素材技術と過熱技術が追い付いていないために小型化ができず、専門施設での稼働に留まる。蒸気機関式調理器よりは小さいし使いやすいんですけどね?設置コストで優るも作業コストでは劣る感じ。



あたしたち(彼の物)

彼の騎士団(軍政部隊)

彼が従えた女騎士たち(おねいさんず)


あたしが聴配り(演出)している、あの娘たちの演目。


もちろん主演と座長は彼。

まるで小金持ちの素人劇団?

それを(青龍の貴族)が演じれば(マツリゴト)


――――――――――王の演目――――――――――





【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿(改め建築楽器)/正面入口テラス部分/青龍の貴族】


俺の前に並んだメニュー。


鍋のなかは根菜(大根?)クリア・スープ(すまし汁)

鉄板の上は大型赤身魚と野菜の大葉包み(ホイル)焼き。

大きなオムレツの中は緑黄色野菜と白身魚。


脂がのった赤身と、さっぱりした白身。


一口サイズの白身はさっぱり、卵と乳が織り成す濃厚な味を浮き立たせる。

あの肉厚な大葉を加熱して、それ自体の水分で赤身を蒸すことになるのか。

どちらも肉汁ならぬ魚肉脂と香辛料に生と加熱の薬味(葱一般)が効いてる。


大皿に盛られた果菜(なす?)の揚げ物と、肉の煮凝りのあんかけ。

――――――――――ここまでがメイン。


ザク切り葉野菜には塩と酢に樹液に磨り潰した豆のペーストを和えたドレッシング。

俺が生野菜をまんま噛るタイプだから、魔女っ娘のチャレンジが続いている。

美味しい生野菜を更に美味しく、自分(魔女っ娘)の力で仕上げて魅せたい訳だ、俺にね。


その意気やよし!


さらに付け合わせ扱いな御飯は炊きたて。

ついでにパン、ツジ参謀、海兵隊大尉。

〆にはフルーツ各種が大皿大籠一杯。


基本的に大量、デンと盛るのは保温の為かな?


大皿。

大鍋。

鉄板。


日本製紙の取り皿も、お気に召したようだ。


冷めない様。

温まらない様。

熱を加え続ける様。


――――――――――紙は保温性か高いからな。


熱い料理は温めた皿に。

冷たいサラダは冷やした皿に。

熱し続けて良い料理は鉄板の上。


魔女っ娘が温度を利用する発想に長けてるのが、意外や意外。


温度操作(加熱冷却)以前に管理が難しい異世界文明。

魔女っ娘の魔法は、そっち方面じゃない。

つくづく魔法いらずの魔法使いなんだな。


笑顔と気配りと涙目で、どんぶり飯十杯いけるね!

さらに詰め込めオーバーキル/オーバースペック!


皿を温めるのは調理の余熱で済むだろう。

皿を冷やすのは魔法でなけりゃ井戸水か。


いまは持ちこんだバーナーとペルチェ式冷蔵庫が大活躍です。

・・・・・・・・・・バーナー操作は佐藤、芝。


うちの連中なら火炎放射器くらい皆、使えるが。

魔女っ娘たち異世界住民だって火慣れしてるが。


キャンプのファイアーと人間をバーニングは違う。


軍人自衛官が教えられるのは、サバイバル。

熱を漏らさず断熱で身体を温める方法。

化学反応で加温即胃に納める戦闘糧食。

――――――――――敵に気付かれずに殺すため。


じゃあ陸上自衛隊仕様の軽量簡便品々ってなにか、って話だかだが。

それはつまり、各種イベント専用装備各種。

日米演習の時なんかは演習後の交流会なんかもする。

基地祭や地元貢献時なら盛大に調理しても殺されない。

―――――――――――自衛官は設営だけして、運営は軍属/業者任せ。


ガスレンジや電子レンジと竈も違うので手本から。

異世界人一般は竈造りと火付けは得意。

持ち込んだ家電製品にもすぐに慣れた。

・・・・・・・・・・現代風似非野外生活(キャンプ)と共通点なし。


幸い演出された不自由(キャンプ)を得意とする人間が、俺以外にもいたのである。


俺の場合は、子どもだまし(町内会行事)のため。

年端もいかない子どもに非日常ごっこ(キャンプ)はウケます。


佐藤、芝は付き合いでやらされたらしい。

ガタイが良い男がいれば動員されるよね。


バーナー操作と力仕事以外は魔女っ娘&ColorfulでOK!

Colorfulも15歳前後で成長期は終わった大人の体格。

家事慣れ魔女っ娘の指図に見事に従う姿は、才能を感じさせる。


大神殿内に水源があり、占領直後ポンプを据え付け済み。

つまり麓から資材を運んだ後は厨房とあまり変わらない。

屋内水場からの飲料水用ジェリカンは隊員に運ばせたが。


うちの連中には、麓のランドクルーザーから持ち上げさせた。

食材に酒に、大型電子レンジに小型冷蔵庫、バッテリーまで。

敢えてのペルチェ式冷蔵庫は異世界だから、ってのが有るが。


半導体の電位差からくる熱移動を使う技術。

冷媒(化学物質)不要で音もサイズも小さくなる。

異世界環境に優しく戦場でも運用しやすい。


国際連合は環境に優しい侵略戦争を推進しております。


味噌、醤油、納豆がパンデミックになりかねない異世界。

素材から旨味を引き出す味付は京都風をおもいおこせる。

もちろん旨味を殺さないように引き立てる強味は関東風。


いや、異世界魔女っ娘風ですけどね。


塩を含む全体にハーブを利かせてある。

俺の前にだけ魔女っ娘特製調味料(精力増強他魔力込み)


塩だけでいけるなコレ。

テキーラ調達しなきゃ!


御茶はいつでも任意。


食前酒にはドワーフ・リキュール。

〆か食後にはドワーフ・スピリッツ。


参考になるな。


ドワーフの酒蔵にはテキーラもあると思うんだ。

テキーラっぽいものがなければ造ってもらおう。


今度西の山(ドワーフの巣)に現物送って偽物づくり。

――――――――――無ければ教える真似をする。


味わう舌を食前にリセット。

味わった舌を食後にまとめる。


酒を造る酵母は蒸留以前に自己生成高濃度アルコールで自滅。

さらに高めたアルコールで地球人の免疫に優しい。


完璧だな、おい。


米以外は異世界産物。

稲に見える穀類は異世界にもある。


だが米だと思う人たち(地球人の大半)には不評。

リゾットやピラフにするといい。


それでも第13集積地の買い付け品だから和風に目が向くらしい。


米じゃない以外は、許せる理屈が解らない。

料理自体が魔女っ娘謹製の異世界料理だけどね。


穀類を主食とする発想が薄い。

それだけ魔女っ娘が料理に馴染んでいるからだ。

しかも魔女っ娘の食卓、居候(地球人全般)の好みに合わせてくる。


本格的に日本への誘致を考えてみる。


客を迎える姿勢は素晴らしい!

これならどんな侵略者もイチころ!

(侵略者)が言うんだから間違いない!


魔女っ娘が天の上の特権階級でなければとっくに怒られている。



三食キミの料理が食べたいから近所で定食屋を開かないか?

――――――――――これはマズイらしいからやめておこうなるべく。


以前に子ども(女の娘)を怒らせてるからな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰にも嫌われませんでしたけどね?


日本で全員同じ反応だったってことは

・・・・・・・・・・定食屋ってのが悪かったのではなく俺の言い方なんだろうな、やっぱり?


異世界で再現するにあたり、そこは直せばいいだけで

―――――――――――俺の都合を叶える為にはどんな近道も辞さない!


資金も顧客も提供できるよマジでマジでマジ。

家事労働がきつくなっている爺婆とか。

社畜化して機能不全を起こしたパパママとか。

育ち盛り発育不全なガキどもとかとか。


魔女っ娘なら最高の奉仕活動ができるだろう

・・・・・・・・・・・・・・富裕層特有のボランティア精神に訴えるのも一案。


それがこの時この場で国際紛争(同士撃ち)を防いでくれている。


国際連合総会で感動的にスピーチしたら俺が殺されるけど。

魔女っ娘の所作そのものが名演説より世界を変えるんだよ。


深読みしなくとも、舌から解る。


魔女っ娘が客を大切にしていること。

魔女っ娘が俺を基準にしていること。

魔女っ娘の想いを皆が受け入れた(食べた)こと。


誰がホストか示し、かつ、さりげなく相手に受け入れさせ、受け入れたことを認めさせる演出。


お嬢の作為。

――――――――――飴をあげたくなるね。

魔女っ娘の天然。

・・・・・・・・・・箱にしまいたくなるね。

ちびっこはちびっこ。

――――――エルフっ娘と一緒に揉みくちゃにしよう。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮前/巫女の賢所(かしこどころ)/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の周辺周回/魔女っ娘】


わたしは料理しながら、いろんなことを感じます。

・・・・・・・・・・下拵え済みの物を仕上げてるだけ、ですし。


料理、って言える範囲じゃないですね。


今朝、あわてて準備したものが大半。

昨夜、青龍の平城(第13集積地)の食材は見せていただきましたが。

下味を漬けているものは、御夕飯にしました。

今朝の準備も、手伝って頂いてこそ。

青龍の厨房方の皆さん、ありがとうございます。


そして、青龍の魔法が数々。

・・・・・・・・・・わたしたちの魔法は、戦にしか使われてないのに。


指折り数える間に真ん中まで火を通せる。

食材問わず煮切りのように炎を飛ばせる。

蒸気竈(発明当初の圧力鍋)みたいなことが、手元でできる。


これなら、毎日だって、ご主人様の御客様を迎えられます!


こんなに短時間。

これだけの皆さん。

こんなに沢山の材料。


ごはんを造れちゃいました。


青龍の魔法は、刻を産み出すためにある

―――――――――――わたしが見る範囲、のことですけど。


それをしようと思えるのが、青龍の魔法。


時間があれば、いろんな思い付きも生まれます

・・・・・・どう 振る舞ったら悦んでいただけるかな、とか。


でも、料理に刻と手をとられてしまってら?

料理の一番美味しい刻を逃してしまったら!


・・・・・・・・・・って、怖くなります。

わたしの産まれてきた意味が無くなっちゃう。

その恐怖を、魔法で解決するのが青龍の皆さん。


わたしたちは焼き上げて盛り付けて飾り付けたら、そのまま食卓にあげます。

お菓子も料理も、お酒以外は何もかも。


長く美味しさを保つ方法が無いだけですから。


出来立てが一番、美味しい

―――――――――――――ご主人様が言うんだから、確かです。

でも作り置き出来る、青龍の皆さんはスゴいです。

――――――――――出来上がる直前で留めておくと、良いみたい。

風味が変わるから、いつもいつもはしないそうです。


ご主人様のように忙しい方も多いでしょう。

あまり構って頂けないときに、なにもかも進めて置く。


片付け、洗濯、裁縫、段取りを組んでおくだけでも違いますし。

・・・・・・・・・・時間が生まれます。


一緒に過ごす時間が。

貴男のことを考える時間が。

とても幸せな時間が。


愛する為にできること。


今まで魔法は逃げ道で重荷でした。

魔法って、こんな素敵なことなんだ♪︎

ぜんぜん考えもしなかったんです!


わたし

・・・・・・・・・・魔法使いなのに。

(一応、ですけど)





日々ムダならまだマシで自分の首を絞めるコロナ対策(嗤)に付き合わされてる皆様に、お疲れ様です。


特に医療関係者の無駄骨無駄死には、心から嘲りを。

……長いものに巻かれて自業自得ですね。


と、社会的責任(馬鹿を馬鹿にする)を果たしたところで、いつもの。


義務教育を終えてる人(読者の大半)」にとっては珍しい話はありませんので、御承知おきあれ。










なんか長い名前の新々……型コロナ・ウィルス。

……またかよ(笑)。


名前のストックを使い果たしたら星座の名前を使うとか。

インフルエンザにも同じように名前を付けたらキリがない。


まさに「星の数」ってヤツ(嗤)。


いちいち特徴を上げる必要はないですね。

要約すれば「かもしれない」以上終わり。


頭が悪いって、すごいことですねぇ。


ところでデルタ型はどーなったんですかね?

英国型、アルファ型でしたか、は何処に?

日本型なんてのもあるんですよ、皆さん!

………何処にあるんでしょうね?


皆さん、よーく、ご存知だ(笑)。


ま、街を歩いていれば日本型患者なんぞゴロゴロ。

発症しないモノを病気と呼んで良いなら、ですが。

コロナ馬鹿の想いの結晶なので頭の中に在ります。


RNAウィルスは常に変異するから、何を持って新型認定するかは哲学的問題。

※敢えて繰り返し。


そういう意味では、誰も嘘は吐いてない。

無意味で、徒労で、浪費で、犬死なだけ。


コロナ・ワクチン(濃縮還元コロナ)だって「抗体を造る仕組」なのは確か。


ブラセボですけどね。


ワクチンとは?

「元々ある免疫に抗体を造らせる」

※治療薬ではない

「病因となるウィルスを弱体化させて投与する」

※ウィルス全てが有害ではない。

「対処可能な範囲で発症(免疫反応)させる」

※コロナに限らず「症状」とはほぼ全て免疫反応です。

「すると抗体が出来る」

これがゴール、と。


もちろん、インフルエンザやコロナみたいなRNAウィルスは常に変異するから意味ないですが。


インフルエンザの集団接種が廃れた理由ですね♪︎


濃縮還元コロナ(コロナ・ワクチン)は?

この商品名「ワクチン」は、まさにオーダー通り!


「コロナ・ウィルスの抗体を造れ」

発症しない(病気じゃない)から出来ません。

「発症させるためにはどうしたらいいか?」

病気にするためにはどうするか?

……って設問が可笑しい(笑)。

「コロナ・ウィルスを外部から大量投入!」

他に方法が有りません。


増殖率=症状(免疫反応)なウィルス業界。

※これをウィルスなのに常在菌と言います

無症状=ウィルスが増えない=感染力ゼロ近く

※だから滅びないで広がるんですが。


他に抗体をどうやってつくれと?

※造る必要が無いと言わない、お約束。


花粉だって無害だけど大量吸引すればコロナと同じ症状でますから。


かくして「抗体」は出来ました。


製薬会社ウソ吐かない。

商品名「ワクチン」接種直後に病気になるのは仕様です。

病気にするための商品なんですから、当たり前でしょう。

製薬会社ウソ吐かない。


ご疑問の方は「ワクチン」をググりましょう。

……そういうものなんですから。


発症しなければ病気とは言わない。

発症した科学的根拠はあり得ない。

なら、抗体を造っても意味がない。


ならば濃縮還元コロナ(コロナ・ワクチン)はワクチンではない。


だから商品名「ワクチン」です。


白いカラスを見たければ、雀を捕ってくればいい。

雀に「白いカラス」と名付けれは、何もウソじゃない。


だからこそ、ネームプレートの付け替え合戦。


「新型は感染力は強い(可能性がある)が致死性は低い(かもしれない)」


……増殖率=感染力=発症率=致死性を無視してるのは、ここ二年間のトレンドです。


これだけ頭が悪い文章は、珍しくないのが悲しい。


コロナ馬鹿は「感染力は強い」にアンダーライン。

馬鹿を利用しそこなっま阿保は「致死性は低い」に星印。


「強い/低い」も何を基準にして、具体的にどの程度なのか?

……頭悪い奴に訊いたってムダです(笑)。

馬鹿なんですから(嗤)。


嘘は一言も言ってないんですが。

何も言ってない(無意味)ですからね。


馬鹿も阿保もうまれて来たのが間違いです。

が、今は阿保を応援いたしましょう。


その為に、今日も明日も明後日も、コロナごっこの邪魔をして歩きます。


更新スケジュール(パンデミックごっこ)正常化(終了)まで後半年!



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