レシピ/GOOD LUCK!!
【用語】
『レシピ』
:容量療法を守って正しく使いましょう。
「お菓子作りは化学だ」とは言うが「料理は化学だ」とは言われない。それはつまり「前提条件の違い」からくるのだろう。卵や砂糖や小麦粉などの加工品を素材とする場合、容量利用法を守れば同じ結果に至る。「お菓子作りは簡単」というのは「加工品の組み合わせに過ぎない」という意味。限りなくインスタント食品やレトルトに近いといえるだろう。そりゃマニュアルも確立される訳だ。料理の素材は肉野菜その他、一次加工すらされてないものが多く同一カテゴリーでも成分すら違う。同じ肉でも野菜でも、季節や年季で全く違うことは珍しくもない。調理過程でも同じサイズ同じ密度にするのは不可能でもあり無意味だろう。もちろん食べる人間も刻一刻と体調つまりは味覚を変化させている。それを料理と言えるように調理するためにはリアルタイムセンサーが必要になる。目と耳、舌と味覚、そして感性と経験、鍛える余地が無い天性でしか得られない。その力をもってすれば常に同じ道を別な歩き方で目的地である「美味しい」「旨い」「欲しい」というところにはたどり着ける。しかし結果はまったく一致しない。ある時の美味いと別な時の美味いが「科学的に」同じ意味にはなり得ない。ファーストフード、いわゆる産業化された「餌」と料理の違いはそこにある。同じ店で同じ人間が仕上げた同じ料理や同じ飲料をいつも頼む人間がいるだろう。そこが料理を出す店であるなら「飽きる」のは味覚が無い人間であり、味覚が有る人間は同じ名前の別な料理を「その時だけの味わい」で愉しんでいる。
なお主要キャラの一人の様にゼロ距離で食べる人を24時間観察し味や匂いや色艶挙動で体内塩分濃度他を感知して毎食おやつ伴食者の味わいまで直感で調整している一個人特化型の天才も存在。
材料。
・殺されたくない人:たくさん。
・殺したくない人:たくさん。
・責任者:その場に居る中から各勢力分均等に。
・兵器:全員を殺せる分以上。
・殺されて欲しくない相手:適量。
まず、上を切り離します。
次に、下をよく叩きます。
灰汁を防ぎ、形を均したら、たくさん用意した人を周りに敷き詰めます。
そして真ん中に責任者を均等に置く。
数と質は必ず合わせてくださいね。
見た目が判らないなら大丈夫です。
違うって判ると、ダメですからね。
火加減に気をつけてください。
熱くても気がついちゃダメ。
我慢出来れば適温ですからね。
一時間以上、三時間以内。
短いと熱が醒める時間がたりません。
長いと形が弱くて崩れてしまいます。
最後は適量を薫り付けにするだけです。
――――――――――簡単でしょう?
途中で兵器を取り上げちゃいけませんよ?
バランスが崩れて爆発しちゃいますからね?
材料の確認は調理をしながらです。
早さが命ですから、速さは捨てて。
不確実でも始めて確実にゆっくり。
何が足りなくても気がついちゃいけません。
何が足りないのかは必ず把握してください。
―――――――失敗とわかれば成功です―――――――
Let’s Try♪
《国際連合条約第六章「国連はあらゆる戦争に自由に介入します」に関するレクチャー/国連難民高等弁務官による》
【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿(改め建築楽器)内から外へ/青龍の貴族】
俺が動く。
反応する女。
判断する男。
二人とも、実にらしい。
最初は女。
――――――――――単に目が行く手が出せない、今は。
ツジ参謀は釣られて動く。
自然な動作は訓練されたものじゃない。
姿勢は良いが習慣だろう。
スポーツや躾で仕込まれたものは、有り得ない歪みと緊張感で判る。
不自然なものは綺麗なものです。
剪定された庭園を観ればわかる。
軍人や自衛官の背筋もソレです
・・・・・・・・・・一応は別枠で。
だからツジ参謀は自衛官じゃないし、軍人でもない。
逆に傷が無い肢体の最良の感触を持っている。
自然なものは美しい。
自分が踏み入りたくない場所を視ればわかる。
――――――――――欲しいと感じる本能。
よって異常なキズを癒して悦ばせるのは無理。
良くできた人工物には傷が多い。
痘痕が笑窪なら、匠の技は人目を牽く、ということ。
稀に産まれた自然物には欠がない。
真球の魅力は誰にでも解るが、俺にしか判らない。
・・・・・・・・・・・競争相手は多いのに、同好の士がいないっていう、ね。
いいな良いなイイナ
――――――――――二番目以下の優先順位。
護られるべきが護られるなら、次だ。
・・・・・・・・・・ならツジ参謀を、じゃない。
護るの次は口説く、それは正しく
――――――――――今じゃない。
魅力的過ぎると、ついつい捕らわれるから要注意。
独りに拘るのは決して悪手ではない。
・・・・・・・・・・が、過ぎたるは及ばざるが如し。
シャーロック・ホームズだってコカインは程々にしてた。
見習わないとな。
コカイン、アブサン、酒、タバコ
――――――――――ホームズの多趣味に比肩するのは?
巨乳から普乳、筋肉から脂肪、偽乳からサイズ偽装。
眺めて、確かめて、記憶して思い出し。
崇める楽しみから辱しめる愉しみ。
おおらかに広く沢山あまねくいっぱい。
独りじゃコストパフォーマンスが合わないからね。
魅力はあれど24時間拘束出来るわけじゃない。
補給とは瞬間ではなく継続。
偶に会えるのは良い女。
いつも会うのは女。
ジャックポットを求めればアベレージが無くなる。
どちらを選ぶか言うまでもない。
女体の見立てならお任せあれ。
貴女に遇えて良かった
・・・・・・・・・・それ以外?
えーと
・・・・・・・・・・亀井二尉は両手を腰に当て威風堂々。
腕を組んでりゃ防御反応かと安心出来るんだかな。
腹も背中も晒して、ある意味自然に背筋が伸びてる
―――――――――――まったく、なんにも、する気がないな。
不安だ
・・・・・・・・・・ツジ参謀の将来が。
美女の為なら死ねるっていう、普通の男を選べば良いのに。
あれは笑って玉砕するタイプ
・・・・・・・・・何の気なしに、有りと在らゆるモノを巻き込んで。
でもまあ、気に入ってるんだろうな
――――――――――浮気の御用命は当方まで。
じゃ次。
・・・・・・・・・・男にしては興味深い
判断する男。
考える男。
まさに人間。
名前なんだっけ
・・・・・・・・・・名乗り合う前でしたね。
悪いことしたな。
無視して無いですよ。
初対面でこれか。
わかってほしい
・・・・・・・・・・間が悪かった。
亀井二尉が先走ったから、俺も皆も、そっちを注目。
――――――――――しかもそこで投げ出すし。
間の抜けたタイミングで捧げ銃を解除せざるを得ず。
――――――――――しかもそこで俺は立往生。
気を使わせてしまった魔女っ娘が空気を入れ替えた。
――――――――――しかしそこは引き取れた。
手伝いますか、の一言で。
強者の一手。
作為がない。
不要ゆえに。
合衆国海兵隊大尉。
実戦経験者特有の余裕。
殺し合いと日常の併存。
それはそれ、が出来る。
俺はツジ参謀には出来ないこと
――――――――――せざるを得ないだけか。
部下に止めを刺す。
敵の死体をかたす。
パンを切り分ける。
殺し合い前提のままで殺し合う相手の配膳を手伝える
・・・・・・・・・・相手に銃口を向けたまま。
合衆国海兵隊大尉も儀礼的武装のみ。
拳銃をホルスターに納め留め具装着。
俺と同じように殺させて殺す立場だ。
大神殿麓には彼の部下たちがひしめいてる
――――――――――ここには彼の腹心がいる。
教官の教えは、銃と部下を手離すな。
・・・・・・・・・・手放されない部下として、銃を置いたら爆薬くらい抱えてるだろう。
そんな合衆国海兵隊大尉にして訓練教官の上司。
肩も竦めずに俺に続くが、考えてから動いている。
合衆国が海外にアピールする、人好きのする笑顔。
将校はピンキリあれど上流階級
――――――――――これは地だな。
英語が通じない下層階級の寄せ集めを鋳型に嵌め込み、余りを砂漠や海に投棄する。
破綻国家の帳尻合わせ
・・・・・・・・・・そんな屈託は、ない。
それをそれと知りながら、悩むより対処して。
それに最善を尽くせる者を常に取り立て得る。
自分の領分を解決しつつ上下左右を憎まない。
俺とは真逆、信頼出来る良い人だ。
戦友には持ちたい
・・・・・・・・・・問題を押し付けるため。
上官に最高だろう
・・・・・・・・・・責任をとらせるために。
同胞にだけは絶対になれない、なりたくない
――――――――――改善出来ない破綻を取り繕われた挙げ句に、歪みだけが溜まるから。
コイツらが義務を果たして絶滅した時には、最悪以下になっている。
・・・・・・・・・・俺みたいな凡俗が破綻に居合わせただけで子々孫々に嘲られる。
同じ職場ならかまわない。
破滅する直前に逃げられる。
そこから得られる物も十分だ。
同じ社会なら、そうはいかない。
逃げるリスク。
かかるコスト。
排除の手間暇。
事態を悪化させて問題を解決させた方が、割に合う
――――――――――――そのためならベストを尽くす良い人を排除するほうが、安い。
道具の交換は、難しくはないが簡単でもない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・損切りタイミングを誤るのは、そういう発想が原因。
俺自身が楽しく愉快に生きるのに必要不可欠な要素だけ守れる道具があればいいんだが。
――――――――――国家も民族も選択する必要が無い人類の大半は、そんなモン。
まったく合衆国市民らしい。
今もそうだ。
同行させたスーツ姿のUNESCO調査員、あるいは、その代表を軽く宥めた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カメラマン、にも、か。
話さない、喋らせない、周りを囲む俺たちを刺激させない。
ついさっきまで突撃寸前だった、敵対的同盟軍。
そんなところに非戦闘員を連れてきてる。
そんなところで殺意を相手に自制させる。
そんなことをさせられる信頼関係がある。
俺には出来んが、できるからといって
―――――――――――――なんでワザワザ非戦闘員を連れてきた?
関わる組織を増やして隠蔽のコスト/リスクを知らしめる。
監視しながら沈黙している上層部への牽制、それは判るが。
ほんの僅かな分銅であっても、命が懸かるなら積むだろう。
俺ならそうする
・・・・・・・・・・ならば何故、非戦闘員しか連れてこなかったのか。
カメラマンは兵士で良かったハズなんだがな
――――――――――偽装した兵士なら一番。
命が懸かっている当事者すべてに、事態へ関わる権利がある、とか?
皆が了解の上で殺して殺される
――――――――――俺以外は納得して死ねるだろう。
腹心の軍曹を先行させてはいたが、ライアンが一緒。
戦闘が前提ではないとは言え。
周りを刺激しない戦力とは言え。
漂うのは香ばしいフェアネス。
死にたくないから関わるまい。
死なせたくないから関わらせない。
あれは笑って玉砕するタイプ
・・・・・・・・皆を安心させるために、笑顔が出来る。
みちゃいけません!と視て知らせるとは、之如何に?
「コロナ・ワクチンは個人の選択である」
テキサス州が改めて公開した原則です。
元々、どこの国/地域でも「個人の趣味嗜好」扱いなんですが。
接種識別票の配布などコロナ馬鹿が跳ねてるから先手を打った訳で。
金を積まないとワクチン射ってもらえない国ですから、諦めたか。
電気自動車メーカー「テスラ」は最初から「反コロナ対策」を掲げていましたから、そりゃテキサスへ逃げるわな。
……ってネームバリューに訴える(笑)。
……「個人の選択」……
嗜好品かな(笑)?
酒。
タバコ。
ワクチン。
ワクチンは1日三回まで!
健康の為に射ちすぎは控えましょう。
副作用は気にしないように!
「趣味嗜好の問題」なら、あまり嗤えませんね。
人には色々な面があります。
恥ずかしい性癖だってある。
ご飯にシチューをかけたり。
これが
「コロナ・ワクチン」
じゃなくて
「天然痘ワクチン」
なら
「個人の選択」
なんて誰もいわないでしょう(笑)。
誰の命も関わらないなら、こんなモンです。
「なら『新型コロナ・ウイルスで人間は死んでいない』というのか!」
とバカ発見器なら言われるでしょうね。
科学的にはそうなります。
「無いと証明することは不可能だ」
悪魔の証明でしたか。
悪魔の証明の誤用かな。
はい、嘘です。
科学的には「在るという根拠が無ければ無い」で終わり。
誰か否定できる人、募集。
いえ、理屈って何にでもつけられますから。
ゲームとして組み立ててみる、とか。
では新型コロナ・ウイルスの死者は在りますか?
一つ。
「新型コロナ・ウイルス感染者が発症することは少ない」
二つ。
「新型コロナ・ウイルスの症状は特有の症状を持たない」
三つ。
上記2点を否定出来ないならば「新型コロナ・ウイルスによる発症」を確認する方法はない。
答えは皆さん御存じの通り。
スウェーデンのお医者さん曰く。
「コロナで死んだ人はコロナが無くても死んでいた」
ベルリン反コロナ対策デモ曰く。
「人間はいろんな原因で死ぬ」
厚生労働省曰く。
「コロナ対策は強制ではありません」
ならばマスクもワクチンもステイホームも趣味の問題。
ファションはしばしば不快に耐え皆に合わせるモノ。
コロナと戦うすべての馬鹿へ。
楽しそうですね(嗤)。
そんな「コロナと戦っちゃってる笑えないピエロ」を嗤う為、無用無急の外出三昧。
だから更新スケジュールがガタガタです。
長い言い訳だな!
って突っ込まれるのも芸のうち。
では皆さま、ワクチンの射ち過ぎに気を付けて健康で長生きしてください。
お後がよろしいようで。




