チキンレース/Brinkmanship．
【用語】
『人体』
：戦場で一番たよりになる盾。石打。射放。射撃。砲撃。投石。鏃。弾頭。破砕片。大抵の長射程（もできるだけで弓矢などは１０ｍ以内が基本）兵器に対抗可能……な強度より、補給補充の容易さが長所。同じ強度の牛や馬、地球基準の大型獣一般と比べれば比べるまでもない。生きてれば移動させやすい。死んでても土嚢とたいして変わらない。土嚢と違って最初から血肉がつまっている。自己生成土嚢。自動バリケード。敵味方。捕虜遺体。戦っていれば勝手に増える。しかも長期間湿気ってるので防火性能抜群。埋葬した方が腐敗状態を維持するから注意。大火力て焼き払う技術と燃料が無ければ野晒しの方が、マシと言う意味で、衛生的。野晒しで乾燥させて獣や虫に食わせた方が安全なのは風葬鳥葬と同じ理屈。ね？便利すぎるでしょう。ただもちろん限界はある。５．５６×４５ｍｍＮＡＴＯ弾や７．６２×３９ｍｍ弱装弾ならともかく、７．６２×５１ｍｍＮＡＴＯ弾相手だと主戦距離前後でないと貫通されます。主戦距離で防げりゃ十分なんですけどね。１００ｍ以下なら数体まとめて抜かれます。もちろん傾けたり組み合わせればいいんですけどね。
古代から人類に愛用される防具の利用は第一次世界大戦がピーク。機関銃の前に愛国心でかき集めた一銭五厘を突撃させて移動塹壕完成……って思ったら反乱多発で自然休戦しましたけどね。第一次世界大戦の長期化は殺る気のない最前線とスペイン風邪……保身の為に現状維持しか出来なかった参謀本部の群れが原因で「名誉ある愛国者」の死因はだいたい病死。「戦没者」というのは概ねコレで「味方殺しが保身の為に自分が殺しちゃった馬鹿を神格化して生き残る」ための道具。もちろん元凶たちが一番真剣に自分たちの捏造を信じたまま残るんだから、同じ犠牲が繰り返されて当たり前。保身と責任転嫁は他者からの糾弾を避ける為、の前に「自覚したら切腹不可避」な自己嫌悪から逃げる為に行われる……悪意が何処にもない。だから絶対に修正されることはなく、殺さない限り生きている限り「味方殺し」が終わる訳がない。悪者は更正できるが、愚者は死んでも愚かなまま。しかも「自分たちは正しい」と主張し続けないと認められないから延々と宣伝する……つまり継承され続けるんだ、組織的に、組織に所属する人間とその周囲の命を根絶やしにされるまで。
誰かが陰謀を企んでいれば良かったんですけどね。とりあえず合衆国と中国の陰謀にしとこうか(笑)。
欲しいモノはなんですか？
「女」
なぜソレを選びましたか？
「俺の自由にはならないからだ」
《国際連合安全保障理事会多世界同化部会異種交配計画資料》
【国際連合統治軍第１３集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿（改め建築楽器）内/突撃（？）発起点/青龍の貴族】
望んでないのに俺のターン。
・・・・・・・・・・俺が動いたからだ。
わかっちゃいるけど止められなかった。
捧げ銃を解除せざるを得なかった、所以。
銃は重いからね。
腕は何かを持つために在るんじゃない。
肩からぶら下がる為にあるのだ。
何もしたくない。
――――――――――これを真理と言う。
それを子供に言うのは控えているが。
うちの娘たちが俺の放言に、ショックを受けられたことが有る。
・・・・・・・・・・が、即座に再起動したのは驚いた。
誰が介護生活に入りたいといったのかとも言えなかった想い出。
アーンまでしようとする娘たちはどうかと思うが
――――――――――普通、逆だろ？
大人が子どもにすること
・・・・・・・・・・って力説したら喜んでくれました。
食事の一巡目が雛の世話。しかして御礼参り。
二巡目、じゃないんだよ。
二巡目以降はアーンしようとする、のではなくし続ける辺り、風呂と同じく変わってない。
まあ箸と茶碗くらいは子どもたちに譲ろう。
――――――――――譲れない、ではなく、らない事。
【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族前/跪いていたエルフっ娘】
あたしは彼に出会ってから、自分の肢体に感謝してばかりだ。
速さ。
早さ。
巧さ。
産まれつきだから誇れない
――――――――――自慢は出来るようになったけど。
美しさと使い心地が彼の気を惹いた。
惹いてるし惹き続けるし。
誰に負けても肢体だけは優り続ける。
今もそう。
立ち上がるとちょうどいい。
頭が首筋。
肩周りが胸。
お腹の辺りは、あたしの胴。
あたしのからだが彼を覆っている。
いつもとは逆に、ね♪︎
銃でさえ、簡単には、肢体を抜けない。
距離を置けば鏃と同じように、威力が落ちる。
抜ける近さなら、撃たれる前に斬れる。
距離を置けば鎧なしでも防げる。
いつもの格好じゃないのは、失敗、かな
・・・・・・・・・・でも、その方が悦んでくれるし。
何時でも戦場
――――――――――では、あるわね。
何時でも男女
・・・・・・・・・・間違いなく。
戦いに備えるか。
闘いに備えるか。
今朝、今、あたしは男に挑んだ。
青龍のドレス。
男を誘う工夫。
観て着て納得。
薄く柔らかく動き易くて脱ぎ易い。
肢体の線を伝えられる。
一衣重ねれば間合いの中、独りだけに。
脱ぎ易いのに脱がなくても肢体を感じて貰える。
肢体を飾るための装い
――――――――――――――身体を守る力がないのは当たり前。
だからこうする。
腕、脚を重ねて厚みを造る。
射線に向かって、重なるように。
身を傾げれば一番厚い線を作れる。
あたしの肢体が壊れる時に、銃が鏃は威力を失う。
外套という程の構えがない一衣。
彼以外から肢体の線を隠す。
彼の身体を射手の眼に晒さぬ様。
彼を殺すなら、あたしを砕いてからにするがいいわ。
身体を守るための構え
―――――――――――――貴男に無断で、そうあれ、と命じられた通り。
工夫すれば簡単なこと。
身一つで盾にはなれる。
初撃を防げば片はつく。
あたしの血肉が跳び散るでしょうけど。
貴男と血を交えて構わない。
喰おうが喰われようが好きにされろ。
お前たちに限らないがな
――――――――――そう、言われているのよ？
貴男の間合いは、あたしの命。
生かして使う？
殺して使う？
血肉になれるなら、どちらでもいい、とは言わない。
―――――――――――――両方貪られるのが、あたしらしい。
【国際連合統治軍第１３集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿（改め建築楽器）内/突撃（？）発起点/青龍の貴族】
エルフっ娘が俺の前で立ち上がる。
・・・・・・・・・・物見高いは子ども常。
ちびっ娘たちもしばしばしょっちゅう必ず、作戦中に頭を上げて覗き込む。
・・・・・・・・・・掴んで抑えるまでが作法なくらい。
戦闘中じゃなきゃいいんだが。
必要が無いものは見せないし。
被侵略者向けの社会勉強的な。
そんな時に子どもたちの頭を抑えるオカンエルフ
――――――――――間合いを判っていらっしゃる。
戦争、いや、戦慣れ。
――――――――――尊敬するから真似できません。
しばしば自殺行為に吶喊する魔女っ娘とは違う。
・・・・・・・・・・お互いに苦労するな。
可愛いから殺らせはせんが。
・・・・・・・・・・・俺に踏まれて掴まれるランキング１位。
そんなオカン、エルフっ娘。
身長差があるから視界を妨げない。
左より半身の構え。
俺の右腕の動きはを妨げない位置。
ライアンみたいに真ん前にたったまま、お嬢に誘導されて脇に避けたりはしない。
居るよね。
周りが見えない奴。
入口や通路で立ち止まる。
精神年齢はともあれ、大人として反省しなさい。
俺はそーいうアレではない。
周りが見えすぎるほどだ。
だから、無視することになれている。
気が付かないことはない。
幸いにして。
俺は鋭い。
鈍いのは良くありません。
傷付ける必要がない相手を傷付ける
傷付けるべき相手を取り逃がす。
どーでも良ければ気が楽だ。
ちゃんと取捨選択出来てるってこと。
誰かの常識とか。
誰かの感情とか。
誰かの都合とか。
無視されることにも慣れているが。
・・・・・・・・・・・・・・・・ナンパの時だから今は関係ないじゃないですか。
大いに慨嘆し悲歎し諦観すると継ぎに繋がります、
・・・・・・・・・・・・・・・結局、女はこちらを無視出来てないんだよね。
あんまり気にしなくて良いんですよ？
・・・・・・・・・・・・・・・・気軽に無視られた方が再戦しやすいんですから。
つまり無視するのも無視されるのも慣れでしかない。
なんの実害も無ければ気付いてスルー。
なにか実害を与えたければ敢えてスルー。
実害を与えたくないし実害がある場合は？
ちょうど今。
【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族前/背を預けるエルフっ娘】
あたしと彼のこと。
あたし以上に、エルフの肢体に詳しい
・・・・・・・・・・おかしくは、ない、かしらね。
そもそも、あたし自身が詳しくないし。
彼の指先で捩られ捻られ抑えられ
――――――――――読まれてた。
彼の注意が、あたしの反応と一緒。
肢体の反応に任せた方が速い、たぶん。
道具にしてくれるなら、一番いい。
使い方として、扱われ方として。
意識が跳んでいる時は、完全に任せてたけど。
意識が残っている時も、逆らえたわけじゃないけど。
加減してくれた？
・・・・・・・・・・全殺しが趣味、ってこと。
逆らえる力がある女。
逆らえると繰り返し自覚させる。
言い訳の余地がない。
女自身に何もかも投げ出させて屈伏させる。
――――――――――それが愉しい、っていう。
逆らわないわよ！
・・・・・・・・・・逆らうべきなのかしら。
意識した方が加減できる、確かに。
―――――――――あたしも知らない、あたしの肢体の使い方。
それはとても便利なことよね。
わざわざ苦労する必要がない。
説く要もなく赦しを請うだけ。
もうちょっと違う使い方も試して欲しい。
あたしから挑むのも止めないけど
・・・・・・・・・・勝てる気がしないから。
【国際連合統治軍第１３集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿（改め建築楽器）内/突撃（？）発起点/青龍の貴族】
で、今日のゲーム、俺のカード
――――――――――チップでもある。
親愛なる我ら棄て駒。
紳士淑女と俺には呼吸に等しい。
捧げ銃から控え銃。
本来なら捧げ銃から立て銃。
・・・・・・・・・・ではないのは儀礼に反しない程度。
来襲か来迎か。
来賓か来敵か。
・・・・・・・・・・皆さん動じてないのはありがたい。
郷に入っては俺に従え。
許しを得るより簡単だよな。
捧げ銃。
――――――――――銃口は上。
銃を掲げて見せつけて、今は貴方を射殺しません。
ワザワザ特注の単発銃を造らせて一発ぶっぱなして見せるくらい。
装填してないと証明出来ないから、ほーら撃たなかったとアピール。
立て銃。
――――――――――構えを解く。
仕舞わない銃を示し、貴方にすぐには向けられません。
ワザワザ銃を見えやすい身体の側面に立て掛けて置く。
銃の操作部を下にして銃口を抑え操作し難さをアピール。
控え銃。
――――――――――銃口を向けない。
今、銃口を向けないし、すぐに射撃にも入れます。
ワザワザ銃を楽な姿勢で保持して見せ長時間構えられるとアピール。
今すぐから三時間後までいつでも射殺出来るが敢えて殺らないであげよう。
三つの役から選んだ一つ。
お出迎えポーズじゃないからね。
・・・・・・・・・・胸に抱いた銃を両手で保持。
とても楽な姿勢です。
後数時間は痺れない。
メッセージの一つ目。
――――――――――長期戦覚悟。
控え銃はワン、ツー、射撃が可能。
立て銃だとワン、ツー、スリー、射撃。
一番らくっちゃあ楽だけど。
二番目に楽な姿勢で我慢。
メッセージの二つ目。
――――――――――戦闘は継続中。
ついに出ました！
三人目(笑)。
年間一人かと思ってましたが。
二年で三人か～。
コロナ対策が破綻すればするほど馬鹿が跳ねる……良い傾向かな？
なお、破綻とは感染者が増えることじゃありません。
コロナ対策が無視されていくことです。
わたしが昨夜散策していた街並みの様に、ね。
間抜けを牽きずる馬鹿の群れ。
では笑劇レポート♪︎
初手、御挨拶。
街をうろつくコロナ馬鹿。
わたしに一言。
「マスクしてください」
お（笑）！
ウイルスの定義を聴きたいのかな？
解んないのに。
病気の定義を聴きたいのかな？
解る訳ないのに・
ガタイが良い若い男。
いや、呆れたもんです。
人間様になんて態度でしょう。
まず「産まれてきてゴメンナサイ」と土下座。
そうしたら寛大に踏んであげるのに。
頭が悪い奴は玄関マットがお似合いです。
馬鹿は踏み躙らるれためだけに産まれてきたんですから。
わたしは基本的にイヤフォンで音楽を聴きながら移動しています。
でも周りの音は聴きとれるようにはしているわけで。
一応、鳴き声を聴いてやろうかとイヤフォンを外しました。
コロナ馬鹿は
……沈黙。
おい(笑)。
そこは必死に糾弾するとこでしょ！
コロナは危険じゃないんですかぁ～（嗤）？
キミの真心を嗤い飛ばしている奴がいますよぅ♪
めぇそらしてんじゃねーＹｏ！
ま、頭が悪い奴はこんなもん。
反撃されない前提が無ければ、なにも出来ない。
ＳＮＳにでも書き込めば虫けらがたくさん釣れそう。
ソイツの場合、わたしに聴こえている
……と思わなかったんでしょうね。
耳栓している相手になら文句が言える、と（笑）。
虫けらにわかることなど宇宙のどこにもありませんが
……お気の毒。
頭が悪いとこうなります。
だから、わたしがイヤフォンを判りやすく外して耳を傾けて「聴いてやるぞ」とアピールすると、何も言えない。
オマエの危機感はその程度かと
……「偉い人たちに言われたからマスクしている」
んだから、当たり前。
前にマスクをプレゼントしようとしてくれたオバチャンも
「何も言うべき言葉を持たない」
馬鹿でしたが。
ふと思い出したのが「コロナ馬鹿」に絡まれた人の体験談。
マスクのコスプレに御付き合いしてやってる普通の人。
食事時にマスクを外して食べて居たらジジイに怒鳴られたとか。
一口食べるごとにマスクしろ！
……マジっすか？
三密という「頭が悪くないと考えつかない」ネタを聴かされて以来、コロナ対策のニューバージョンはスルーしてるんですが。
そんな常軌を逸したことを居丈高に怒鳴れるジジイ。
わたしのようなマスクレス二は絶対絡んで来ません。
「コロナ馬鹿」は「コロナ対策に従う」人間に絡む。
マスクの素材がどーの。
ワクチンがどーの。
営業時間がどーの。
そりゃそうですね。
コロナ対策を嗤いながらマスクレスで濃縮還元コロナを嘲りコロナ対策を無視して笑顔で宴会。
そんな相手に向かっていっても「謝ってくれません」から。
無抵抗な相手にだけ立ち向かう「せいぎのみかた」です。
……普通は恥ずかしくて生きていられないんですが。
コロナ馬鹿の生存理由は判りませんね。
なので面白くって、もっと踏めないかとウロチョロしていたらこんな時間になりました。
という訳で更新時間がおおいにずれます。
言い訳です。
お後がよろしいようで。
