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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十五章「三竦み+」

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651/1003

I Shall Return!/命よりは大事なこと。

【用語】


『I shall return!』

:アイ、シャル、リターン!

歴史的名言。

正しい訳は「私は帰ってくる」ではなく「私は戻ってくる」。

「帰る」は義務的。帰属しているから行う。

「戻る」は意思的。自ら決断によって行う。

この言葉が似合うのは発言者のマッカーサーかナポレオン。

フィリピンへ兵士たちを置き去りにしたマッカーサーは戻ってきました。

連合軍の戦略を書き換えてでも。

エジプトに兵士たちを棄ててきたナポレオンはほらあれだよ気にすんな。


もちろん戻ってくればいいというものではないかもしれないけど戻ってきたことでよかったのかもしれないのは今作の展開次第なので来週……以降にご期待。




「誰かにとっての石ころが、誰かにとっての神である」




??

???

カミさん?


つまり

――――――――――♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



()()誰もが無関心なら、想ってるのが()()だけなら

・・・・・・・・・・あ、いえ、そうなんですけど。


でもでも。

ですよね。

そういう話ではないんですか。


役に立たない、と思われてるのは嬉しいです。


その、つまり、道具として価値なんかないから、不要なのに、 (もとめられるのは)つまり (ただの女として) (気に入って下さった) (のだと想いたいです)


嫌われない。

棄てられない。

愛されてる。


だからしたい。


何か。

捧げたい。

何でも。


余計なことをしたいです。


ご迷惑、は、避けたいですし、必要無い、のは、思い知ってますし、余計で邪魔で無価値で良いって、何度も何度もなんども躾られてますけど

・・・・・・・・・・だからしたいんです。


ううん。


無くてもいい、くらいなら。

在ってもいい、くらいなら。

・・・・・・・・・・・・・・・・してもいいですよ、ね。



―――――――カミさまって―――――――


愛する人のことじゃないんですか?





【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿(改め建築楽器)内/突撃発起点/青龍の貴族】


俺から観て、よく見える。


ブロンド。

ブルーアイズ。

スノーホワイト。


今の比率。


三割。

一割。

六割。


十秒前は。


九割、先端で留めながら背中に流すロング。

ゼロ、眼が背中に付いてたら怖いわ。

一割、かきあげた指先、髪からあらわな肌。


背中から弾むヒップラインが、とっても楽しみでした。


過去形(一五秒前)

今後の予定(ナンパ)が台無し。

現在完了形。

何とかできるとおもうなよ。


偽乳(偽装ブラジャー)にはあり得ない弾み方は、健康(魅力的)人体(肢体)に必ず付いている正しいクーパー靭帯を誇示、


満面の笑みを浮かべて何が楽しい。

――――――――――美女(ライアン)の仕草は観て楽しいか。


フラグ回収が速い。

早くはないが、速すぎる。


誰が望もうが俺は拒否。


行きは千鳥足だったのに。

帰りは常歩(なみあし)である。


誰が頼もうが俺は断わる。


行きはフラフラ帰りは速い。

御用がなくても通らせる

・・・・・・・・・・歌詞変わってるぞ。


命が惜しく、ない?




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/ライアンの真ん前/魔女っ娘】


あ、はいはい。

わたしはライアンさんに呼ばれて前に。


「何人様ですか」

「五人追加」


なら、一人か二人前後しそうですね。


・・・・・・・・・・?

わたしの手作りは、13人分。

と、予備が2人分。

・・・・・・・・・・・・ご主人様、臣下の騎士様方、分だけ。

・・・・・・・・・・た、た、た。


あぅ。


全員分(21人分と予備4人分)作れなかったのはけっして出来ないわけではなく普段は作ってるんですよ!


お城の厨房の人たちに助言されてColorfulの皆さんの手を借りて。

ご主人様の物になる前は、ねえ様、ちい姉様、自分の分だけでしたけど。

今日は青龍の平城(第13集積地)の厨房を借りたら、青龍の料理人さんたちが手伝ってくれました。


すっごく手際がよくて、昨夜お願いしていた下拵えも終えてありまして。

ただ、わたしが厨房の使い方や皆さんの動きがのみ込めなくて。

結果、皆さまにお任せしてしまい、お願いした通りになった料理が沢山。


不甲斐ないことに、全然たりないです!!!!!!

ご主人様に嫌われなければ良い訳ないのに!!!!

より愛されることは (たぶん)ないけど!!!!!!!!!


(どうしよう)




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿(改め建築楽器)内/突撃発起点/青龍の貴族】


雑学マニア(ナンパの話題)の俺でもしらんわ。

――――――――――俺が事例を知らないだけか?


せめて棒立ち。

まさかの逆走。


牝馬(ライアン)があっさり帰って来やがった。


俺は偏った知識を素速く反芻。

雑学(ナンパ道具)は狭く深くが望ましい。


名刺と同じく第一印象。


広く薄くはノッペラボウ。

広く深くは本末転倒(時間と手間の無駄)


ナンパとは生き方であり、呼吸と同じ。


努めて行うことではないし、意識など論外だ。

役に立つ、のであり、役に立てたい訳じゃない。

生活そのものであれば、好みが出るのは当たり前。


時間を取らないギャンブルは、俺の得意分野。


賽の目。

カード。

コイン。


もちろん合法的に金を賭けたり(お役人様に捨て金投棄)しない。

――――――――――嫌いな奴が儲かるのは赦せん。


(税金)麻薬(煙草)売春(婚姻制度)

犯罪者と官僚が価格の大半を山分けてる。

わずかな事例、代表例。


独占事業(合法マフィア)にカモられるほどバカじゃない。

利益が欲しくてギャンブルする奴はいない。


・・・・・・・・・・いたらバカだ。

金なんてチップに過ぎない。

・・・・・・・・・・まさにコイン。


そんなことに時間と手間はかけないけどね。

――――――――――忙しくて。


寝るとか。

食うとか。

口説くとか。


だから余技に費やす時間なし。


マージャンとか。

パチンコとか。

バックギャモン。


趣味に合わない。


身体を動かさないアウトドアは好き。

自分の身体を動かすのは嫌い。

だから競馬は、それなりには好きだ。


公営賭博(農林水産省利権)ではあるが、賭けは個人的にやり取りする。


競馬場に行く。

馬を選ぶ。

金をやり取り。


だから知識人は無くはないけど、逆走

・・・・・・・・・・まったくなくはないけどさ。


ライアン(牝馬)

帰りは常歩(なみあし)である。

行きは千鳥足だったくせに。


――――――――――居るよね。


待ち合わせに一時間前からスタンバってる。

帰り際は意識がある限り無茶苦茶にごねる。


・・・・・・・・・・逆か。


出勤時はダラダラ。

退勤時はダッシュ。


これだこれ(社会人の常識)


幸運に恵まれれば人身事故でティータイム。

待てば海路の日和あり、とは良く言った。


みんな!

Fly Highは平日の朝がお勧め♪

間違っても平日夕方夜休日は勘弁な?


だから間違ってると言いきれる。

・・・・・・・・・・いまさらか?


ライアン、お前の帰る場所はコッチじゃない。

――――――――――なんで戻って来た、過去形。


行きはフラフラ帰りは速い。

御用がなくても通らせる

・・・・・・・・・・歌詞変わってるぞ。



俺は心の馬券を投げ散らか

・・・・・・・・・・話のネタにストック。


歴史的やらかしならコレクターズ・アイテムになるもんだ。


俺がネタにできるのか。

俺がネタにされるのか。


これだからレース(人生)は興味深い

――――――――――だが、面白くはない。


これなにごと。


訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥。

恥の多い人生を送って来ました。

これからも頑張らずに送って行きます。


訊いた方が楽じゃないか。


他人が知っていることを自分が調べて憶えるなんて人類の無駄遣い。


君が調べて俺が訊く。

魔女っ娘が作って俺が食べる。

俺は一生予備戦力(遊兵)


つまり勝因(敗因)(予備)だって教本にも書いてある

・・・・・・・・・・書いた奴、正気か?


これが分業、効率の基本。


かくして人類が進歩し続けるために

――――――――――俺は誰に訊いたらいいんだ


・・・・・・・・・・皆さん(ライアン以外)空白。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/ライアンの真ん前/魔女っ娘】


わたしの嫌な予感が当たりました。


予感、じゃないですね。

予想していて然るべき。


お客様が予告してから来るわけ無いじゃないですか!


なにごとも起きない、って解ったときから、判っていたんです。

※第646話 〈第1コーナー/Odds.〉より。


ご主人様の私物である、わたしが、自ら歓待すべきなのに!!!!!

まさか自分の問題になるとは、まったく思いませんでした。


ちい姉さま曰く、味は当然。

席次と手間は命に関わる。


その言葉に、嘘や大袈裟ということはありえません

・・・・・・・・・・史書に読んだことはあります。


偉い人たちは、たいへんなんだな~って。

―――――――――――――ご主人様(偉い人)に奪われるなんて判んないです。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央暫定中立地帯/大神殿(改め建築楽器)内/突撃発起点/青龍の貴族】


俺は魔女っ娘を誉めた。

――――――――――今はまだ、心のなかで。


ライアンの前、一部の射線上。

魔女っ娘がトコトコ。

後程、ナデナデ100セット。


その前に銃口の前に出るなと躾が必至。


「下げ!」


響く曹長の怒声。

まず全員が射線を逸らした。


暴発しても問題無い方へ銃口を向ける。

次は引き金に掛かったままの、硬直した指。

皆がトリガーから、ゆっくり指を抜く。


ここで戦闘開始なら、トラウマフラグ

――――――――――よくやった。


魔女っ娘の目の前で、ミンチを造るわけにはいかんから。


いわずと知れたこと。

地球人類不変普遍の正義。

宇宙の法則と言うべき。


正義を棄ても出来ずに誇れぬアホは、而してよーくみるがよい。


――――――――俺の命令より効果的――――――――


素早さ。

確かさ。

何気なさ。


部隊全員が内包する当たり前(保護者意識)が攻撃を防いだ。


仮に俺よりマトモな指揮官が、ライアンだけ撃て、と命じたら?


・・・・・・・・・・一番近い奴らが魔女っ娘を仕舞ってから皆が撃つ。

隊列最後方真ん中よりに、うちの娘たちを集めてから、だ。


まったく人間らしいマトモな反応だろう。

誰もが何も言われなくても、その程度は出来る。――――――――――だが、だから足りない。


ライアン(成人女性)の肉塊を端に放り投げシートを被せて子どもたちを落ち着かせる時には、手遅れ。


突破脱出の機会は二度と訪れない。

折り返し不能地点で土俵際。


そうは為らずに済んだ。

今は。


・・・・・・・・・・だよね?





百万の実例より一つの論理。

実例(笑)は共通する矛盾がありますし。

簡単なもんです。



自分「たち」が正しいと「信じてる」奴ほど、扱い易いもの。


いやホント。

実例を一つ。


「なんで信じちゃいけないんですか!」


オマエが信じられんわ(笑)。

……お分かりいただけただろうか。

「聞かなきゃ判んないの?」

……等とは書かず、丁寧に教えて挙げました。


まあ、目の前にいない相手を罵倒しても楽しくないですからね。

コレが「日本官僚教」の信徒です。


自覚なき人殺し。

厚生労働省HPに「人間の頭部を45口径で撃ち抜いても害はありません(HP作成者には)」と書いてあれば、やってみるタイプ。


……精神鑑定で無罪!で

すかね?


いやいや虫ケラってほどじゃないです、よ、たぶん。


以前スペイン風邪と比較したつもりになってコロナ(笑)を論じちゃった作家先生もいましたから。

わたしは「数字読みました?」って、遠回しに教育してあげました。


両者の差はキレたか黙したか。

いずれにせよ教育効果が見込めるのでかまいませんが。


畜生は痛い目をみないと判りませんからね。

解ることは生涯ありますまいが。


しかし「信じる」ということは存外、厄介なものです。


キリスト教の形成過程を調べもせずに「信仰」を侮蔑する創作品は数あれど、所詮は「異教徒狩り」に過ぎません。

それこそ「正しい教え」を説き、出会う全てを野蛮と軽蔑した宣教師のごとく。


「信じる」と言うことは「理解し納得の上で承認する」と言う意味。

実質文盲率100%の時代には無理があった為に聖職者がいました。

現代先進国なら信徒たちの解釈を擦り合わせるのが聖職者の役割ですが。


「神に問うてはならない」

そりゃそうだ。


答えを聞くな。

聞けると思うな。


「答え」を得た(と思った)ところから信仰は堕落する。

なぜなら真理()を知るとは(真理)に為ることですから。


昔は火炙り。

今は病院。


カトリックで言えば法王ですら「神の代理人」でしかないわけで。

そんなわけで日本のファンタジーにおける宗教描写は軽蔑してます。


そーいうのを観て(日本語が読める訳ないですから)この類のアレは感動しちゃうんでしょう。

だから迷信(コロナ対策(笑))に騙されるわけで。


「信じる」

「ウィルス」

「日本」


単語の意味が解らないのに音を、真似る動物ってのはいるものです。



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