千夜一夜

国際司法裁判所は以下の判決を下す。

「ジュネーブ条約をはじめとしたあらゆる戦時法規、慣習/成文法は地球外人類の存在を想定していない。」

なお、全裁判官出席のもと１４対１で決議されたことを記す。

《国際連合/国際司法裁判所判決》

国際連合軍で現地住民との接触に際し、「現地文化不介入決議」/ＲＥＳ/ＥＳ-１１/８（国際連合第１１回緊急特別総会８号決議）が規定していない範囲に限定して、戦時法規を準用する。

なお、別命があればその限りではない。

例：現地住民同士の殺し合いには干渉しないが、捕虜や民間人に準ずるものを特段の理由なしに殺傷してはならない。

≪国際連合軍事参謀委員会通達より抜粋≫

星と兵隊には縁がある。

言わずとしれた道しるべ。

そんな馴染みと別れて三月。久しぶりに見上げる夜空。

二つの月。見知らぬ星座。

あの月たち。

うち（地球）の月。

潮汐力が同じということは、同じような質量なのだろう。

俺たちは不動の道しるべを探している。星の周期で決まるのだから、闇雲に探したところで見つかりはしない。

それでも探して、探して、探して。

俺たちはいろんな話をした。

今までと、これから。

伝達と質問。

提案に命令。

強制と服従。

三夜だけ。

魔女っ子の父親の話。

お嬢の使用人自慢。

エルフっ子の旅語り。

頭目は娘自慢。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・女の子！だったのか。

娘はお母さんに甘えて、俺を父親と勘違い。

笑いながら元カノがＭ-１４の剣舞。

ドワーフ達が曲芸投げ斧。

料理はうまかったが、食材は皆がひとつひとつチェック。手品のように隠し味を取り出すドワーフ連中と、見張る皆が真剣勝負。

人魚姫は歌を披露。水中を揺らし、大気に伝わる歌。まるでハーブの演奏会。

時々こちらも樽に顔を伏せて、水中会話。

エルフっ子の泣き顔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ものすごく、焦った。

そして、なんとなく、気を許してくれたんだな、と、まあ、嬉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・悪くなかった。

神父は羨ましそうに身悶えし、暗視装置（光増幅／赤外線照射式）まで持ち出し２４時間監視開始。

ツッコミ待ち。だからスルー。

終いには偵察ユニット（ラジコン）まで動員。

まあ、音に配慮して、滑空させたからいいか。

三夜だけ。

人として話をした気がする。

これでおしまい。俺たちと君たち。戦争の時間だ。

別命が下りませんように。

【太守府/港湾都市/埠頭中央/第一次隔離エリア端/青龍の貴族の左】

わたくし、あの娘がご領主様に続きました。

ねえ様は、人魚さんのお相手。

悪くない３日間でしたわ。

狭い場所に区切られて、とはいえ、わたくしたちに、ご領主様。

ゆっくり、のんびり、ぴったりとご一緒できたのですから。

こちらにいらしてからのご領主様。

一時もお休みにならない。役目がらではありますし、お仕事、役目がお好きなのは殿方にはありがちですけど。

この３日間はきっと、わるくは思われておりません、よね・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、それは結果として。

わたくしたちに、とりわけ、わたくしに、ご領主様を楽しませる術が無いのは今後の課題、大問題。

この３日間、わたくしたちが出来たこと。

つたない給仕、とりとめのない思い出話。

ご領主様が楽しまれたのは偶然ですし。

いままで積み重ねていた、淑女に必要だと言われて教えを受けた社交、儀礼、作法・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まったく、わたくしはなんて無駄をしていたのかしら。

１２年も生きて、なんにも出来ないなんて！

お茶の入れ方を習った方が良かったわ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ううん、ご領主様もおっしゃいまし

た。

『無駄を知るのは好いことだ』って。

そうそう。

うちの者たちなら誰かしら？一番お茶を入れるのが上手いのは？

【太守府/港湾都市/埠頭中央/第一次隔離エリア中央】

あたしは人魚姫を見て、つくづく思った。

世の中、知らない事ばかりね。

青龍の貴族は『おまえは気がつくのが早いな』と笑っていたけれど。

２００年以上大陸を行き来して、これよ？

そう青龍の貴族に言ったら『あと２００年で何を知る事になる？』と言われた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑談したのは、はじめて。

それに、たぶん、羨ましそうな、笑顔は、あたしに向けたもの。

青龍に、その貴族にあんな目で見られるなんて、一生の自慢かしら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あたしたちの生きる時間を、羨む人間は多い。

いつもいつも、ねたまれるくらいに。

でも。その時間の使い道を羨まれたのは、はじめて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頭を撫でられたのは驚いたけど。

「思い出し照れ？嬉しそうね？」

と青龍の女将軍。

いけない、いけない。３日前から手伝いに引っ張り出されてまだ解放されてない。

青龍の貴族は『好きにしろ』って、あたしに言ったけど。青龍の女将軍が

『あんたが手伝わないなら、あいつが 人魚姫ちゃんの世話をするわよ』

って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関係ない関係ない。

青龍の女将軍に、権力者に頼まれたのだから、無碍にしにくかっただけ。

「競争相手を減らすけど、アタシと貴女、抜け駆けはアリだからね？」

わかっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、失礼じゃない！

青龍の貴族が女にだらしがないように聞こえるわよ！

しかもこの人魚が誘惑するみたいな言い方！！

｛おにいさまは好きですよ！｝

「この子もあいつが好きだって」

あなたは黙ってて？

｛はーい♪｝

「わかったって」

あなたよあなた！黙るのは！！

でも、人魚の言葉、これは子供の感覚よね。そういう、なんというか、男女間の話に加えるのはどうかな？？やっぱりよくない。

あたしが睨んでも、青龍の女将軍はびくともしない。

「あいつが女に毅然としてるように見える？」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・振り払ったりはしないけど。

頭目が抱きついた時。

でも振り払われたら、近づいた時に、あたしだって困・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「し、してるわよ！毅然と、っていうより、いっつも無表情で！！全然興味無さそうにして！！！なんにも言わないかと思ったら、興味があるみたいな事を言うし！！！！一言だけって、どうい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・失言。

そうじゃないそうじゃない。

あたしが文句言うことじゃないわ。

うん。まあ、無愛想じゃないけど、もう少し口数が多くてもいいわよ。

青龍の貴族は、あたし、たちの支配者なんだから、もう少し判りやすくてもいいわよね。

それが彼の流儀だし、皆が、彼を見て、察して動くのに慣れてるのはわかるけど。

こほん。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ周りを見てない訳じゃないし。あたしたちに合わせて・・・・・・・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・くれてるし。

なんか、あたし、支離滅裂？

「ふーん」

不機嫌なのか機嫌がいいのかわからない、青龍の女将軍。

「アタシ」

ずぃっと乗り出してきた。

「アイツが誉められれば嬉しい」

は？

「アイツとのノロケ話はムカつく」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は？

「まあそれはいい。肝心なところに同意出来たわね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え゛。

「アイツに女を近づけない！」

ちがうちがうちがう！

「あたしは、そういう立場じゃ」いいかける、あたしを遮る彼女。

「立場も肩書きも権利もない！愉快か不愉快か二つに一つ！アタシが！今は協力が必要なアタシの都合！」

正直ね！羨ましいくらいだけど！あたしは嫉妬深くないから！そんなには！！

それに

「人魚に嫉妬するの？」

「そうよ！」

堂々！ためらいは無いの？

「よーく、見てみなさい！」

人魚を？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、可愛らしいわよね。

少し目が大きめだけど、肌も違和感はないし、鱗がある訳でもない。

胸元はすっきりめ、泳ぐ時に邪魔だから？

だけど、普通に、って言うのは変だけど、女だわ。

指も５本だけど、水掻きがあり、水中でないと呼吸？が出来ない、だけ。

「アタシは知ってるわよ。あんたたちの世界には、獣人と人のカップルだってあるのよね？」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ある。

もちろん、子どもは出来ないけれど。

眉をひそめられるような関係。

獣人と人は互いを一段下に見る。

互いに領分を侵さない分別はあるけど、弱いと蔑み、愚かと見下す。

帝国以前、多くの種族から敬意と尊敬を受けていたエルフだって、人との関係は『敬して遠ざける』だったのだから、異種族間の交わりは昔からそんなものよ。

「どうでもいいのよ。そんな（禁忌）のは」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青龍は、異種族同士って気にならないんだ♪

「男にはね？綺麗で可愛らしくて女の姿形がしてれば歓迎なのよ」

！！！！！！！！！！青龍は、そんななの！！！！！！！！！！！

あたしは人魚を改めて、見た。

水中生活でも、いいのかしら？

「海と空の間で十分でしょうが！」

まあ、互いに顔とエラが空中と海中にあれば、まあ？舟上生活？

「それよりなにより服がない！！！！！！！！！！」

水中じゃ邪魔だからでしょうね。って、え゛

「スタイルがいい」

まあ、人魚の基準は知らないけれど。

「理解しなさい」

な、なに？

「油断しちゃだめ」

な、なんか、仲間扱い。

「アイツ」

青龍の貴族？

「あたしたちみたいなサイズ（Ｇ）以外も大丈夫になったのよ」

？？？？？？？？？？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・胸！！！！！！！！！！

いやいやいや、うん、あまり考えると、自分が嫌になりそう。

青龍の女将軍は葛藤が無いみたいね。

既に話がついたみたいに、人魚と遊んでいる。小魚をあげて。

「裸なのは保温の必要性が少ない、からかな」

と青龍の女将軍。

水中でも大気中と同じ、服を着ていれば水温からある程度体を遮断できる。

人魚は、あまり体温が高くない。

水温と体温に大きな差がないから、衣服がいらない、だとか。

あたしたちは体温と気温に大きな差（気温が低い）が常にあるから、熱を逃がさないように服を着る、と。

ふーん、そうなのね。

「体も丈夫」

「そう？」

触った感じ、あたしたちと変わらないけど。

「そこよ！そこ！！」

は？

「抱き心地が変わらない！！！！！！！！！！」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丈夫って話しは？」

あたしは話をそらせた。気にならない訳じゃないけど、深入りしたくなかったから。

「水圧よ水圧！」

いや、知らないわよ。

青龍の女将軍によれば、深い海、水中では大変な重さがかかる、らしい。

だから、深い海に住む生き物はそれに耐える体をもつ。

そうなんだ？だから、浅い海だとかかる重さが違う。なるほどね。

それはすごく体の負担になる、らしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、竜騎士が高い空で気を失うような話？急降下も気をつけないと大変だとか。

でも、なんで人魚の出身が深い海だと思うの？

「大陸東部一帯の沿岸住民も漁師も誰も知らない」

人魚、を。まあ、そうでしょうね。青龍は大陸東岸全てを征してるのね。

「ってことは、この子は浅い海出身じゃない」

海辺にいる種族なら、仮に少数でも人里に接しなかったとは考えられない。接触がなくなっても伝承ぐらいは残るわよね。

いか？くらーけん？は船乗り達が知っていたくらい。

ただし見たことがある者はいなかったけど。

「出身は大陸棚の先端か、深海か」

この大陸に来て以来、青龍は海を探り続けていたらしい。音、を記録して、いろいろわかるのだとか。

青龍は海上海洋を主体とする種族。それでもなにもわからない。

「外洋の海面なんて何にもない場所では暮らせないから、かなり深い海中で暮らしてたのよこの娘。イカにのまれたならどこにいたんでもあり得る」

いか／くらーけんの生息範囲はわかっていない・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・範囲があるんだ？

言われてみれば、大陸でも場所によって動植物が違うけれど。

だから、どのあたりで人魚が飲まれたのか推測できない。

このあたりは本人もわからない、らしい。

らしい、というのは、なにぶん、人魚と話せるのは青龍だけ。

魔法翻訳？とやらはあたしたちと青龍の間でしか効かないから。ただし、青龍の常識知識では理解出来ない場合がある。

だから、青龍の女将軍は、あたしにも人魚の話を通訳してくれたんだけど。

いわく。

いまはいないけど仲間が居る。

同種族がいるのは当然として、集団生活はしていた、と。

｛イカの中にいたんです？｝

「イカの中にいたのか？っていってる」

とまあ、のまれた事はよく覚えていない。

今居る海の味は、はじめて。食べる魚もはじめて。

すくなくとも、この辺りは人魚の生活圏ではない、と。

いか／くらーけんの中で人魚を守ったらしい謎のゼリーの正体も不明。

気がついたら、

｛おねーさまとおにーさま！｝

「あたしとアイツが目の前にいた、って」

まあ、青龍の貴族と女将軍の前。

ドワーフどもが食膳に上げたのだけれど。

こうなると、なんにもわからない？

「今は、ね」

と青龍の女将軍。

今は、か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青龍特有の思想。

彼女だけじゃない、青龍全体の常識。

出来ない。解らない。もってない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今は。

出来る。解る。手に入る。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――いずれ。

早いか遅いか。

それだけの差が大変な結果になることもある。

だけど。

取り返せる。やり直せる。いくらでも、いつまででも。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――だから、なにもかも、かなえられる。

百年？千年？一万年？

青龍の貴族は言った。

『オンカロ』

穴をいくつも掘る予定らしい。

その穴に幾重にも封印をかけて呪いを封じ込める。

『十万年ほどたつと、穴蔵の中で呪いが解けて金銀財宝になる』

とほうも無いこと。

でも、十万年をかける計画、ってことは？

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――その話を聴いた時、あたしは期待してしまった。

青龍の貴族が、せめて千年くらい、一緒にいられる！！！！！！！！！！

「いや、我々の寿命はせいぜい百年前後だ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、あっさり、裏切られた。

「――――――――――あざとい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――子供みたいに泣き出してしまったのは――――――――――反省している。

あの３日は、いつもと違ったから、いろいろと不安定で・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの娘たちにも心配かけたし。

早く忘れたい。

「なら、その夜のことも忘れるんでしょーね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムリだし。

青龍の貴族に『望みは』と言われたのに甘えた事も。

一晩中抱いてもらった事も。

泣いてるあたし。

子供をあやす視線。

でも、『望みをいえ』はないわよね。泣き出した女を慰めるにせよ、子ども扱いであやすにせよ。

「抱きしめた、だけ、よね？」

「心配には及びません」

青龍の女将軍がずっと見張っていたけど、邪魔はしなかった事も感謝はしている。だから、いろいろあったとからかいたいけれど、正直に。

「次はないからね」

青龍の女将軍、ほんとーに素直ね。次は見逃してくれないか。

あたしは反省しないけれど。

青龍の貴族は。

――――――――――――――――――――あの娘たちが一緒だから、なにがあるわけじゃないけれど・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでも、だけど、彼は女に堅すぎる。

頭目が女将軍の気を引いてくれたのに。

あの娘達もよく寝てたのに。

「なにしようとしてたのか！！！！！！！！！！そんなウルウル真っ赤になっちゃって！！！！！！！！！！」

「出来なかったんだからいいでしょ！！！！！！！！！！」

あたしは青龍の女将軍と睨み合う。

実際、一度は彼と恋人だったアンタを妬むことはあっても、妬まれる理由はない！

｛えるふねぇさまかわいそう｝

「この子に同情されてるわよ・・・・人魚は恋愛感情を理解できる、と。メモメモ」

――――――――――――――――――――地味に効くわ。

人魚に言われるまでもないけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんか、改めて悲しくなってきたわよ。

珍しく、青龍の女将軍が退いた。

同情の追い打ち？？

「わかった、これからの話をしましょう」

また、ずぃっとでてくる。

「あいつにこれ以上、女を増やすわけにいかないでしょう？だからこの人魚ちゃんを近づけない」

だーかーらー！

「あたしは嫉妬しないようにしてますから！！！！！！！！！！」

【太守府/港湾都市/埠頭中央/第一次隔離エリア端/青龍の貴族の右】

わたしは言われるままに、ご主人様と一緒に埠頭を離れます。ねえ様、どうしたのかしら。ご主人様と先に行きなさいって、せかしておられたけど。

人魚さんはしばらく埠頭のそばで暮らすみたい。

「閣下」

青龍の僧侶さん、役人さん。

「葬儀？」

え？

「ファルコンを呼ぶのか」

え？

それは、それは、青龍の使役する、大隼、ですよね？？わたしたちだけなら、沖の海龍だけで消滅させられますよね？？

・・・・・・・・・・・・・・街、もう、おしまいなんですか！