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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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619/1003

それ「政治」って言うのよ。


【用語】

『八甲田雪中行軍遭難事件』

:映画「八甲田山」を観ればだいたい史実。直後に作成された帝国陸軍の調査記録、後世に再確認された陸上自衛隊のレポートに基づいているので。事件の本質とは無関係な差違はあるが、考慮するに値しない。「人体実験」と評す向きもあり、その点では大成功だった。んが、その成果が生かされたかと言えば、まったく犬死。被害が大きすぎて隠蔽工作(正当化宣伝)に追われた帝国陸軍中央は、様々な成果も隠蔽して共有出来なかった。特に同日に「日本観測史上最悪の暴風雪」を犠牲者ゼロで突破した専門小隊のメンバーは、ほんの数年後に全員戦死。本来は半分位の犠牲ですませる筈だったんだろうな……本当に無駄死に。

もっともこれは軍隊あるあるで、世界に冠たる(笑)合衆国軍なぞ、その常習犯である。素人以下の馬鹿な作戦をしでかす特殊部隊(詳細はブラックホークダウンとおおむね同じ)やら「頭おかしい」と一等兵でもわかる謎の陣地で壊滅する部隊(詳細はアウトポストとだいたい同じ)やらやらやら。

大抵は名誉勲章がばら蒔かれてうやむやにされます。元凶は延々と自己弁護に努めてみんな忘れたころに英霊にケチつけるな!死人に口なしってヲチ。


……戦争の勝敗と能力は関係ないらしい。




一人の負傷者を支える為に十人が衰弱し、これを支える為に中隊が全滅する。


―――――――――八甲田山雪中行軍事件記録より。



「しからばその場で総員の9割を射殺斬殺して自決すべし。なれば一割は生還し得たであろう。全員を生還させるに足る力のみにて全員の生還能わず。その絶対的阻害要素は人数に如かず。物資の9割以上を費やしあるいは放棄してでも部隊維持の障害を排除せしめん。無論自決は責めを負うためにあらずして、生還させる者たちをまとめる為の仕掛けに過ぎず。生死を決するは善悪良否敵味方に因らず要不要のみ」


※史実では五体満足で生還出来た者はおらず「命はある」レベルの帰還者が5%程度、軍としては完全な「全滅」判定。





【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺のせいじゃないから放って置け?

俺のせいじゃないから放って置けるか!

・・・・・・・・俺のせいなら他人のフリしてるのにな。


――――――――――仕切り直し――――――――――


俺が大好きな言葉。


それはそれ(隣人への配慮)

これはこれ(自分への配慮)


カードは配られた。


俺が改めて注目すべきは、眼。

逸らした視線にこそ映るソレ。


世界は目に見える物だけで出来ている。


見えない物を気にしない。

見える物だけでこと足りる。


プレーヤーがダイスとカードを兼ねていて、飛び入り自由なゲームって、な~んだ?




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族前/跪くエルフっ娘】


こっちみてる。


あたしは気にしないフリ?

それとも睨み返すべき?


――――――――――それ()()()のは、どちら?


青龍の貴族()、その道具として振る舞う、のか。

(青龍の貴族)の女、たちの一人として振る舞う、べきか。


巧くできてるかしら?


どちらも、あたし。

女として観せて、戦士として動く。

決めたのも、あたし。


ついつい男、(青龍の貴族)って感じちゃう。

持ち主、青龍の貴族()って感じないと。


普段の姿(甘えてるだけ)に曳きずられる、って、完全に自分を見失ってるじゃない!


あたし()(青龍の貴族)を愛すると、役に立たなくなる。


何百年も生きていれば、似たような、その、ろくでもない、ことを耳目にして、呆れる方だったのに!


克服できる、かしら

・・・・・・・・・・・・・・・命令して(望んで)くれないから、ややこしくなるんじゃない。


はっきり態度でも言葉でも書き付けでもいいから、やれって言えば、あたし(女/手段)は一つになれる。


後で、なんとか、伝えてみよう。

・・・・・・・・・・・・・なし崩しにされないように、がんばる。


今は今よ今!


青龍の貴族()が観ている女が、あたしを観ている。

こんな雄弁な沈黙、聴いたことがないわね。

あたしは観ているフリだけしてた、のに。


あたしが注意しているのは、青龍の戦闘部族(合衆国海兵隊)


目の前に屹立する、青龍の老騎士(海兵隊軍曹)

老騎士を先鋒に、あたしたちを攻囲する青龍の騎士団(海兵隊大隊)

青龍の貴族()に挑んで気を惹く連中。


魔法も剣も、言葉すら見せない、鍔迫り合い。


あたしには不愉快だけど、(青龍の貴族)が惹かれるのも、判ったことにせざるを得ない。


そりゃーあたし()たちより愉しいんでしょうね、同じ青龍(最強)との貴重な闘いの方が貴男には!!!!!!!!


その最中、見えない力が飛び交う間、にいる青龍の女。


騎士ではない。

青龍は皆が魔法使い。

戦っていない、駒の一つ。


使われているだけの部外者。


女、扱いは、七割くらい?

(青龍の貴族)にしとは、あり得ないくらい、女扱いしていない。

だから、あたし(彼の女)は気にしない、あまり、って振る舞える。

・・・・・・・・・・なのに。


こわくな~~い、こわくな~~~~い

――――――――――あたしに観える女の声。


な・ん・で・あっちから・か・ま・っ・て(観て)くるのかしらね!




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺に向いている。

荒ぶっているエルフっ娘の耳だけじゃない。

・・・・・・・・・・そこ一番重要ですけどね?


猫が身体を押し付けてくるのは、機嫌が良いときだけじゃない。


俺への寄りかかりが強くなっている。

抜刀術の構え。

両手が塞がっているから、肢体でね。


これぞ本当にボディーランゲージ。


しっぽが在ればぱしぱし叩かれてる。

掌が空いていれば爪を立てられてる。

こちらに向きなおれれば噛まれてる。


うんうん気持ちはよーくわかるマジほんと。


よくあるよくある、既視感を覚える感覚。

そんだけちょくちょく女の子の機嫌を損ねているのか。

反省しないといけません、もっとやろう。


ほんとーに多世界共通ですね。


都市と地方で女の子だけは似たような恰好しているみたいな感じ。


田舎を異世界扱いするな?


一文字目が同じ母音だし

・・・・・・・そこは別の機会に一生懸命弄るとして。


で、だけじゃない、方。


エルフっ娘の、ご機嫌向上ピクニック継続中。

――――――――――その邪魔者。

エルフっ娘でもないのに俺に向けられるモノ。


跳び入り参加。


三対の眼。

一人(海兵隊代表)二人(美女)たくさん。

三つ目

――――――――――最後に広角レンズ。

二対に一つと言うべきか。

・・・・・・・・レンズの向こうは、何時の何人が何処にいる?


腰に付ける情報端末を、カメラごとデスクに置いた美女。


俺たちを映している。

碧眼(主観的証言)

カメラ(客観的証拠)

美女(善意の第三者)


置かれたのか(プライベート)

座らせたのか(オフィシャル)


彼女は?

――――――――――観光客か、当事者か。


オフィシャルなら責任(リスク)が生じる。

プライベートなら効果(メリット)がない。


彼女は産まれて来てくれたおかげで俺の感謝をゲット。

更になにを得るつもりかな?


すでに椅子に居る(エントリーしてる)以上、受け取り拒否は通じない。


持って帰れとは言えんわなあ。

交渉開始のタイミング。

握られ使われ気付かされた。


過去形。


対抗出来たと喜んでいる場合じゃなかったかな、あんまり。

――――――――――完全な防御にカウンター?

防戦一方のことじゃねーか!

って気がついた俺すごい。


じっくりはもっとヤバい。

主導権の喪失。


無敵(子ども)バリヤーでも千日手?


先手を捨てた後の先か。

先手を打って動かない、か。


相手()の選択肢を奪うのが交渉。


ハイかYESでお応えください!

答えろなんて言ってない!


完全に詐欺師の手口。

官僚独裁国家の政府宣伝機関が代表格。

人民日報とかタス通信とか日本のメディア全部とか。


みんな(集団自己催眠)なら嗤って眺めて小銭にすればいい。


んが、俺がカモられたら嗤えない。


やるな!

悔しい!

笑える!


当然、彼女を掴んで運んで来た交渉人(首謀者)はソレを承知。


ならどうする?


俺は。

敵は。


出来ることではなく、為すべきこと。

手持ちのカードではなく、必要なカード。

手に入る物はどーでもいいから、欲しい物を。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族前/跪くエルフっ娘】


あたしは、自分たち(彼の女)を過少評価はしない。

彼の見立て(高い評価)が間違っている訳、ないもの。

青龍に生殺与奪を握られた、あたしたち(この世界)


青龍の貴族()が彼である限り。


青龍()青龍(彼ら)

無敵と絶対、勝敗を決められるのは、それ(あたしたち)

―――――――――――――――あたし、じゃないのが残念ながら。


青龍の貴族()あたし(自分の女)たちに、そうあり得る選択肢を与えたから。


自分の命を、己が自由に出来る?

――――――――――そんな訳がない。


そんなことが出来ると信じるほどには、幼稚じゃない。

生殺与奪は他人に握らせてみるものよ。


絶対弱者(あたしたち)絶対強者(青龍)は視ない、視えない、気付かない。


それで、なんの支障もないものね。

相手の意地や誇りを気遣うくらい。

あくまでも己の矜持を誇るために。


青龍(絶対強者)の美感


――――――――――だから、気が付かない。

まだ、当分は。


青龍の貴族()のように、視ていないから、でしょうね。

あたし(彼の女)たちみたいに、青龍の貴族()をみていないから。


あたし(彼の女)、たちが青龍の貴族()から学んだ、絶対弱者(あたしたち)の価値。


絶対と絶対が戦えば?

無限と無限が対峙すれば?

青龍と青龍が対決していれば?


互いに互いを打ち消し合ってしまう、間違いなく。


勝敗をつけようがない。

共倒れくらいしかあり得ない。

普通なら誰も戦わない。


青龍の貴族()は知ってる。

――――――――――針一刺しで勝敗が決まる、と。


だから勝てる、勝って当たり前とばかりに余裕な青龍の貴族()

・・・・・・・・・・まあ青龍の貴族()の場合、殺される前でも変わらなかったけど、さ。


青龍って、命に無頓着

・・・・・・・・・・誰かに只で貰ったみたいに、自分が生きてることに、関心がない




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺の前。

右と左。

二つのうち一つ。

――――――――――教官(海兵隊軍曹)は椅子に座った。


向かって右側。

銃の構えとは逆の方。

撃とうとしたら掌を弾かれる。


卓上のM1911A1(ガバメント)は初弾装填安全装置解除済み。


自分を撃っても構わない。

敵を撃たないことは赦さない。

暴発自傷より、敵を殺すことが優先。


国際連合規定通り。


握る。

構える。

銃口を右にふる。

まえに討たれる。


議会の議席と答弁台の距離。


互いを遮る簡易テーブルは、距離を開ける為の物。

防具としての役目は無いし、遮蔽効果も中途半端。

守り切れずに隠し切れないからこそ、使えるのだ。


一太刀で斬り付けられないように間を空けてる。


左側の美女は撃ちやすいけどね。

ステップが一つ少ないから。

非武装の相手を撃てば弾の無駄。


エルフの身体能力なら、一足飛びと同時に斬りあげてしまうだろうが。


それよりなにより、椅子の数が気になる。

三脚

・・・・・・・・・・椅子を用意した佐藤と芝は、麓から二人来るって、しってたわけか。


今更だけどさ~。

設置してるときは気が付かなかったよね。


うちの娘たちの椅子を用意するのはマズいかな、とだけ考えて。


座らせると動きにくい。

敵をなるべく座らせる。


ゴリラ(拉致犯)美女(被害者)が近付いているなら、もうちょっと、こう、ね。


いや、報告されてなにができたかと言う話だからいいか。

なにも出来ないことなら、知らない方が気楽でいい。


責任の所在()が変わらない以上、健康まで問われてはたまらない。


で、動く責任問題。

笑顔のまま一言もなく椅子に居座る教官(海兵隊軍曹)

・・・・・・・・・・数秒。


敢えて名乗り無し。

挨拶も無し。

そういうせんたく。


なるほど。


プライベート(お前と俺の話)か。

こと(友軍同士の銃撃戦)片付ける(などなかった)なら、当然ではある。


――――――――――甘い。



本日の街角。

現在16時過ぎ。


……ま、こんなもんでしょうね。


フランスなら、スイスなら、イングランドなら、アメリカなら、そして日本なら。


皆さん、楽しそうに酒盛り中。

もちろん、マスクを外して。

通りから、よーく、観えます。


自主的(みんなに従う)に「禁酒」している酒場は?

誰もいな~い。


……同情しますが。


火炎瓶、隊列、シュプレヒコール、銃や爆薬、黙って無視して遣り過ごす。


「人間は虫けら(コロナ馬鹿)にしたがったりしな~い(笑)」




では、5時になりました。

無用無急の外出は続くよ何処までも(笑)。


さて。

例によって。

間違いがあったら是非、ご教授を。






インド産変異ウイルス……でしたか?

英国産変異ウイルスはどーした(笑)。

日本型もあるらしーっすよ(笑)。


とある研究では死亡率が6割増しとか5割増しとか4割増しとか(笑)。

バーゲンですかね?


「とある」を「当社比」と言い換えれば公正取引委員会が出てくるレベル(嗤)。

いえ、一般的に新しい病気の死亡率なんて何年も研究しないと判明しませんが。


とあるとあるとある、しかないのが「報道(エンタメ)」の特徴ですね。


「そう言っている人がいるから垂れ流しただけで責任は負いません」

……官僚やマスコミのいつもの手口です。



そもウィルスは毎秒単位で変異してるんですが。

インフルエンザだって年一回ノルマな訳がなく。


年一回、注目されるだけ。


なお極端に頭が悪い奴(コロナ馬鹿)いわく。

「インフルエンザは致死率0,1%でコロナは0,1~4%!恐ろしいですね!」


……だって(嗤)。


下の数字が同じってだけでアレですが、なんで40倍も落差があるんだよ(笑)!

ああ日本感染症学会の「コロナ発症率」も「数~60%」だから、同じ同じ(笑)。


「数」っせめて数字つかえ(笑)。

素直に計測不可能って言え(嗤)。


「率」っていうのは母数が増えれば下がり続けます。

無発症数は相変わらず把握できませんから、母数がいったいどのくらいに増えるやら。

ただただゼロに向かって一直線(嗤)。


ま、頭が悪い官僚の奴隷が拵えた泥団子でひと笑い。



そもそも「変異」って(笑)。

ウィルスは「生物ではない」遺伝子断片ですもの。

「遺伝子ひとセット」ですらない。


寄生?って言うのも微妙な、まあ、人体細胞の遺伝子を取り込んで増殖?って言うのも微妙なコピーを造る?って言うのも微妙。


遺伝子の運び手として生物学の重要テーマ。

それぐらい、ウィルスとわたしたち動物は共存しているんですが、まあ。


頭が悪い奴(コロナ馬鹿)のいう、せっ~~~~~~~~~~~~~まい意味での「変異」。


ウィルスはもともと遺伝子が「一揃いない」ですからね。

コピーを造るときに必要な情報が揃って無い訳。

そりゃデッドコピーだらけですわ。


何処まで差違が生じたら「変異」なのやら哲学的問題。

「テセウスのパラドックス」そのまんま。


だからウィルス性疾患には治療薬がない。

変異に治療薬の開発が間に合わないから。


「抗ウィルス薬(増殖を抑える施術)」がほどなく陳腐化して、対症療法しかないしかないのが当たり前。


風邪ってみんなそうですけど。

増殖率が高い(症状が重い/デッドコピーの回数が多い)ウィルスほど、そーなりますわな。


……つまり発症率計測不可能(発症してるの?/増加しない)な新型新々型新(中略)型コロナには無関係な話(笑)。


なお無症状ウィルスはウィルスの「ほぼ全て」です。

わざわざ免疫を刺激して抗体造られるようなウィルスは、すぐに死滅しますから。

宿主ごとであれ、ウィルスだけであれ。


で、変異ウィルスが、どーでしたっけ(笑)。



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