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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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今ココ

【懐かしの用語辞典】


『黒旗団』:国際連合軍独立教導旅団。ドワーフやエルフや獣人に人獣などの異世界人と、地球人類(ASEAN諸国兵大隊)が同じ戦列を組む、初の多世界複合部隊。元々は帝国軍最強の魔法騎士「黒騎士」(魔法使いと竜騎士を兼任できる異世界最強の戦士)が個人的に率いていた傭兵軍。決闘(?)で「黒騎士」を殺した(第24話<黒騎士>参照)元カノ個人が団員たちの個人的忠誠心を継承した。それに目を付けた三佐、おっと国際連合安全保障理、ではなく軍事参謀委員会が「実戦経験豊富で各級指揮官もそろっているが絶対数が少ないので部隊編成に難がある」ので「とりあえずまとめておいた」ASEAN諸国連合部隊を組み合わせて再編成した。元々が「帝国最強」と異世界で知られている騎士団。現時点で一番「異世界人と地球人が一緒に戦う」姿を見せやすい。という訳で異世界と日本双方への宣伝素材としても活用されている。しかも元カノの私兵に近い(そのもの?)ことがかえって政治的に使いやすいと思われており、あえて所属があいまいなことになっている。捕虜救出(奪還が不可能なら地球の情報を伝えさせないために周辺ごと殲滅)などの活躍、軍規違反者の殲滅見せしめ、魔法の医学転用から科学的な魔法強化テストに魔法と科学の混ぜるな危険(人体実験:第382、383話)まで勲章と戦争犯罪の宝庫。「三佐」がちょくちょく姿を見せることでお察し。

……三佐がちょくちょく覗きこんでいる部隊はほかにもありますのでお察し。



「銃口で会話(コミュニケーション)出来るのは『人殺しの道具』と思われているから」

「脅迫ではないんですか」

「脅迫するときは家族の写真を見せるモノよ」

「うわぁぁぁぁぁ」


「銃を知らない相手には通じない」

「見た目は棒っきれですもんねえ」


「銃口を逸らすだけで相手を安心させられるし、二発目を止めることで好意を得ることができる」

「コロサナイデイタダイテアリガトウゴザイマス」

「肩書、道具、人物、状況を含めて理解できればコミュニケーション(会話)は成立する」

「名詞、形容詞、比喩、語意を共有できれば会話(コミュニケーション)が成立するでしょうけど」


「魔法翻訳の定義は?」

「多世界間の共通概念を置換する、こととされています、今のところは」

「言葉と文章だけ?」

「翻訳ですか、ら、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だから帝国軍の捕虜を用意?!」


「銃や砲、自衛隊や合衆国海兵隊を知っている異世界人は彼らくらいでしょう」

「人が殺せることや見た目編成が違うってくらいの認識でしかありませんけど」

「知りすぎてないから、テストにちょうどいいのよ」

「知りすぎてたら魔法のせいじゃないかも、ですか」

「今のところUNESCO調査団や国際連合軍参加異世界人/種族に教えすぎる気はない」

「隔離可能な試料の利便性は判りますが、それなら信頼できる異世界人/種族にしては?」

(国際連合)(軍独立)(教導旅団)に知らせたらアレの女たちがツッコんで来ちゃうでしょうが」


「あくまでも助けてあげないんですね」

戦略目標(異世界転移元凶索敵)に変更なし、戦術目標追加(異世界転移利用法検証)


「現場に異世界で一番深く日本のことを知っている軍属や協力者がいますよ?」

「あの娘たちは自分の男に共感し過ぎているから後でゆっくり比較しましょう」

「後があるんですね!」

「あの娘たちにはね?」

「うわぁ」

「これでわかる」

「判るか判らないか解りますけど」

「言葉や暗号記号だけではなく駆引腹芸、ボディランゲージや暗黙の了解まで『魔法』で『翻訳』されるのかどうか」


《東京都渋谷区神宮前5丁目53−70/国際連合大学アーカイブ/拡張「魔法翻訳」実証テスト計画検証記録一部抜粋》




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺のスコア(棋譜)


フェイズ1:ご挨拶。


撃つ、無警告で。

―――――――――おねいさんずのターン。

撃ち返さない。

――――――――――合衆国海兵隊のターン。


フェイズ2:停戦発効。


ミッキー○ウス・○ーチ斉唱。

――――――――――合衆国海兵隊のターン。

名乗りと交渉の意思表示。


撃つのを留める。

――――――――――俺のターン。

名乗り返して交渉受諾。


フェイズ3:和平交渉。


部隊を離れて女を担いで単身?こちらに向かう。

――――――――――軍使(海兵隊軍曹)のターン。

おねいさんず、フリーズ

――――――――――10分前から開始。


先手を取られていた、ことに今やっと気が付いた。

さすがは俺、の恩師(海兵隊軍曹)、なかなかやるなってとこ。


よってこちらは、チェック。

自分のターンをパスせざるを得なかった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、思うじゃん?




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族右腿上/魔女っ娘】


わたしは邪気を払う為に、ご主人様を見ます。

体ではなく、喉元ではなく、唇ではなく、瞳。

わたし、たちを今は、視てくださらない視線。


気にかけてくださるのは、わかるの

―――――――――――――――その(まなこ)が、青龍の女騎士団(おねいさんず)、方々に向いています。


普段は、わたし、たちを観るときの眼。

先程までは、どう使おうか、という眼。

今この時から後々まで楽しみそうな眼。


いえ、良いんですけれど。


青龍の女騎士団(おねいさんず)の方々も、、どこか安心してらっしゃる。

余裕をもって、お外を見て、時々わたしたちに微笑んで。

身命を委ねて、どうなろうと悔いが無い、というような

・・・・・・・わたしたちほどではないにしても、です。


自分が殺されたり死んだりすることになっても、それはそれで構いませんけれど。

そうはならないと視て取れます。

皆さん、わたし、たちもですけれど、ご主人様の眼を、覗いていらっしゃる。


青龍の女騎士団を纏める団長さん。

ご主人様に反発してらっしゃいますが。

でも、身を任せてもおられますね。


わたしなら、当たり前。

なら、皆さんは?




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺は心の眼(想像力)フォース(妄想力)を振り絞った。

お互いに態度で示す暗黙の了解。

交渉とは行動だ。


紛争地域(喧嘩の最中)で言葉ほど邪魔になるものはない。


話し合いで収まった喧嘩(戦争)なんか観たことがない。

理屈と利害を跳躍させて、事件発生まで一直線。

論理が通じるなら最初から喧嘩になるかっての。


だからまず、最初におこなうべきは、黙らせること。

――――――――――簡単だよ?


完全に無視すれば黙るから。

うっかり忘れないように。

反射神経だけで対応出来るから。


返事だけして全然聞いてないとか喚かれていたと後日知っても知らんのである。


然る後に殴り付けてもいい。

殴らないと示すとなおいい。

拳の寸止めなんか効きますよ?


物に当たるのは威嚇射撃と同様、殺れないと示すだけなので相手を安心させて(に舐められて)逆効果。


ボディランゲージ最強仮説。

出来ると示して行わない。

これほど強いメッセージはない。


こんなのは初歩基本の最低条件に過ぎない。


空砲なんか、儀礼より交渉に使われる方が多いくらい。

実弾の方が効果は高いんだけどね。

当てて悪いこともなく、当たるとあまりよろしくない。


それは戦闘の一環で、いつものこと。


当て方一つ。

壊し方一つ。

殺し方一つ。


人間ってのは殺されないことに感謝できる動物だ。


ついさっきまでは、理想的実例

・・・・・・・・・・狙った訳でもあるまいに。

狙ったフリしてドヤ顔してよう。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族右腿上/魔女っ娘】


そっか。


今さらながら、気が付きました。

わたしだって、以前はそうでした。

とても、殺されるのが怖かった。


いままでは。


みなさんも、なんですね。

だから、気持ちは、判ります。

おかしなことを、感じてしまう。


わかってるのに、わたしのワガママ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰かに殺されて欲しくは、ないのです。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺の恩師(合衆国海兵隊軍曹)も、その点では負けていない。


異世界コミュニケーションの第二人者。

第一人者は日本の議員さんたちです。

ファーストコンタクトは全面戦争から。


自衛官(軍人)には軍人(自衛官)の作法が在る訳で

・・・・・・・・・・・・・出会い頭に殴る、政治家しか思いつかない。


スゲーよこの人(研修教官)


徒歩で来るとはおもったけどさ。

競歩でくるとはおもわない。

――――――――――兵は拙速を尊ぶ。


歩いて勝つってナポレオンか。


一人で来るとは思わなかったけどさ。

女を担いでくるとはおもわない。

――――――――――兵は詭道なり。


政治は女ってタレイランか。


いや教官(海兵隊軍曹)が凄いのは知ってるけどね。

普通は独りで教えない。


腐りかけた豚の臓物に囲まれた戦闘訓練が最初。

民俗学の実地研究(フィールドワーク)基本講習。

諜報活動と区別がつかないような現地社会浸透偵察。

学位も資格も何一つ必要が無い、実戦必修科目。


本質的に俺たち自衛隊が関与し得ない部分を、急遽決定した異世界侵略戦争に合わせて14日以内に習得させるっているムチャぶり。

――――――――――ふつうはできない、やりとげた。


なにしろ開戦理由となる国連特使遭難事件が起こった時には、終わってたし。

俺はそれを単なる侵略戦争準備の一環としてとらえていたんだけどね。

他の研修者をそう言いくるめる役割も押し付けられていたし。


一般の自衛隊員や異世界転移後に召集された各国軍人元軍人、在日米軍兵士。

――――――――誰もそこまで知らされていなかった、っていう、ね。


つまり俺は全く悪くない善意の第三者なんですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ね?


俺の背後、直近。

感謝でもなく憎悪でもなく後ろから撃ちたい感じ。

撃たれんの、俺。


女から受ける視線としては、まあ、うん。


皆さま、女を担いだ野蛮人(海兵隊軍曹)が、俺の客だと知っていたわけで。

俺が求めた戦闘禁止を、どう解釈できたのかという話になるのだろうなぁ。

女を担いで俺のところにくるのを邪魔しないように、ではないって信じてください。

・・・・・・・・・・誤解は追々解くとして。


つまり10分前から、そう思われるてたのかな。


おねいさんずに走った衝撃の意味が判る。

No1に報告が上がりようがなかったくらい。

なにしろ俺と一緒にいたんだから同類項。


なーかーまー(俺とNo1)


信じられないモノを見る(おねいさんず)の瞳

・・・・・・・・・・(No1)に。

彼女(No1)が泣くから、ちょっとまってくれ。


俺と一緒はヒドイから、俺も一緒に免罪しよう!


俺やNo1が女を持ってきたわけではない。

No1が無実なら俺もそうあるべき。

ゴリラ(海兵隊)が美女をかっさらって来た。


それをまず問題視すべきではないか?

――――――――――ハリウッドでは良くあること?


人間(同種)の美女に興味を抱くのは人間(同種)だけなのにキングコングと来たら!

性癖は自由とはいえ、異常性癖(ズーフィリア)はゴリラの中でも非難轟々。


いやまあ某宗教の十戒の頃から戒められるくらいだからな。


禁止しなくてはならないくらい、一般的

・・・・・・・・・・は、さておき。


No1は部下から俺と同類扱いされたことに気がつく。

いずれ俺のせいだと思うのだろうが。

事前の報告に上がらなかったことを、気にして欲しい。


気にするまでもない?


おねいさんずはは、いずれ反省するだろう。

No1が衝撃映像にショックを受けなかった訳がない。

指揮官として強がって見せたのは、立派だ。


悪い男に騙されたのだきっと

・・・・・・・・・・俺のせいになれば、それはそれで都合がいいけど。


俺の部下たちが平静なのは何故なのか。


諸君が敬愛してはいないけど許容している上官()が女を貢ぎ物にさせる為に戦闘を止めさせたように見えるシュチュエーションなんですがそれは。

自衛隊だったら後ろから撃たれてもおかしくはないっていうか、けっこう普通に事例として生じてるんですけどね。

解かなければいけない誤解が見当たらないっていうのは見付からない敵に狙われてるくらい厄介な気がするんですが。




さて皆さま。

法治国家を見かけましたか?

目撃した方は是非ご一報ください。


探し疲れてやっと投稿できました。


とまあ季節の話題から。

「わかってる」方はスルーで。






フランスのコロナ対策は象徴的ですね。


ある種の人々は大統領のメッセージに従いPCR検査に並ぶ。

別の人々はみんなで集まって日向ぼっこしながら談笑。

来年の大統領選挙まで引っ張るつもりでしょう。


現職大統領が二連続で不出馬かも知れません。


不人気政権の後継者として誕生した現政権。

消去法で選ばれた現大統領。

就任直後から失政続きで全国的暴動を誘発。


では、日本はどうでしょうか。


馬鹿ばっか?

もちろん、そんなことはありません。

馬鹿は声がデカいだけ。


そんな声を一つ。


なんでも馬鹿(みんな)阿呆(官僚)にバカにされたそうで。

……今気が付いたの?


いえいえ、日常的なことで、別に珍しいことではありません。

コロナ対策(愚行)担当者が反コロナ対策(宴会)していただけ。

首相から官僚、マスコミのお偉方、次は誰が「取り上げられる」やら。


「またか」っていうより、普通じゃないですかね。

緊急事態宣言中の都心部の様子は御報告の通り。

「持ち帰りのみ対応」のお店の前で皆さん酒盛り。


会社帰りの人たちですね。

みんな(馬鹿)を馬鹿にしている皆さんです。

マスクをしている人とマスクをしていない人が三密で談笑。

よく見る光景。


非難の仕方も相変わらず狂ってます。


コロナ対策(馬鹿な真似)に協力している国民を馬鹿している」

……馬鹿でしょうが。

しかも「国民」って。

……わたしをみんな(馬鹿)と一緒にしないでもらえます?



「コロナが危険」

って信じてるなら怒るところじゃない(笑)。

「三密宴会しているコロナ対策担当者」

の命を心配をしてあげては?


つまり

「自分たちが不当(非科学的)犠牲(コロナ対策)協力(強制)されてる」

のに

「お前たちばかり楽をしてズルい」

ってこと。


馬鹿ってのは

「みんなで幸せになると置いていかれる」

から

「みんなで不幸になろうとする」

モンですね。


第一「コロナ対策」なんて「奨めた」だけで誰も命じてませんよね。

一人一人が自他殺し(コロナ対策)に加担したのは「自己責任」って奴です(笑)。


被害者面か(嗤)。


「みんなで決めたことだから誰も悪くない」


なわけねーだろ。

お前が悪い。


アイヒマンに贈られた言葉。


「貴方には国家に従う権利などない」


馬鹿(みんな)阿呆(官僚)にバカにされる。

いやはや呪術(蠱毒)でしょうか。


両方とも産まれて来たことを深くふかくふか~~~~~~~く反省して、社会的責任を果たたせ。

っていうかなんで呼吸出来るんでしょうね。


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