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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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606/1003

幕間:A/B面

【用語】


『マッチョ』

:男性美。性別でいう牡の美点や長所を意味する言葉。性差を含まない場合は「マッチョ」という言葉を使わない。が「オッパイが付いたイケメン」とか「あんなに可愛い女の子がいる訳ない」と言われるくらいなので「異性を描写することができない」創作の世界に限れば例外はある。現実のマッチョに限れば運動能力や耐久力の高さを示す身体構造や、その特性を生かした勇敢さ(リスク受容)戦闘力(コストパフォーマンス)などの行動/行動基準がマッチョとされる。いわゆる魅せる技術としてのボディビルはマッチョ本来の意味からいえば真逆というか堕落というか無関係。実際に実用性を求めた身体は見世物としての筋肉とは似ても似つかない。移動する土嚢、生きた盾、M72ロケットランチャーから発射された66mmロケットと同時に敵陣に着弾しろ肉体で、M14の運搬役、38式歩兵銃様に謝ってどうぞと言われる合衆国海兵隊は実用マッチョなので触らないと解らないのがふつーふつーでそもそも戦場で肌を晒したりはしない。ただし本土から追放された質の悪い戦死ウェイティングリスト待ちの英語が読めない書けない話せないジャンク品はムキムキにするので見分けがつく。





「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」


あの、笑ってる場合、です?


「~~~~~~~ひ、ひ、ひ」


記録されてるんですよ、コレ。


「♪♪♪」


喜んでいる場合ですか!


《日本列島の西側/異世界某所》





【B面:大神殿内宮から正面出口に向いた動画データ】


正面に屹立した筋肉(海兵隊)

・・・・・・・・・・えーと。


いや、もちろん肌は顔と手しか覗いていない。

銀髪を思わせる白髪は、初老であることを示す。

だが、透明感がある髪はいっそ精気に満々ている。


国際連合軍事参謀委員会通達。


「異世界にて作戦行動中の全兵士は黒髪とすること」


国際連合武力制裁活動は人類の総意である。

加盟国193ヶ国とすべての人種が参加中。

全人類が全人類への貢献しながら全進全力。


総員、異世界種族に対して日本人に偽装すべし。


異世界人/種族との混同を避ける為。

畏れさせることでトラブルをさける。

緊急時に、帝国軍の捕虜とされる為。


現代人は医学から切り離されたら死ぬ。

それくらい脆弱。


異世界人/種族に同胞扱いされたら、死ぬ。

兵士といえど中世の環境には耐えられない。


地球人(日本人)扱いされれば生き残れる。


帝国軍は貴重な情報源を絶対に生け捕るからだ。

異世界人は黒髪黒瞳にけっして近付いてこない。

地球人類と接触して生き残ったのならなおさら。


出会わなければ殺されたことに気がつかないからセーフ!


直上から舞い落ちる155mm砲弾の直撃とか。

風の便りに漂う塩素やホスゲンオキシム(糜爛性化学物質)とか。

カラフルな迷彩が施された散布地雷とか。


何故か黒髪黒瞳と関連付けられているが証拠を出せないなら法廷では通じない。


だから異世界派遣兵士諸君は髪を黒く染めましょう。

カラーコンタクトも推奨します。

――――――――――な、国際連合軍の方針。


国際連合所属軍事組織(UNESCO)参加中の下士官。

クルーカットに白髪。

――――――――――国際連合軍の方針をガン無視。


戦闘休止期にちょくちょくUNESCO調査団に参加している海兵隊下士官。


髪色で防げたトラブル経験が多い割に、やはり嫌、なのだろう。

美麗な白髪を染めること、だけではない。

なにより命を大切にするくらいなら、死んだ方がマシだから。


殺した方がマシ、かどうかは考えどころ。


海兵隊隊員の間でも意見が分かれるらしい。

籤に負けた下っ端に染めさせておこう、とか。

墨汁を用意して置けばへーき、乾く前に相手全滅。


などなど。


ことUNESCOに限れば、積極的に殺したくはない。

怯えと脅えで平和的に解消できれば、これに()くはない。


ただ聖都(第13集積地)なら、その葛藤がない。

第13集積地(聖都)の異世界人種族。

皆、国際連合の保管品や志願者だけ。


黒髪黒瞳のモンゴロイドで脅さなくても、自動兵機で管理されている。


だから平然としている海兵隊。

だからじゃなくても平然としてるが。

むしろ平然どころじゃない時こそ平然。


異世界人と見分けがつかないほどコーカソイド丸出し(軍規違反)

もちろん国際連合軍は例外など認めていない。

すべて現場の判断。


もちろん剥き出しの部分だけの話。

見える部分はとても少ない。

だが海兵隊(筋肉)が目立つ。

・・・・・・・・・・だから、か?


プロテクターを付けていない野戦作業服。

一昔前なら標準的な無装備戦闘服。

ミリタリールックとしてなら、今も流通。


いま(現代軍装)となってはアンダーウェア(非戦闘服)

プロテクターを外すと野戦作業服になる。


弾倉や液状糧食など戦闘常備品は通常、外装のプロテクターに付ける。

この格好(野戦作業服)は文字通りの作業服で戦闘準備他の作業中に使う。

塹壕掘りや土嚢積み、非散布地雷や自動機銃の設置などなど。


耐弾(防げない前提)防片モノによるプロテクター(戦闘装備)は細かな(戦場基準)作業に向いていない。


ゆえにプロテクターが標準化してさえ、兵士が一番着る機会が多いのは作業(野戦)服。


だが非戦闘装備とはいえ、日用品に比べれば桁違いの防御力。

バイクでFLY HIGHしても破けない、と言えばお判りいただけるだろうか?


ここでなにが言いたいのかと言えば、かなり厚手の衣服です。


その厚さを突き抜ける熱さ。

そのゴツさを退ける隆起。


まさに筋肉、海兵隊ここにあり!

ちょっとドラミングしてみて

・・・・・・・・・・な、印象を上書きするのだから、たいしたものだ。


第一印象筋肉(ゴリラ)

()()でマッチョ。

それに言及(を認識)する前に注目。


男性体(キングコング)の肩に担がれているからこそ、対比(コントラスト)が激しい。

付属している、あらゆる個性や属性に行動よりなにより。

ただただ一点だけを、はっきり全員に認識(アッピッール)させる。


女。


女体である。

肩に担がれた華奢な肢体。

長いブロンドが流れるように。


また染めてない死にたいのかお前、と言う無かれ。


異世界人/種族と向き合うUNESCO調査団。

海兵隊とは別の意味でドレスコード(黒髪黒瞳)を無視してばかり。

話し合い基本、研究素体(マテリアル)をいきなりバラ(解剖)したりはしない。


基本的に相手(実験生体)ソフトウェア(情報)を抽出しつくしてからハードウェア(身体)研究(解剖)に入る。


つまりは黒髪黒瞳(日本人)を装って異世界人/種族を怯えさせては仲良くなれない。

最期は化学的な手法でまとめるにしても、自然な反応と比較が必要。


未だに未知な魔法翻訳。

それは互いの心情に影響される。

ならば余計なバイアスは避けたいところ。


HEY!

が、死ね、と訳されないように。


ゆえに調査員は非モンゴロイド推奨。

コーカソイド(異世界人に近い外見)なままで標本に接する。

取り分け女ならば、性別を判りやすく外見で示す。


実験台が男女どちらであれ、リラックス(油断)させることを期待。

男は女に甘いし、女は女に気を許すし、暴力基準で弱者は皆を安心させる。

――――――――――なんて事情は、部外者(国際連合軍/統治軍)には判らないが。


だから余計に、拉致られてる感が高まってる。

今、担がれた、女を見て誰が安心するものか。


だから自分の基準を他人に期待するなとあれほど

・・・・・・・・・・だが女は、別に暴れず動かずに元気そう。


ウエストの括れがマッチョの肩にぴったり。

胸が必要以上に圧迫されているのはコーカソイド(非日本標準)サイズ故。


ちょっと苦しそう。

ちょっと、でいいのか?


別に現状を受け入れてはいない。

だが抵抗もしていない。


それ(自分)どころではない!って感じ。


拉致られている場合じゃないと思われても気にしない。

なにしろ進行方向にカメラを向けている。


担がれながら器用だな?


っていうより、コレはアレだ。

見た目以上に肢体が鍛えられている。


担ぎ手の身体を軸に細い手脚と凹凸の激しい肢体を生かして姿勢を調整している。


・・・・・・・・・・能動的な拉致被害者?





【東京都世田谷区某所/国際連合安全保障理事会会合】


Хорошо(ハラショー)!」

「筋肉が?抱かれ方が?」


mignonne(ミニョンヌ)♪」

「お人形みたいですね」


「・・・・・・・・・・・・・」

「――――――――――――――――――――――」






【A面:大神殿正面入口から内宮に向いた動画データ】


正面にふんぞり返る将校。

その両膝に10歳前後の幼女と童女。


赤い瞳。

青い瞳。


二人のブロンドはストレートロングとウェーブロング。


肢体つきは幼く華奢だが、大人びた雰囲気。

華美な装飾そのものを纏っているような。

彼女たちこそ彼の装飾であるような。


一般的には人形のような、と評されるドレス。

好事家ならゴシック・ロリータとしか言い表せない。


誰にでも、解るオーダーメイド。


彼女たちの為に誂えた服ではない。

彼の為に設えられた彼女たち。


表情は精気に溢れ、男にしなだれかかり、完全に身を委ねたそれ。



三人目。

幼女と童女が横座りする大きく開いた膝の間。

長い耳と幻想的までに滑らかな肌と髪を耀かせた少女。

半ば隠れているからこそ、注目を集める構図。


将校の腰に向き合って肢体を預け、背なで見返る。


一般的な現代日本風の服装。

既製品、という物が存在しない異世界。

異世界そのものである風貌。

それが既製品によって強調されるよう。

高度な裁縫技術による「既製品」。


それは(地球)肢体(異世界)を合わせる意思。


ゆったりとしたラインに、たっぷりとした上着。

春物のアウターウェアは唯一の本年度デザイン。

異世界転移で止まった経済など、彼女に無関係。


彼の世界に会わせてほしい、と願ったから。

願いを叶える者(マメシバ・ハナコ)に見つかったから。


露出はなく肌は(かんばせ)、男の腰を掴む手にだけ覗く。

性差を強調しながら、性を感じさせないデザイン。

アウターの内側のマメシバギミックは隠れている。


本来なら。


だが肢体を男に押し付けながら、身をひねっている。

そのため形を変えた柔らかく大きなモノが良く目立つ。

肢体が大人なのに、どこか幼さを感じさせる緑の瞳。


感情が露になっているからだろうか。

そしてそれは、三人、だけではない。


将校の背後に五人。


艶やかな華やかな髪色。

白・朱・翠・碧・橙。

合わせたような瞳色。


魅せることに慣れた姿勢を向けながら、目の前にいる男の服を掴む。


その手に籠る強い力は、血の気が退いて白い肌にもわかる。

彼の背中に隠れながら、魅せたい相手以外にも観せる仕草。

己が価値を判りやすく示し、解って欲しい相手の力へ同化。


自覚的な宝石と言えば、判りやすいだろうが理解はされまい。




八人の少女。

壮麗な大神殿を霞ませるほどの、存在感。

彼女たちの、向き直る視線。

女が女を視る(まなこ)



――――――――――敵意――――――――――



女は女に気を許す

・・・・・・・・・・誰が言ったか、そんなこと?



花粉のざらざら感は異常!

農林水産省赦すまじ!

杉林を火炙りの薪にせん!


もとはと言えば明治維新がプロイセン型世界史上「科挙」と同等、最悪の官僚体制を日本に持ち込みやがったから

……というのはネタバレか。


さて。

花粉症と同じ症状を起こす「しんがたころなうぃるす(笑)」には更に新新型が加わって、それ何十年も前から日常的なんですがと何度も繰り返すシリーズ。


もう聞いてるから知ってる人はまた明日か明後日に本編をよろしくお願いします。







結論から言うと、花粉の中をマスクレス万歳突撃!

毎年のようにマスクするとコロナ馬鹿に見えるから!

マスクはウィルスを防ぐ機能は元々ないけど花粉はOK!


畜生(馬鹿)どものせいで帰宅後も花粉が抜けるまで大変です。

いえ、抜け切る訳ないんですが。

緊急事態宣言(嗤)終了が実現すれば20時前に帰宅可能な状態。


早く帰ったらコロナ馬鹿に見えるじゃないですか。


早く選挙しないとコロナ対策(馬鹿の狂乱)が収まらないですねぇ。

選挙が終われば次の選挙までに責任追及から逃げられますもんね。

それまで「死んだのであって殺してない」を続けるのでしょう。


馬鹿の拠所は「政府/マスコミ/御用学者がそう言っている」こと。


「無知は罪なり」なんて言いますが、そんなことは無い。

知識なんか誰からでも何処からでも得られますもの。

それが正しいかどうかは「考えれば」解ること。


正しくなければ辻褄が合いませんからね。


もちろん馬鹿も罪じゃありません。

馬鹿は害虫であって、蚤や蚊と同じく罪はありません。

もちろん蚤や蚊が殺されるのは当然ですが、悪だからではなく。


「生かすべきか殺すべきか?」それは善悪とは違うこと。


馬鹿が権力に追従する。

権力が馬鹿に流される。

大衆がそれに我慢する。


文化大革命やスターリン体制で起ったことと全く同じですね。


つまるところ

「責任を取りたくないアホ」

権力(責任)を握るかぎり馬鹿(コロナ対策)が終わらない。


紅衛兵やNKVDやSSがそうであったように。


絶対的少数者(馬鹿)っていうのは、

「認められた」

と感じるとはしゃぐんですよ。


早くワクチンキメて欲しいですねぇ。

ワクチン(プラセボ)は偽薬だけに様々な効果(妄想)を併発させている様子。

馬鹿を治す薬なんてありませんが。


という訳で、次回更新は24時間以上かかる見込み。

皆様にはよろしく創作ご協力お願いします。


「読まれる」ということが作品の肝だと思うんですよ?

ではでは。

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