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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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初手前感想戦:killing Time.

【用語】

『将棋』

:可能性のゲーム。とりあえず「組み合わせ合計で千手(先手ではない)を読むのが普通」とか言っている人は置いといて時間と空間と定義できない何かがまじりあっている感じ。実際の「駒の動き」はゲームの上澄み、人類に可視化できる部分に過ぎない。ゲームの本体は指し手の精神内奥に在り、かろうじて観客の意識の表層に伝播する。実際、解説者がいないと訳が解らないボードゲームなんかこれくらいだと思うんですが情報求む!故にゲームは千通りの筋道から二手三手程度が具現化し王手を指さずに終わるのが正常ってどんなゲームでしょうかそれはこんなゲームです。率2~3%なんてもんじゃないよねこれ。つまり将棋のゲーム全体を俯瞰できるものはおらず「千手先が見えて基本」な人ですら把握できずましてや一般人と彼らの間には距離や断絶ではなく無縁無関係無次元。とりあえずこれで博打をしようっていう人はなにが目的なんだ教えて真剣師さん。





「常に二手三手先を

・・・・・・・・・・・・また詰んだ」


「何人目ですか?」

「何回目じゃないのか?」





【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺に判らないこと(ほぼ全て)は、他の誰かに解ってる。


他人を鏡に例える人もいる。

俺が例えるなら、望遠鏡。


手に届く範囲に居るのに、手に届かない範囲を教えてくれる。


ほぼゼロ距離な二人。

二人の初めてかもしれない共同作業。

拍手で迎えてあげたい。


それを読み解く俺の見る眼は何処かの貴女に褒め称えていただくとして。


俺が持つ(No1)を視る眼。

俺には解る子ども(エルフっ娘)こころ。

俺の失敗を教えてくれました。


予想外は人数。


我が訓練教官(命綱)がいらっしゃる。

付き添いが一人?なら僥倖。

人数を絞るとは思ったけどな。


?って、誰?


一人目は判るが二人目は判らん。

一人は解るが二人は解らん。

どこのどなたがなにゆえに。


自分側の証人+抑止力+刺激しない範囲=一桁

一桁は9人まで。


No1がなんも言わないってことは、他に動き無し。

包囲している海兵隊は、距離を置いたまま、か。

すべて俺たちの間合いで片付けられそう。


二人って最小限度か。


事件が密室なら、起きなかったことにしやすい。

・・・・・・・・・・出来る、とは言わないが。


最悪の場合は殺さずに無力化させるか。

佐藤か芝ならできるよね。

俺がヤれる訳ない。


IFFだけ誤魔化して交渉中を装い、時間稼ぎか先制奇襲で脱出か。

・・・・・・・・・・・・それくらい、教官(仮想敵)も判るよな?


敢えてカードを捨てる意味

――――――――――最小被害(二人戦死迄OK)狙いなら、決裂覚悟?


あ。

それか。

教官(海兵隊下士官)、と一人を自爆させて突入してくる。


此方が海兵隊将校(神父)を隠した。

彼方が海兵隊下士官(訓練教官)を送り込む。

あら不思議、構図が初期化されました。


とかとか?


うん。

うん。


初っ端からはない、といいが、さてさて。

共同責任は無責任、ってパターンは無理。

責任問題になれば、全部、俺のせいだが。


先にやっちゃったら、殺るだろうな~たぶんな~殺らなきゃ、やるのは後になる。


ってことは、俺の選択肢が失くなったのか。

おお!さすが教官(海兵隊軍曹)、巧い手だな。


なら卓袱台(ちゃぶだい)返しは止めよう。

最初からは。


責任分散の為に邪魔をふやすか。

成功率を上げる為に責任を増やすか。


選ぶまでもないわなあ。


どちらも満たすのが理想的、はい、無理。

俺の責任逃れは、追々付け足せるんだが。


誤魔化す(裏取引する)のか?

誤魔化す(殺して爆破する)のか?


行き着く先は変わらない。


いずれにしても、少人数の方が扱いやすい。

いえいえ、判り合えると信じていますとも。


一目観られたその瞬間が、ショーの開始。


んで接近、中、なら、あと15分。

客が走って来るわけない。

互いに銃口を向けあっている間柄。


急ぐ。

突然。

不意。

全部禁止。


銃口を前に互いを刺激するからね。


No1が統制している、おねいさんず。

戦闘以外の治安維持任務も慣れた海兵隊。


そのあたりは信用していい。


計画殺人(戦闘)のプロフェッショナル。

過失致死(暴発)をやらかす訳がない。


専門家は判りやすい。

素人は解りやすい。


始末に置けないのは、セミプロ気取りの素人。

いたら殴って縛り上げるが、もちろんいない。


緩慢。

調和。

予定。

即興芝居。


正面階段の何段目にいるか、観なくてもわかる。


麓から入口まで。

入場から幕開けまで。

幕切れ予定は未定のままで。


ビルド、ステア、シェイク、ブレンド、色々。

カクテルはアドリブであってレシピは要らん。


選択肢が少なくなっても、ゼロじゃない。

選択肢が少なくなれば、判断時間も少なくて済む。


はて。

あと何か必要かな?


考えてよかった。

とりあえずエルフっ娘にご褒美。

いつもすまないねぇ。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】


あたしは彼に寄りかかる。

でも、耳は澄ましてる。


多少は、鼓動も聴いているけど、ちゃんと周りの音も聴いてるから。


いつか使ってくれるかも♪

――――――――――ちゃんと使ってよ?


使われるまでの時間つぶし。


青龍と赤龍(帝国)の違い。

ううん。

ここまで来れば差。


帝国は強さを信奉している。

青龍は強さを道具あつかい。


なら青龍に、彼にどう扱われるかしら?

――――――――――あたしだけが、役に立てる、こと。


ううん、その可能性があれば

・・・・・・・・・・変わらないか。


普段から誇らしくみられてるし。

言ってくれるとなお嬉しいのに。


いつも手で可愛がられてるし。

手で終わってるとも言うけれど。


常に気遣われていると判る。

解った上で、敢えて放置されるところまで。


でも、あたしが今より近くに居る、理由(口実)にはなるわ。


あの娘たちを押し退けて、ね。


離れても問題ない?

――――――――――まあ、あたしの肢体には、彼と繋がる青龍の魔法具(通信機)が付いているから。


どれだけ離れても、抱かれているみたいに声が聴こえるんだけど。


世界の果てでも彼の声は、聴こえる。

エルフの耳がない彼に、あたしの声が伝わる。

雷雨の中でも、龍の怒声が響いても。


それだけ。

青龍の魔法具(通信機)をもってしても、ね。


わかっていたけど一度試せば十分

・・・・・・・・・・耐えられないし。

聴こえるだけじゃ、あたしが困る。


彼が、あんまり困らないのが腹立たしい。

あたしの言葉が伝わればいい、っ訳じゃない。


匂い。

温もり。

手が伸びてこない、のは、困る。

・・・・・・・・・・手が伸ばせないんだから。


――――――――――じゃなくて!

集中。


あたしのことは、あたし以上に知っている、彼。

力を認められるのは、意外に心地がいい。


エルフの容姿や力を認められて、嬉しかったことは無いのに。


その力を今は使わない(殺さない)、って彼の態度で判る。

やる(殺る)予定がない、ってことも解る。


殺意を抱いたときには殺した後。

青龍の常だけに、判りにくいけれど。


彼のことだから、解る。

殺さない時に、耳を慣らせておかないと。

いつか使ってほしいから。


つまり、今は少し余裕があるわけで、あたしも彼も。

だから、今はささやかに、ちょっとだけ、彼にだけ

――――――――――自慢!

さて、理解している男に、どうやって伝えるべき?


あたしのことだけ、ほんの少し、余分に視てもらう方法。


????

アゥ!!!!!!!!!




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


だから俺は競馬(予想)が嫌いなんですよ。

賭けるならコインかカードだと思いませんか?

レースに賭けるもの一般が苦、ではなく嫌いです。


短時間でケリをつけないと大切な(ナンパの)時間を浪費してしまいますからね。


致し方なし。

俺は心を鎮める。


「ふゃ!!!!!!や、や、め (ない)で!まっ (ちゃ)ゃ」


ゲーム(戦い)の前には平常心が必要だ。


「ΚΤΡαγΚ∵∮∑щышъышъшхтшщшъых♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


勝つためでもある。

楽しむためでもある。


コイントスだってそうだよ?

その瞬間を見逃せない。


だから気を静めて、ワクワク感を排除。


「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


あと15分間くらいの見当。

――――――――――まだ、余裕綽々。


時間を殺すのか。

殺す時間なのか。


俺の人生に縁がないのは、暇つぶし。


大神殿(俺たち)に2人?が接近中。

No1が言うんだから、2人?で間違いない。


?って?


さてさて、?って、なにかななにかな。

今判っても、やることがあるわけがない。


15分間あれば相当進める。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】


あたしは、ほんの少し残った意識を放り絞る。

まるで自分の肢体を外側から観てるみたい。

揉みし抱く掌に、男の意思が上乗せ

――――――――――すっごく、ダメ。


彼、青龍の貴族が、布石を打ち始めた。

それを、あたし、たちに、解らせてる。

観せてるだけで何かを求めてはいない。


魅せられてる立場なんか、気にも留めないんだから!

しかも!

反応した後で愉しく弄り出すし!


あたしは必死に努めて意識した。

肢体に牽き摺られる気持ちを、心に保つため。

こんなのはじめて

・・・・・・・・・・そりゃまぁ、男ができたのが、初めてだけど。


全精力を投じないと、ぬくぬくしちゃう!!!!!!!!!!

帰ってこれなくなる?????????


それは絶対ダメだから

――――――――――カッコ悪い。


惚れた男に対してだって見栄がある。

期待に答えられなければ、それはそれで、愉しまれる。

いまよりもっと、可愛がって貰える

・・・・・・・・・・ダメだから!!!!!!!!


絶対ぜったいゼッタイに!

悦ばせたいのよ逆じゃなくて!

愉しまれたいんじゃなくて愉しませたい!


――――――――――それがダメとは言えないけれど。


あたしが二人いれば解決なのに、それはそれで自分殺しになりそうだけど、どちらかとなればこれ。


認められたい。

頼られたい。

悦ばせたい。

期待を越えたい、どうしても

――――――――――――ただただ甘えて頼って傅ずいていたいけど!!!!!!!!!!!!


我慢。

がまん。

ガマン。




夜が明けちまった……。

(ハードボイルドな感じで)

以下は毎度おなじみ。












「あなたには義務(命令/法律/政府)に従う権利など無い」

……アイヒマンを糾弾する言葉です。



いやいや。

世の中、理屈通りになるもんで。

馬鹿も含む。


「医療崩壊」は深刻です。

って言っても「コロナ対策(笑)に必要な病床が足りない」って話ではありません。


「病院に近づく患者が減った」という話。

そりゃ死ぬわ。


医療から切り離されたら、人間は簡単に死にますから。

患者から切り離されたら、医者は簡単に死にますから。

インフルエンザ感染者の「報告数」が激減した理由。


病人が死んで病院が死んで。


それコロナのせいじゃないよね。

それ病気のせいじゃないよね。

それコロナ対策(人為的行為)のせいだよね。


「殺人」とは「殺意」を持って人を殺すこと。


殺意が有ったか無かったか。

本人にすら判らないでしょう。

ましてや他人に判るもんか。


だから法治社会では「客観的な状況」で判断されます。

……日本でだけは「警察検察の調書」で判断されますが。


45口径の銃口を口に突き入れ、引き金を絞りました。

その結果、人が殺されました。


これは殺人罪を成立させるでしょうか?


引き金を絞った人間が現代日本人なら、「殺人」です。

引き金を絞った人間が縄文日本人なら、「事故」です。


ならば?

わたしは人殺しでしょうか。

……人殺しですね。


「コロナ対策で人が殺される」

予測できない現代日本人が居るでしょうか。


わたしの責任ではない!

……あんまり、多少、それなりに。

うーん、言い訳、です。


コロナ対策(嗤)を阻止できない。

ってことは。

人殺しの一味、と言われますよ。


前例通り。


「ユダヤ人虐殺に反対しました」

(とめられなかったけど)

と言って、なんの言い訳になりましょうや。


……こまった。


ドイツやオーストラリアで

「反コロナ対策デモ」

が多発する理由もわかります。


子どもに嗤われたくないわな。

「人殺し!」

って嗤ってきたんですものね。


……毎回警察が放水砲で鎮圧する理由も、パンデミック専用マスクを義務化した理由も、日常生活不可能なマスクがスルーされるのも、じつにとっても、


「らしい」


せめて情状酌量を狙いましょう。


「わたしはコロナウイルスを恐れたことはありません」

「わたしはコロナ対策に賛同したことはありません」

「わたしはコロナ騒ぎを黙認したことはありません」

「わたしはコロナ対策の邪魔をしたし、し続けます」


「あらゆる機会に殺人(コロナ対策)を妨害し続けていたし、これからも続けます」


ここに記す。



わたしが「不作為犯ではあっても、作為犯ではない」と認めてもらえたらいいな。


空きテナントから居なくなった人たち、何ヵ月もテナント募集をだし続けてる人たちに認めてもらえたら。


……絶望的か。


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