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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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他爆装置。

登場人物&設定

※必要のない方は読み飛ばしてください

※すでに描写されている範囲で簡単に記述します

※少しでも読みやすくなれば、という試みですのでご意見募集いたします



本作では一人称で描写される登場人物の固有名詞を使いません。

他の登場人物も複数ある役職名やアダナ等で呼ばれます。


文節の大半は一人称となりそれが次々と入れ替わります。

よって、以下の特徴で誰視点であるのか、ご確認ください。


・一人称部分の視点変更時には一行目を【】で区切ります。

・【語る人間の居場所/誰視点】とします。

・「誰視点か」の部分は「青龍の貴族」「魔女っ娘」など代表的な呼称(役職名やアダナ)を入れます。

・次の行、もしくは数行以内に「俺」「私」などの特徴となる一人称を入れます。


以下設定を参考に誰視点か確認いただければ幸いです。

(書き分けろ!と言われたら返す言葉もございません)




【登場人物/一人称】


『俺』

地球側呼称《司令官/閣下/大尉/大尉殿/たいちょー》

現地呼称《青龍の貴族/ご主人様/ご領主様/我が君》

?歳/男性

:地球人。国際連合軍大尉(陸上自衛隊三尉)。太守府軍政司令官。基本訓練以外は事務一筋。軍政官なのでいつも陸上自衛隊制服(常服)着用。元々訓練以外で戦闘服を着たことがない。



【登場人物/三人称】


地球側呼称《神父》

現地側呼称《道化》

?歳/男性

:合衆国海兵隊少尉。国連軍軍政監察官。カトリック神父で解放の神学を奉じる異端寄り聖職者。野戦戦闘服か制服にサングラス。ときどき咥えるコーンパイプやハバナ葉巻はネタ。異世界住民に接触する国連軍関係者は、地球産化学物質の影響を与えないために皆非喫煙者



地球側呼称《曹長》

現地側呼称《騎士長》

?歳/男性

:国際連合軍/陸上自衛隊曹長。主人公の「俺」が困ったら、困ってなくても、まず頼る相手。


主人公の「俺」は着任以後、本土の友人知人を経由して曹長の家族に贈答を欠かさない。奥さんだと遠慮されてしまうので、娘に受け取らせる戦術を多用中。そのかいあってか主人公の「俺」は娘さんとはプライベートなメールをしあう関係。娘さんに曹長、お父さんの良いところを吹き込ん間接的に曹長の機嫌をとろうとしていることは間違いない。


:一個中隊に対して一個増強小隊で対抗する方法を3,310,610文字以内で述べよ。

なお装備練度は互いに等しいものとする。



:「             」




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


大本営軍政部(俺の)発表。


海兵隊将校(神父)は、此処におりません。

だから殺し合いになったら自衛隊VS海兵隊です。

政治問題になる(する)から戦闘は避けましょう。

―――――――――――――と言って応えてくれるのは、共犯者の連帯感。

大人同士、わかってくれると知っている。


皆さん、御唱和ください。

さん、はい。


天気晴朗、世は全てことも無し。

―――――――――――――と言って応えてくれるのは、うちの娘たちだけ。

判った上で、合わせてくれると知っている。


此処までが内輪、身内の論理。


だからこそ、部外者の眼を意識せねば。

自己保身の為に共犯者を守る。

囚人のジレンマなんか、生じさせない。


神父と俺、今だけ同志的紐帯!


うちの娘たちには関係ないが。

自分だけ守るんだから気楽なもの。

もちろん努々(ゆめゆめ)手は抜かない。


我が身がかわいいもので。

―――――――――いえ、うちの娘たちも可愛いけどね。

失敗は絶対に許さない。


懐疑主義こそ軍事(科学)の基本。

だからこそ俺は神父のアドリブにケチを付ける構え。


そうこうしないでいると、曹長のプロテクターを、神父が組み上げて横たえた。


何をするかと思えば

・・・・・・・・・・案山子とは?


お客さんは正面から入ってくるだろう。

海兵隊将校(神父)を見せないようにする。


これからやってくるのは訓練教官(共犯者)+α。

全員が何事もなかったことにしたい共犯者。


だと楽だなあ。


仮に共犯者ばかりでも、部外者の視線は避けられない。

監視装置があるからな。


異世界で活動する地球人全員、異世界側協力者の少なくない人数が、監視機器を着けている。


対象者自身を中継。

対象者の周辺を中継。

対象者が見たモノを中継。


だから誤魔化す訳で。

最初に反応するのは肉眼。

次に検証されるのがデータ。


後方支援システム。

判別プログラム。

オペレーター判断。


それらが前線兵士の見逃した事物を確認。

大神殿内部(此処)共犯者以外(彼と彼ら)にどう映る?


海兵隊将校(神父)に気付くかもしれない。

政治問題回避の選択肢(海兵隊将校ごと皆殺し)に気が付かれたら?


殺ったら殺られる。

から。

殺られる前に殺れ。


抑止力が破綻する、いつものパターン。

なら、監視装置+αに、どう見せる?


隠れている神父。

――――――――――自動機銃砲架。

出迎える俺たち。

――――――――――大神殿中央。

入ってくる来客。

――――――――――大神殿正面口


ほぼ一直線。


砲架の傍らに置かれた、陸上自衛隊プロテクター。

こちら側(大神殿正面)から見やすい位置取り。

正面から入ってくる来客にはヘルメットが見える。


しかもヘルメットと一緒に神父の拳銃(ガバメント)

――――――――――軍人なら、真っ先に視る。


これで視線を稼げるな。


先進国軍隊共通装備は似たような物。

第三世代戦車の形が似てるのと同じ理屈。

同じ理論で同じ目的に特化した構造。


性能も同じく、コストだけ違う。


だからワザワザ、一見して識別しやすい特徴付けがお約束。

特に意味はないが、差分を偽装しないと国産化する理由に困る。

このあたりは、戦車もプロテクターも航空機も、みな同じ。


みんなで同じもの造って同じもの使えばいいじゃん

・・・・・・・・・・・・・泣いてる人もいるんですよ!

戦争が無い世界の軍用品は、純粋な利権だからね。


だから、プロテクター(正式装備)を案山子にしたら、自衛隊装備は自衛官に見える。


横たえられた案山子(プロテクター)は負傷兵士に見えるだろう。

それは交渉を急き立てる舞台装置。


早くしないと、自衛官(日本人)が死ぬぞ?

ってな。


その傍、銃座の影に黒く溶け込んだ神父。

目立つ案山子のせいで、気付かれにくい。


しかも、神父自身のドック・タグ(監視記録装置)がヘルメットの中。


IFFの味方表示は、そこに表示。

生死情報はUNESCOには見えない。

一見すると、負傷した自衛官だな。


眼を惹いたものの近くにある電子情報は、反射的に見るから印象に残る。


それにドック・タグ、IFFを入れれば完璧。

救援要否を確かめるため、IFFの生死信号。

簡略化してあり二択しか判らないのが好都合。


電子情報は当てにならない。

解ってる人間にとって、これほどちょろいツールは無い。

電子情報は騙しやすい。

判ってる人間相手なら、ころほどちょろいツールは無い。


ドック・タグに乾杯!


24時間肌身外せない監視記録装置(ドック・タグ)

――――――――――って、思うじゃん?


だから判ってる、だけ、の人間は簡単にひっかけられるんだよ。


ログが残ってるから。

カメラに映ってるから。

機械がそう言ってるから。


監視記録装置(ドック・タグ)の信号があるから間違いありません!


実際、不携帯で軍法会議は実例多数だ、銃殺も。

実際は、盗聴可能な範囲なら外しても構わない。

実際にみんな、風呂やトイレで外したりしてる。


考えさえすれば、判ること。


なのに誰もが試さないし考えないんだな

・・・・・・・・・・どこまでが、限界か。

あたりまえ、それは笑えないほど滑稽だ。


先入観ってのは、実に興味深い。

利用したくなるから、使わない。

故に使えるようにしておきたい。


俺は即日実験開始。

ドック・タグを押し付けられた日に。

即日なら、言い訳しやすいからな。


扱いがなれてませんでしたすいません!!!!!

――――――――――コレだよコレ。


もちろん他の奴を巻き込んで。

連帯責任は無責任、ってね。


彼/彼女がそんなことをしたんですか、大変でしたね。

――――――――――嘘は言ってない。


そもそも俺は兵站将校。

調達資料、輸送資料、配布資料。

注意書きを読めば、カタログデータ以上が判る。


そこに複数実験の結果を集めれば、憲兵隊より詳しく実践的な情報が判るわけだ。


俺だけに

――――――――――悪用されないように、ね。


だがまあ、こうなるわな。

――――――――――彼も人なり我も人なり。


誰かが何処かで俺と同じようなことを考える。

俺が知っていることは誰かが知っていること。


だから神父は、手慣れた動作。

警告が鳴らない程度に離れた。

ドック・タグの、限界値まで。


架台の陰、に滑り込んで。

こちら(正面)側から、観えるが見にくい視られない。

本人がプロテクター(案山子)の側だからこそ、目立たない。

視界に入っても気付くまい。


見えると視るのは大違い。

注意を惹けば、その周りは死角(認識外)になる。

斯くして神父の隠蔽完了。


手慣れてるな~。


後で憲兵隊の友人に、知らせておこう。

不審な事件が、生じてないか。

とある海兵隊将校の、人間関係の中で。


躊躇遅滞沈思黙考澱みのない流れるような隠蔽所作?

防犯カメラの画角に偏差に誤差に精通してる?

自分から観えて相手から視えない誘導嵌手欺瞞工作?


俺以外なら、怪しくてたまらん。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の左端/お嬢】


わたくしは当然、青龍の騎士様方を覚えておりますわ。

仕草、癖、好悪、気質、わたくしたちに向ける表情。

ご領主様(伴侶)のすべてが記憶に残る、恋に溺れる女の常。


わたくしの常日頃が影響していない、とは、申しませんけれど。


商いとは、人々を売り買いすること。

御金や品に拘るのは貧乏人。

連なり結ぶ人の間こそ我が家ですわ。


申せ、お父様の教えにして、氏族の家訓。


だから判るのです。

ご領主様の隷下にある、青龍の方々。

皆様は、役目中、誰でもなくなる。

ご領主様を恐れて、ではなくて

――――――――――そうあるべく、生まれたみたいに。


ご領主さま(青龍の貴族)には、当てはまりません。

貴族だから、でしょう。


なら?

あの道化は?

青龍の道化は?


――――――――――敢えて怪しくする者は――――――――――




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺も忘れそう。

神父は見事に隠れおおせた。

――――――――――その間30秒。


なにも不都合はないな、間違いない、のだが。


違和感を感じる。

言語化出来ないのが、俺の限界。

人と共有出来ん。


敵を欺くには味方から?


なぜだか浮かぶ格言。

――――――――――納得してしまうのは、なぜか。


神父が案山子を作った理由。

プロテクターを着なかったのは何故か。

隠れるなら、それが一番簡単なんだがな。


やりたくはない、だろうが。

男の装備を着けるんだから。

気持ちはよーく、解ります。


いや女の服を着こなす趣味はないが。

肢体の匂いは好きですが、残り香は風に載せて楽しむモノ。

その強弱で化粧の濃淡が判るが一流。


嗅いだり埋まったりは邪道です。

買うなら肢体、お間違え無きよう。


着てポーズをつける恐ろしいマッチョマンがいるという噂もあるか知らないみてない覚えてない。

※第48話<何事もなかった(大本営発表)> より


他人の装備は耐えたくない

――――――――――俺ならば、だ。


軍隊含む準軍隊(自衛隊)という悪夢のような男の園で暮らし、耐えられない訳がない。

ましてや合衆国海兵隊(マッチョメンズ)の地獄を乗り越えた歴戦の海兵隊将校が拘るものか。


・・・・・・・・・・・・・・それをまた着ける曹長には悪いことをしたと思ってます。

曹長の愛娘や奥様に、救援要請をだしておこう。


貴女たち(家族)の笑顔が戦士(曹長)の魂を浄化する!


戦地で通話は出来ないから動画/ボイス/映像メッセージ随時募集中。


通話出来ないのは、検閲の為だけどな。

リアルタイムで編集カットする人手がいない。

国際連合軍事制裁活動の検閲は全自動。


どんなシステムをつかっているかしらんが、倫理規制は無いのに国際連合批判は全カット。

前線からは送れなくとも、銃後の社会からは何でも送れるんだこれ。

オンラインでECM喰らってないのに数日かかったりするけどね。


銃後の同士たちを扇動した貴重な実験の結果である。

・・・・・・・・・・で、曹長はこれでいいとして。


ふむ。


神父の隠蔽は出来てる。

神父自体は予備戦力にできる。


プロテクターを装備させれは戦闘力はあがる。

丸腰の曹長を指揮に集中させた上で、だ。


プロテクターが案山子なら、戦力はあがる。

奇襲が決まれば、初撃だけは最大値、か。


予備兵力が増えれば、最期の手段(強行突破)に好都合。

・・・・・・・・・・やんないから、いーけど。


ならば?



―――――――俺は考えるのを止めた―――――――





敢えて書こう!

花粉症なのにマスクを出来ない辛さ!

名を惜しむ故!


コロナ対策してる(コロナ馬鹿)と思われたら末代までの恥。


……他人の目を気にしない強さがあれば楽なんですが。


というわけで、わたしのせいじゃないしコロナウィルスのせいでもなく、更新が相変わらずです。



以下、追記。


例によって例の如く。

「コロナ馬鹿の為の法律」で「営業自粛」を求められることになったとか。

……日本語おかしい。

まあ頭がおかしいから当然ですが。


なにより嗤ったのが

「非協力的な店舗の名前を公開する罰則」

「かえって客を集めてしまう」

という理由で断念されたこと。


そりゃそーだ。

コロナウィルスが誰の命にも影響しなければ、規制なんか無視するわな。


年間百万以上の病死者。

そのうち数千人程度の死体からコロナウィルスが検出されただけですもの。


「コロナウィルスが死因」と判断する方法は、もちろん無い。

……人体実験でもすれば別ですが。


余りにも平凡な症状(風邪)だから当然。

普通の感染症でも因果関係を確かめるのに何年もかかりますからね。


「コロナウィルスに感染した後に死んだ」と判断する方法は、もちろん無い。

……ウィルスにタイムスタンプが押してあれば別ですが。


余りにも無症状が多いから当然。

普通の感染症なら前後関係すら不明なら、無関係と見なされますが。


「症状が無いんですが私/貴方は病気です」

……二年前なら「心の病気」として治療されたでしょう。


発症率不明。

検査精度不明。

因果関係不明。

前後関係不明。

症状はありふれた風邪と変わらない。


医療崩壊が何年も日常化した国や世情不安が日常化した国で「多数の犠牲者が出た」と大本営発表。


どこの国々も「死体からコロナウィルスが検出された」以上のことは起きてない。もちろん同時期の他の病気とは比較しない。


……ナニが起きてるんですかね(笑)。


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