協調の発生:掴まれた藁の気持ち
【用語】
『死者の手』
:ポーカーの役。スペードとクラブ、エースとエイトのツーペアに伏せられた5枚目のカード。フルハウスだといわれているが、5枚目が伏せられているのがお約束。この手で上がろうとすると後ろから撃たれることになるので気を付けましょう。さらにゲームが部外者のせいで中断してしまうという大変なことになります。一番おしゃれな自殺方法ですが、相手がストレートフラッシュを造っていてくれないと萌えない。ハイカードならまだしもワンペアだったら死んでも死にきれないので要注意。
なおポーカーでは麻雀と違って役が全く作れなくても個々のカードの強弱で勝負がつきます。「絶対勝負ができる」ところがポーカーの特徴で、駆け引きがはかどる理由。
明日が世界の終わりなら、どうして誰かを憎めよう?
人は「希望」が在るから殺し合える。
「絶望」してしまえれば平和になる。
【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】
俺はやっても出来ない子。
ついカッとなってやりました。
反省するからTake2!
Take2の後なら反省してもいい
・・・・・・・・・・おや?
やっぱり俺ですか
――――――――――感謝を捧げたいだけの人生でした。
過去形。
助けてくれて、ありがとう!
教えてくれて、ありがとう!
働いてくれて、ありがとう!
きみやキミや君たちに、感謝します!!!!!!
コレだよコレ。
我ながら、完全な人生設計。
さすが俺。
小学生で、解ったんだから。
予定は未定で決定済み、
・・・・・・・・・・実行前。
幸せって、自分では何もしないこと、さ。
――――――――――まだだめですかそうですか。
そりゃそうだよね。
運が悪かった。
死者の手みたいに。
※死者の手:ポーカーの役。それを作ったプレイヤーをゲーム外で殺す。だだし5枚目が何のカードか諸説あり不明。なのでイラストや記章では一枚伏せた形で描かれる。
今回は。
まだ。
残念だ。
次回に御期待するとして。
俺が自分の残酷な運命を知った時。
既に皆さんご存知だ。
見られてる観られてる視られてる。
噛めば噛むほど味が出る、のが俺のセールストーク。
時々、しばしば、毎日、子どもに咬まれるけれど。
撫でれば撫でるほど突撃してくるネコと子ども。
リベンジか?
――――――――――内角危険球はピッチャーライナー。
軽い軽い。
野球で一番ベンチ入りが少ないのは、ピッチャー。
よってピッチャーを倒すのが勝利の近道。
DH制で無ければ、打席で狙う?
ナイナイ。
報復を避けるため、正々堂々打ち返す。
そんな感じ。
――――――――――故に。
ちびっ娘以上、うちの娘たちが俺を見るのは当然として。
・・・・・・・いい大人にまで見られる予定は無かった、本来は。
今はまだ。
いつの間にか口説き落とせたかと思うから、やめなさい。
三日待て。
子どもたち、よーくお聞き。
俺が観る前に視られてる。
深淵は覗きこむ前にキミを見ているのだよ?
覗きこんだときは手遅れだから、気づかないふりをしましょう。
多世界有数のナイスガイの箴言。
・・・・・・・・・・それが出来たらよかったのに
またの機会にスルースキル。
おねいさんず。
戦場を支配する力に溢れている。
―――――――――――――――――――それだけでも、大したもんなんだがな。
命令に従うボンクラじゃない。
―――――――――――――――――あえてそうなってる間抜けも多いのに。
自発的に戦える兵士の集団。
よーくわかってらっしゃるし、それを隠そうともしない正直者。
為しえたこと。
為しえること。
為すべきこと。
おねいさんず。
義務に従う人形ではなく、責任を果たそうとする人間。
縁もゆかりもない子たちの世話をするために休日返上。
今日も今日とて子どもたちを護るため完全武装で出撃。
UNESCO調査団を見かけたら、躊躇わずに銃撃戦。
よーく、解ります
――――――――――うちの娘たちの為だから。
しょうがない
――――――――――ていうか当然だよ。
そうしたい
――――――――――思えば出来る訳じゃない。
これぞまさしく、プロフェッショナル。
彼女と彼女と彼女たちとは良い酒がのめるからのもう。
下戸でも大丈夫!
味わうなら一人酒。
相手を味わうから二人酒。
二人酒の複数コンボ。
今後の予定。
酔って醒めてからが、男女の本番ですよ。
酒と女は別腹。
子どもを寝かしつけてから。
でないと乱入されるからね。
女の子は特に、最中に来る。
だからこそ、おねいさんずは辛かったろう。
いや、最中に突撃された思い出ではなく。
一生味わいたくない。
寝かしつける方法がない、絶望的焦燥感。
想像はつく、
・・・・・・・・・・からしない。
お腹に悪い。
大人だもの。
今まで守れていた。
今は、守れている。
今後もそのように。
――――――――――できる?
為せることより為すべきことを!
――――――――――どーやって、やればいい。
これから、どうする?
――――――――――回答せずにはいられない。
任せとけ!
――――――――――という以外にありえない。
大人だもの。
No1以下、彼女たちは、善い兵士。
だから、俺みたいに割り切れなかった。
のではなく、割り切ることを思いつけない。
俺がいたから子どもたちは大丈夫なんだけど。
自分たちが死んでも、子どもと友軍はちょっと。
結果として仕方なく同士討ち、は諦められる。
敢えてそうなるように仕掛けることはできない。
義理堅い彼女たちを誰が嗤えようか?
だから手詰まり、って全員が判っていたわけで。
かといって為すべきことを、諦める訳がない。
思考停止の素養がなく、従うだけの人形ではない、全員が人間。
――――――――――だから、動けなかった、動けないと思い込んでる。
そんなときに動きがあれば、希望に跳びつく。
皆さんよーく見ていらっしゃる。
俺の側に居るNo1、皆さんの指揮官。
彼女の保証が付いた最後の希望。
・・・・・・・・・溺れる者が掴む藁。
【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】
あたしたちを取り囲む青龍の女騎士団。
――――――――――――――――――――あたし、たち彼の女を中心に据えている。
元々、彼が自分の女を護るために呼んだ、女騎士たち。
青龍自体とは関係なく、彼自身が所有する女。
それを青龍自体に護らせる
彼の功績に見合う、と青龍が考えた、のよね。
まるで青龍の一員であるかのような、護りかた。
結果として青龍同士の角突き合いになるとは、青龍の女騎士団からしても予想外に決まってる。
青龍の女騎士団団長と彼の関係は判らない。
――――――――――解りたくもない。
でも彼女と彼女たちが、何をしてるか解る。
その身を、命を盾にする。
――――――――――あたし、たちの。
弦を弾いたのは彼女たち。
なら、後には退かないでしょう。
青龍の常は、行き着くところまで。
彼女たちにとって、あたし、たちは?
護るべき者?
彼を抑える人質?
男を争う仇?
彼の幕下に入った青龍の女騎士団長。
――――――――――護るべき七分、仇が三分かしら。
女が女を見る眼は判る。
【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】
俺に男として以外の利用価値を見出してしまっている彼女たち。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よーくわかります。
おねいさんずはなんだかんだと、俺のことを信用してくださっている。
俺が。
子どもを。
護れない訳がない。
――――――――――そりゃそうだ。
だから、おねいさんずは、身近なナイスガイに期待どころか感謝してくださってます。
先払いは基本。
感謝、御礼、称賛、賛美。
結果が出る前に、全力注入。
有り難うの先制攻撃。
引き受けてくれたから?
引き受けさせるために!
君にしか出来ないこと。
あるある。
俺への熱い期待に、俺が答える羽目になる。
形ばかりではなく、本当に。
応えたくはないが、やりようはある、から
――――――――――今回は。
普段はちがうからね?
いつもなら!
やり方だけ示唆。
導く側にリスクがいらないコストのみ。
一番利口な姿勢。
自発的衝動で情熱的に死地に飛び込ませられている、とは、当事者にすら気がつかせない。
自分が必要なことを他人にやらせて。
リスクをすべて背負った相手に感謝までされる。
――――――――それこそ三佐のやり口だ。
俺もそーするべきだった。
んが、合衆国海兵隊と伝があるのは、俺だけ。
――――――――――阿吽の呼吸は女とだけに留めたい。
為らぬなら、為してみようか、為せようか。
失敗をごまかすのは得意。
いえいえ、そんなにしていないはずです。
何もしないようにしてるから、失敗もしにくい。
不戦勝は最大の勝利!
実際、三佐の真似事をして、失敗したのは久しぶり。
本業以外の見様見真似なら、こんなもんかもな。
真似したい訳じゃないんです。
強権体質で旧日本陸軍は関東軍気質で我儘ドSの独裁者な三佐。
上下左右をあからさまに従わせているくせに、操るのも大得意。
それと悟らせずに暴走させ逆上させ覚悟させて、行わせしめる。
普段と真逆の繊細さは、何の力もない誰にでも可能なやり口だ。
ある種の人間が常で、自分の出来ることを全人類に求めやがる。
だがしかし三佐は部下、いや正規配属されてないから、手下に訓練はしない。
観ているうちに、アタリがつく。
つかないで居ると、居なくなる。
正解不正解は、三佐の気分で悟れるから難しくないこともない。
正解に近付くと、殺意を感じる。
不正解に近付くと、害意を感じる。
危険分子。
阻害要素。
近付くだけなら殺されない。
アタリを引くと居なくなる。
見様見真似が危険回避に役立つ、だけではない。
何も言われなくても。
三佐の威を借りなくても。
自分独りで出来るようにはなるのだけれど
――――――――――結局、それで悦ぶのは三佐だけ。
あるいはもしや、今、ここも?
・・・・・・とは言え、三佐のがっかり顔を観るために、失敗してやることはない。
だから、成功させるつもりだった、No1のコントロール。
状況把握以外やることがない、司令官の無聊。
緊張感の限界、手詰まり感の臨界。
ここは当然、気分転換をしなければならない。
手が届けば撫で転がさざるを得ない、うちの娘たちの可愛らしさ。
で、――――――――――トドメ。
一目魅せるだけで始まる必然的ドミノ倒し
・・・・・・・・・・俺の責任逃れ、いや、イザのイザのイザに備えて、俺のフリーハンドを維持するために。
んが、そうはいかずに、愛想笑い。
No1を力ずくで従えてしまった。
だから、おねいさんずも、従った。
No1の信頼を、俺が使っているからだ。
――――――――――信頼する指揮官が従うなら、自分たちも信用しよう
ゆえにだからなにがなんでも、ボールは俺の元。
ボールをインターセプトした以上、すぐにパスは出来ない。
指揮系統が別なのに、こちら側は、もはや俺の管轄範囲。
おねいさんず、軍政部隊、全部従えてしまった。
一蓮托生、呉越同舟、我が道を逝く全員で。
もはや、しくじった時にカバーしてくれる、第三勢力|《善意の仲介者》はいない。
俺がそうなる予定だったんだけどな。
予備戦力もイカサマ賽もすり替えカードも無いときた
――――――――――しくじったら、後がない。
って、何回いったっけ?
毎度おなじみ更新が遅れますよの重要なお知らせ。
やっと一年以上かかって六千人死んだとか日本の年間死亡者130万人の大半が病死なんですが、何か気になることでもあるんでしょうか不思議不思議。
赤ん坊にとっては猫が猛獣に見え、精神年齢満三歳にとっては三桁以上の数字が「たくさん」なんですね。
以下余談。
これを公言する勇気(笑)。
以下は本当に商業誌で掲載されていた文章です。
頭が悪いってすごい。
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たしかに不治の病でも致死率が著しく高い病気でもないかもしれない。しかしそれは「かかっても平気」というわけではなく、ましてや「コロナはただの風邪」などと見くびるべきではない。
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「風邪は万病のもと」
って昔から言いますよね……狂気ってすごい。
「たしかに」と「かもしれない」ですでに日本語じゃない。
「不治の病でも致死率が著しく高い病気でもない」
……風邪とどう違うのか。
日本語ができないって、いや、人類の言語体系に居ないってスゴイ。
いやもちろん上記の文章を書いているのは売文業の人です。
反語を連ねて意味を打ち消すことで「発言しながら発言しない」という高度なテクニック。
コロナ馬鹿向けのテンプレート、まさに見本的売文ですね。
何か新しきことがあるのかと目を通してしまった人間の気持ちになってほしい。
いえ、虫けらに臨むことではありませんが。
という訳で、また週末は街をいろいろ観察して回ります。
ちなみに今日の渋谷は店が閉まっているのに人出は相当でした。
みんなマスクしてる割に路上で遊んでるのね。
銀座であそぶと勝手に自粛してる奴等に妬まれるから仕方がないね。




