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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十四章「在日外国人」

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ショーダウン/Muck.

【用語】

『ショーダウン』

:ポーカーのルール。二人以上のプレイヤーが残っており、誰も賭け金の積み増し(ベット)ができなくなった場合。その時点でゲームの続行は不可能になるので残存プレイヤーが自らのカードを開示して比較、勝者を決める。


『Muck』

:勝負を降りて全部のカードを捨てること……なのだが、棄てたカードを開示しなくてもいい。ポーカーはハッタリ(駆け引き)で全部決まる(偏見)ゲームなので実際の手札を見られると大変困る。強いフリをして相手にダウン(投了)させたり、弱いフリをして相手にレイズ(倍賭け)させていたことが判ると大変に困る。勝利した時は見せないと認めてもらえないのだが負けたときは負けを宣言すればOKなので、見栄っ張りでもない限り手札を見せずに降りる(Muck)。素人のフリ、玄人のフリ、惜しくも負けたのか最初から勝ち目がなかったのか。どう思わせても構わないが、どう思わせたか知るのは大事。カードを戻す時は他の人と一緒に戻す。そのカードを確認しないのがマナー。よってそれ自体「手を伏せたままカードを捨てる」ことをMuckと呼ぶようになった。



「三佐」

「まだ生きてるわよ、アレ」

「訊いてませんが、死んでもいいんですか」

(チップ)死ぬ(賭ける)ためにあるのよ」

「死のうとしない命は賭けないチップと同じ、ですか」

「なぜ産まれてきたのやら」

「三佐がコーラとポップコーン片手に死にゆく過程を見物している間に三佐の執務を三佐の名前で処理するために産まれてきたんじゃないことは間違いありません」


《異世界大陸東部海上/国際連合海軍/海上自衛隊護衛艦隊直轄艦(艦隊旗艦)DDG-170さわかぜ/戦闘指揮所/事態発生(第532話〈幕間:夢八夜〉)から15分後》




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


味方以外の声を聴け。


――――――――――こりゃ凄い。

ナンパ男()を見ない魅力的な女(No1)

・・・・・・・・・・なるほどな。


俺は、判らんでいいことが、解ってきた。


こーいう人(No1)も居るんだな。

実利的(ナンパ)な評価を別にしても、面白い。

是非とも柔らかくしてあげたい。


彼女(No1)にとって、友軍は(俺たちも)味方なんだ?


おねいさんずの無駄なき布陣。

俺とはちがう教本通りの配置。

いや教本よりも徹底した指揮。


No1周りに護衛も伝令もいない。


おねいさんずが大神殿外周を抑えていれば、内部には俺たちしかいない。

脅威がなければ護衛はいらない。

イザとなれば俺たち(友軍)が、おねいさんずを、No1を支援するに違いない。


まるで太陽が地球の周りを廻っているかのような確信。

俺たち(軍政部隊)を監視すらせず、させてもいない。

――――――――――幼気(いたいけ)な視線は体に悪い。


俺たちをそんなに信じてくれるなんて!

・・・・・・・・・・・・・友軍は味方っていう、前提を疑うことがない純情は可哀、可愛いと想います。


おねいさんずが撃っている、No1が撃たせてるUNESCOも友軍、軍みたいなもんなんですが

・・・・・・・・・・あからさまに不審な動作をしたから敵扱いに近い。


UNESCOは軍じゃないから違和感があるし。


もしかしたら、あちらの戦闘部隊が自衛隊じゃないからかな?

被我互い、共通項の数と程度で信頼性を測る、そんなタイプ。


いやいや、決して馬鹿じゃない。

人として当たり前だ。

普通ふつーフツーとは欠陥の

・・・・・・・・・・・・・・可愛気、と表現しましょう俺としては。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】


この置いていかれた感じ。


あたしが愛する男は、命じることに慣れてない?

――――――――――ある意味で。


判るようにはしてくれる。

知りたければ知ればいい。

伝えたいことは汲み取る。


だから、あたし、たちのことは何もかも認めてもらってるんだけれど。


あたしたちに命じないのは判る。

ただ護られてるだけなんだから。

何も知らず従わずに居ればいい。


それは、あたしたち、相手だけじゃないのかもしれない。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


Knock!Knock!

彼女(No1)と俺のゼロ距離接触。


俺に気が付くNo1は、当然フルフェイスのバイザー装着。

戦闘指揮中の指揮官だからといって、常に指示を飛ばすわけがない。


それは隊付き下士官の役目だ。

増強小隊指揮官で将校の彼女は状況把握のみ。

俺と違って要所々で示唆確認。


しかし優秀な将校(No1)からは、学ぶところが多い

・・・・・・・・・・真似できるとは、いいませんが。


少数部隊だからこそ予備戦力(遊兵)を造らない。

頭いいよなソレ。

俺なんか大神殿麓に二人も残してるのに。


全然考えなかった。


大神殿正面階段下ランドクルーザーのところにね。

聖都のような友軍以外生存できない場所

・・・・・・・・・・留守番はいらなかったか。


今から考えるとね。


大神殿の中でさえ佐藤、芝の最高戦力をはじっこに置いてしまっているし。

(うちの娘)たちとの距離40mとなれば、不味い状況もあり得たよね。


たまたまそうはならずに済んで、万歳三唱

――――――――――内心で。


留守番二人は車載のM2銃機関砲で退路確保。

位置的に遅れてくる佐藤と芝は狙撃銃他重装備。

麓へ駆け下りる俺たちを、高所から支援する。


退却しなければならない時は、そうなった。


個別に潰されても本隊に敵、かな、の火力が集中しなければよし。

そういう配置になってるだけ。

指の数程度の増強分隊を分散したのはマズかったなぁ~って反省。


たまたま都合よくそうなったが使わず済んで、万歳三唱

――――――――――内心で。


いや、もしかしたら、曹長は最初から、そのつもりだったのかな?

それすら判らんし、解ることはないであろう。


一方、戦闘指揮官をこなす見本が彼女。

命令以前の段階で下士官を誘導、部隊を操るNo1の技量

・・・・・・・・・お見事。


最小の手間で最大の効果。


だから雑談、俺を構う余裕はある

――――――――――だから、相手する、わけではない。

だから是非にもかまってもらおう。


指揮に没頭中、すまんこってすが。


女にかまわせるのは、俺の得意。

・・・・・・・・っていうか、経験でどうにかなる範囲。


人生に無駄なことなんてないって、それホント。


通信は使わない。

ナンパは対面、これ絶対。

言葉で振り向く女なんかいない。


振り向いてない女を相手にするなんて、何が愉しい時間の無駄。


それに通信は操作が必要だからな。


ギャラリーに対して意図を誤魔化せない。

しかもノイズがなく、明確に記録される。

誰が誰に何をどう伝えた伝えたかった等。


人を殺すときは、ナイフや銃ではいけない。

素手か石を使うべきだ。

そうすれば自分にも他人にも言い訳が効く。


ナイフを買うなんて素人。

プロフェッショナルは、現場の包丁。

後で殺意を否定出来る様。


日常は犯罪に応用出来ない。

その逆は簡単だ。

常に水は低きに流れるもの。


外部音声は電子的に拾えるし、銃声銃炎銃煙のなかではそれが自然。

集音装置なら効力射の着弾地域に居てさえ人の声を要不要に合わせて抽出可能。


人の耳では適正と熟練が必要なスキルを大量生産。

科学に万歳!である

・・・・・・・・・・・つまり、電子化(きろく)されるリスクを、No1は知らないっと。


電子情報ほど改竄しやすく不正確な物はない。

そしてこれほど頭が悪い奴を信じさせるモノも。


盗聴(きろく)なんざ首輪(ドック・タグ)つけてりゃ今さらだ

・・・・・・・・・・って、思うじゃん?


通信と違って、外部音声は全ての音が混じるんだな。

しかも通信と違って、意図した発言とは限らない。

話したのではなく、呟いたのかもしれないよな。


しかも環境ノイズは加工しにくい。

偽造捏造創造は、そこで鑑定するくらい。

バックノイズまで加工するなら、偽証させた方が楽。


外部音声録音なら言い訳の余地はあるが、エライ人には通じない。

銃殺の理由は善悪ではなく要不要だからな。

逆にエライ人へ言い訳の余地があれば、匙加減の余地がおおきくなる。


俺のような下っぱが、常に気を配るべきこと。


子どもなら取り敢えず赦される。

大人なら取り敢えず殺される。

子どもと違う大人な配慮。


俺の、俺たちの上位者へ。


どちらが通るのかはシナリオ次第。

どちらを気に入るか?

腕と経験が問われるところなんだ。


幸いに、誰もが誰かを殺したい、訳じゃない。

俺たち(したっぱ)が殺されたら、エライ人が可哀想じゃないか。

――――――――――三佐みたいな例外もいますけど。


権力者の仕事を邪魔しない。

権力者の仕事を増やさない。

権力者へ選択肢を献上する。


だからこそ殺さないで済む選択肢を、与えて置く。


上下左右に言い訳る隙間を開けておく。

俺みたいな出来る部下をもって幸せですよね。

・・・・・・・・・・・・・・真面目一辺倒なNo1には思いも付くまい。


大好物です

――――――――――教えてあげるところまで。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】


あたしはエルフだから、彼を聴き分けて当たり前。

・・・・・・・・・・でないと自分が許せない。


彼の表情。

彼の息吹。

彼の血脈。


いつもと違う。

・・・・・・・・・・ってことは?


よくない。


あたし、たちでさえ、命じられない。

・・・・・・・・・・逆らえ、って言われたけど。

捩じ伏せられるのが、前提だけれど。


絶対に手放さない、って命令じゃないわね♪♪♪♪

永久に俺のモノ、っていうのも命令じやないし♪♪

・・・・・・・・・・悦んでる場合じゃない♪♪♪


一方的に好きにされてるだけで、ぜんぜん、命令されてない??????????


あたしたち、彼がなにを欲しているか、考えもしなかった、よね?

あたしたちは欲しいままに振る舞っていただけ、のような。

彼は、意に添わないことを受け入れる腑抜けじゃない、けど。


捩じ伏せること自体、それなりには愉しんでるでしょうね。

――――――――――彼が我慢に縁がなくて助かったわ!


でもダメ。


あたしたちは一方的に彼の望みに応えてきた

・・・・・・・・・・つもりだった、とか。


結果として悦ばれればいい?

――――――――――違う、気がするわ。

もっともっと、出来たハズ。


男と女。

感覚の違いは当たり前。

察しきれるハズがない。


女だけじゃないけど。

そうだ、あたしたちのこと、だけじゃない?




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


俺は自分と彼女の耳を突っついて、聴こえないフリ。

訝しげなNo1、その眼を見ながらジェスチャー。

直接話したがっているように、見えるだろうな。


オフラインで密談するため?


まあ、それもある。

求めるのは密談だけではないけどね。

案の定、訝しげに見るだけのNo1。

そりゃそうだけど。


耳を突く銃声が轟く戦闘中、何をしているのかという話。


通信機がイカれたとしても、No1は肉声を拾える。

No1はフェイスガードで頭部を覆っているから。

外部マイクは標準装備の高感度高性能。


砲煙弾雨の最中でも、辺りの様子を聴けるんです。


戦闘装着は、過大な音を自動的にカット。

常なる銃声や予測されうる突発的爆音。

そんなものを聴いてたら指揮が出来ない。


だからと言って通信機だけだと、必要な音を聞き逃す。


敵の接近音。

民間人の悲鳴。

通信機故障。


など等ナド。


だからこそある、フィルタリング機能。

電子的に採取した音を、ソフトウェアが選別。

必要な部分を強調したり、文字表示可。


自動判別は基本プログラムされているし、カスタマイズも可能。


普通は個人カスタムなんか、せんけどな。

兵科作戦任務環境ごとのパッケージを使う。

微妙な調整が伴う場合、特殊部隊は別に。


個人カスタムもパッケージも、あんま変わんないし。


既に聴いたことがある声、指向性がある呼び掛けは強調。

音、振動の発せられた距離や向きは計測しやすいからね。

よく聴く声と初めて聴く声では、脅威判定が異なるしな。


耳を痛めず、聞き逃さず。

ありとあらゆるノイズから護られている。

それじゃ聴こえない、(味方)の声しか聴こえない。


戦闘中では大変困る。

だから、程よく注意を曳いた後、俺はバイザーを上げた。


彼女(No1)の。




無実の証明をするお時間です。


「知ってるよ」

という方はスルーで。

「証言してやるよ」

「つきあってやらんでもない」

という方にはお礼を申し上げます。





「誇り」

というのは大切なモノです。


見栄とか自慢とか、そんな意味ですから「善い」訳がないのですが。

わたしはとても好きです。


だから馬鹿を面と向かって罵倒します。

よって馬鹿から巻き上げて嘲笑します。

そして馬鹿を馬鹿にする事に務めます。


他人のことばかり気にしているから大変で。


クソ寒いのに夜八時以降に買い物もせずに街をうろつかないといけません。

ちょっと買い物、なんて考えると「無要無急」の外出にならないかもしれませんし。

寒いときはフードを被って丸まって移動するのが常なのにできません。

顔をはっきり出しておかないとマスクをしているように見えるかもしれないですから。

これで花粉症の季節がきたらどうしようかと頭が痛いです。

命には代えられないですけどね?


馬鹿と一緒にされたら死ぬしかないじゃないですか。


特効薬がない?

……特効薬がある病気なんてどれだけあるのかと。

医療というのは対症療法で免疫反応を制御して病因を解消する手順だってのに。


欧米では死者多数?

……人体の構造に地球規模で差があるとでも思ってるのかと。

死者数の違いは病因ではなく社会環境の差で起ってるに決まってんだろーが。


命の危険がある?

……命が脅かされない生なんてあるのかと。

インフルエンザ他「危険」ではなく「死者」が何十倍の病気は何十年も前から日常ですが。


「ググレカス」というのは間違いですね。

ググれば5分で判る程度のことを「調べない」のではありません。


馬鹿には「判らない」のです。

知性が無いから。

馬鹿には「解らない」のです。

思考力が無いから。


知識を覚え込み、外部からの刺激(テストや質問)にたいして回答(解答ではなく反応)できる。

……それだけ。


それだけで国家資格だって肩書だって取れますし、社会生活も仕事もできるでしょう。

だからそれだけしてればいいんです。


だってのにはしゃぎやがって、分をわきまえないからこのありさま。

一年でどれだけ殺したんだ馬鹿どもは。


「みんなが決めたとおりにした結果なんだからだれがどんな形で殺されても、私の責任じゃありません」

と、心から信じられるんでしょうね、馬鹿だから。


という訳で「おまえ馬鹿だろ」とみられるのは命にかかわる絶対に避けないといけません。

ですからあらゆる機会に宣伝することをお許しください・。


わたしは今まで一度の例外もなく一貫してコロナ対策を拒否(馬鹿じゃない)


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