有り金ぜんぶ?ちょっと跳ねてみようか!
『通貨』
:「信用」という概念のアイコン。借りれば増えるし返せば減る。あなたの財布の中身ではなく、社会の中で。それは「景気」と呼ばれ社会を繁栄させる。史実でもありふれている。
例えば?
江戸時代元禄期。戦国時代の終焉から社会が安定し拡大。総人口が3倍、生産力も比例、しかも世界有数の資源大国である日本は、災害が頻発して復興特需が止まらない。日本史上空前の経済拡大期。ゆえに「史上最低の通貨」が蔓延した。貴金属含有率最低といわれるソレ。つまり、通貨が行き渡る為には、他に方法がなかった。金銀なんかどうでもいい。徳川幕府の信用通貨。だから、足りなければ造ればよかった。「葵の紋が入れてあれば、石でも瓦でもかまわん」と言われたくらい。
例えば?
日中戦争遥か前。満州事変からあと中華民国の日中戦争前夜。共産党は滅亡寸前。国民党政権は安定に向かい、蒋介石は対日融和を崩さない。百年ぶりの安定期……を支えた日本軍特務機関の偽札。なにを目論んだか諸説あるが、山のような中華民国通貨を密造ばら蒔き、みんなを幸せにした。建国直後、造幣局なんかないし税制も適当。財源があるかないわからない。頭を抱える英国の経済顧問を尻目に、大変高品質な「中華民国通貨」が広く末端まで浸透したのだ。実通貨量より信用創造が与えるインパクトは数十倍、数百倍以上に広がる。ローマ共和国まで遡っても、通貨供給能力は権威の源。皇帝や王を刻印した通貨なとポピュラーだろう。当時の常識である古典的経済学しか知らない英国の学者が躊躇している間に、新しいことを始める時につきものの政治的なリスクを全く負わずに蒋介石政権の信用(通貨)が広く隅々まで浸透した。それとしらずにケインズ・マネタリズム以降の経済政策を強行したのだ勝手に。そりゃ戦争勃発後、蒋介石が大陸全土を逃げ回れるわけだ。それだけの信用が行き渡っていたのだから。安定した通貨経済を取り戻すために、通貨を生み出していた日本と戦うよ!……あれ?もしこれが無ければどうなったかというのは別な作品でお見せします。
なお本編中の国際連合軍偽札作戦は……本編にて。
そーいうこと。
基本的に、国債による信用創造には限界がない。
よって「信用創造」は経済の基本概念で義務教育の範囲。
ただし聖地では異端審問官により東京拘置所送りにされる七つの大罪、その筆頭。
ゆめゆめマスコミの前で語るなかれ。
政治家なら逮捕され、民間人なら非存在(ジョージ・オーウェル著「1984年」より)扱いされます。
前回までのあらすじ。
俺たちがピクニックに行ったら、おねいさんずに銃口を向けられ、俺が俺であることを証明したら、おねいさんずにそっぽを向かれ、俺たちが放置されているうちに、おねいさんずは大神殿の外側へ発砲開始。
わけがわからないよ?
【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】
解らんが、判る。
俺でもね、一応。
目に入る範囲で。
地球人同士の戦い。
?Vsおねいさんず、そして俺たち。
数が多い順、俺たちが一番少ない。
俺たちは大神殿内部に9人。
曹長を入れてね。
戦闘員は。
盾は2人。
神父が第一、俺が第二予備。
おう!
逃げんな!
敵前逃亡は銃殺だぞ!
子どもの盾になる俺の盾になるんだから安心して死ね。
「せいしょくしゃたる我に汝とブラザーに成れと!――――――――――Ka!!!!!!!!主よ護りたまえ悪魔の誘惑から我が魂を護りたまえgolden ratio男女比5:1Exorcizamus te, omnis immundus spirituOuch!」
いつものエルフっ娘なら蹴り
――――――――――なるべく触りたくない、とかで。
靴裏が許容範囲であるらしい。
靴の裏がよく似合う奴って、いるよね。
が、今日は鋼球を指で弾いた。
・・・・・・・・・・神父の顳顬に。
今日のエルフっ娘はスカートだからな。
ロングではあるが、ボディラインが綺麗だな。
まあそれを軽く羽織って隠しているんだが。
隠しきれない部分は、俺を盾にしている。
異世界でも少数派、の中の極少数派。
富裕層の頂点たるシスターズ&Colorful。
この娘たちは露出が苦手なんだな。
家族身内頼りになる素敵なお兄さん以外に、肌を見せない。
もちろん肢体つきを誇示したりはしない。
ちびっ娘だって、シャープで綺麗。
ましてやエルフっ娘やColorful。
だからまあ、うちの娘たちの素材のよさを、俺以外もしってるわけで
――――――――――やたら裁縫上手で、乙女チックで、図々しい女。
まあ人形遊びが嫌いな女は見たことないが
・・・・・・・・・・遊ばれない子どもも、いない。
だからマメシバが、大喜び
――――――――――地球現代風スタイルを導入。
なんといいくるめたのやら。
いまもそれ。
経費ドロボウのマメシバめ。
あえて際どいサイズとデザイン。
エルフっ娘の恥じらう姿は可愛いが。
いらん苦労をさせよって。
そんなわけで、露出はゼロでも、隙が増えた。
戦闘手段が半減したエルフっ娘。
・・・・・・・・・・・・心配はなかったぜ。
エルフっ娘のワザは、地球風に言えば指弾。
おなじ物理法則で、おなじ目的に則れば、おなじ技ができるらしい。
魔法以外は同じ法則
――――――――――そこにナニかがあるらしい。
別に知らんで良いが。
俺が知るべきは盾。
静かになったが生きてる土嚢。
AA―12を支えにして立たせておく。
必要になったら撃てば起きる。
擊鉄の音に反応して起き上がり、銃口の向きに逆らって動き、硝煙の香りによって目覚め。
それと知らないエルフっ娘。
俺の方を見上げている。
俺はペタんとなったエルフっ娘の耳を立てる。
大丈夫、大丈夫。
死体だって防弾性能は生前と変わらないから。
動かない盾は不便かもしれないが、逃げないからね。
――――――――――続き。
後は民間人3名、非戦闘員5名、捕虜1名。
優先度が高い順。
守るべきものが9人。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・比率がおかしい。
だがまあ、余裕はあるな。
――――――――――優先度が高い順に考えてる。
余裕が無くなるとこうなる
・・・・・・・・・・優先度が低い順に考える。
利益確定と損切りの差。
全員助かる/護る、そんな前提は成立しない。
軍隊以外のファンタジー。
俺も将校らしくなったかな?
見せかけるだけで人生を終えないと。
エルフっ娘みたいに永生きだと大変だな。
不老不死なら、絶対いつかボロがでる。
【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の腕の中/エルフっ娘】
マメシバ卿直伝の姿勢で固まってた。
――――――――――――――――――――――――――――――ぁたしは、何度目かの自分を取り戻す。
正解だったみたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・肢体の線を、彼にだけ魅せる技ではなく。
殺しかた。
考える間もなく、肢体か動いた。
道化の戯れ言はいつものこと。
凄んで見せれば道化も退く。
一睨みですませられなかった。
馬鹿にすんじゃないわよ
――――――――――――――――――――彼を!!!!!!!
青龍の貴族が、あたしたちを、永久に独り占めしないわけがない!!!!!!!!!!!!
・・・・・・・・・・うぅん。
怒る程では、なかったかも。
タチが悪くても、本気が欠片もないことは、判った。
あたりまえのことじゃない。
青龍の道化が生きてるんだから。
――――――――――彼がまだ、殺してない。
あたしが先走るなんて、ね。
下世話な話、か。
考えただけなら、読み取れても、殺さない。
読み取られるようにしたなら、別だけど。
言葉にだしたから、つい
・・・・・・・・・・殺しそうになった。
言葉にしても、本気ではない、と示していた。
だから殺さずには、済んだ。
・・・・・・・・・・やり過ぎた、と、思う。
だめだめ。
ただ、これからも、やり過ぎないとだめなのね。
――――――――――彼、青龍の貴族が、そう思ってる。
うまく殺れるかしら?
【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】
俺は、それでいいとして。
軍政部隊と同席の方々。
おねいさんず。
増強一個小隊。
班、まあ諸外国でいう分隊が4つ、プラスαで56名。
全員普通科、あるいはそれ相当。
みんな女だけど俺より体力があります間違いない。
未確認ですが確認はこれからの課題として。
大半は此処、大神殿内部にいるみたい。
数えてないから、たぶんね。
常道なら輸送車両確保と哨戒で一桁は外にいるだろう。
大神殿が盾。
一方的に撃ちまくる。
応射はない。
・・・・・・・・・・えーのかいな。
警告抜きの警告射撃。
カツ抜きのカツ丼と言いましょうか。
それはタマゴ丼であってカツを入れたかったと伝わるまい。
相手に活を入れることになりそうで大変怖い。
警告射撃が継続すれば、それはもう警告じゃあるまい。
俺なら逃げるけどな~。
敵以外から撃たれたら逃げるけどな~。
敵から逃げると銃殺だから。
俺なら敵から逃げずに転進します。
おねいさんずの銃撃が続いてるってことは、逃げてくれない、空気よめ。
で、?な第三勢力。
第三勢力って言っていいのかどうか?
逃げてくれない相手。
おねいさんずへ撃ち返さないで戦闘中。
つまり、銃を装備してる、ってこと。
おねいさんずに撃たれてる相手がね。
つまり地球人、ってことは、NGOは非武装だから、国際連合関係者。
でなけりゃ、おねいさんずは陣地戦を選んだりしない。
おねいさんずの練度と装備で異世界人と対峙すれば?
一方的に進軍して、追い散らして、全部片付けてるな。
皆殺し。
・・・・・・・・・皆殺しにしてきた甲斐があるってもの。
地球人類は異世界に出現して以来、半年近くそうしてきた。
銃への対処方法を悟らせないために、味方以外を殺しつくしてきたのだから。
そしてこれからもそれは続く。
剣や槍で銃や法に対抗できる。
龍や魔法まである相手だから。
いつまで続かぬアドバンテージ。
それを長引かせる工夫。
今それ異世界のこと良いとして。
地球人が相手でも、相手が武装して無きゃ突っ切るよね。
陣地戦で判ること。
撃たれっぱなしの相手も、銃器で武装している。
だから撤退不可能。
近付けないようにして、さて次は?って段階。
そしてもう一つ、残念なお知らせ。
おねいさんずNo1が全周防御を命じた理由。
―――――――――――――――相手の数が、こちらより圧倒的に、多いから。
聖都で一番デカイ大神殿。
大神殿の構造上一番狭い此処でさえ、この通りひろい。
空間的に広いが、外部構造、外壁やら柱やらを加えたらビルみたいな物。
但し現代建築と違うから、その構造を支えるためにすそ野が広く作られてる。
麓から周りを取り囲めるってことは?
完全包囲でなくても、全周を攻撃/索敵手段でカバーしてるってこと。
それができるなら、一個中隊以上だな。
相手がどちらかにしかいないなら、それを牽制しつつ撤退に入るわな。
しない、できない、なら囲まれてる。
おねいさんずが撃ち続ける。
なら?
相手は銃弾を避け続けてる。
なら?
相手の練度は高い。
射界を避けられるほどに銃を熟知して動いている。
しかも、前進を諦めていない相手。
撃たれっぱなし、撃ちっぱなし、その意味もそこ。
大神殿の上と下。
勾配がキツく見通しが良い。
麓からじゃ、撃とうとするだけで良い的だ。
ら、お互いに装備は同じ様なモノ。
ってことは、相手の装備は小火器留まり。
最初からブッ込んでこないってことは、支援部隊が無いな。
在れば接近するより、火砲の来援を待つ。
あるいは、大神殿を破壊したくないのか。
おねいさんずは陣地内、高所。
相手は撃ち返したりしない。
小銃じや無駄だからな。
無駄弾を使わない相手はヤな相手。
ハロウィンですね?
マスク率を下げるためには、マスク率を下げればいい。
あたりまえですね。
「みんなが着けてる」
以外にマスク着用の理由はないわけですから。
※馬鹿は除く
率を下げるのは「全体」である必要はない。
あたりまえですね。
人間にとっての「世界」とは目に映る範囲ですから。
※虫けらは除く
締め切った部屋のなかにいる十人がマスクをしていなければ、新たに加わった一人もマスクを外します。
部屋の中の全員がお面をしていれば、言うまでもなく。
狭い範囲でマスク率が下がれば、それが見える範囲に伝播する。
多数少数ですらない、印象……その程度の話で、人が殺される訳ですが。
全体を動かす為には、一部を動かせばいい。
……というわけで、用もないのに無駄な外出を続けて幾年月。
マスク率が順調に下がり続けて嬉しい限り。
目視確認だけではなく、全体の傾向が読み取れます。
マスクなし入店拒否の張り紙が増加。
マスク着用義務化の動きも活発化。
非科学な消毒アピールも増加中。
これらはすべて、一つの傾向を示しています。
以前コロナ対策協力宣言(だったか?)のステッカーが出回り出したときに「死体が痙攣している」と嗤いましたが。
「コロナ対策を無視する人が当たり前にいる」
から、
「規制が強まる」
わけですね。
多くが隷属していれば、鞭は必要ない。
隷属は権威で、鞭は権力。
権威が崩壊すれば、権力化する。
それで支えられるはずもないのに。
いつもの……まったく、解りやすいことで(笑)。
馬鹿がやることは、いつも同じ。
お陰さまで、わたし一人(見渡す範囲)でコロナ対策を無視していた頃より、過ごしにくくなってますが。
一人で無視してた時は、誰にもなにも言われませんでしたし。
あ、言ってきた馬鹿は懇切丁寧に罵倒すれば済みましたし。
身近な馬鹿なら良いのですが、仕事で仕方なくやっている人を怒鳴る(教えてやるのがめんどくさくなってきた)のは、いささか。
まあ人殺しを駆逐するまでは、仕方ないです。
なので、渋谷にでもいきましたが。
楽しそうでした。
「家で過ごそう」と書いてある広告。
記念撮影スポットでした。
明日が本来の当日。
比較が楽しみですね。
いえ「コロナ対策の為に来るな」って、馬鹿が言ってますから。
行かなきゃ!
めんどくさい!
というわけで、まだまだ更新スケジュールが乱れます。
まったく、困ったもので。
こっちは虫けらと違って暇じゃないのに。
……義務だから仕方ないのですが。
馬鹿にしか思い付けないようなデマによる人殺しを否定しないと、末代までの恥。
いや、恥は手遅れですが、言い訳くらいはしたいのです。「わたしはユダヤ人に石を投げてない」って。
まったく、「産まれてきちゃった」馬鹿にもさっさと社会的義務を果たして欲しいものです。
では大切な事なので、もう一度。
ハロウィンですね!




