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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第十三章「未来予定図」

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プラセボ/Friend or Foe?


【用語】

『偽薬』

:処方薬を装った、薬効がない物質。心理的効果無効果を誘発するために使用される。


例えば患者に「治療薬」と称して処方。症状の中に占める精神的な部分を解消させる。病因を解消することは出来ないが、苦痛を取り除く上では効果を期待できる。これにより病因撲滅に投薬を集中可能となり、治療の有力な柱になり得る。治療方法がない患者。投薬に耐えられないない患者。投薬により悪影響しか起こらない患者。などなどに広く処方され、「プラセボ(偽薬効果)を維持するために処方箋に薬効が無いことを記載しなくてよい」と各国で法制化されている。


例えば科学的実験において、人間を含む実験対象にランダム投与。合わせて効果を確認したい薬を別な対象に投与。被験者も観測者も、ともに偽薬をあたえられたのが誰かどれか知らない状態をつくる。被験者と観測者の双方が持つ偏見。過程に必ず紛れ込む偶然。二つを排除して、客観的な実験結果を求める。こうした二重盲検法を使わない限り、データには意味がない。ただし、しばしば意味がない「似非科学的な」数字が類推すら飛ばして結論とされてしまう。科学者技術者のほぼ全てには無関係だが、馬鹿は声が大きいから仕方がないね。特に肩書がある馬鹿には馬鹿が群がるから仕方がないね。博士号を持っても、精神疾患から遠ざかるわけではないので、要注意。



味方ではないモノは撃ってよし。

敵ではないと断定出来ないモノは撃て。

安全保障理事会より別命あらば、この限りではない。

Da Capo:Rules of Engagement♪


※国際連合軍事制裁活動ならびに異世界平和創造活動における交戦規定。



これを踏まえて。


問題。

マジョリティー・リポート。


異世界。

地球上。

異世界。

――――――――――日本は異世界に来た。


在る。

無い。

有る。


・・・・・・・・・・日本が異世界に在るなら、ゲストの少女たちも有る。


国会決議で証明済み。

※日本国が異世界に在ることは、日本国最高意志決定機関である衆参両院決議で規定済み。

※零号決議については第4話〈そこにあるということ〉参照。


では。

マジョリティー・リポートがなければ?

なにを証明できる?


国際連合統治軍の将兵には、ドッグ・タグが一人一つ。


それは彼の「存在」を発信していた。

その存在は?

「在る」「無い」「有る」の在る?

「無い」「在る」「ない」の在る?


彼は「存在し続けた」のなら。

マジョリティー・リポートを、何処から得る?


異世界転移が起きた場所。

八つ、8人分のマジョリティー・リポート。

その中央点にいた、将校。


彼が間違いなく彼である。

――――――――――証明せよ。






【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


さて、準備。

俺が知ってる俺の世界。


人は惰性に流される。

止まれば止まり続ける。

動けば動き続ける。



始めたがらないし、止めたがらない。

――――――――――変化が恐ろしいからだ。


もっと良くしたい?


より良い状況を得るため動けば、今の良さを捨てることになるかもしれない。

リスクは避ける。


悪い状況から抜けたい?


耐え難い苦痛を逃れたとして、もっと悪くなれば耐えられなくなるかも。

リスクは避ける。


今を頂点と信じたい。

耐えられない苦難などない。

良くも悪くも同じ事。


そこが付け目、俺には好都合。


もちろんそんなこと、続きやしない。

本人たちがいかにしがみついても。

自然は変転し万物は流転する。


大変よろしく、俺には万々歳。


世界が変化するなら、静止に継続は世界との衝突だ。

絶対的安定は絶対的不安定。

自転してる地球の表面で静止できたら、どうなるか。


超音速で東にあるあらゆる物と衝突

・・・・・・・・・・壊れ終わるるまでは。


瞬殺。


絶え間なく、変幻自在に変わり続ける。

唯それだけが、相対的安定を得られる。

永遠の愛は絶対の悲恋を意味する戯言。

一時の愛こそ永遠に途切れようがない。


変化の結果は未確定、固定の結果は不安定。

なら選ぶべきことなど、なにもない。


だろ?


だが信じたがる人には余計なお世話。

俺もそこまで親切じゃない。


鴨がネギ背負うなら、鍋にしなくちゃ。

今がそれ。


皆が立ち止まった瞬間。


ことを起こすのは、ギャンブラーか子どもってわけ。

つまり俺が抑えておかないといけないのは、うちの娘たち。


俺が事を起こすため。




【聖都/聖都市内/中央/大神宮内/巫女の胡坐/青龍の騎士団陣形中央/青龍の貴族の右前/魔女っ娘】


わたし、ダメです。


おっきい、ご主人様の、掌に鷲掴み。

肢体が火照ってしまいます

――――――――――――――ダメダメ。


これから何方(どなた)かが、殺される、かもしれません。


あちらとこちら。

二手に分かれた青龍の騎士様たち。

虜囚の身で素敵に立たれる帝国の女騎士さま。


でも、ご主人様は、殺す気がないから大丈夫、かな?


わたし。

Colorfulさんたち。

ねえ様、ちい姉さまだって危ないかも。


まあ、わたしたちのことはいい、って、ご主人様は想われない。


だからその、あんまりその、戦場(いくさば)で女を愉しまれるのは、嬉しいですけど、どーかと、でも構われなくても困る。


(イジワル)


それどころじゃない、ハズなんです。

いえ、わたしに判ることではないですが。

ことの軽重など分を越えすぎてます。


だからといって、何も考えない訳にはいきません。


なにもかも、ご主人様に委ねてしまいたい。

・・・・・・・・・・そんな我が儘、通じません。


ご主人様は、わたし、たちを丸ごと抱えて下さいます。

與儀にすぎず、それを愉しんでもおられますけど。


ねだれば何でも与えてくださるから、おねだりできません。




【国際連合統治軍第13集積地/聖都市内/中央/大神殿(改め建築楽器)内/中央/青龍の貴族】


すぐに判るだろう。

俺みたいに子どもの相手をする機会があれば、な。


集中させることの、難しさ。

気を惹くのは簡単だけど。

通りすがりの猫並みに。


だが、すぐ飽きる。

っていうか、忘れる

通り過ぎてく猫並みに。


困難なのは、本人たちの意思で一定の状態を保つこと。

――――――――――物理的にではなく。


いやまあ放置と拘束だけじゃ済まない時も、たま~にはある。

幼い内は感覚が狭く、認識力が弱く、理解力も限られている。

だから、ひとたび集中させることができれば、危険を忘れる。


その隙に、危険を全部片付ける。

――――――――――理想的展開。


たからそう、上手く行かないんだが。

普通は力づく、踏んで掴んで縛って、安全化するまで危険から隔離。

上手くいったらいったで心配だけど。


他人に都合がいい生き物なんぞ。こわい。


俺に都合が良ければ、俺無しでどうなるよ?

誰かってのは、気が向いた時だけ、好きに構いたい。

よって独り立ちしてくれないと、困るのだ!


お互いに、代わりが効かないわけがない。

都合がつく相手と都合がいい時に、お付き合い。

人なんて無数にいるんだし、それで済む。


女。

ツレ。

子ども。


わんぱくになってたくましく生きて欲しい。


それが俺の常変らぬスタンス。

それに反する現状の必要。

それを、どーして叶えようか。


うちの娘たちに、都合よく動かないでほしい。

有事でもなけりゃ、俺がそんなことねらうもんか。

子どもを一糸乱れず注目させることができたら、この世の終わり。


いくら素直すぎるのが心配な、うちの娘たちでもそう長時間は望めまい。


具体的には3分間

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、綺麗な瞳は、健康の証。


え?

まだみてる?

俺?


偶には起こる、この世の終わり。


かつて、これほどまでに子どもの注意を引いたことがあったであろうか!

――――――――――有ったな。


あれは昭和二十年八月

・・・・・・・・・・ではなく。


最新は去年の夏。

都心部で過ごす日常。


通りすがった近所のガキに目撃される非日常。

SNSで仲間がワラワラ集まってくるホラー。


なにそれ怖いな実体験。


まあ、わかる、ところも無いわけじやない。

そりゃ知り合いが女連れなら、興味が湧く。


俺だって幼い頃、やらかしたことがある。

近所の親しい年長者のデートを追跡とか。

大人の階段を昇らせまいと大奮闘とかね。


反省しました。

自分が繰り返されると良く解ります。

基本パターンはあるが、毎回手口を変えてきます


そこは褒めてあげてもいい。

進歩が見られなきゃ人間じゃない。


人間の少なからぬ部分を否定するなって?


さておき。

前回の手口。


ラブホ街で集団補導されて、身元引受人に俺を指定するな!


あのホテルにいる、おにーさん。


そんな供述をされた警察官が爆笑してたわ!


見かけた俺を、そこまで追跡する。

制服姿の中高生が集団でラブホ街を徘徊。

いわゆる非行とは思われなかった。


そりゃ、そんな非行ねーよ。


むしろ合法非合法な経済活動に対する営業妨害ではないかと思われ。


警告はなかったようだ。


まあ、女の子集団に凄むプロフェッショナルはおらんわな。


ただ目立つからね。

そりゃ、職質されるわ。

警察官に自首して俺の邪魔。


俺の連絡先電話番号だけを、保護者扱いで全員で申告、それだけを。


ジュネーブ条約か!!!!!!!!

認識番号相当かよ!!!!!!!!

俺のツケでカツ丼!!!!!!!!

鰻丼じゃなくてよかった?????


※ジュネーブ第三条約第17条「捕虜の尋問」

各捕虜は氏名、階級及び生年月日並びに軍の番号、連隊の番号、個人番号又は登録番号(それらの番号がないときは、それに相当する事項)については答えなければならない。


言わずと知れたカツ丼の代金は、保護者負担

・・・・・・・・・・俺だ!


ジュネーブ条約は????????


※ジュネーブ第三条約第十五条〔捕虜の給養〕捕虜を抑留する国は、無償で、捕虜を給養し、及びその健康状態に必要な医療を提供しなければならない。


俺が作れば安いのに。

ガキどもにも手伝わせるのに。

地域猫、いや街の子予算でかたづくのに。


街の子?


うちの地元独特の慣習、最近の。

ガキどもの姿が増えたからな。

町内会で老人と遊んでるし。


住処不明、っーか、どうでもいいが、飲み食いの金くらい大人が出すよね。


野良猫も、猫好きの街では地域ネコ。

野良子ども、子ども好きの街では街の子。


そんなのりは、まあ、いとして。

日本国は街から溢れたガキどもを、捕虜にしてくれなかった。


だから最寄りの俺に、警察署から出頭要請。


携帯の電源いれたら、着歴通知多数。

留守録再生したら冒頭に官姓名所属。

初めてそんな体験をした時ビビった。


思わず地元防犯協会OBを呼んだくらい。


警察と懇意な利権団体の手を借りるまでもなく、全員引き取れたけどね。

爆笑話を提供したってことで、貸しも造らんですんだけど。

当事者のガキどもはふんづかまえても無反省で、帰宅後に根掘り葉掘り。


どの女といつまで付き合うかなんて相手があること俺が知るか!!!!!!!!


女の子の恋愛脳は異常。

しかも集団。

それが過去に四回あり。


毎回数時間俺のことを追跡してるんだよ、あのガキども。


帰国したら、また、やらかされるだろう。

異世界にも同じ集団が生まれようとしてる?

とりあえず俺が生きていたら、阻止絶対。


死んだあとならどーでもいいが、死なない気分でいう言葉。


きっと間に合う。

まだ間に合う。

今なら間に合う。


同じノリが電波したら?


異世界なら、警察署じやなくて国際連合軍に補導されるだろう。

防犯協会ではなく、軍事参謀委員会の三佐に連絡する羽目になる。

支払いは俺で済まずに、うちの娘たち全員がカタにとられる。


いずれ異世界大陸との交流が深化したら、日本に行ってもかまわれる。


異世界大陸からコレクトコール。


そりゃそうだ。

国際連合本部は日本列島にあるんだから。




「感染防止徹底宣言ステッカー」とやらが急速普及(笑)。


キモッ!!!!!!!!!!!


あれ?

このノリ、みたことありますよ(嗤)。

歴史の教科書で。


「日本の一番ダメな日」

を完全再現。


日本史上で最も無能な馬鹿とグズが勢いと弾みだけで帝国を滅ぼした挙げ句に条件闘争すら投げ出した馬鹿実話を自画自賛で美談に仕立てて阿呆に信じさせるのを「戦後教育」と称してる、アレ!


末期戦とは、こういうモノでしょう。

「新型コロナ対策」の末期戦(笑)。


努力は形骸化。

数字だけは増加。

飾り立てられるスローガン。


大本営発表かな?


消毒薬を無視するのが普通。

マスクは形だけ。

向かい合って談笑する人たち。


だ~~~~~~れも「コロナ対策」なんぞに取り合ってない。


今さら?


1945年のベルリン。

誰も勝利を否定出来ない。

誰も勝利を信用してない。


昭和20年の東京。

誰も勝利を否定出来ない。

誰も勝利を気にもしない。


「感染拡大防止中(根拠不明:嗤)」と大書されたステッカーだけが普及してます(嗤)。

馬鹿って……嗤われる為に産まれてきたんですね。

「欲しがりません。勝つまでは」かな(笑)。

「私は敗北主義者です:ICH BIN EIN DEFAETIST」かも(笑)。


みなさんが付けさせられてるマスクは竹槍、防空頭巾かな?


歴史的体験です(笑)。


語り継いであげてください。

わたしには出来ないので。



こんな時代に医療関係者であるのは辛いこと。

「金をやるから裸躍りで雨乞いして」と言われるようなもの。



馬鹿に言われて馬鹿の真似。


人間として耐えられますまい。

まあ世の中には「決まったことに従う」ことが快感な阿呆も馬鹿と同じくらいはいますが。


もし医療関係者で「コロナと戦う(キリッ)」と思ってるのがいたら「ミュンヒハウゼン症候群」ですね。

パンデミック映画のヒーローヒロイン投影の異常者。

コロナなら「直接的に」人が死ぬわけではないですが。

普通の患者を殺し出す前に放逐しないといけません。

……ある意味で、コロナ成果。

「新型コロナウイルスにはキチガイを顕在化させる症状」がある、と。

コロナウイルスからすれば「なにも被害を与えずに人体と共存していのに、ひどい侮辱」となりましょうが。


そんな訳で、馬鹿が始めたインフォデミックから成果を得るために「キチガイ・ウォッチ」にでかけます。


これが意外に手間がかかるのです。

やっぱり真性は少ないですから。

真似を強いられてる人たちがいっぱい。

みれば判るんですけどね?


まだまだ更新に影響しますこと、お断りいたします。


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