文化侵略（ファッション）

権力は最高の媚薬である

――――――――――――ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー

うわ～～～～～～～～～～～退くわ～～～～おっさんクサ～～～！！

ひどい？コイツのほうがひどいですよ！！

サイテーなんてもんじゃないですよ！！

生まれた瞬間に轢殺されるべきです！！！

わたしがこいつが生まれた瞬間に立ち会っていれば！！

こんなダメな子に育てなかったのに！！

司令官閣下！！これ絶対に言っちゃだめですよ！！

誰にだよ？って、そんなことわからなくていいんです！！

思ってなくて当たり前です！

言葉にして発音しちゃだめって言ってるんです！！！

刺されるじゃすみませんよ！！

目の前で喉かっきられますよ！！

目の前の女の子が喉から血を噴出してるところなんて！

想像させるな？

させてるのは閣下です！！

あの娘たちはまだ冗談が通じないんですからね！！

【太守府/港湾都市/埠頭中央/青龍の土竜の上/青龍の貴族背後】

あたしはまた止まってしまった。

頭から彼の上着を被って震えていたのに。彼、青龍の貴族があたしに触れたのだ。

「あの子達が呼んでいる」

青龍の貴族の吐息を感じた。もちろん、あたしに向けた言葉。

あの娘たちに醜態を見せるな、か。

その通り！

あたしは気合いを入れて立ち上が・・・・・・・・・・・・らない。

また、やっちゃうとこだったわ。

青龍の『きゃみそーる』ドレスは裾が短い、っていうか、ない、っていうか、気をつけないと。

あたしは土竜の上に座ったまま、被っていた青龍の上着を背中にかけた。

土竜の下から見上げる不思議そうなあの娘。

心配そうな妹分。

あたしの目に間違いなく涙の跡があるから、気づかれてる。

えーと、なんて言おう。

「貴女のご主人にいじめられていたのよ？」

頭目！

あの娘がびっくり！妹分もびっくり！！！！！！！！！！

えと、びっくりしすぎじゃない？

「すまなかったな」

と青龍の貴族。

まるでそうは思っていない声。

それはあの娘たちにも伝わる。

この話はここで終わりにしろ、ってこと。

青龍の貴族、その命令。

妹たちは喜んで従う。

彼は土竜を降りてきたまま、あの娘達を抱き上げる。

喜んで歓声を上げるままにあの娘たちを土竜の上に。

あたしのそばに。

頭目にも子供を渡す。

「休憩しろ」

Ｃｏｌｏｒｆｕｌたちに指示する青龍の貴族。

埠頭に持ち出された書台の椅子から立ち上がり、彼女たちは姿勢を正す。

一糸乱れぬ姿は歴戦の軍隊である黒旗団より、よほどそれらしい。

まあ、あいつ等は態度だけなら愚連隊だし。

「体をほぐせ・・・・・・・・・おまえたち自身の体を」

青龍の貴族、彼女たちの主人に駆け寄りかけたＣｏｌｏｒｆｕｌが止まった。

主人の雰囲気に性的なものがあるか無しか。

無い場合はまず、Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達が主人の体をほぐす、と。

まあ、愛玩奴隷として躾られていれば、そう思うわよね。

青龍の貴族からの訂正で理解した・・・・・・・・・って、Ｃｏｌｏｒｆｕｌ？

なぜ恥じらう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうきたのね。

「自分で自分の体をほぐせ」

あの娘達が腕を伸ばす仕草をＣｏｌｏｒｆｕｌに見せた。

誰が先にいくか、視線で争っていたＣｏｌｏｒｆｕｌもそれでわかった。

主人に自分の肢体をほぐされる、と思った、愛玩奴隷ってそこまで？

しかも背を向けた青龍の貴族にがっかりしてる？

それでも腕を伸ばし体をほぐし始めたＣｏｌｏｒｆｕｌ。

チラリチラリと主人、青龍の貴族の反応を見てはいるが、かなり大きく動いている。

ほぐすってより、踊っているみたい。

身についた舞踊の型が出てるのね。

仕草一つ一つが主人の不興をかわないか、自然に察する癖がついてるんだ？

体の扱い方はわかってるのね。

そう言えば、朝着いて、準備して、今は昼前、ずっと書台の前か。

愛玩奴隷として鍛えられているＣｏｌｏｒｆｕｌ。

昨日の夜は屈伸、今朝は香湯の前に館の中を走っていた。

あれが彼女たちの日常。

体は柔らかくて体力はあるけれど、同じ姿勢をずっとしたりはしないわよね。

ふたたび青龍の貴族はＣｏｌｏｒｆｕｌたちをじっと観察・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・マメシバ卿の服作りは、一見すると露出がない、でも肢体の線だけは強調するけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・そこを愛でるって程でもない？

動きを把握している？

あ、翠が痛みを感じた場所に注目。

すぐに隠すから一瞬だけど。

そうか、大人の、男が使う事を考えて作った書見台だから。

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達、少女の体に椅子が合うわけないわね。

クッションが必要、か。

頭目の家、っていうか盗賊ギルド本部の帆船なら、有りそうね。

食後に用意すればいいかな。

奴隷市場にもあったけど、頭目の家の方が早い。

青龍の貴族みたいに寝転がってもいいのに・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達が拒否したのよね。

『『『『『御命令ならば従います』』』』』

って。

まあ、はしたないから、人目があるところじゃ、嫌がるのはわかる。

いつの間にか、Ｃｏｌｏｒｆｕｌを指導するあの娘達。

女の子が人前で寝転がるって発想に、やっぱり顔をしかめていた・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・妹分達の場合は特に、彼の前でだらしない格好は出来ないわけだけど。

『服従』を仕込まれてるＣｏｌｏｒｆｕｌ。

生まれてからずっと奴隷として仕込まれていた、当然の規範。

たった一日で、拒否が出来るようになったのは、はじめて仕える彼に感化されたから、かな？

彼が『してもいい』って言い方で命令じゃなかったのもあるけど。

「はーい！みなさん！！」

え？

「常に標的の射線を把握して装備の特性を把握してください！立体的に理解すれば必ず魅せられます！」

いつの間にかマメシバ卿！

【太守府/港湾都市/埠頭中央/軍政司令部/指揮軽装甲戦闘車前】

俺の前に野生のハナコ（マメシバ：元カノ命名）三尉が現れた！

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達に指導中。

「まずは標的の選定です！大きく息を吸って―！！はい！！！目をつぶって、おなかに意識を集中して～～～！！！！」

魅せ方の授業。

「最初に思い浮かんだのは！！！！」

こっちみんな。

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達の改造制服（陸上自衛隊制服）はマメシバ三尉のお手製。

いや、三尉自身と元カノの、やたらファッショナブルな制服も、だが。

趣味でありながらプロ並みの服飾技術。

さりながら『特定の相手に狙って魅せるチラリズム』ってコンセプトはどーよ。

いや、嬉しいけど。

やっぱり困るけど。

最近はシスターズにまで手を広げ、頭目とも互いに認め合い・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まてＣｏｌｏｒｆｕｌ。

こっちで練習しない。

ドヤ顔の三尉。

何を指導しているか。

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達に制服を用意するついで（どさくさ紛れ）に、常日頃

『可愛くない！ってかダサい！税金使って兵士と国民の士気を落とす愚行！』

と陸上自衛隊女性用制服に怒りを燃やしていた、と。

俺が書類の名目を付ける機会を与えたばっかりに・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ｃｏｌｏｒｆｕｌの服が増え、元カノの制服が増え、ハナコ三尉の制服が増える。

まあ、奴隷用の薄絹しか持ってなかったＣｏｌｏｒｆｕｌには必須の人材だった。

ほんとーに出くわしてよかったと思える。

そこまでなら。

だがしかし。

しかもよーく見ると、エルフっ子のキャミソールドレスって・・・・・・・・・

・・・・・・裾を引っ張り抑えるエルフっ子・・・・・・

あ、すまん、軽装甲戦闘車の上だからね、覗こうとした訳では・・・・・・・・・いやいやいやオモイダシテナイですよ？

・・・・・・・・・やっぱりエルフっ子の服、地球風じゃないか？

魔女っ子（白）にお嬢（黒）のツインゴスロリドレス、まあ、俺のつたない知識だとそういう単語しか浮かばないだけで本当は違うのかもしれないが、これは・・・・・・・・・・

・・・・・地球の、俺の感覚で言えば古典的西洋人形風で、二人に合っていたから、単なる現地のドレスかと思っていた。

だが・・・・・・・・・・・・・・・フリルの立ち方、手触り・・・・・・・・・化学繊維、じゃないか？

一から仕立てた風ではないが、アレンジに手を加えたな？

「あ、あの、ご主人様？えと」

「ご、ご領主様、ここでは、その、でしたら、拙宅に・・・・・・・・・・・・・・・まいり・・・・・・・・・・・・ましょぅ」

異世界に日本（ハナコ）っぽいファッションが浸透してるな？

いやいいんだけどね。

それは。

経理的にどーよ？って聞いたら坊さんが『問題ありません』って言ってたから。

さすが地方公務員。

まあ、最悪、俺が辞職する方向で。

ネタ的に依頼退職は十分に可能。

理想的だな、うん。

いっそ自分で『不正経理』を告発したいくらいだが・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・今ある通信回線は全て国連軍管理下。

三佐にバレたら間違いなくもみ消される。

そして間違いなくバレる。

元カノは三佐の子飼い。

元カノ指揮下の黒旗団は軍事参謀委員会肝いり。

そして俺が三佐の直属。

あの政治将校（三佐のアダナ）が放置する訳がない。

むしろ幕僚本部辺りに流して、敵派閥を潰す材料にするだろう。

告発者（俺）を隠し三佐の醜聞に飛びつく幕僚共の炙り出し。

釣れたら『当事者（俺）』の『自発的照会を悪戯に騒ぎ立てた』と逆捩じを喰らわす。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えらく具体的だなって？

前例があって、ね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おかげで別な部署に友達作れなくなったんだよ？

俺が。

しかも、俺への制裁に『定年延長申請受理承認』とか。

うん、俺が申請可能条件を満たすと自動に発動する。

どうやってんのか知らんけど。

利用しておいて制裁ってヒドいよね？

俺は解雇されたいだけなのに！

『仕事辞めたくないな～』

って本気で言えばクビにしてくれるんだろうが・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・演技じゃダメだったよ。

今、ここ（太守府）にいるんだって、なんかの仕返しか、嫌がらせだろうな～覚えてないけど、三佐は俺が忘れた頃にやってくるしな～～ここにいると手抜き出来ないし～～～下手しなくても死ねるし～～～～はぁ。

次は何をされるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

いやいや、まずは眼前のハナコをなんとかせねば。

「Ａｔｔｅｎｔｉｏｎ！」

軽くて高い、しかも威圧感の欠片もない声なのに、腹に響くハナコ三尉の号令。

「標的視認！」

指さすな！俺かよ？

「撃つべし撃つべし撃つべし！」

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ、シスターズ、見ちゃいけません。

ってか、なんでシスターズの小さい二人は膨れっ面？拗ねてる？エルフっ子は呆れ顔。

なんかしたか？

「なさらないからです」

「ちょっと！」

頭目とエルフっ子？

とりあえず魔女っ子とお嬢をかいぐりかいぐりしながら三尉対策。

「三尉」

「はい！閣下！」

素早く敬礼。元気だね～小学生みたいなノリだが。

「ご説明します！」

お、おぅ。

「みんな～」

Ｃｏｌｏｒｆｕｌに呼びかけ。保母さんみたいだな。

「今、とっても羨ましいモノをみて～」

一斉にこっちを見たＣｏｌｏｒｆｕｌはすぐに視線を逸らした。

あーそうか一応、俺が指揮官だから、気を使ってくれてんのね。

「三尉の指示に従え」

曖昧に言うと伝わらないからな。

別に俺以外の指示に従ったからって怒りゃしない。

まあ、俺が見てりゃ止められるし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なぜ、じっと見る。

俺を。

『羨ましいモノをみて』

羨ましがられる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この子らか？

【太守府/港湾都市/埠頭中央/青龍の土竜の上/青龍の貴族背後】

あたしの目の前、喜劇？悲劇？

「撫でたいのか？」

えーと。

視線で問われたＣｏｌｏｒｆｕｌは戸惑った。

撫でられる対象のあの娘達が全力で頭をふる。

強敵になめられるのを許す娘たちじゃない。

「本人たちが嫌がってるな。もう少し仲良くなってからだ」

青龍の答えにポカーンとするＣｏｌｏｒｆｕｌ。

あたしは、スッゴく、力が抜けた。

頭目は笑いをこらえて震えている・・・・・・・・・・・・・・・・・・あたしの背中で。

盾にしないでくれる？

しかし、でも、なんでそう思うの！

Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達が羨まそうに見た、あの娘たち。

青龍の貴族に撫でられているあの娘たち。

青龍の貴族に可愛がられているのが、子供としてであれ、羨ましい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・説明がいる？

視線上の彼は、自分が羨ましがられていると判断・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・いや、いいけど。

えーと、奴隷の少女、Ｃｏｌｏｒｆｕｌ達は見た目通りの年齢、だから十代の女の子。

そんな彼女たちが、異世界から現れて世界を覆した青龍の貴族を、羨ましがる？

ナニを？

それでも気骨がある、とは言えるけど、かなり、突飛だけど、いいんだけど。

青龍の貴族、その何を羨ましがる？

青龍の貴族は、地位に力に知識に矜持、そして自由、いろいろもっているけれど。

多くの、あたしたちだけじゃなくて、はじめて青龍を見た船員や盗賊ギルドの無頼漢にまで、憧れられているけれど。

彼、青龍の貴族自身が、他人に、Ｃｏｌｏｒｆｕｌに羨ましがられると考えているモノ。

――――――――――――――――――――――――――――――あの娘たちの頭を撫でること。

・・・・・・・・・・・・・・・まあ、誰にでも許される事じゃないけれど・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・あの娘たちの髪は触り心地がいいけど・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その発想は、なに。

「はい！ほっときましょー」

マメシバ卿の言葉に、あたしたちは頷いた。心の中で。

【太守府/港湾都市/埠頭中央/軍政司令部/指揮軽装甲戦闘車前】

俺はふと生まれた空白の時間に、はるかな思いをもてあそんだ。

女はみんなリアリスト。

女の子はみんなロマンティスト。

ではこいつは何なのだろうか？？？？？

非常にバッサリと切り捨てられて、いらない子状態の俺である。

なのだが、決して落ち込んでない。

ただ猛烈に帰りたいだけで。

そんなこちらを無視して熱く語っているハナコ・マメシバ。

無視してる割に、時々、俺をつかんでくるのはなぜだ？

「服は着て終わりじゃありません！！銃と同じ、装填した後が本番！！！見られるんじゃない！！！！魅せるのです！！！！！」

だとかに大変力強く頷いたＣｏｌｏｒｆｕｌ。君たちは判ってるのか？本当に？？

俺は些かがっくりきた。

ハナコ（自称）三尉は優秀な人物だ。三尉は正式な階級であり自称ではない念のため。

実見はしていないが、野戦治療の腕は実績で判る。

衛生兵としてはそれだけで十分。

しかも気遣いが出来てしかも巧み。

それはアノ、元カノをフォローしきっているのを見ればわかる。

黒旗団を支える表看板はエルフの副団長（美少年）、インドネシア軍の叩き上げ爺さん（老マッチョ。新ジャンル？）の二枚。

だが裏を支えているのはこのマメシバ

「ハナコって呼んでください」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハナコ三尉だ。

そこまではいい。

それ以外が問題だ。

すっかり『マメシバ・ハナコ』と呼び名が決まってる。

いや、問題の中心はそこではないが。

もちろんそれは、他称（元カノ命名）と自称の組み合わせ。

キラキラネームを隠すため。

本名を呼ぶと泣く。

ガチで泣く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・苦労してんな。

「そうなんですよ！結婚しようが家を出ようが！！なにをしようが変えられない呪い！！！やらかし

たブァカが間抜けで非常識で悪意がないっていうね！！！！」

ブァカってキミの親だよね、うん。その話は重要じゃないから。

「だから、団長の旦那様には感謝しております」

おい！謂われのない感謝は歓迎するが元カノの旦那っておかしいだろ！

「だんちょーの性的なご主人様に本当に感謝です！帰国次第裁判に撃ってでて人並みの幸せ（名前）を手にするんです」

あーわかったわかった。

名前が奇抜なせいで『戦場で死にかけた』って逸話を創っとくから。

「？」

名前のデメリットを証明しないと裁判に勝てないよ。

「！」

学生時代の友人を抱き込んでおきな。

防衛医大の戦友なら抱き込みやすいだろ。

「ししょー！！！！！！！！！！」

抱きつくな！

「お任せください！司令官閣下の幸せは！この新生ハナコがプロデュース！」

こういうところが『がっくり』である。一番の問題点。むしろ唯一の問題？

世話好き何だよな～しかも自信家。

これがもうちょっと控え目なら『理想のお嫁さん』だろうに。

「まあ、そうですよね！！！！！！！！！！」

胸を張る。サイズはともかく。

「え～～～～い！この世界が変なんですから！！日本の平均以上ありますから！！！形は良いし！！！！」

口に出さなきゃもっと良いぞ。

「いや～～やっぱり～～～～～ですよね～～～～～～～～～～」

全周アピール。踊りとして成り立ってるのが凄い。

「舞踊を嗜んでアレンジしてまして」

なんちゅーハイスペック。

「惚れましたよね～～～～～～～～～～いや、わかるんですけど」

そこを治せば惚れないこともないけどね。実際、見た目も良いのだ。ドヤ顔だけど。

「いや、司令官も当たりだと思うんですよ？ただ、ハーレム属性はちょっとだいぶ論外かなって」

正直な一般論をありがとう。だが、キミ、煽ってるよね？

「恋を応援しない女の子はいません！女の子の恋は正義です！！」

ほんとーにおまえ『女の子』だな。

怖い意味で。

「恋があれば歳の差なんて！！！！ハーレム鬼畜プレイ最高じゃないてすか！！！！！わたしは嫌ですけど！！！！！焦らしてスルーして放置してお預けにして！！！！わたしは調教されるのもするのも嫌ですけど！！！！恋は多世界も人倫も種族も越えてます！！！！！！！わたしは初恋から特殊性癖に調教されるペドフィリア隷属ハーレム複数プレイは嫌ですけど」

おかしな属性をつけてるのはオマエだ！！！！！！

「ふあひゃをはらまなぃぁぃ（頬をひっぱらないで～～～）」

で、何の用だ。また、元カノが暴れたか？――――――――――その時、背後で金属音。Ｍ-１４に着剣した音。