た・か・が、人なり♪

人間にできることは、全て機械に置き換えることが出来ます。

「人間の動き」をということではありませんよ。

人間の結果を、という意味です。

直立二足歩行。

四肢五指操作。

知性

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この辺りは、おおおいに誤解されている概念ですが。

Ａ・Ｉ、Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅというのは詐欺師の無知無学が好むキャッチコピーとなり果てました。

まあ「知性/知能」という概念を調べようともしないから、Ａ・Ｉなどとほざけるのでしょうが。

「Ａ・Ｉ」と言うか言わないかで馬鹿を見分ける便利な言葉です。

今後百年は実現不可能ですし、造る必要もありません。

なぜ、そんなモノが必要ですか？

決まり切った順番で、決まり切った動作を、繰り返すだけなのに。

知性も思考も全く必要ありません。

経験すら数値化して保存が可能であり、物理法則が変わらない限り再計算可能です。

もちろんこれは、軍事に限った話ではありませんが。

このジャンルが一番進展している、ことは確かです。

人が集まらない不人気業界ですからね。

人間の代わりが必要なわけで。

しかも利益を生み出す必要が無い、あるいは明示しなくていいい、その辺りで経済というファンタジーから解放されています。

だからこそ、現実的に解釈できるのですが。

例えば、刀。

これは一番複雑な例かも知れません。

刀を持ち、振るい、斬る。

一連の動作に二本脚が必要でしょうか？

五本指が要りますか？

知性など、どこに介在しておりますか？

必要なのは力と支点と作用点。

パターン化された重心移動の手順だけ。

判断も思慮も必要ありません。

銃ならもっと簡単です。

航空機や車両、火砲なら理想的ですね。

人体というのは汎用性を究極化した結果、その９割方が無用と化したシステム。

兵器開発史によくあるように、全ての状況に何でも対応できるとは失敗の典型。

単機能に特化したシステムに対し能力で及ばず、効率に置いては論外以前です。

人間に求める結果を機械化する場合、人間の動作を模倣する意味はありません。

むしろ参考にする価値すらない、といえるでしょう。

考慮し求めるべきは、機械が代行すべき「結果」です。

銃弾を命中させるために必要なのは人体じゃありません。

戦闘に必要なのは兵士じゃありません。

むしろ人間、兵士は不要と言っても過言ではありません。

訓練とは不安定な人体を機械化するための過程です。

故にこそ訓練で賄えることは全て機械化が可能です。

特に戦闘の最終段階は一番プロセスが少ないのです。

殺す。

壊す。

それが戦闘の目的。

照準を付けるのではなく、計算する。

銃を構える、のではなく、固定する。

引き金を絞るのではなく、起動する。

３セクト３ステップで対応可能。

人間が人間を殺す過程を残そうとしているのは、人間自身の嗜好だけです。

向後５０年を考えるならば、軍隊に必要なのは将校以上と整備兵になるでしょう。

戦場という単純な世界とちがい、ユニット化してなお後方支援は人手に頼っていますから。

整備。

給弾。

設置。

このあたりは機械化できていません。

撃つ。

壊す。

殺す。

このあたりの単純作業が限度でして。

いまのところは。

指導者が戦争目的を考え、将校が作戦目標を考え、機械がそれを実行し、整備兵が機械を前線に送り出す。

当面は、このようなカタチです。

《東京都千代田区永田町１丁目７番１号/参議院分館第七委員会室/参議院国家基本政策委員会（秘密会）》

【聖都/聖都市内/中央/大神宮正面階段/青龍の貴族の右前/魔女っ娘】

ご主人様に求められること、望まれること、委ねられたこと

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わたしは、必要なことを思い出します。

先の太守さんたちが身に付けていた、剣、外套、手槍

――――――――――飾り気が、無かったですね？

竜の意匠は皆さん共通。

ただ柄先や襟元に、申し訳程度。

いえ、誂えは立派だったのですが。

あまり気にしていなかった、ような？

飾り付けに気を配らないのは、男性だから、でしょうか？

そういえば、帝国に属する女の人は、いなかったかな？

先の太守さん、その女家族は、あまり表に出てきませんでしたね。

奥方もやっぱり、いらっしゃいのは確かでも、姿を見たことがありません。

お嬢様もいたはずなのに、噂さえ聞かなかったような気がします。

だから、かな？

装飾が単調でした。

太守さんや家臣さんたちは、竜に加えて家紋。

太守付き、つまりは帝国直轄の人たちは、龍だけ。

竜や龍は、外套や槍。

襟章や飾りに。

家紋は剣や内襟元。

釦や鞘に。

帝国である。

まず、それを誇示。

そして氏族を示す

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帝国の倣い、ですよね、多分。

ならなぜ？

帝国女騎士さんは違うのでしょう？

【国際連合統治軍第１３集積地/聖都市内/中央/大神殿正面階段途中/青龍の貴族】

で、異世界美術品鑑賞。

現物は大規模物流拠点、出島の、えーと、４にある。

美術品かそれに準ずる現物はそこ一カ所に集結。

管理上の都合で、分散保管が出来ないのだ

日本中から集めても、美術品管理補修の専門家が少ないから。

地球と異世界の差が、美術品管理にもあるかもしれんし。

それを探りつつ、鑑賞しながら、試しつつ分析し、保管。

国際連合が接収したのは、美術品としてじゃないけどね。

あくまで作戦資料となるモノだけを保管しているから、聖都の絵はそこだな。

資料的価値が無い、単なる美術品はデータ化して国際連合アーカイブズに収納。

異世界の愛好家が保存して置いてくれるなら、俺たち地球人には関係ない。

持ち主が帝国関係者とか、保管のあてがなければ仕方ないから保管するけれど。

殆どの美術品は、発見地最寄りの異世界住民に預かって頂いている。

美術品愛好家、かつ技術がある相手限定。

皆さん協力的で、国際連合軍に、にじりよってくる。

地球人を恐れぬ、極めて例外的な方々で。

国際連合軍に寄ってくる。

しかもしばしば喚んでない。

つまりは命なんかに関心がない。

俺たち国際連合によって大混乱中の異世界。

その最中で美術品の匂いを嗅ぎ分けて来る。

つまりは耳も手も長いプロフェッショナル。

美術品の為なら何を投げ打っても良い、しかも投げ打つモノを持ち、実際に投げ出した。

美術品を委ねるに、これほど相応しい相手はいないだろう。

いやー出会いに恵まれてますよ。

国際連合の侵略は異世界住民の理解と献身に支えられております。

んで、データ化された美術品は、国際連合アーカイブズ全般同様。

日本中の暇人一億人が、おもちゃにしております。

失業率５０％、実労働２０％以下。

殆どの日本人、は暇人です。

異世界情報は入れ食い。

一億人の生体コンピューター。

Ａ・Ｉという言葉は詐欺師のたわごとに過ぎない。

物を知らない阿保がモノを知らないアホを騙すために造ったブランド。

それこそ高速通信回線の国際規格４Ｇが、実現できなかった結果、商品名にされたように。

次は５Ｇとかいう商品名がささやかれているそうな。

バカモノホイホイ。

金を持ち寄った法人個人に、御役人様のお小遣いで。

要は、あれよアレ。

いちごのしょーとけーき。

と書いてあるから注文したら、乾パンが出た様な。

それでも代金は取られるし返品不可。

いちごのしょーとけーき：商品名。

だから嘘はついていません。

どーせお前なんか、バカだから区別付かねーんだろ？

勘違いして確かめなかった注文者が悪い、的な開きなおり。

４Ｇ商品（規格/技術名には在らず）なんぞ、姑息に３．９Ｇとか言い張っていたくらい。

小数点以下は何なんだ？

はい、気分です。

消費者ではなく、開発者でもなく、販売者の、ね。

それは詐欺で粉飾で偽装ですが、それを言わないお約束。

終わってんな～。

そりゃ実質、回線速度だけあげても利便性は上がらんけどさ。

それを承知で技術革新を喧伝しておいて、諦めて開き直るってね。

どーせお前なんか、ビスケットとケーキの区別なんか、付かねーんだろ？

ってさ。

まあ、それを受け入れてる時点で乾パンとの区別すらついてないってことだけど。

Ａ・Ｉもおなじよ同じ。

Ａ・Ｉと名付けられた映画もあったが、あれも技術論からいえば失笑もの。

Ａ・Ｉと名付けられた商品に至っては、乾パンレベルの差じゃない。

人工も知能も、かすりもしていない、概念以前に全く別のモノ。

よくあるよくある。

技術っぽいネーミングで、理系コンプレックスのオッサンオバサンをひっかけて、無駄金を使わせたあげく願望準拠デタラメの推計値で利益が出ているように言い抜けて、丸め込む。

それが通じるから、凄い。

つまるところ、それだけ豊かな社会、ってことなんだが。

今までは、な。

異世界転移前、２１世紀に流行ったその類は、どーも詐欺で終わらないような気がしていたのは、俺だけか？

俺だけですかそうですか。

なんか、技術開発が、開発しようという意思、いや発想が衰退していた感じがすんだよね。

日本だけならまだいい。

一国のことなら、割り切れる。

それが先進国、全人類嘘通だったような。

まあリセットされたが。

異世界転移で。

結果的に。

異世界という餌。

国際連合の非公式ネットワーク。

それにカモられてる日本人。

単純通信で無限生成される知識。

経済活動停止で有り余った時間と通信回線。

技術的に人工知能と言うならば、単純にインターネット掲示板を経由した一億人の集合知こそ、その概念にふさわしい。

それが生み出した、情報ではなく知識医でもなく、知性が即時戦場で追試を繰り返される。

基礎的な知識があり。

経験にともなう知恵があり。

何もなくても確かめる当てがある。

ほうっておけば、たかが惑星一つの分類も解説も、瞬く間に終わるだろう。

いわゆる一つのＷｉｋｉｐｅｄｉａ？

下手な小説より面白く、ながら読みに最適。

俺は食欲が増えます。

昔っから食事の御伴にＷｉｋｉｐｅｄｉａ！

子どもが同席して無い時だけな。

最近はシスターズ＆Ｃｏｌｏｒｆｕｌ、日本だと近所や拾ったガキ。

爺婆相手なら無視だが。

もちろん当然当たり前に、食事中に会話などしない。

会食なら多少は手間をかける。

味わいに会話は邪魔。

読書ならともかく、音楽も不要。

聴覚は味覚と処理領域が同じなのだ。

会話の弾む食卓って、酒席じゃなかったら餌場だよな。

Ｗｉｋｉｐｅｄｉａは内容に間違いが多いのも、ご愛嬌。

字幕を笑うのも、映画のたしなみ

――――――――――んな、感じ。