天の網/Ring Back Tone.
『ロイズ/Lloyd’s』
:創業250年を超えるロンドンの老舗コーヒー・ハウス。最高級にしてこだわりの豆をブレンドし、世界中から集まった船乗りたちを唸らせる。客同士のちょっとした娯楽として、賭けを愉しむ習慣があり最初は主に船舶を駆けの対象とした。純粋な賭けを愉しむ紳士の社交場として現代にいたり、「ネッシーがいるかいないか?」から「誰が賭けに勝つのか?」までありとあらゆる賭けが成り立っている。
・・・・・・・・・・・・・異世界転移後にロイズ・ジャパンを作る企画は在ったが、ほどなく方針転換。異世界大陸は国連物流拠点「出島3」に再建された。
僕は冒険商人だ。
生まれた時は。
そして、今は。
今でこそ、見る陰もない船乗りども。
十年前までは、こんな有り様ではなかった。
――――――――――皆が、良くも悪くも、冒険商人だった。
冒険商人。
蔑みを込めて呼ばれる。
胸を張って名乗る。
一獲千金を目論む博徒。
世界を買い占める征服者。
海洋交易には危険が伴う。
陸の商人であれば考えられないほどの危険。
代々重ねてきた資産に信用を一夜ですべて失う危険。
己の命や、役に立つ配下、組むに値する仲間の命を失う危険。
万が一。
それしか考えなくていい、陸の生活とは違う。
嵐、座礁、海獣。
見知らぬ街、見知らぬ習慣、見知らぬ風土。
難破して、殺し合い、病にかかる。
見知らぬ品の値打ちを見誤れば、命はあっても商人として死ぬ。
だが、失敗しなければ?
成功しなくとも、しくじらないだけで、利幅は大きい。
それは海をいくからこそ。
遥かに遠くに、遥かに多く、行って、運べる。
有る場所から、無い場所へ。
融通しあえない程に、距離が遠ければ遠い程に、値はあがる。
一つ一つの値が上がり、一つ二つと増え続ければ
――――――――――――――――――――その利益の大きさが、判ろうというもの。
船を五隻だし、一隻戻ればいい。
それだけで十分な利益が出る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・五隻かえってこないことは、ある、のではなく
――――――――――珍しくなかったない、のだが。
それもまたよし。
帰らない船が難破したと誰に言えよう。商売を続けながら、船すら売って船を買い換え、世界の果てに向かっている。
――――――――――――――――――――違うといえるか?
それは日常の延長として、可能なのだ。
故にこそ冒険商人。
大きな船とより大きな海。
大きな危険ともっと大きな利益。
大きな可能性の果てなき大きな世界。
だから港では皆が茶屋に集い、船が帰るか帰らぬか、賭ける。
船主は自分の船に。
船乗りは他人の船に。
船がそこにあったら賭けにならない。
誰もが茶を楽しみながら
――――――――――――――――――――そんな時代があった。
今となっては、酒場しかない。
港にあふれる、薄汚い酒場。
賭などやらずに博打にはしる。
賭けならば頭をはっきりさせないとならない。
よく見てよく聴きよく知る為に。
酒に酔えず、女で紛らせ、博打に酔って、薬に沈む。
――――――――――船乗りの、典型というところか。
忘れる為だ。
見ざる聴かざる知らぬフリ。
いつしか――――――――――
いや、帝国の支配が始まって以後か。
帝国による征服。
僕ら船主は安定した立場になった。
帝国が最悪の客であり、最高の雇用主だったからだ。
冒険など必要ない。
決まった航路に決まった貨物。
命に従い、安全に、確実に
――――――――――――――――――――報酬も悪くない。
帝国は海に興味がない。
塩が採れるのは浜であり、税を穫れるのは港だ。
だが、船の価値は知っていた。
彼らなりに、だが。
帝国にとって、船とは兵糧を運ぶ、浮かぶ荷車でしかない。
海は河より使い道が少ない街道というとこころ。
だから帝国は、海賊を根絶やしにした。
糧道を守る、戦の常道に従っているだけ。
陸戦最強の帝国軍には容易いこと。
海賊ほど陸にしがみつくやからもない。何が手にはいるか、いつ手に入るかわからない裏稼業。
略奪品を長く抱えては置けない。
アシがつく前に売らなければならない。
かといって略奪品を港に持ち込めば、殺される。
だから陸地に拠点を設け、陸路に紛れ込んでから獲物を売りさばく。
そんなことができる、しやすい場所は限られている。
浚渫工事もままならない以上、天然の良港でなくてはならない。それなりに広くなくては荷卸しに困る。
しかも漁師などが入り込まない、漁礁から離れた場所。で、主要航路に近く
・・・・・・・・・・・・・・・当然、条件に合う場所は少なく、拠点を自由には造れない。
しょせんは、海賊。
たかだか腐肉漁りにすぎない。
無数の港を自由に行き来する冒険商人とは違う。
だから帝国軍に陸側から攻められ、空から探し出され、海賊は狩り尽くされた。
そして帝国は天候把握に長けている。
建国以来、途切れることの無い戦争の果てに身にしみた性質。航海の季節になれば、竜騎兵を飛ばして嵐や波を確かめる。
航海の安全性は飛躍的に高まった。
両方とも沿岸線をすべて掌握した帝国にとっては、容易いこと。
その結果が莫大な税であれば、僕らは歓迎しただろう。
大きな利益に対価を払う。
それは望ましい関係だからだ。
――――――――――もちろん、そうではなかった。
帝国が守っているのは航路じゃない
――――――――――糧道だ。
帝国は命じた。
領土にいる、つまり世界中の、船主たちに。
毎年、毎月、毎日。
指定の積み荷を指定の港から指定の航路を通って運べ。それは数年先まで決められていて、毎年更新されていく。
それを実現する為の、手配りすら決められた。
船の建造に補修、船長や航海士の融通から船員の強制徴募まで。従う限り、帝国の命を守る為ならば、金も便宜も下げ渡される。
――――――――――もはや僕らは商人ではない。
役人の、雇われ人のようなものだった。
帝国から常に役割をあてがわれる。
帝国から相応の報酬を与えられる。
帝国からの補助を受ける為に、小狡く立ち回る。
幾らでも集められ、足りなければさらわれてくる人手。幾らでも換えがあるから、次々と振るい落とせばすむ。
残った中から、まあまあな連中は船に乗せる。
平均以下なら港街に放り出す。
そいつらの大半は、死ぬまで最底辺の人足だ。
船は帝国の補助を受けられる規格品ばかりとなる。
決まった形、決まった機能、決まった海と港でしか使えない船。船大工も、若ければ若いほど、決まりきった手順しか知らなくなる。
そして船主に交易商人は、帳簿付けしかやらなくなる。
いや、帳簿は手代や番頭が付ける。
だから、確認するだけか。
帝国に任せて委ねて、自分の小さな領分だけを案じて、安楽に暮らす。港に溢れるのは、書付屋と日雇いと酒場だけだ。
それが先月までの、僕らだった。
【太守領西部/西の山/その麓で一番風光明媚な隠しスポット/青龍の貴族の背後】
あたしは青龍の貴族、その答えも気になっていた。
ドワーフたちは、どうなったのか?
この邦も、ドワーフたちも、どうでもいい。けれど、気にならない訳じゃない。
――――――――――あの娘が心配しているから。
でも、どうでも良くないコトが、もう一つ。
あたしは、さっき捕まえた密偵の喉に、刃先を向けたまま。
最初から、あたしたち、つまりは青龍の貴族を追ってきていた。太守府から飛竜に載せられた、あたしたち。
追ってこれたわけがないから密偵は西の山、その麓で待ち伏せていたのでしょうね。
待ち伏せる場所を知るのは簡単。
青龍の貴族が、正式に山を訪ねるなら、麓の入り口にこないわけがない。
そして、あたしたちがやってきてドワーフの戦士長が怒鳴り始めた時。
その時に、こちらを窺っていた。
その後、あたしたちがお弁当にしている時も。
ドワーフの戦士長たちが立ち去る時も。
西の山々、その緑に合わせた色に染めた外套を被って、息を潜めていた男たち。ここまで露骨に動いていれば、あたしじゃなくても密偵だと思うでしょう?
正直に言えば、かなり有能だとは、思う。
ただ、あたしはエルフだから、森の中でならどんな些細な動きにも気がつけた。マメシバ卿は、使い魔の目で、密偵の体温を見ていたらしい。
ソレを知らされてなお、青龍の貴族、青龍の女将軍は無視してたけど、ね。
あたしたちが場所を変える時に、振り切ってもよかったかも、とは思う。あたしたちは青龍の飛竜に載るのだから、ついてこれる訳がないし。
ただ、あたしは気になっていた。
そして、より気になり始めた。
だから、捕まえたのだけれど。
離れて、伝書鳥を飛ばそうとしていたから。
【太守領中央/太守府/王城/参事会五大家に割り当てられた塔の一つ】
僕の執務室に入って来たのは、青龍の少女。
見た目より年かさだと本人は言うのだが、自分から年齢を言わない。
「失礼します」
「いえいえ」
彼女は、史家らしい。
まあ、征途に史家を随伴させて、事績を残させる事例はいくらでもある。ただ、それをするのは、王侯か大貴族。
・・・・・・・・・・・青龍の貴族、その階級が察せられるというモノだ。
物腰が柔らかく、常に丁寧な態度。
だれに対しても、常に同じ態度。
青龍の貴族に通じる、態度。
青龍特有の、平等性。
傲然と睥睨する青龍の貴族。
愛想よく見まわす青龍の史家。
下男も参事も、青龍から見れば等しいのだろう。
違いを知ってはいるが、その本質は同じ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・足元の虫を見下ろすような視線。
誰もが、等しく、価値がない。
だからこそ、思う。
僕を認めさせてやる。
だからこそ、心地よい。
時折見せる、意外そうな視線が。
だからこそ、恐ろしい。
常に見下ろしてくる、期待した眼が。
「お気になさいますな、史家様」
僕はそんなことをおくびにも出さずに、立ち上がる。
以前、小走に歩み寄り一礼した。
平伏しようとして、魔女に止められたことがあるからだ。ご主人様は無駄がお嫌いです、とかなんとか。ソレはよくわかった。
僕だって、甲板や店先で、いちいち地に伏せられたらイラつく。その都度、蹴り上げて引きずり起こして、命じるのは手間なんてものじゃない。
だから、今となっては太守府の人間が平伏することはない。
平伏するのは初見の者だけだ。
領民は、黙ってうつむく。
見ても、殺されるどころか無視されるだけだが
・・・・・・・・・・・・・・・・・見上げるのは勇気が必要だ。
チラチラとみるのは主に女子供。
恐ろしいものと憧れが被るのは、どちらにとってもおなじだろう。
僕らのような偽りに慣れた男以外は、正視したりはしない。チラリと見る事すら避けるのが、普通の男どもだ。
生きとし生ける者たちが抱く、死の恐怖は、もちろんある。だが、その恐怖を、自ら招きかねないから見ない。
・・・・・・・・・・・・・・・青龍の貴族、その周りには男の眼の毒になる姿が多いからな。
エルフの艶やかさ。
ハーフエルフの妖艶さ。
人形めいた精緻な美術品、魔女。
鮮やかに飾り立てられた、お嬢様。
凄絶な恐怖と色香が渾沌を生み出す、青龍の女将軍。
そして最近加わった、青龍の後宮使えの女たち。
あえて男を暴発させようとするような、衣装と仕草をする時がある。基本的には後宮の中だけで、外に出るときは比較的おとなしくなっているのが助かるが。
もっとも僕はアレが苦手だ
・・・・・・・・・・・・・男を値踏みする視線は、獣に見据えられているような気がする。
男たちが青龍の貴族から目をそらす理由が判ろうというモノ。色目を使ったと思われるのを恐れているし、男なら恐怖で欲目を抑える自信などあるまい。
・・・・・・・・・・・・・・・陰で、艶聞として定着してはいる。
青龍の貴族、その耳に入れるかどうか、参事会として未だに結論が出ない。取り締まって防げるようなものではないが、防げないなら、と邦を滅ぼされても困る。
領民はそれとして、参事会や王城勤めの者たちは礼を示せば事足りる。まあ、これまでそれで殺された者がいないから大丈夫だろうという、経験則。
下男下女は身をかがめて平身低頭。
メイド執事は深く一礼。
参事以上は一礼のみ。
出会いがしらなら、礼のみにて。呼ばれたり訪れられた時は、素早く駆け寄る。もちろん、手が届かない範囲に、だ。
だが、史家はそれすら忌避する。
面倒なことに。
普段通りにしろという。
つまりは僕らという虫を観察したいということなのだろう。
故に僕は、普通の客に対するように立ち上がって迎えた。
バカ女は寝椅子に身をゆだねて、青龍の史家に手を振っている。
・・・・・・・・・・・・・あとで、縛って、吊るして、泣かしてやる
鍛冶工房ギルドの連中は、バカ女と僕を見比べて、座ったまま深く礼。
寝てるようにしか見えんぞ。
「ここは寝室ではなく、ここは御領主様の城です」
故に青龍が、どこに立ち入ろうと失礼も何もない。
元々、参事会が王城に引き入れられたその日から、暗黙の了解。
青龍の側、青龍自身と王城付の使用人たちは、何処へでも出入り自由。僕ら五大家の者たちが出入り出来るのは、それぞれの部屋と参事会共有の部屋回廊のみ。
まあ実際、青龍は五大家当主の部屋になど、興味は持たない。王城付きメイドたちを出入りさせればそれで事足りる、と思っているのだろう。
直接に訪れるのは、青龍の史家だけ。
しかも性分なのか、毎回、断ってから部屋に入る。それは必要ありませんよ、と伝えても、やっぱり断りはいれる。
性分なのか、史家としての習慣なのか。
興味は尽きない、な。
今回は断りが事後になった。
つまり前触れが間に合わぬほどに、いきなり来るのは初めてだが。
「これを」
しかも、青龍の道具を渡された。
史家が僕に差し出した品。
二つ折りを開いた、板のような棒のような。
身振りで耳に当てろと示される。
開いた板の先端を、か?
反対端は口元に?
『あ、え、き、聞こえてますか』
えらく腹が立ったのは確かだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・報酬は取り消し。
うちで一番、腕が立つ密偵の声。
何故だか板のような箱のようなものから聞こえる。こいつは西の山に行っているはずなのだが。どこで何をしでかしたらこんなことになる。
僕は周りを見回すが、それらしい姿は見えない。
『若旦那?』
さて、何が起きている?
僕の耳に響く、よく知る声。
本来、ここに居るはずがない。
ならば?
別な場所と声をやりとりする魔法ならば、知ってはいる。
そうは見えないが、この板は水晶球のようなものか?
「聴こえている」
聞きたいことはいくらでもあるが、まず、僕から聞かせる訳にはいかない。青龍の史家だけじゃなく、バカ女や鍛冶工房ギルドの連中まで注目している。幸いにして、密偵の声が周りに響くほどではないが。
青龍には筒抜け、と考えるべきだろう。
『あー』
バカを言うなよ?
殺すぞ?
今殺せなくとも、後で殺すぞ?
オマエの女も殺して沈めてやるからな?
そんな手間をかけさせるなよ??
『御領主様を陰ながら、お守りしていることが、バレました』
金貨10枚。
よく言い繕った。
見張っていたのがバレて、捕まったのか。
持つべきものは信用できる密偵だ。
・・・・・・能力に問題があるが、青龍の貴族が相手なら、我慢できなくもない。
『隊商は別に』
それもバレたか。
西の山がどうなるか確かめる為に、昨日、密偵を走らせた。僕の顔が効く、西の山に一番近い隊商に接触させる。
まるごと買い取り、留まらせ、不測の事態に備えさせた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・隠しても、無駄だな。
『ドワーフたちは、生きている』
声が――――――――――青龍の貴族!!!!!!!!!!
僕は、慌てて部屋を見回した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聴こえ、て、いない、な。
『目と喉を水で洗えば、死にもすまいさ』
声が変わった??????????
青龍の、女将軍?
この板切れは何なんだ???
いや、それは後だ、集中しろ!!!!
目、喉、水
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アレか。
以前、旅籠一つをのみこんだ、煙獣。
目の前で退屈そうに頬を膨らませている、バカ女がやらかした件。
だが、今回は、ドコまでのまれた?
「手の者を、向かわせましょうか」
何のためにとは言わない言えない言わせたい。
するとまた、青龍の貴族にの声。
『気が立っている』
殺さない程度に、西の山のドワーフたちを、痛めつけたか。青龍の貴族、その基準なら、死人がでてあたりまえだけどな。
「お任せください」
『今、護衛は不要だ』
勝手にしろ、か。
早速、隊商を西の山に近づけよう。
慎重に接触させて、助けついでに様子を把握する。
声は密偵に変わった。
『若旦那?』
「かかれ」
今回しくじった、とはいえ、これ以上の人材はいない。最初の接触さえ注意してこなせば、善意を装って西の山に入り込めよう。
青龍の貴族には、その情報を提出する。
それで許される、ハズだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、と言ったな?
言質を与えなかったとはいえ、気が付かないハズがない。僕が密偵を使って、青龍の貴族を見張っていたことを。
一人で一隊を引き裂く青龍の貴族に、護衛だなんて誤魔化しが通じるはずもないが
――――――――――つまり、それも構わない、ということか。
ならば、
――――――――――好きにやらせて頂こう。
【太守領西部/西の山/その麓で一番風光明媚な隠しスポット】
良かった良かった。俺は護衛さんを見送りながら、お茶をのんだ。何が良かったって、やっぱり水で良かった。
魔女っ子も一安心だな。
うん。まあ、戦争は避けられないかもしれんがな。
GPSじゃないけどGPSっぽい(複数の哨戒気球を使った電波測位位置特定システム)で歴史家が一番近くにいたからな。
穏便に収める為に、護衛の雇い主に話を持っていくしかない。かといって、軍政部隊の面々を噛ませると、三佐に直通だし。
アムネスティガールズは民間人、だし、遊び心が多すぎて予想がつかん。
カタリベに対してだけは、三佐も少し遠慮している様子がなくもない。カタリベ自身が風呂に連れていかれるネコのように、三佐を敬遠している。
きっと、回線を盗聴してはいないだろう。盗聴していても、それと知らせないために動かないはずだ。大丈夫じゃなくてもややマシ。
知られない。
知らないふり。
どちらも同じこと。
カタリベも快く(?)引き受けてくれたしな。
今に至るも怪しい動きは起こっていない。トマホーク(ミサイル)が飛んでくる様子もないし、ホーネット(F/A-18)が飛んでくる様子もないし、WHOの防疫部隊も習志野空挺団もMPも警務隊も動きはない、ようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・朝鮮人民軍の特殊部隊他を手駒にしているというのは本当だろうか?
本国を失った連中を服従させずに従える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こわ。
やり過ごせたなら、良しとしよう。
とは言え、今度は戦争か。




