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完全侵略マニュアル/あなたの為の侵略戦争  作者: C
第二十章「北伐」

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1002/1003

まさしく愛だ!


【用語】


『右翼/ウヨク』

:在る意味真逆。似て非なる者と物。いやいや怒るな右翼。他人のふり他人のふり。コミュニズムとスターリニズムかファシズムとナチズム。右翼の立脚点は大日本帝国。だから東京裁判なぞ歯牙にもかけない。ウヨクの立脚点は日本国。つまりスタートの東京裁判に執着する。否定とは最大の肯定であるとかなんとか。だか右翼の大元には在日系が少なからず。だって同じ臣民だもん。いわゆる反日も気にしていない。だって結果として裏切った弟妹に恨まれるのは兄姉の責任だよね。北方領土は絶対取り戻すが竹島や尖閣はどうでもいい。だって大日本帝国領土なんだから、その後継国家で分け合えばいいじゃん。だから反共反米つまりは連合国死すべし旧敵国条項万歳今敵国再戦しようぜ今すぐに。ウヨクは性癖。だって植民地で良いこと()したってオマエ()()()()()()()()って言ってるも同然だよね。しかも当時は植民地時代だったからとかなんとか植民地支配と言う()()()()()()()()ってなにそれ。()()()やってた()()()()()()()()に至っては、もう、あの、見ちゃいけません。


愛。

――――――――――そは、なんぞや?


当たり前なればこそ、か。


正鵠を射たな。

問うに相応。

応えるに易い。


赤色を知らぬは色盲だけ。


誰にでも解る。

判らぬ者も居る。

誰でも無ければな。


盲に色を教えるとしよう。


愛、とは。

美醜ではない。

正邪でもない。

損得など論外。


ままが愛しい、それだよ。


妥協。

相殺。

比較。


それは好みですらないな。


文化。

民族。

歴史。


利害得失とは無縁のこと。


美しく。

醜く。

誇らしい。

恥ずかしい。


・・・・・・・・・・いやいや。


痘痕も笑窪?

痘痕が嫌いなら観るな。

痘痕を偽装?


・・・・・・・・・・いやいや。


痘痕は痘痕。

恥は恥。

醜さもある。


だからと笑窪と観るのなら、これ以上の拒絶はあるまい。


侮辱ではないぞ。

存在の拒絶だ。

無視に等しかろ。


愛していたらしようがない。


しょうがない輩は

――――――――――居るな。

自儘に好い処だけを切り貼りした人形、に愛を叫ぶ。


愛と称する自慰。

いや、自己愛か。

愛と言うなかれ。


気持ち悪い物だが

――――――――――性癖か。

人形自慰を必死に世界に晒し続けるなぞ気色悪さも極まる。


愛していれば痘痕も愛し。


侵略?

略奪?

虐殺?


ああ、()()か、()()なく。


あれは、そう。

昭和二十年八月十五日。

同胞への背信。


あの日。

朝鮮台湾の兄弟を鬼畜に売り渡した。

同じ陛下の赤子たる我々が、弟妹を。

霞ヶ関どもの保身に気づけぬ愚兄姉。

算段はあれど無くとも善かったのだ。

だだ家族で腹を斬れば済んだものを。

――――――――――あぁ。


繰り返さぬ前に仇をとらねば腹も斬れぬわ。


・・・・・・・・・・んん?

そっちか、とは?

・・・・・・・・・・何方(どっち)


《異世界転移後最大野党党首へのインタビュー/カタリベの記録》




【異世界大陸東北部/占領地域/軍政主府/軍政司令部/軍政司令官私室/青龍の貴族】


うち()の魔女っ娘。

欠点は在る。

俺が知らないだけ。

どこかな~。


「ふゃゃャャァニァアァゐ≫∽∵√㎏㎜¤㏄“(〉」

「全方位性癖対応(限界無し)は長所ですよねたいちょー(所有者)てきにも本人(所有されたい)的にも」


拗ねて拗ねきれない涙目も好いし。

死ぬほど恥ずかしいのに離れないし。

刺激に弱く脆く怖がりなのに頑張るし。


「すぐ銃口に立ち塞がるところ」


それ。

大問題。

須巻必死。


「包丁付きメンヘラと女の娘が同じ扱いってどうなんですか」


素人ナイフなんかチョロい。

筋腱骨に阻まれるから。

内臓大血管に至らにゃOK。


「知ってればですから。素人はナイフ一つで死ねるから素人は」


殴っただけで死ぬもんな。

殴り殺してないのに。

殴ったにしても顔だけで。

殴り殺すなら胸です。

殴り倒すなら顎がお奨め。


「素人はショック死できますから」


内臓が無事で血も足りてるのに殺されたと言われたら困るわ。


「言われたこと()無いでしょ」


だから刃物に素手でも平気。

「背中むけるくらいですしね」


背骨の耐久力は肉体有数だ。

「向けられた背中を刺せんわ」


素人は何を持っても安心さ。

「バットは危ないでしょうが」


使う抵抗感が少ないからね。

「鈍器の破壊力は技術要らず」


だから子どもに推奨してる。

「――――――――――その心は」


娘どもは手掴みとガムテープでなんとでも。

「掌サイズですからね

・・・・・・・・・・ハイハイ胸を張らない」

「!」

「「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」」

「♪︎」


「ちっちゃいから大きな期待に、おっきい娘たちとデッカイ娘たちと超デカの危機感

・・・・・・・・・・嫉妬羨望うらやまに無頓着なのは長所か短所か」


いつもより余計に輝いております。


「普段は求められるまで隠そうとしている処を隠せる手腕が給仕に使用中」

「!」

「気が付いても食器を離さない奉仕の鏡」


世話好きな娘だからね。

しかも自慢されてる料理。

美しいと別に在る美点。

得意なことは楽しいこと。

それは誰でも同じだな。

喜ぶ子どもって好いよね。


「悦んで欲しがられるまま肢体の隅々まで紅潮していると魅られてますね最高潮」


踊る子を観るのは楽しい。

挙動不審かもしれん。

踊らされる子は気持ち悪い。

動画サイトで観たが。


「お遊戯会かな」

親の為のヤツが眼に入ると殺したくなるよね親。

「子供の気持ち」


うちの娘たちは。

喜ばせ。

歓ばれ。

慶ばせる。

幸せの無限連鎖。


「悦ばせてばかりの誰かさんと大違い」


持ち帰らずに居られよか。


「これぞ愛だ!」

日本に持ち帰るけど一緒にレストラン造ろうか?


「開く、では?」

俺は食べて資本金を集めて仕入れして経理して営業して金を払う人間を集めて食べる俺。


「共にヤろか?」

近所に確保すれば安心して食いに行けます俺も。


「ざっけんな貴男じゃなきゃやだ唯独りの三食じゃおさまらない全食を任されて当然でしょーが独りだけのって叫んでますよ心の中の魔女っ娘ちゃんが!」

「!」


ストレートブロンドに赤瞳。

息を整え役目に復帰。

したところでキョロキョロ。

俺とマメシバの会話。

突然、出てきた自分(魔女っ娘)の話題。


「?」

こらこら。

不思議顔。

不審じゃないのが、うちの娘ら。


「へたっても料理は溢しませんでした逸早く卓に戻して備えて受ける」


マメシバの叫びしか判らない魔女っ娘。

いや、皆そうだが。

マメシバしか読心器付けてないからね。


「?」

蚊帳の外は寂しいよね。

蚊帳って判る?

「あーあの、あれ」

「??」


不満は動作で示す。

俺の唇を掠めるのは魔女っ娘の指先。

涙目可愛い。


綺麗に鑢かけ済み。

人肌を触る前提故にネイルなど無い。

俺も、俺も。


肌爪は常にベスト。

水仕事をしても、それ以上に手入れ。

触る刻の為。


可愛い特権階級その周り。

肢体は飾り使わぬ使えぬ見本に非ず。

俺は使う側。


着飾るのは使う為。

当然いつでも勝負肌爪容姿あと肢体。

爪を立てて。


男女ともそれだが。

観せて終わりの先進国一般とは違う。

傷付けない。


異世界の女は特に。

使わぬ内に綻びさせることなどない。

判る、解る。


地球人類多数概念。

綻び(老劣化)させてから消化試合(婚活)との大違い。

常日頃の事。


それは多世界例外。

だから魔女っ娘みたいにすぐ使える。

皆爪立てる。


まあ、あーんさせる刻は、唇を触ってくるだけ。

俺の関心を惹き、惹くまで無視した抗議を込め。

敢えて無言のジト目で惹いて惹けた喜びを隠し。


愚痴を言い出せないのは俺の不徳。

幾らでも黙らせるから言えばいい。


「女の簀巻き蓑虫が部屋のインテリアって」


これからこれから。


「異世界に広めるの止めてくれませんかね」


魔女っ娘は俺の眼を惹きマメシバを無視(他が眼に入らない)

指で開き口を開く。

食べさせることで俺の気を惹く高等技術。

それこそ天才料理。


今の俺に合わせた味。


口に入り舌に絡められいく、濃厚な肉とソースの薫り。

魔女っ娘がスプーンで掬う。


切らないのは、料理の最中に大きさを揃えてあるから。

最初から俺の口サイズにな。


刺さないのは、肉汁を必要なだけ溢れさせる為の工夫。

口の中で溢れきる様。

ふーふーは、冷ますより香りを混ぜて鼻腔に流してる。

あーんはあーんです。


魔女っ娘(ょぅι゛ょ)

お嬢(童女)

エルフっ娘(少女)

アーンをさせての順番待ち。


俺からもしたいが。

素材のサイズは俺の口に合わせて切り揃え。


娘どもたちにはやや大きめ。

「口に入りきらないって日々困ってますから大きすぎるせいで」


俺も口に入れてあげたいが。

「契って挿れるのは順番逆かおんなじか日本語ムズい挿れるだけじゃダメだから逆か省略しているだけなのか?

・・・・・・・・・・全員真っ赤なら後者」


魔法翻訳は意識に牽き摺られるからな?


「されたいとしたいはイコール」

食べ()と食べさせ()()()みたいだな。


俺がされ。

皆がする。

食べる俺。

創る魔女っ娘。

食べさせるちびっ娘


ブロイラーな俺。

むしろ他力を懇願してる。


それがシスターズだけじゃないから、尚。


俺への一次対応がシスターズ。

あーん。

フーフー。

火傷するくらい熱い料理は大好きです。

判っているけど許さぬ魔女っ娘。

「火傷されたら口と舌が使えないでしょ」


二次対応は正面に並ぶColorful。

料理や飲み物、取り分け役。

座卓に並ぶ料理や酒を、都度〃小皿に取り分け、小まめに手渡す。

――――――――――魔女っ娘、お嬢、エルフっ娘へ。


判断し、お嬢に決断を仰ぎ、然る後にシスターズへ渡す。

シスターズ(一次対応)Colorful(二次対応)


そのColorful(二次対応)へ、卓上へ料理を出すのは?


敢えて言うなら、俺への三次対応。

熱さを保つ為、見える範囲に置かれた焜炉に置かれた料理がスタンバイ。


食膳に運ぶのはメイド五人衆。

メイドへの指示はメイド長。

俺を囲む三つ目のライン。


彼女らが三次対応。


シスターズ(一次)

Colorful(二次)

|メイドさんたち《メイド五人衆&メイド長》

これで流石に完結する。


効率とは真逆。

娘どもあるある。

皆で御手伝いしたがるからオーバーサポート。

・・・・・・・・・・みんな十代(娘ども)だもんな。


俺は口を動かし飲んで舐るくらい。

空いた手で娘どもたちをフォロー。


「文字通り可愛がる」

異常動作をリカバリーしたりリセットしたり異常動作を起こしたり。

「ショック両方かよ」


何もしないという一番大切な任務。

サラリーマンの基本は保護者の基本。

自分で食うからとか、言えんわな。


食う。

着る。

洗う。

言わない。

言わせない。

残酷に過ぎる。

お手伝いを我慢させると娘どもがグレます。


我慢させる(ドM)プレイ(調教)


俺がやる訳じゃないが。

俺はやることがないが。

俺にやる訳、なんだが。


俺が都内に住んでる異世界派遣中は長期不在の部屋。

片付けるのも散らかすのも町に出入りする娘たちだ。


いや近所の爺婆も荷担(共犯)して加担(煽動)しておりましたけど。

始めて収めてついでに家事も進むからまあいいかと。


しかし異世界の娘らはこの通り役に立つだけですよ。

連泊連食の恩義を受けないなんてありえませんよ俺。


オーバーサポートぐらい全て飲み込んで魅せるぜ!


「出来ることを委ねるのが一番難しいってそれ一番言われてるから♪︎」


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