60別室に呼び出されます
「次の授業は魔力純度の適正審査だ! なんだか緊張するな」
メラニアはどこかソワソワした口調で、話しかけてきます。
魔力純度って、多分先生が前にいっていた「聖の要素を持っている」ってやつですよね。
メラニアによるとこの世界の人間は皆、魔力を持っているのですが、人によって魔力にどういった傾向があるのかが異なるそうです。
しかし、育った家の方針によっては子供たちに優劣をつけないために、調べられる環境であっても調べないことも多いのだとか。
メラニアの生家であるスタンフォーツ家では、子供に要素を教えない方針だったそうなので、メラニアは詳しいことを知らないそうです。
「緊張ですか……。残念ながらわたくしは全くいたしません」
「わっわたくしもあまり緊張はしませんね」
達観した顔で言葉を返すと、同じようにエナハーンもよくわから無いという顔をしていました。
「え〜! みんなドライだなあ。自分が何に向いているのか、知るってワクワクするじゃないか。……というか、みんな、もしかしたら、もうどの要素を強く持っているか知っているの?」
メラニアの質問にわたくしは答えます。
「はい。以前、わたくしの魔術の先生がそれらしいことをいっていましたから」
「ちなみに、なんの純度が強いんだ?」
「聖と粛だそうです」
「え?」
「……へっ⁉︎」
わたくしにとってはそれがなんだ、という感じなので特に隠すこともなく言い放つと、驚きの声が上がります。二人とも目が飛び出そうな勢いではないですか。
ん? そんなにおかしいことを言ったように聞こえたでしょうか?
「聖と粛なんて……。珍しい、要素、二代選手じゃないか!」
「そうなのですか?」
わたくしは知らなかったのですが、二人の言うところによると、要素は聖、粛、無、水、熱、武、創、動の順で珍しいそうです。
ただ、持っていても純度と呼ばれる要素自体の強さによっては特徴が現れないので、意味がないことも多いのだそう。
武は順番的に言うと割とポピュラーな要素ですが、オルブライト家の家族はその純度が飛び抜けて高いので、王家に重宝されているんですって。
無の要素もある程度、純度がないと呪い子とは言えないそうです。
と、まあ話の流れで、なんとなく魔力量とか純度とか、聞き流すように聞いていましたが、なんでしたっけ? それ。わたくしの頭の中をぐるぐると思考を巡らせますが、全く思い出せません。
あとでこっそり人に聞くか調べることにしましょう。
「そっそうですよ! て、てっきり、オルブライトの方ですから、武の要素が強いのかと思ってました」
エナハーンは驚いた声をあげます。
オルブライト家は武の領地で、お兄様方もお父様も武に秀でた方ですから。
「わたくしもそうだったら、嬉しかったのですが、そうではないのです……」
「粛も聖も……。その要素がどれだけ、純度が高いかにもよるが、高ければとんでもないことになる。粛は規律を司る。規律はルールだ。君は痛みを選択しないという決定を自分に課せば、痛みを感じないこともできるだろう」
「そういえば、わたくし……。痛みというものをあまり感じないのですよね……」
ポツリと呟いた声にメラニアが強く反応します。
「痛みを感じないだと⁉︎ それはどのくらいだ⁉︎」
「どれくらいと言われましても……、ほかの方の感覚がどのくらいかがわかりませんから言語化できません」
「例えばだけど……。魔法陣の起動の際に、針で血液を取ることがあるだろう? あれに苦痛は感じるか?」
「いいえ……。血が出るなあ、と思うくらいです」
「ということは、全くと言っていいほど、痛みを感じていないのでは……?」
メラニアは絶句した様子です。エナハーンも慌てています。
「たっ高いレベルの粛の要素持ちは記憶もなくしてしまうことがあると聞いているのですが、リジェットはど、どうですか?」
「そういえば……。嫌な記憶は長続きしないかもしれません」
そう言うとしばらく沈黙が続いたあと、メラニアが呆れたように呟きました。
「リジェットは粛の要素の純度は相当高いんだろうな……」
「わっわたくしはリジェットの聖要素の純度が気になります!」
「聖の要素の純度はそこまで高くないような気がしますが……。聖の要素が強いと、人の傷を治せたりするんでしょう?」
わたくしは以前、先生に傷を直してもらった時のことを思い出しました。あれは禁術かと思っていたのですが、よく考えると、強い聖の要素の反転利用なのではないでしょうか?
わたくしにはそんな芸当できませんので、きっと先生より要素が強くないのでしょう。
「傷を治す? それは人間には無理だろう? そんなことができるのは、湖の女神か……ハルツエクデン国の第一の聖女であったシェナン・サイン様くらいだろう……」
その言葉におやっと思い、聞き返します。
「えっ? 教会の強い聖要素がある修道女たちは癒しを行なっているのでしょう?」
「あんなのそれっぽく見せているだけさ。きっと何秒か痛みを止める……とかその程度のことさ。それでお布施をたんまりといただいているんだから、あそこはいい商売をしているよね」
「メ、メラニア! いくらなんでもい、言い過ぎですよ? ふっ不敬でしょう?」
エナハーンは慌てて、メラニアの言葉を止めました。うん……。これは聞かれたらまずいですね。
「リジェットも鍛えれば同じようなことができると思うんだけど……聖職者になろうとは思わなかったのかい?」
「いいえ……。わたくしは騎士になりたかったので」
「そうか……。そこまで能力が高ければ、教会に入っても高い階位を得ることができただろうに……」
やっぱりわたくしっておかしいのでしょうか……。
「高い階位よりも、自分の夢を追いかけたかったのですよ」
「そう……。ほかの選択肢も選べる立場にあるのに、よりによって騎士になろうとするなんて、リジェットは変わっているな」
「その言葉、メラニアにも当てはまりますからね。普通侯爵家の令嬢が好き好んで騎士学校に入学したりはしないでしょう?」
思わぬブーメランを喰らったメラニアは苦笑した表情になります。エナハーンもなぜか申し訳なさそうな表情になりました。
「急がなくてもいいので、いつか二人がここにきた訳を聞かせてくださいね」
「……そうだね」
なんとなく空気が湿っぽくなってしまいます。エナハーンは話題を変えるように言葉を振ってきます。
「わっわたくしは水の要素が強いんですよ。家系的に」
「そうなんですか! いろんな魔力系譜のご家庭があるのですね!」
「とっとは言っても、水を自分の意思で自由に動かせるだけで、あんまり役に立たないのですが……」
「植物の水やりとかあったら、エナハーンに頼むと便利だよ? そんな機会が果たして騎士学校にあるかは謎だが……。屋敷にいた頃はとても役に立った」
それは……マルト村の農業にとっても便利そうな能力ですね……。いつか手伝ってもらおうと、野望を抱えたのは、わたくしだけの秘密です。
*
魔力要素の適正審査は、騎士学校内の体育館ような施設で行われます。
施設に着くと、もう魔法陣の並んで審査を受けている生徒も目に入りました。
「わたくしたちも列に並びましょう」
「そうだね」
列に並んでいると、肩を叩かれました。
振り向くと、見たことのない教官がこちらを見ていました。
「リジェット・オルブライト。君は別室での審査になる。こちらに来なさい」
別室で審査? どうしてでしょう?
急に呼び出されたことに驚きつつ、教官の顔をじっと覗き込むように見ます。
わたくしに声をかけてきた教官は深い海のような青い瞳と白髪まじりの濃い灰色の髪色を持つダンディなおじさまでした。この感じを見ると若い頃はもっと黒が多かったのかもしれません。
入学試験の時にサドラフォンをむけてきた教官とは違って、不思議とその教官の顔は穏やかで、わたくしを陥れようと言う意図はないような気がしました。
——不思議なくらいこの方からは悪意が見られません。信頼できる感じがします。
「はい」
わたくしは大人しく、その教官についていくことにしました。
「あいつ……。教官に呼び出されてやがるぞ?」
「みろ、あの白い髪だ。きっと俺たちと同じ魔法陣だと、魔力を測ることができないんだろう……」
ガヤガヤと生徒たちは憶測で話を繰り広げています。
「リ、リジェット……」
不安な顔をした二人に大丈夫、と一言いい残して、わたくしは教官の後を追いました。
*
教官に通された部屋は教科の準備室のような部屋でした。書きかけの魔法陣や、資料などが乱雑に積み立てられた棚や、魔鉱が目につきます。
少し奥まったところに応接セットのような古いソファとローテーブルが置かれていました。
「さ、そこに座って」
「はい。失礼いたします」
教官は机を挟んで反対側に腰掛け、審査に使うであろう魔法陣を目の前にひらりと広げました。時に荒っぽい様子も見えず、坦々と準備をしています。その様子を見て会話をしても大丈夫だという確信を得たわたくしは勇気を出して、声を出しました。
「わたくし、どうして呼び出されたのでしょう? 授業態度に問題がありましたか?」
その質問に教官は目を見開きました。
「そうか……。急に呼び出されたらそう思うな。配慮と言葉が足りなかった申し訳ない。ヨーナスから、リジェットの要素は珍しいから要素をあまり人前に晒さない方がいいと助言されてね……。君は聖と粛の要素持ちだということが確定しているんだろう?
生徒の中には教会関係者を親に持つ者も数名だがいるからな……。そちらに連絡が入って入学試験実質主席の君を教会にとられるのは避けたいからな」
「まあ! そうだったのですか! ご配慮ありがとうございます」
あ、そういえば要素が珍しいと教会に狙われやすいと以前先生が言ってましたね。すっかり忘れてました。
「とんでもない、教官として当然のことだよ。ああ、名乗っていなかったね。私はエドモンド。君の父上とは昔、同じ部隊だった」
ああ! この方がヨーナスお兄様が協力的だと言っていた教官の方ですね。
「てっきりわたくしはこの髪色ですから、魔力量の少なさで呼ばれたのかと思いました」
「まあ、確かに君は……魔力量自体は少ない。でも純度は高いかもしれないだろう?」
出ました! 謎の用語、純度です!
ここで聞かねば、知ったかぶりをすることになります。恥を忍んで、聞いてみることにしました。
「エドモンド様……。申し訳ないのですが、わたくし魔力量と純度の違いがよくわからないのです……」
その質問にエドモンド様は特に呆れる様子もなく、平然と話を進めてくれます。
「魔力量は簡単に言うと体力だ。量があれば複数の魔法陣を使うことができる。他人の目にもわかりやすい『外向き』の基準だな。
純度は……。説明をするのが難しいんだが、魔力がどう『内向き』に影響するか、だ」
「内向き……ですか?」
「ああ。魔力は魔法陣を展開させる以外にも、自分の体に影響を及ぼす。純度が高ければ、影響は大きくなる」
そういったエドモンド様は、わたくしの顔をじっと見つめます。
「例えば君が持っている粛の要素。あれは規律を司る要素だが、少ないと自分を律するのが得意で、性格が真面目になるだけであまり役に立たない。
——しかし、純度が高い自分の肉体そのものをコントロールできるようになる。
痛みを選択しない、記憶を持続させない、逆にこれだけは覚えると選択する……。
訓練次第でそう言うことが自由にできるようになるんだ」
「都合悪いことをすぐ忘れてしまうのは、粛の要素が影響していると言うことでしょうか?」
「そうだろうな。魔力量は少なくとも、純度が高ければ騎士としては有利に働くこともある」
なんと! それは朗報です! それなら魔力量が少ないわたくしにもチャンスがありそうですね! なんだかワクワクしてきました。
「さて、説明はこのくらいにしておいて、そろそろ審査をしよう。この魔法陣に血をつけられるか?」
「はい」
わたくしは素直にナイフで腕を傷つけます。
「少しも表情を変えず血を出すな。……痛みは?」
「特に……。感じません」
「こりゃ、相当粛の要素が強いな」
わたくしの代わりにエドモンド様が眉を潜めていました。
血液をシャーレの中に入れ、魔法陣の真ん中に置くと、エドモンド様は魔術具を使い紙に火をつけます。この魔法陣が燃え尽きると結果が出るそうなのです。
「本当はこう言う時に魔術具を使わなくても火をつけられたらかっこいいんだけどな。熱の純度が強いとつけられるんだ」
「へえ! それはかっこいいですね!」
わたくしもぜひやってみたいので熱の純度、たっぷりあるといいなと思いながら待っていると紙が燃え尽き、文字だけが空間に浮かび上がりました。
どうやらこれが結果のようです。
「驚いたな……。粛も最高位近いがそれよりも聖の要素が驚くほど高い。こんな位、見たことないぞ……。それに少しだけ創もある……か? いや、この聖はなんでこんなに高いんだ⁉︎」
「そんなにですか?」
「ああ、私は十年ほど、ここの教官をやっているが、こんな生徒見たことがない。下手すると大聖堂の教皇よりも純度の位が高いぞ⁉︎」
そんなにですか……。それがどのくらいすごいことなのか見当もつかないので、自分のことなのに人事に感じてしまいます。
「そんなに高いんですか?」
「このくらいあれば、かすり傷だったら、その場で治せるんじゃないか。他人に行使できるかは謎だが……。だが残念ながら聖に関しては神の領域だとされているから、研究があまり進んでいないんだ。元々、聖の要素を持っている人間の数も少ないからな」
「なるほど……?」
「まあ……。高いことはいいことだが、あまり気を負わず、楽に捉えたほうがいい。ただ、あまり人には言わないほうがいいな」
わたくしが眉間にシワを寄せて難しい顔をしていたのが気になったのか、エドモンド様は優しい言葉をかけてくださいます。
「わかりました。そういたします。色々助言くださって、ありがとうございます。エドモンド様」
そう言うとエドモンド様はじっとこちらを見てきます。
「どういたしましたか?」
「リジェットは……。私たち教員のことを先生と呼ばないのだな。先ほどから様付きで呼ぶだろう? ……まあ、先生たちはみな爵位のある家の出身者であるから、間違いではないのだが……。少しばかり呼び方に違和感がある気がしてな」
「でも、わたくし、他の方を先生とは呼べ無いのです。……あくまでも、わたくしの先生は一人きりなので」
わたくしが頑なに見えたのか、エドモンド様はその様子に興味を持ったようでした。
「ほう? 君の先生とは一体誰なんだい? 家名は?」
その言葉で先生の家名を聞いたことがないことに気がつきました。
「すみません。エドモンド様。わたくしその方の家名を存じ上げ無いのですが……。名前だけでしたら」
「そうか……名前は?」
「クゥール様です」
そう言った瞬間、ガタンガタンッと大きな音を立ててエドモンド様が椅子から転げ落ちました。
「エ、エドモンド様っ⁉︎ 大丈夫ですか?」
「ク、クゥールだとっ! それはまさか……シェナン⁉︎」
「シェナン?」
どうして、先生の名前から聖女が連想されるのでしょう。
エドモンド様の顔を見ると、信じられないほど血の気が引いて顔が白くなっていました。
「いや……口が滑った。まずい……。ああああ! 頼むっ! これが彼にバレたら大変なことになる! 聞かなかったことにしてくれ‼︎」
「どうしてそんなに怖がるのですか? あの方はそんなに怖い方ではありませんよ? 優しい方です」
「や、優しい⁉︎ リジェット・オルブライト⁉︎ それは彼に対する認識が正しくないだろう?」
「え? 先生、よくわたくしにお菓子作ってくれますよ?」
その言葉にエドモンド様はもっと目を見開いています。
「アレがお菓子を? 餌付けか⁉︎ ……はあ、信じられ無いな。ただ、君に対して彼は優しいのか」
「はい……。とっても。たまにおもちゃ扱いされますけど」
君は僕のおもちゃだから、と言う先生の顔を思い出すとふてくされた顔になってしまいます。
「ならそれも、真実なのだろう。少なくとも彼は騎士団関係ではそう言った認識はされて無いがな。彼は恐ろしい……。今は君の父上である、あの名将セラージュ・オルブライトを脅し取って、オルブライト領に引きこもっているんだろう?」
「お、脅し取った? 先生はそんなことをしたのですか?」
「まあ、他人から人伝で聞いた話であるから、本当かどうかは定かではないがな」
エドモンド様はそう言ってため息をつきました。
「それだけではない。彼は本当に獰猛な生き物だからね。この足を瘴気にやられた時もそれはまあ、怒り狂っていたよ」
そう言ってエドモンド先生は自身の左足のズボン裾をめくり上げて、わたくしに見せました。左足の膝から下部分が丸々、無くなってその代わりにあちらこちらに魔法陣が組み込まれた魔鉱でできた機械のようなものが入れられています。
「義足……?」
「そう。特性魔法陣入りのな。まあ、これはクゥール本人から詫びの品だともらったものだが……」
わ、詫びの品ぁ?
「何したんですか、あの人は」
少し呆れた声で問うと、エドモンド様は弁解をするように答えます。
「いや、彼が悪かったのではないよ。ただ、タイミングが悪かっただけだ。彼が城に軟禁状態で住まわされていた時、私は王の近衛騎士だったのだ。
自分で城に呼んだくせに王のクゥールの扱いは酷くてな……。とうとう彼が怒って出ていこうとしたその時に、王はクゥールに呪いを放ってね。その呪いの副産物の瘴気が私の足にモロにかかってしまったんだ。それでこの足を切断せざるを得なくなってな……」
「そう……だったのですね」
それはなんと言うか……。本当に運の悪い場に居合わせたのですね……。ご愁傷様ですとしか言いようがありません。その場を見てしまったら、先生のことを怖いと思うのも無理はないかもしれません。
「でも先生は自分を蔑ろにしたり、酷い扱いをしなければ、人を慈しむことの方がむしろ好きなような気がするのですが。エドモンド様にだって、あとで義足を届けに行ったんでしょう?」
「そういう意味では彼は……。優しいのかもしれないな」
「はい……。先生はわたくしのことをいつも心配してくれます。たまにお母様みたいになりますが……。本当にとっても優しい方なんですよ」
少しでも先生の優しさが伝わるように祈りながら、言葉を選ぶとエドモンド様は優しい顔をしています。しかし、あまり伝わらなかったようです。
「そうか……。彼が君を庇護しているのか。君に危害を加えるものがいた日には騎士団ごと潰されてもおかしくないな。くれぐれも気をつけねばならん……」
そう言ったエドモンド様は大きなため息をつきました。
その言い草はいくらなんでも……。と一瞬思いましたが、先生の怒りを買えばやりかねないところが怖いのです。
先生は……。魔獣か何かなのでしょか……。
次に先生にあった時には、騎士団は滅ぼさないでくださいと、直接頼んでおいた方がいいかもしれません。
義足やら義眼やら。そんなんばっかりですね。まあ、戦いがある世界ですからね。
純度、魔力量、多分この話だとよくわかんないですよね。でもまだわかんない感じにしときますね!(わーい)
新しくブックマークしてくれた方、ありがとうございます! うれしいです!
次は 魔力量が少ないと厄介です です。




