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僕だけに聞こえる彼女達の本音がデレデレすぎてヤバい!  作者: 寝坊助
デレ3~主人公、まさかの離縁!? 幼馴染とクラスメートのバトルもヤバい!~
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32「ここじゃ何だから。近くの喫茶店にでも行こうか」

 ……六時間目のチャイムが鳴り、放課後の教室。

 教師が去ったあと、クラスメート達はこの後遊ぶ予定で一気に騒がしくなる。


「ねえ」


 僕は、隣の席のアリサに話しかけた。


「このあと、何か予定ある?」


「……このあと、ですか?」


(……特にありませんけど)


「なければ、僕にちょっと付き合ってほしいんだけど。大事な話があるんだ」


「……大事な、話?」


(……大事なお話ってもしかして……プロポーズ!? ……のはずないですよね。でしたら、何でしょう、一体……)


 アリサは表情を強ばらせ、緊張してる様子。

 まあでも、心の声でこのあと予定がないことは分かってるんだけど。わざわざ時間を取らせるのも申し訳ないし、一応確認だけでも取っておくか。


「そう。大事な話なんだけど、ダメかな? ダメだったら、断ってくれてもいいんだけど」


「……!」


 僕がそう言うと、彼女はガタッと椅子から立ち上がり、大きな声で、


「……ぜ、全然ダメじゃないです! むしろ暇です! 退屈で退屈で死にそうでした! 喜んでお付き合いさせて頂きます!」


 と叫んだ。ふーっ、ふーっと荒い息を吐き、顔を真っ赤にして。周りの騒々しい生徒達も、流石に何事かとこっちを見る。

 注目を集めてしまったので僕は、出来るだけ声を潜めて、


「あ、ありがとう。じゃあ、ちょっと時間もらうよ」


「……はい。ところで、その。お話というのは?」


「ああ。それはね」


 僕は、おずおずと尋ねるアリサに向かって、人差し指を口元に当てながら、


「ここじゃ何だから。近くの喫茶店にでも行こうか」

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