幕間03/市販薬乱用(+α)の薬効補足
追記(2025/09)/一部加筆修正する。また、乱用の参考ではなく知的好奇心を満たすため、あくまで書いたのが本作である。
○リーガルドラッグ(市販薬乱用、煙草、酒)
(・商品名[乱用目的の主成分]ーー解説文)
・コンタックST(コンタックWまたはメジコン)[DXM]ーー幻覚作用を有する。ODする量によって、乱用したときの作用が変化していくのが特徴である。要は、アルコールや大麻のように摂取量によって体感する効果が変動するのだ。後述文は、あくまで参考である。
60~120mg/緊張が解けて、心理的な理解力が上がる。
120~240mg/多幸感に似たマッタリ感や陶酔感、場合によっては吐き気が現れる。
240~360mg/泥酔に酷似した状態になる。また、時間や距離といった概念が一時損失してしまい、幻聴や、場合によっては幻覚が生じる。以降、嘔気が強く現れ始める。
360~510mg/独特なビジョンの幻視・錯視が始まる。無の理解、精神世界の探求がはじまる場合もある。
510~750mg/意識が完全に変容する。論理性皆無な、夢のような出来事を鮮明に体験する。深い精神世界への沈没。
760~900mg/自我の崩壊。酷い吐き気や目眩。嘔吐地獄が始まる。
・エスタロンモカ(エスタロンモカ12)[無水カフェイン]ーーアッパー作用。意外にバカにはできない除倦作用&覚醒作用がある。眠い的、無気力な時に二~三錠飲むと、幾分かは気分が楽になる。追記→いいや、気分は楽にならない。眠気が覚めたのをそう錯覚しているだけだ。眠気がないときに飲むとイライラなどが増す可能性もある。
・ウット[ブロムワレリル尿素&アリルイソプロピルアセチル尿素]ーーダウナー作用。12錠で全身が暖かくなっていく。次第にハイテンション(脱抑制に似ている)へと進んでいく。やがて強い眠気が現れるが、この際、寝てしまっても構わないが、眠気を耐え抜くと、眠気の波を越えると、多幸に似た気分を味わえるらしい。追記→多幸ではなく脱抑制によるもの。多幸とはジヒドロコデインなどの感覚を指す。
・新トニン咳止め液[ジヒドロコデイン]ーーダウナー作用。ほかの咳止めシロップより飲む量が少ないため、苦味を短縮できる。ブロンからメチルエフェドリンが除かれ、一本ブロン24錠分のジヒドロコデインしか含まれていないが、マッタリ感のみを味わいたい場合は有用である。追記→液状であるため吸収力が高いためか、メチルエフェドリンが含まれていないぶんジヒドロコデインに集中できるためか、ブロンより多幸を味わいやすい。二本飲むのとブロン48錠ではトニンのほうが多幸を強く覚える。
・レスタミンコーワ[ジフェンヒドラミン]ーーダウナー作用。単品ではあまり乱用には向かないが、ブロンODと共に2、3錠飲むと、ブロンのマッタリとした薬効が少々底上げされる。また、60錠以上といった想像するだけでも吐き気がする量を飲むと、もれなくゴキブリやらの虫の幻覚が見れるらしい。
・ダン鼻炎錠[メチルエフェドリン・プソイドエフェドリン]ーーアッパー作用。眠気覚ましにはなかなか有効。追記→今の私が思うに、そうでもないと思われる。
・煙草[ニコチン]ーー違法合法問わず、一番利益が実感できず、なおかつ依存性は覚せい剤に匹敵するという謎の毒物。一応アッパー作用を有している。追記→結局未だにやめられていないのは煙草だ。完結させたから書いていないが、今の私は1日の量は守っているものの、アキネトンODに執着してしまっている。煙草・アキネトンが今の私の悩みであり悦びだ。
●追記部分
・酒[エチルアルコール]ーー合法ドラッグとして煙草と双肩を成す存在。酒や煙草をドラッグと呼ばれて「ムッ?」とする御方はこの作品をご覧していないだろうが、どちらも依存性を有する薬物だ。実は依存すると、煙草にはない身体依存もあるアルコールは、煙草以上にやめるのが苦しくなる。飲む量によって、爽快期→酩酊期→泥酔期→昏睡期と状態が変わっていく。昏睡期は命に関わる危険な状態であるため、酩酊するくらいがちょうどいい。近年、少量なら健康にいいと言われていたのが違い、飲めば飲むだけ健康が悪くなるのがわかっている。
細かな商品名は挙げないが、以下の成分は乱用されやすい。上記に挙げた商品名だけではなく、それ以上に有名な商品も多々ある。
・コデイン類(コデイン、ジヒドロコデイン)
・エフェドリン類(メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン)
・デキストロメトルファン
・ブロムワレリル尿素
そのうえで、以下の成分が含有されている薬は好まれない。
・鎮痛剤
→NSEIDs(イブプロフェン等)
→アセトアミノフェン
向精神薬等についても、追記する可能性があるが、本補足は市販薬の範疇になるため記載しない。




