247/531
仮面
昔物心がつく前の幼い時から両親に虐待されていた。
両親と言っても血の繋がりは無く、両親の高校時代からの後輩で俺の両親が事故や病気で相次いで亡くなったあと、本当の両親にパシりにされていた怨みを晴らそうと両親以外身寄りの無かった俺を引き取ったらしい。
少しでも殴られ蹴られされる事を回避するため俺は従順な子供を演じ続ける。
俺が大人になったあとも虐待を続けた両親が交通事故で寝たきりになった。
従順な子を演じて来た俺に面倒を見て貰おうとしている。
ああ面倒みてやるよ、今まで被っていた従順な仮面を脱ぎ捨ててな。




