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因果応報(晒し者)
昔小説サイトの会員になり作品を投稿していたが別な会員とトラブルになる。
争いに負けて頭に来た俺は最後の捨て台詞として、相手に脅迫紛いのメッセージを送ってから退会。
メッセージを受け取った相手は捨て台詞を本気にして警察に相談したらしい。
相手はその後それなりに売れている書籍化作家になる。
俺がサイトを退会してから10数年、書籍化作家になった相手が通勤に使っている駅の階段で背中を押されて突き落とされるという被害にあう。
犯人はそれから暫くして捕まったが、警察は過去に遡って犯人探しを行いその過程で俺の事も調べたのだろう。
被害者の作家に俺の名前や住んでいる街などの情報が伝わったようだ。
今俺は作家のファン達に晒し者になっている。
作家が新作を書く度に殺人犯などの名前に俺の名前の読みは同じだが文字違いの物をつけ、事件や事故が起こる場所の名称が住んでいる街の名前に似た物になっているからだ。




