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神の小鳥は遅れて集う◆



神の小鳥は遅れて集う◆

作者:糸尾 文 様

https://book1.adouzi.eu.org/n9384jm/


【あらすじ】

羽ノ国には神に仕える4人の歌姫がいた。彼女たちは「御鳥児みどりご」と呼ばれ、王宮で毎日神に歌を捧げている。

通常15才前後で選ばれるはずのその役目に、まさかの25才で選ばれてしまった酒楼育ちの娘、晏珠あんじゅ。首元に浮き出た羽の徴がその証だ。何かの間違いだろうと徴を隠して生活する晏珠だが、ある青年のそばで徴が光り輝き、存在がばれてしまう。王宮に連れて行かれた晏珠の運命は……?



【感想】

中華風の恋愛FT。すごく良かったーー!

歌を愛する神様を中心とした世界観に加え、「御鳥児」とその護衛兼お目付け役的な「鳥番」の関係性も独特で、とっても面白かったです。


「御鳥児」は春夏秋冬と四人いて、それぞれ「鳥番」がいます。ヒロインとその鳥番以外は、みんな年若い少年少女。それもあって、他のペアはみんな難しい悩みも抱えていて。

そこで、ヒロインと彼女の鳥番が彼女・彼らを助けていくのですが、各エピソードの最後は貰い泣きしてしまいました。

物語を通して、「大人ヒロイン」という設定に大きな意味があり、明るく気遣いのできる社会人ヒロインもいいものだなぁと思いました。


それと平行し、晏珠の周辺には不穏な気配がちらつきます。若干ミステリ的な要素もあって、最後の動機解明の部分はしんみりしました。


というわけでとてもおすすめ。

全75話、完結。



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