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あなたにある

 あなたは二択を迫られた時、上と下ならどちらを択ぶ。


本能の式が分かればその式とは色であり、上が白なら下は黒だとわかるなら、白が優れるなら、黒は劣るとわかる。


 なら、迫られた二択で択ぶのは優れるで優れるは、すぐれるですぐれるは勝れるで優れるを選ぶことが勝れるである限り、劣ることが負けることで負けることが黒である限り、勝つことが白となり、白が上で黒が下となることが自然であり、自然である限り本能には逆らえない、つまり理性は上辺の建前以上のものにはなれないことを、あなたは理解出来た。


 なら、理解の色が黒で、黒が示す下が理性に通じる方向で、二択という簡潔な力は力の向きを開くか閉じるかに迫り、閉じるが黒で、開くが白なら白が火で、黒が水となり、白が熱で黒が冷で、白が気体で黒が液体で、上が青で下が赤で、劣る、少ない力が小さい力になるなら情となり、赤は赦す、人を憂う心を貫く丹となることもわかった。


 一を十に変えるには、変わるための何かを、それはある力として作用する。作用させるためには通じないとならないわけで、その変わるために通じさせるある力となる何かは、あらゆる物、あらゆる事、に通じないと変えることはない。


 ということがあなたに本当に通じたなら、変わるための力としての何かには、その何かが変わることで作用する、つまり、通じる物と事に限りがあることに気づく。


 と、漠然と出来る限り具体的になることを避け、抽象的に言葉を並べたのには、意味がある。


 通じる何をある力から、数える力に変える。数える力が通じる、つまり作用する、それは、計算出来るという力として、通じる限りとは、具体的な言葉にするとその力が通じる限りとは、どこにあるかというと、簡単に一言で通じさせると、あなたにある。

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