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人国記を読む  作者: 三河
西海道11ヶ国
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壹岐・對馬國

壱岐国は今の長崎県壱岐島です。

挿絵(By みてみん)


対馬国は今の長崎県対馬島です。

挿絵(By みてみん)

壱岐(いき)対馬(つしま

壱岐・対馬の両国遠島たれども、物の花奢なることは大隅・薩摩にはるばる可勝なる。

(壱岐・対馬の両国は離島であるが、様々な物が豪華で優雅なことは大隅・薩摩よりも大きく優っている)


人の気柔弱なる所多くして、自堕落なる事多し。

(人の気質が軟弱な所が多くて、自堕落になることが多い。)


・超意訳

壱岐・対馬は離島ではあるが、色んな物が豪華で優雅で大隅・薩摩よりも大きく優っている。

軟弱な人が多くて、自堕落になることが多い。


・私評

壱岐・対馬は韓国に近いため、大陸との関係が深く、華々しい文化が芽生えたのであろう

・一言要約

軟弱で自堕落

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