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人国記を読む  作者: 三河
山陰道8ヶ国
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石見國

石見国は今の島根県西部地域です。

挿絵(By みてみん)

石見(いわみ

石見国の風俗は丹後の国に不異して、偽斗にて実ある人稀なりと可知。

(石見国の風俗は丹後国と異ならない、偽りばかりで誠実な人は稀である)


是も隼鷹は吉し。

(ここも隼・鷹は良い)


人の風俗曾而不可好也。

(人の風俗は好ましくない)


実人は千人に一人も稀なり。智ある人は日々夜々に悪心を挟み。言語道断と可知。

(誠実な人は千人に一人も居らず、智恵有る人は日々の生活に悪巧みを加えおり、言語道断である)


・超意訳

石見国は丹後国と変わらず、嘘ばかりで誠実な人は極僅か。

ただ隼と鷹は良い。

この国の人は不誠実で智恵が有っても毎日悪巧みばかり考えていて言語道断、好きになれないね。


・私評

好きになれないとはっきり言われる石見の悲しさよ

これもう作者の感情が入っちゃってるじゃん

・一言要約

好きになれんなぁこの国

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― 新着の感想 ―
[一言] ここまで読んできて思ったのですが、作者は本当に全方位に牙を剥いていますね。(・_・;) 隼、鷹が良いというのは、古代から盛んに鷹狩りが行われていて、鷹も特産物の一つみたいな感じだったんです…
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