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人国記を読む  作者: 三河
北陸道7ヶ国
43/80

ココが辛いよ人国記④何て読むんだ?①

人国記自体が400年以上前、訳本も戦前の発行なので読めない漢字が実に多い。

そんな時は手書き文字検索が便利である。

その幾つかをここで挙げる


・雖然:しかりといえども

現代風にいえば、「そうは言っても」「そうではあるが」「しかしながら」と言った感じであろうか


・偖:さて

「さて」に漢字があるとはな…


・都而:すべて

今でいう「全て」だね、普通読めんて


・鮮し:あざけらし

…と思いきやどうも「すくなし」らしい、今でいう「少なし」だね、「せんし」では無いのだよ


・別而:べっして

「特別」「とりわけ」などと言う意味らしい


・玆:じ

「場所などを指定する語」らしい


・糺す:ただす

取り調べるといった意味らしい


・譬ば:たとえば

今でいう「例えば」


・珎:めずらし

珍しいとは違うのかは不明


まだまだあるが今回はここまで

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